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好きなら、早く言ってくれよ
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俺はガイア。ガイア・ヘルマン。ヘルマン家の三男だ。16歳。この春騎士見習いになった。
成人になると共に家を出て、騎士になる奴は結構いて、モヤシみたいに華奢な俺でも目立つことはなかった。
俺の指導教官に、騎士5年目のベテラン、ケアソル・ヨーパーがついた。
ケアソルは身体ががっしりしていて、貫禄がある。
刈り上げた短い茶髪の短髪、エメラルドグリーンの瞳は優しく、薄い唇は微笑みをたたえている。
俺は同性愛者だった。今まで恋が実った試しがない。
ケアソルのような男性に側にいて貰うのは初めてで、俺はあっと言う間に恋に落ちた。
夜な夜なケアソルを思って自慰をした。
あの穏やかな目で俺を見る男が、閨ではどうなのか気になった。
一年が過ぎ、訓練についていけるようになってきたが、毎日の厳しい訓練に不満も出る。
それは同じ騎士見習いも同様であったらしい。
そこで、騎士先輩達が見習い達を、娼館に連れて行ってくれる事になった。
俺の指導教官であるケアソルも例外ではない。
「今日は娼館に行こうか」
ケアソルも一緒に行くという。
俺達は団体で移動していたが、ぱらぱらと店に移動していく。
ケアソルといかがわしい通りを歩いているだけでドキドキする。
「ガイアは女と男、どっちが好き?」
「……男がいい」
「……俺をじっと見るのも、そのせい?」
ドキリとした。
「はい」
「じゃあ今日は、俺とセックスする?」
「はい」
俺はケアソルに肩を抱かれて、右手の連れ込み部屋へ入った。
ケアソルは手慣れた様子で受付をし、ある一室に俺を入れた。
部屋には大きめのベッドが一つ。
「浣腸のやり方、わかる?」
「わかりません」
「一緒にお風呂入ろうか。洗ってあげる」
俺は風呂場で浣腸され、やっと思い至る。
俺はケアソルに抱いて貰えるんだ。
全身洗われて、マッパのままベッドに乗る。
ケアソルもマッパでベッドに乗った。
ぎゅっと抱かれ、ベッドに押し倒される。
ちゅっとキスされた。
「処女かい?」
「はい」
「じゃあ、このまま寝ていてくれればいいからね。出来るだけ良くするよ」
ケアソルは俺の乳首に吸い付き、舐めた。
乳首は段々コリコリになっていき、熱を持った。
片方を舐め転がされながら、もう片方を指で摘ままれる。
舐めて、吸って、甘噛みする。
指は摘まんで捏ねて、押し潰す。
乳首を舐められるのは、気持ちよかった。
特に甘噛みされると甘い吐息が鼻から抜ける。
ケアソルはしばらく舐め続け、唇を離した。
ケアソルは俺の兆している陰茎を掴んだ。
べろりと舐めあげて、口に含む。
じゅぼじゅぼとしゃぶられて、俺は呻いた。
「うっ、出るっ……」
どぴゅっ! びゅびゅーっ!
俺が出したものをケアソルはごくりごくりと飲み干した。
人生初フェラだ。気持ち良かった。
「油を入れるから、指を入れるよ」
ケアソルの指が尻の穴に伸びる。
指が一本、ずるりと根元まで入った。
ゆっくり抜き差しされて、腹のほうをぐっと押される。
指を曲げた時、しこりに触れた。
「あんっ」
「ここか。指を増やすぞ」
ケアソルは二本目の指を入れた。
指は弱いしこりを押し潰す。
押されると、たまらない快感が襲ってくる。
三本目の指が入ってきた。
指はしばらく馴染ませてから、抜けていった。
ケアソルは俺の足を開かせ、尻の穴に勃起した陰茎を押し当てた。
「ガイア。お前の処女を貰うよ」
ずぶずぶずぶっ!
一息で根元まで埋めたケアソルに、俺は絶叫した。
「ああああっ!」
俺は吐精してしまっていた。
「ところてんか。嬉しいよ。動くぞ……」
ケアソルはゆっくり腰を振り始めた。
弱いしこりを突き上げられて、俺は声を我慢出来なかった。
「あんっ、そこっ、いいっ」
ケアソルは俺の弱いしこりばかり突いた。
気持ち良くて目眩がする。
とどめに、乳首を甘噛みされて、俺は震えた。
「イくっ」
「俺もイく」
どぴゅっ! びゅびゅーっ!
