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衣装合わせとお風呂※
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翌日は朝、朝食を済ませてから忙しかった。
婚礼衣装の衣装合わせである。
服の刺繍は勿論素晴らしいが、もっと素晴らしいのは純白のヴェールだ。
当日と同じように頭に被せられたヴェールは、きらめく光に透けて、とても幻想的だ。
身体にぴったり添うように、最終調整が行われていく。
装飾品は大ぶりなネックレスと腕輪だ。
宝玉は金色で、相手の瞳の色を意味しているそうだ。
ということは、ザイルは紫と橙色の宝飾品を身にまとうのだ。
きっととても似合うことだろう。
僕はこっそり口角を上げて微笑んだ。
午前中いっぱいかかった衣装合わせもなんとか終わり、昼食だ。
今日は侍従のハロルドが昼食のワゴンを持ってきた。
ハロルドは僕の侍従で、ダンティスの夫だ。
ハロルドは柔らかな笑みでスープを差し出した。
「ザイル殿下は食後、大浴場にいらっしゃるそうです。俺達も食後に向かいましょう」
「ハロルドはザイルに挨拶したの?」
「はい。ダンティスと共に宜しく頼むと仰られました。真っ直ぐで気持ちの良い方ですね」
僕は頷いて、オムレツを食べながら、ダンティスに聞いた。
「お風呂ってことは、ザイルも裸だよね?」
「当然でございますね。全身見させて頂けばよろしいかと存じます」
「僕、エッチな気分になっちゃうよ。ザイルはそれで良いって言うけど、恥ずかしい……」
「宜しいではありませんか。何事も経験です。ザイル殿下ならば、どのようなシェラヘザード様も愛おしんで下さいますよ」
「うん……」
昨日も全裸であられもない姿を見られたばかりだ。
僕はチキンソテーを口に運び、ダンティスに笑顔を返した。
「そうだよねっ。僕、頑張るよっ」
チキンソテーをもぐもぐと食べて、紅茶を飲む。
僕は食事を終えると、元気いっぱいにお風呂へ向かった。
僕がダンティスとお風呂に入ったとき、ザイルは湯船の中だった。
広い湯船の中、ゆったりと座っている。
「おう、来たか。湯船は熱くていい湯だぞ」
「うん。まずは身体を洗ってくるよ」
僕はザイルの逞しい上半身にドキドキしながら、お風呂場で四つん這いになった。
ダンティスが僕のお尻の張り型を抜いて、浣腸する。
僕はこんな所は見られてませんように、と思いながらお尻を綺麗に洗った。
ダンティスに全身洗われて、泡を流す。
再び張り型を入れた僕は、ぺたぺたと歩いて湯船へ入った。
ザイルの隣で落ち着くと、湯が熱くていい気持ちだ。
ザイルの耳もしっとり濡れている。
僕はザイルの耳と尻尾が気になっていた。
「獣人は耳と尻尾を触っちゃいけないって書いてあったけど、どうして?」
「耳と尻尾は性感帯なんだ。家族にもよっぽどのことがない限り触らせねえ。シェラヘザードは触ってみたいのか?」
「うん。そーっと撫でるくらいならどう?」
「お前ならいいか。許してやる。でもほかの奴は触ったら駄目だ。襲われるからな」
「うん、わかった」
「乾かしてふわふわになったところを撫でてくれよ。俺の毛並みは最高だぜ」
なんでも毎晩ブラッシングを欠かさないのだとか。
僕はつやつやの毛並みを想像して、頬を緩めた。
「さて、そろそろ上がるか」
ざぱーっと立ち上がったザイルは、がっちりした実にいい身体をしていた。
上半身は分厚く、少し傷跡が残っているように見える。
腰はがっしりしており、両足もしっかり伸びている。
尻尾は濡れてへしょげており、ずいぶん細く見えた。
腰の中央にぶら下がる陰茎は大きく太く、赤黒い色をしていた。
