異世界転移した俺の、美味しい異世界生活

yahagi

文字の大きさ
110 / 111

五年半後※

しおりを挟む
 サンラクさんと冒険者ギルドのギルド長、メリッサさんが帰って行く。

「ハヤト、美味かったぞい。コーラがシュワシュワで甘くて目新しかったのう」

「ハヤト、きっちり後片付けもしといたぜ。がっつり食えるし、冒険者には丁度良い軽食かもな」

「ハヤト、美味しかったわ! 友達も気に入ったそうよ。気軽に寄れるお店だわ」

 それと料理ギルドの面々と、町長一家を見送る。

「ハヤト、美味かったぞい。コーラは是非登録すべき飲み物だと思うぞ。じゃあ、また待っているぞい」

「ハヤト、あのシュワシュワする飲み物はジャノメチップだね。とても美味しかったよ」

 これで、今日のプレオープンはおしまい。
 総じて評判は良く、俺はほっとした。

 俺はキッチン担当にまかないのハンバーガーセットを作らせた。
 俺はチキンカツバーガーセットをコーラで。
 従業員も、皆美味しそうにコーラを飲んでいる。
 俺は満足して、チョコレートパイを追加で頼んだ。

 店を閉めて、支店に帰り着くと、メリッサさんが待っていた。

「ハヤト、丁度良かったわ。こちら学び舎の先生で、セヤールさん。流しそうめん屋ホタルを学び舎で使いたいんですって」

 セヤールさんはぐいと前に出た。

「流しそうめん屋ホタルは素晴らしい。譲り合いの精神を学べる。ぜひうちの学生達に体験させたい。しかし、お金がないのです。なんとか利用代金は払えるのですが、貸切代金が払えない。そこでオーナーに直談判に参りました!」

「学び舎ということでしたら、貸切代金は無料にしましょう。利用代金だけ払ってもらえればいいです」

「ありがとうございます! オーナーの優しさに胸打たれました。流しそうめん屋ホタルに早速問い合わせます。今日はありがとうございました!」

 セヤールさんは、喜び勇んで帰って行った。 
 俺は伝言屋に頼んで、流しそうめん屋ホタルへ伝言を走らせた。

「ハヤトはしばらくゆっくり出来るの?」

「そうですね。しばらくはメリッサさんのお手伝いをします」

「じゃあ、ストーブの分配を手伝って頂戴。出来上がり次第届けて貰ってるんだけど、社長の友人には行き渡ったのよ。次はどこに送るべきかしら?」

「あの、孤児院はどうですか?」

「いいわね、贈りましょう。次は……」

 俺は発注書片手に、メリッサさんとストーブの送り先を吟味した。
 ストーブの売れ行きはかなり良く、注文書の束があと2つある。
 注文順に送っているので、気長に待って貰いたい。

 今日の夕飯は、餃子と炒飯。
 とっても美味しかったよ。
 食事のあとは、ひとりの家に帰る。
 俺はゆっくりお風呂に浸かって、しっかりあたたまってから湯船を出た。
 バスタオルでしっかりと水気を拭き取り、パジャマを着る。
 ベッドルームで、淫具で三発抜いた。
 リカルドの旅路の無事を祈り、眠りについた。








 それから、5年半が経った。
 リカルドは現役の冒険者として、活動を続けている。
 俺は必死に字を覚えて、アラブレヒト商会の事務員になった。
 お店はたいがい作ったので、満足だ。

 俺の作った店はどこも人気店になった。
 食べ放題シリーズは行列が出来るほどだし、その他の店もたいがい混んでいる。
 カレー屋カリーは根強い人気で、常連を離さない。
 ファミリーに人気なのは、流しそうめん屋ホタルと回転寿司屋イチロー。
 女性に人気なのはケーキ屋ツバキと、ハンバーガー屋マリー。
 男性客に人気なのは、やはり食べ放題シリーズ。
 特に焼き肉屋カルビとステーキ屋ジーン。
 もう作った店の利益で食べていける。
 だが、根が貧乏性なので、働けるうちは働きたい。
 時折競いハヌーンで貯金を増やす事も忘れない。

 季節は夏。
 屋台は鰻丼を売り、カキ氷も売る。
 両方、この町名物といったところだ。
 鰻丼の屋台は相変わらず人気があり、行列が出来る。
 あの鰻の焼ける良い匂いが、人を誘惑するんだと思う。

 ハインケル肝いりで始まった釣り堀とプールは大盛況。
 釣り堀は釣り好きな人が詰めかけ、冒険者も練習として通うという。
 学校行事にも使われて、この町名物の釣り堀と呼ばれている。
 プールは、大きなウォータースライダーも作られて、男女問わず大人気。
 女性はちょっときわどい水着を新調してくる人もいたりして、目の保養になると評判だ。
 男性の肉体美も負けてはいない。
 特に冒険者の肉体美は、つい見ちゃう位魅力的だ。
 リカルドと一緒の時に男性を見つめちゃって、えらいことになった事があったよ。