俺は気持ち良く射精した。
ケアソルは俺の最奥に射精した。
「気持ち良かったか?」
「はい」
俺は快楽の余韻でボーッとしていた。
俺より随分分厚い胸筋のケアソルに抱き込まれ、俺達は眠りについた。
そういえば告白していない、という事に気付いたのは、三日後のことだった。
次回の約束もしていない。
俺は困っていた。
皆同時期に娼館へ行ったので、休憩時の会話はピンク色一色だ。
どこの女が美人だったとか、あそこがどうだったとか、盛り上がっている。
俺は会話に入れなかったが、一体感は生まれたように思う。
今後も定期的に娼館に連れて行ってくれるらしい。
じゃあ、その時を待てばいいかと、楽観していたら、先輩騎士のジャマルに飯行こうぜ、と誘われた。
外食はめったに出来ないので頷いた。
夕食は凄く美味しかった。
ジャマルに礼を言うと、頬を撫でられた。
そして、道端でキス。
「お前、可愛いよ。これからセックスしようぜ」
「えっ、でも……」
「恋人いないよな」
「はい……」
「連れ込み部屋行こうぜ。消灯までには帰って来れる」
俺は促されるまま連れ込み部屋へ行き、ジャマルとセックスした。
翌日の訓練中、俺はケアソルの目が見れなかった。
ケアソルは俺を抱く時、ギラギラとした目をしていた。
今は穏やかな目をしている。
俺は思い切って、ケアソルに話し掛けた。
「あの、俺っ、ジャマル先輩とセックスしちまって……その……」
上手く言葉がまとまらない。
ケアソルは穏やかに微笑んだ。
「もしかして俺を気にしてくれているのかい?」
俺は頷いた。
「俺っ、ケアソル先輩が好きです」
「ふふ、気遣ってくれなくともいいんだよ。俺ともセックスするかい?」
俺は頷いた。
ケアソルは本気にしてくれないようだ。
この夜、ケアソルは俺を二度抱いた。
あのギラギラとした目を見れたので、嬉しかった。
俺はもう一度告白した。
「好きですっ、好きです、ケアソル先輩っ、ああああっ」
返事はなかった。
俺をぎゅっと抱き締める腕は力強く、心地良い。
「君は若いし可愛くて良い子だ。好きな相手と寝ていいんだよ。勿論、俺ともね」
「セフレなら良いって事?」
「ああ、いいとも」
俺は少し寂しかったが、自分を納得させた。
「わかった。セフレでお願いします」
俺はそれから、ぽつぽつと騎士仲間にセックスに誘われた。
断りはしなかった。
セックスは気持ち良く、心地良い。
俺から誘うのは、ケアソルだけだった。
ある日の夜、外出して、ジャマル先輩と飯を食っていると、先輩騎士が駆け込んできた。
「ジャマル、緊急出動だ。ガイアは見習いだから、来なくて良い。行くぞ」
「ガイア、悪いけど行くよ。セックスはまた今度な」
俺は先輩二人を見送った。
飯を食べ終わり、酒を飲み干した。
そろそろ帰ろうかという頃合いで、ガッチリした冒険者に話しかけられた。
「今夜の相手はまだか? 俺はどうだ」
ごくり。
低い声がハスキーで色っぽい。
騎士以外は初めてだった。
「いいよ」
俺は冒険者の宿に連れ込まれて、セックスした。
「あんっ、いいっ! 気持ち良いよぉっ」
「オラオラっ! もっと腰振って喘ぎやがれ!」
冒険者は激しかった。
三発もヤった。
「お前は具合が良い。また会えないか」
「いいよ……」
俺は次の約束をして騎士寮へ帰った。
冒険者は、ユグルといった。
俺が誰と寝ても気にならないらしく、ユグルと気が合ったのもあり、俺達は頻繁に会っていた。
「昨日は誰に突っ込まれたんだ? 随分柔らかい」
「昨日は……先輩の騎士……っ」
昨日は、ケアソルに抱かれた。
ケアソルは俺を、大事そうに抱く。
ずぶずぶずぶっ!
ユグルが入ってきた。
乱暴に腰を振る。
快感が溢れ出す。
俺はすっかりセックスの虜になっていた。
ユグルの顔見知りとも寝るようになった。
休日の前日は男をはしごするようにまでなった。
セックスが好きで堪らない。
そんな俺に紹介されたのは、一人の彫り師だった。
見た目は細身で痩せている。
しかし、淫靡な雰囲気を持つ男だった。
男はリョウガと名乗った。
リョウガはセックスの天才だった。
俺は徹底的に乳首調教され、メスイキを覚えた。
乳首を弾かれただけで勃起する。
噛みつかれたら、射精するようになった。
リョウガはチンポも格別だった。
熱く灼けた肉棒で俺の弱いところを抉る。
強く弱く、甘く突き上げる。
その加減が絶妙で、俺は見も世もなく喘いだ。
「リョウガっ、いいっ、いいのぉっ」
俺は腰を振ってリョウガにすがりついた。
揺さぶられ、何度もイく。
リョウガのセックスは麻薬のようだった。
俺の身体は騎士連中にも冒険者にも好評で、俺は色んな男に抱かれた。
ケアソルを誘うことは少なくなっていた。
淫乱な身体を見られたくなかったからかもしれない。
「今夜どう?」
久しぶりにケアソルに誘われた日は、先約があった。
「すいません。先約があります」