陰嚢もズシリと重そうだ。
僕はその陰茎に目が吸い寄せられてしまい、ごくりと唾を飲み込んだ。
ザイルは僕の視線に気付くと、にやりと笑って浴槽のふちに座った。
「俺のちんぽ舐めたいか、シェラヘザード」
僕の目の前に座っているから、ザイルの陰茎はすぐ目の前だ。
その圧倒的な存在感に、僕は目をひかれてしまう。
「ザイルのちんぽ舐めたい」
「いいぞ。舐めてくれ」
ザイルの視線に促され、ザイルの陰茎をそっと手に持つ。
握り込んだものは赤黒く、自分のものとは随分違う。
まず先端をぺろりと舐めてみた。
味はしない。
石鹸の香りがする。
僕はぺろぺろと舐めて、根元を握って扱いた。
「はぁ……いいぞ」
むくむくと大きくなってきた陰茎の裏筋をねっとりと舐めあげる。
手で扱き、口で先端を舐める。
先走りが出て来たので先端に吸い付き、舐めとる。
先端を口に含み、舐めしゃぶる。
ぐっと大きく硬くなっていく陰茎に、僕は喉までずるりと飲み込んだ。
頭を上下して、陰茎を唇で扱く。
根本までは飲み込めないから、引き続き手で扱く。
「シェラヘザード……気持ち良いよ」
ザイルの熱のこもった声に、既に勃起している僕の陰茎が揺れる。
僕はザイルの陰茎を口一杯に頬張り、上下に顔を動かした。
じゅぽっじゅぽっじゅぽっ。
僕はザイルの陰茎を強く吸い、舌で舐めた。
「シェラヘザード、出すぞ……っ」
喉で爆発した陰茎に、僕は必死に精液を飲み下す。
ごくり、ごくりと飲み干して、ぺろりと唇を舐めた。
「美味しくないね……」
「まあな。飲んでくれてありがとう。次はお前だな、シェラヘザード」
「僕は……そのう」
「勃ってるじゃねえかよ。俺にもしゃぶらせろ」
「う……うん」
ザイルに促されて湯船のふちに座った。
僕の勃起した陰茎がぺちぺちと揺れる。
ザイルは湯で身体を清め、お湯に入った。
僕の陰茎を優しく握ると、べろりと舐めた。
「あっ……あんっ」
先っぽを舐められながら根元を扱かれる。
すごく気持ち良くて、ザイルの手に腰を擦り付けてしまう。
ザイルは先端を舐めしゃぶりながら、根元を手で扱いた。
裏筋をねっとり舐め上げられて、僕は熱い息を吐いた。
ザイルは僕の陰茎をねっとりと舐めながら飲み込んで行き、口一杯に頬張った。
根元は手で扱きながら、舌で陰茎を舐められる。
ザイルは頭を上下させて、僕の陰茎を激しくしゃぶった。
じゅぽっじゅぽっじゅぽっ。
僕の股間に顔を埋めたザイルが僕の腰を抱えて舐めしゃぶる。
「あっ、もうイっちゃうっ、あんっ」
ほどなくザイルの口内に射精した僕は、ものすごく気持ち良かった。
ザイルが湯で僕を清めてくれて、ひょいと抱き上げる。
「じゃあ、上がるぞ。続きはお前の部屋のベッドでやろう」
脱衣所で降ろして貰った僕は、しっかりタオルで水気を拭き取った。
服を着替え、お風呂上がりのミルクを飲んだ。
「さっき俺のミルク飲んだろ?」
ってザイルは言うけど、気にせず美味しいミルクを堪能した。
自室に戻って、紅茶とクッキーが出される。
僕がクッキーをぽりぽり食べていると、ザイルもクッキーを口にした。
紅茶を飲み終わって一息つくと、ザイルが僕をひょいと抱き上げて、ベッドに移動した。
チュッとキスされて、瞳を閉じる。
ちゅっちゅっと啄むようなキス。
その後、にゅるりと舌が入ってきた。
「あっ……ん……っ」
舌を絡め合い、唾液を飲み込む。
キスをしながら僕はズボンと下履きを脱がされた。
四つん這いにされ、張り型の嵌まった尻の穴がザイルの目の前にあらわになる。
「これ、一度抜くぞ」
ザイルが張り型に手をかけて、ぬぷりと抜いた。
馴染んだものを失ってひくつく尻の穴を、ザイルは舌で舐めた。
柔らかくぬめったものが尻の穴を這い回る。