 そして!
 なんとアラブレヒトがメリッサさんのお父さんと結婚しましたーっ!
 別居婚になるそうで、春と冬に王都へ行ったときに会うのだそうだ。

「不在のリカルドをひたすら待つハヤトを見ていたら、結婚も良いかと思えてきてね。プロポーズしたら、一発オッケーだったんだよ。すぐに教会で式をあげた。今はとても幸せだよ」

 と、デレデレしている。
 アラブレヒトが妹と呼ぶメリッサさんは、勝手に縁談を組まないようにと呼びかけている。
 メリッサさんも26歳。
 結婚適齢期だ。
 こっそり会ってる恋人がいるって知ってるけど、アラブレヒトには内緒。
 ものすごく過保護でうるさいんだ。

 リカルドは2ヵ月前に旅立ったきりだから、いつ帰ってきてもおかしくない。
 帰ってきたら美味しい料理でもてなしてあげよう。
 俺は事務仕事を片付けるべく、ペンにインクをつけた。

 夕食はとろろそばだった。
 つるつるっと食べて、緑茶を飲んだ。
 食後は、家に帰る。
 今日もひとりかな……と思っていたら、家に明かりがついている!

 中にはいると、居間のソファで扇風機をかけながら寛ぐリカルドの姿があった。

「リカルド、おかえり!」

「ただいま、ハヤト」

 リカルドは28歳。
 まだまだ若く男らしい美しさに、俺は見とれてしまう。
 リカルドは俺に頬ずりした。

「会いたかったぜ、ハヤト。早くヤりてえ。一緒に風呂入ろうぜ」

 俺は頷くと、リカルドとお風呂に入った。
 リカルドに浣腸され、お尻を綺麗に洗う。
 お互いに洗いっこして、湯船に浸かった。

「あー、癒される。ハヤトと一緒に入る風呂が一番気持ち良いな」

 湯船の中で、キスされる。
 歯列をなぞられ、上顎をねっとり舐められた。
 舌を絡めて、唾液を飲み込む。

 お風呂を出て、水気を拭き取り、全裸のままベッドルームへ。
 ころんと横になった俺に、リカルドが覆い被さる。
 何度も角度を変えてキスをする。
 リカルドの指が乳首をつまみ、片方の乳首に吸い付いた。

「あん、……あんっ」

 すっかり性感帯になった乳首を弄られて、俺は身をくねらせる。
 
「あっ、あん、あん、あんっ」

 すっごく乳首が気持ち良い。
 リカルドは吸って舐めて、甘噛みした。
 吸われて、舌でぐりぐりされると、たまらない。
 
「あっ、あんっ、あんっ、あんっ」

 陰茎が勃起して濡れているのがわかる。
 リカルドは大きな手で俺の陰茎を握ると、上下に扱き始めた。
 ヌチヌチと水音が響き、乳首を舐められながら、敏感な先端を弄られると、もうダメだった。

「あんっ、あんっ、あんっ、ああああっ」

 俺はリカルドの手をべったり汚した。
 射精して、荒い息をつく。

 リカルドは俺の足を割り開いて、俺の尻の穴に潤滑油を垂らした。
 中に塗り広げるように、二本の指が入ってきて、俺の前立腺を刺激する。
 
「はぁっ、あんっ、あんっ、あんっ、そこ、いいっ」

 リカルドは指を抜き差ししながら前立腺を擦り上げる。
 ぐちゅっぐちゅっと卑猥な水音が響いた。

「あんっ、あんっ、あんっ、そこっ、いいっ、あんっ、あんっ、あんっ」

 指は3本に増えて、俺の良いところを執拗に刺激する。
 撫でるように前立腺を引っかかれ、俺は息も絶え絶えに喘ぐしか出来ない。

「あんっ、あんっ、あんっ、リカルド、大好きっ、あんっ、あんっ、あんっ、イくっ」

 俺はたっぷりと射精した。
 リカルドは指を引き抜き、物欲しげにひくつくそこに、己の切っ先を押し当てた。
 ぐっと入ってきたリカルドは、大きなカリを埋めて、ずるりと長大な竿を入れた。

 トントンと奥をノックして、緩んだそこに嵌まり込む。
 ぐぽっと嵌まり込んだそこを、何度も突き上げる。
 ビリビリと電流が流れたみたいに身体が痙攣し、過ぎた快楽に陰茎から透明の液体が吹き出した。

「潮を噴いたのか。今日もめいっぱいメスイキさせてやるからな。いくぜっ!」

 リカルドの容赦ない律動に、俺はのけぞってシーツを掴む。

「あんっ、あんっ、あんっ、リカルド、愛してるっ、あんっ、あんっ、あんっ、いいっ」

 前立腺をカリでゴリゴリ削られ、結腸を突き上げる。
 俺は激しい快楽に、よだれを垂らして腰を振った。

「あんっ、あんっ、あんっ、リカルド、大好きっ、あんっ、あんっ、あんっ、イくっ」

「俺もイくっ」

 俺はメスイキした。
 リカルドは俺の最奥に射精した。

 その後、後背位で一回、騎乗位で一回セックスした。
 リカルドの胸でゆっくりと眠りにつく。
 リカルドと眠れて嬉しい。
 扇風機の風が優しく頬を撫でた。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