それは気持ち良く、初めての快感だった。
「あ、ん……気持ち良いっ」
ザイルは尻の穴に舌を突っ込んでいる。
皺を広げるように丁寧に愛撫されて、僕は勃起してしまった。
「あっ、あっ、あんっ」
ザイルは僕の陰茎に手を伸ばし、尻の穴を舐めながら陰茎を扱いた。
ものすごく気持ち良くて、僕は背をそらした。
「フィニッシュは、こいつでイこうぜ」
ザイルは舌で舐め溶かした尻の穴に張り型を入れると、しこりを狙って突いた。
僕はそこを突かれるととても弱い。
しこりを突かれる度、快感が全身に弾ける。
ぐちゅっぐちゅっと水音が響き、腰に熱がたまっていく。
「あんっ、あんっ、あんっ、もう、イっちゃうっ」
「いいぜ、イけよ」
「ああああっ」
僕は激しく射精した。
はぁ、はぁと荒い息をつく僕を、ザイルは抱き締めた。
「好きだよ、シェラヘザード。お前が好きだ」
「僕も、ザイルが好き……」
ザイルと何度もキスをして、抱き締め合う。
肌を合わせる度、距離が縮まっていく気がする。
僕はザイルによって綺麗に清められ、服を着せられた。
離れがたくて、何度もキスをねだる僕に微笑みを返し、キスをくれるザイル。
早く一つになりたい。
僕達の気持ちは一緒だった。
「明後日が待ち遠しいな」
「うん」
僕達は自室でおやつを食べて、夕餉の時間までずっとキスをして離れず、抱き合っていた。
ふわふわの尻尾も触らせて貰ったし、すごく満足。
夜、張り型でイった後、ダンティスが後始末をしながら言う。
「随分張り型が馴染んで来ましたね。これなら本番も問題ないでしょう」
「良かった。本番は張り型を抜くの?」
「はい。明日は結婚式のリハーサルなので、明日も抜いた状態で過ごします。夜は入れますよ」
「わかった。本番で失敗しないようにしたいな。きっと素敵な夜になるよ」
「ええ。楽しみですね」
ダンティスが下がってランプの光が消される。
僕はゆっくりと眠りに落ちていった。
婚礼衣装の衣装合わせである。
服の刺繍は勿論素晴らしいが、もっと素晴らしいのは純白のヴェールだ。
当日と同じように頭に被せられたヴェールは、きらめく光に透けて、とても幻想的だ。
身体にぴったり添うように、最終調整が行われていく。
装飾品は大ぶりなネックレスと腕輪だ。
宝玉は金色で、相手の瞳の色を意味しているそうだ。
ということは、ザイルは紫と橙色の宝飾品を身にまとうのだ。
きっととても似合うことだろう。
僕はこっそり口角を上げて微笑んだ。
午前中いっぱいかかった衣装合わせもなんとか終わり、昼食だ。
今日は侍従のハロルドが昼食のワゴンを持ってきた。
ハロルドは僕の侍従で、ダンティスの夫だ。
ハロルドは柔らかな笑みでスープを差し出した。
「ザイル殿下は食後、大浴場にいらっしゃるそうです。俺達も食後に向かいましょう」
「ハロルドはザイルに挨拶したの?」
「はい。ダンティスと共に宜しく頼むと仰られました。真っ直ぐで気持ちの良い方ですね」
僕は頷いて、オムレツを食べながら、ダンティスに聞いた。
「お風呂ってことは、ザイルも裸だよね?」
「当然でございますね。全身見させて頂けばよろしいかと存じます」
「僕、エッチな気分になっちゃうよ。ザイルはそれで良いって言うけど、恥ずかしい……」
「宜しいではありませんか。何事も経験です。ザイル殿下ならば、どのようなシェラヘザード様も愛おしんで下さいますよ」
「うん……」
昨日も全裸であられもない姿を見られたばかりだ。
僕はチキンソテーを口に運び、ダンティスに笑顔を返した。
「そうだよねっ。僕、頑張るよっ」
チキンソテーをもぐもぐと食べて、紅茶を飲む。
僕は食事を終えると、元気いっぱいにお風呂へ向かった。
僕がダンティスとお風呂に入ったとき、ザイルは湯船の中だった。
広い湯船の中、ゆったりと座っている。
「おう、来たか。湯船は熱くていい湯だぞ」
「うん。まずは身体を洗ってくるよ」
僕はザイルの逞しい上半身にドキドキしながら、お風呂場で四つん這いになった。
ダンティスが僕のお尻の張り型を抜いて、浣腸する。
僕はこんな所は見られてませんように、と思いながらお尻を綺麗に洗った。
ダンティスに全身洗われて、泡を流す。
再び張り型を入れた僕は、ぺたぺたと歩いて湯船へ入った。
ザイルの隣で落ち着くと、湯が熱くていい気持ちだ。
ザイルの耳もしっとり濡れている。
僕はザイルの耳と尻尾が気になっていた。
「獣人は耳と尻尾を触っちゃいけないって書いてあったけど、どうして?」
「耳と尻尾は性感帯なんだ。家族にもよっぽどのことがない限り触らせねえ。シェラヘザードは触ってみたいのか?」
「うん。そーっと撫でるくらいならどう?」
「お前ならいいか。許してやる。でもほかの奴は触ったら駄目だ。襲われるからな」
「うん、わかった」
「乾かしてふわふわになったところを撫でてくれよ。俺の毛並みは最高だぜ」
なんでも毎晩ブラッシングを欠かさないのだとか。
僕はつやつやの毛並みを想像して、頬を緩めた。
「さて、そろそろ上がるか」
ざぱーっと立ち上がったザイルは、がっちりした実にいい身体をしていた。
上半身は分厚く、少し傷跡が残っているように見える。
腰はがっしりしており、両足もしっかり伸びている。
尻尾は濡れてへしょげており、ずいぶん細く見えた。
腰の中央にぶら下がる陰茎は大きく太く、赤黒い色をしていた。
陰嚢もズシリと重そうだ。
僕はその陰茎に目が吸い寄せられてしまい、ごくりと唾を飲み込んだ。
ザイルは僕の視線に気付くと、にやりと笑って浴槽のふちに座った。
「俺のちんぽ舐めたいか、シェラヘザード」
僕の目の前に座っているから、ザイルの陰茎はすぐ目の前だ。
その圧倒的な存在感に、僕は目をひかれてしまう。
「ザイルのちんぽ舐めたい」
「いいぞ。舐めてくれ」
ザイルの視線に促され、ザイルの陰茎をそっと手に持つ。
握り込んだものは赤黒く、自分のものとは随分違う。
まず先端をぺろりと舐めてみた。
味はしない。
石鹸の香りがする。
僕はぺろぺろと舐めて、根元を握って扱いた。
「はぁ……いいぞ」
むくむくと大きくなってきた陰茎の裏筋をねっとりと舐めあげる。
手で扱き、口で先端を舐める。
先走りが出て来たので先端に吸い付き、舐めとる。
先端を口に含み、舐めしゃぶる。
ぐっと大きく硬くなっていく陰茎に、僕は喉までずるりと飲み込んだ。
頭を上下して、陰茎を唇で扱く。
根本までは飲み込めないから、引き続き手で扱く。
「シェラヘザード……気持ち良いよ」
ザイルの熱のこもった声に、既に勃起している僕の陰茎が揺れる。
僕はザイルの陰茎を口一杯に頬張り、上下に顔を動かした。
じゅぽっじゅぽっじゅぽっ。
僕はザイルの陰茎を強く吸い、舌で舐めた。
「シェラヘザード、出すぞ……っ」
喉で爆発した陰茎に、僕は必死に精液を飲み下す。
ごくり、ごくりと飲み干して、ぺろりと唇を舐めた。
「美味しくないね……」
「まあな。飲んでくれてありがとう。次はお前だな、シェラヘザード」
「僕は……そのう」
「勃ってるじゃねえかよ。俺にもしゃぶらせろ」
「う……うん」
ザイルに促されて湯船のふちに座った。
僕の勃起した陰茎がぺちぺちと揺れる。
ザイルは湯で身体を清め、お湯に入った。
僕の陰茎を優しく握ると、べろりと舐めた。
「あっ……あんっ」
先っぽを舐められながら根元を扱かれる。
すごく気持ち良くて、ザイルの手に腰を擦り付けてしまう。
ザイルは先端を舐めしゃぶりながら、根元を手で扱いた。
裏筋をねっとり舐め上げられて、僕は熱い息を吐いた。