氷の騎士団長様の悪妻とかイヤなので離婚しようと思います

黄金 
BL
目が覚めたら、ここは読んでたBL漫画の世界。冷静冷淡な氷の騎士団長様の妻になっていた。しかもその役は名前も出ない悪妻! だったら離婚したい! ユンネの野望は離婚、漫画の主人公を見たい、という二つの事。 お供に老侍従ソマルデを伴って、主人公がいる王宮に向かうのだった。 本編61話まで 番外編 なんか長くなってます。お付き合い下されば幸いです。 ※細目キャラが好きなので書いてます。    多くの方に読んでいただき嬉しいです。  コメント、お気に入り、しおり、イイねを沢山有難うございます。    

愛していた王に捨てられて愛人になった少年は騎士に娶られる

彩月野生
BL
湖に落ちた十六歳の少年文斗は異世界にやって来てしまった。 国王と愛し合うようになった筈なのに、王は突然妃を迎え、文斗は愛人として扱われるようになり、さらには騎士と結婚して子供を産めと強要されてしまう。 王を愛する気持ちを捨てられないまま、文斗は騎士との結婚生活を送るのだが、騎士への感情の変化に戸惑うようになる。 (誤字脱字報告は不要)

魔王に転生したら幼馴染が勇者になって僕を倒しに来ました。

なつか
BL
ある日、目を開けると魔王になっていた。 この世界の魔王は必ずいつか勇者に倒されるらしい。でも、争いごとは嫌いだし、平和に暮らしたい! そう思って魔界作りをがんばっていたのに、突然やってきた勇者にあっさりと敗北。 死ぬ直前に過去を思い出して、勇者が大好きだった幼馴染だったことに気が付いたけど、もうどうしようもない。 次、生まれ変わるとしたらもう魔王は嫌だな、と思いながら再び目を覚ますと、なぜかベッドにつながれていた――。 6話完結の短編です。前半は受けの魔王視点。後半は攻めの勇者視点。 性描写は最終話のみに入ります。 ※注意 ・攻めは過去に女性と関係を持っていますが、詳細な描写はありません。 ・多少の流血表現があるため、「残酷な描写あり」タグを保険としてつけています。

【完】心配性は異世界で番認定された狼獣人に甘やかされる

おはぎ
BL
起きるとそこは見覚えのない場所。死んだ瞬間を思い出して呆然としている優人に、騎士らしき人たちが声を掛けてくる。何で頭に獣耳…?とポカンとしていると、その中の狼獣人のカイラが何故か優しくて、ぴったり身体をくっつけてくる。何でそんなに気遣ってくれるの?と分からない優人は大きな身体に怯えながら何とかこの別世界で生きていこうとする話。 知らない世界に来てあれこれ考えては心配してしまう優人と、優人が可愛くて仕方ないカイラが溺愛しながら支えて甘やかしていきます。

異世界で王子様な先輩に溺愛されちゃってます

野良猫のらん
BL
手違いで異世界に召喚されてしまったマコトは、元の世界に戻ることもできず異世界で就職した。 得た職は冒険者ギルドの職員だった。 金髪翠眼でチャラい先輩フェリックスに苦手意識を抱くが、元の世界でマコトを散々に扱ったブラック企業の上司とは違い、彼は優しく接してくれた。 マコトはフェリックスを先輩と呼び慕うようになり、お昼を食べるにも何をするにも一緒に行動するようになった。 夜はオススメの飲食店を紹介してもらって一緒に食べにいき、お祭りにも一緒にいき、秋になったらハイキングを……ってあれ、これデートじゃない!? しかもしかも先輩は、実は王子様で……。 以前投稿した『冒険者ギルドで働いてたら親切な先輩に恋しちゃいました』の長編バージョンです。

僕の事を嫌いな騎士の一途すぎる最愛は…

BL
記憶喪失の中目覚めると、知らない騎士の家で寝ていた。だけど騎士は受けを酷く嫌っているらしい。 騎士×???

今世はメシウマ召喚獣

片里 狛
BL
オーバーワークが原因でうっかり命を落としたはずの最上春伊25歳。召喚獣として呼び出された世界で、娼館の料理人として働くことになって!?的なBL小説です。 最終的に溺愛系娼館主人様×全般的にふつーの日本人青年。 ※女の子もゴリゴリ出てきます。 ※設定ふんわりとしか考えてないので穴があってもスルーしてください。お約束等には疎いので優しい気持ちで読んでくださると幸い。 ※誤字脱字の報告は不要です。いつか直したい。 ※なるべくさくさく更新したい。

【完結】気が付いたらマッチョなblゲーの主人公になっていた件

白井のわ
BL
雄っぱいが大好きな俺は、気が付いたら大好きなblゲーの主人公になっていた。 最初から好感度MAXのマッチョな攻略対象達に迫られて正直心臓がもちそうもない。 いつも俺を第一に考えてくれる幼なじみ、優しいイケオジの先生、憧れの先輩、皆とのイチャイチャハーレムエンドを目指す俺の学園生活が今始まる。

処理中です...