ザイルは僕の陰茎をねっとりと舐めながら飲み込んで行き、口一杯に頬張った。
根元は手で扱きながら、舌で陰茎を舐められる。
ザイルは頭を上下させて、僕の陰茎を激しくしゃぶった。
じゅぽっじゅぽっじゅぽっ。
僕の股間に顔を埋めたザイルが僕の腰を抱えて舐めしゃぶる。
「あっ、もうイっちゃうっ、あんっ」
ほどなくザイルの口内に射精した僕は、ものすごく気持ち良かった。
ザイルが湯で僕を清めてくれて、ひょいと抱き上げる。
「じゃあ、上がるぞ。続きはお前の部屋のベッドでやろう」
脱衣所で降ろして貰った僕は、しっかりタオルで水気を拭き取った。
服を着替え、お風呂上がりのミルクを飲んだ。
「さっき俺のミルク飲んだろ?」
ってザイルは言うけど、気にせず美味しいミルクを堪能した。
自室に戻って、紅茶とクッキーが出される。
僕がクッキーをぽりぽり食べていると、ザイルもクッキーを口にした。
紅茶を飲み終わって一息つくと、ザイルが僕をひょいと抱き上げて、ベッドに移動した。
チュッとキスされて、瞳を閉じる。
ちゅっちゅっと啄むようなキス。
その後、にゅるりと舌が入ってきた。
「あっ……ん……っ」
舌を絡め合い、唾液を飲み込む。
キスをしながら僕はズボンと下履きを脱がされた。
四つん這いにされ、張り型の嵌まった尻の穴がザイルの目の前にあらわになる。
「これ、一度抜くぞ」
ザイルが張り型に手をかけて、ぬぷりと抜いた。
馴染んだものを失ってひくつく尻の穴を、ザイルは舌で舐めた。
柔らかくぬめったものが尻の穴を這い回る。
それは気持ち良く、初めての快感だった。
「あ、ん……気持ち良いっ」
ザイルは尻の穴に舌を突っ込んでいる。
皺を広げるように丁寧に愛撫されて、僕は勃起してしまった。
「あっ、あっ、あんっ」
ザイルは僕の陰茎に手を伸ばし、尻の穴を舐めながら陰茎を扱いた。
ものすごく気持ち良くて、僕は背をそらした。
「フィニッシュは、こいつでイこうぜ」
ザイルは舌で舐め溶かした尻の穴に張り型を入れると、しこりを狙って突いた。
僕はそこを突かれるととても弱い。
しこりを突かれる度、快感が全身に弾ける。
ぐちゅっぐちゅっと水音が響き、腰に熱がたまっていく。
「あんっ、あんっ、あんっ、もう、イっちゃうっ」
「いいぜ、イけよ」
「ああああっ」
僕は激しく射精した。
はぁ、はぁと荒い息をつく僕を、ザイルは抱き締めた。
「好きだよ、シェラヘザード。お前が好きだ」
「僕も、ザイルが好き……」
ザイルと何度もキスをして、抱き締め合う。
肌を合わせる度、距離が縮まっていく気がする。
僕はザイルによって綺麗に清められ、服を着せられた。
離れがたくて、何度もキスをねだる僕に微笑みを返し、キスをくれるザイル。
早く一つになりたい。
僕達の気持ちは一緒だった。
「明後日が待ち遠しいな」
「うん」
僕達は自室でおやつを食べて、夕餉の時間までずっとキスをして離れず、抱き合っていた。
ふわふわの尻尾も触らせて貰ったし、すごく満足。
夜、張り型でイった後、ダンティスが後始末をしながら言う。
「随分張り型が馴染んで来ましたね。これなら本番も問題ないでしょう」
「良かった。本番は張り型を抜くの?」
「はい。明日は結婚式のリハーサルなので、明日も抜いた状態で過ごします。夜は入れますよ」
「わかった。本番で失敗しないようにしたいな。きっと素敵な夜になるよ」
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ダンティスが下がってランプの光が消される。
僕はゆっくりと眠りに落ちていった。
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