「じゃあ、明日」
「はい、いいです」
今夜はリョウガとセックスの予定があった。
俺はリョウガに逆らえない。
甘く激しいセックスをしてくれるからだ。
喉奥を調教されたのもこの頃だった。
喉をチンポで突かれてイくようになった。
淫乱だ。
乳首を弄られながらチンポで喉奥を突かれるのと、たまらなく気持ち良い。
「ガイア、この跡はなに? 縛られた跡のようだけど……」
「セックスの時のおふざけですよ。心配いりません」
リョウガは俺を縛るのが好きだった。
俺は勿論受け入れた。
ケアソルは心配そうだ。
「そうだ、喉奥突いて下さいよ。んで、乳首も苛めて下さい。いいでしょ?」
戸惑い気味のケアソルにフェラチオして促す。
ケアソルは乳首を弄りながら喉奥を突いた。
俺が射精した事に驚いていたが、腕の痣については、しぶしぶ納得してくれた。
「危ないことはするなよ」
「しませんよ」
俺はまだケアソルが好きだった。
だからか、余計リョウガにのめり込んだ。
リョウガに言われたら、誰とでも寝た。
経験人数はとうに3桁を越えていた。
俺は騎士見習いを卒業し、正式に騎士になった。
先輩教官として、これだけは言わなければならない。
そう前置きして、ケアソルは続けた。
「最近週5で遊んでいるだろう。遊びすぎだ。週1に減らせ」
「週2なら」
「はぁ……仕方ないな。週2に減らすんだぞ。いいな」
ケアソルの瞳は穏やかで優しい。
俺はケアソルが好きだった。
言うことをきいた。
俺のガタイが良くなって、遊んでくれる男が減った。
リョウガは変わらないが、ユグルは華奢な男が良いそうだ。
ユグルとは酒飲み友達になった。
「あんっ、あんっ、イくっ」
「ぐっ……」
リョウガとの楽しいセックスの時間。
俺は両手を縛られ、吊されていた。
俺はリョウガのチンポを受け入れ、喘ぐだけ。
一度で終わった試しがない。
リョウガは抜かずに動き始める。
リョウガのチンポは俺の弱いところを抉り、突き上げる。
ああ、気持ち良い。
俺はよだれを垂らして喘いだ。
「あんっ、リョウガ、いいっ、いいのぉっ」
リョウガは弱いしこりを絶妙な力加減で突き上げる。
乳首も苛めるのを忘れない。
俺は束の間、ケアソルを忘れて喘ぎ続けた。
それから二年経った。
ある日突然、リョウガに関係を切られた。
ショックだった。
リョウガのセックスなしで生きていけるだろうか。
失意の俺は普段やらない声掛けをして、首を絞められた。
しまったと思った。
案の定ケアソルに呼び出され、お説教だ。
「もうしないって誓える?」
「もうしません。でもセックスの相手がいないんです。相手によってはまた首を絞められるかも」
「セックスの相手なら俺がいるだろう。危ないことはやめなさい」
俺はふてくされた。
セフレの関係はもう嫌だった。
「ケアソルの事が好きだ。俺が心配なら、ケアソルが見張っててよ。付き合って?」
ケアソルは熟考の上、口を開いた。
「浮気は絶対禁止。守れるな」
「うっ、うん。わかった」
「付き合おう。俺は重いぞ。覚悟しておけ」
それからは、夢のような日々だった。
週2で外食し、連れ込み部屋へ行く。
喉奥をガンガン突かれ、乳首も苛められる。
俺の好きな事をしてくれる。
ケアソルはチンポも素敵だ。
俺が弱くと言えば弱く、強くと言えば強く突き上げる。
そのうちコツを掴んで、俺を泣かすようになった。
幸せで胸が締め付けられる。
「おおー、お前の乳首、凄いな。こんなに大きく育って、あっと言う間に勃起する。チンポもガチガチだ」
「あんっ」
コリコリと撫で回されて、よだれが溢れ出る。
「あんまり弄られると、イっちゃう」
「今日はここで何回イけるかやってみるか。明日は休みだし、遠慮はいらないな」
「あんっ、もう無理っ」
どぴゅっ! びゅびゅーっ!
「一回目、と。さあ、舐めてやろうな」
6回イった。
ほとんどメスイキ。
その後突っ込まれたけど、最高だった。
俺の胸がきゅんきゅんする。
ケアソルが好きだ。
何度抱かれても足りやしない。
最近のケアソルは乳首がお気に入りだ。
寮の俺の部屋に来て、戯れに弄っていく。
勃起してしまうので、自分で慰める。
「最近、大人しくしているようだな」
「ケアソルと付き合ってるから」
「俺のおかげか。勤務態度も真面目だし、このまま頑張れ。応援しているぞ」
ケアソルは満足げに笑った。
寮は壁が薄い。
よってセックスには向かない。
それなのにケアソルは俺の乳首を服の上から弄りまくる。
堅くなった先っぽをぐりぐりと押し潰し、乳輪を撫でる。
指でごしごしと擦られ、我慢できない。
「んっ……」
どぴゅっ! びゅびゅーっ!
下着が濡れていく。
「一度も二度も一緒だ。イかせてやるよ」
ケアソルは服をまくって、俺の乳首を噛んだ。
すぐにスイッチが入る俺。
服を噛んで声を殺す。
ケアソルが乳首を舐める。
強く吸って甘噛みする。
よだれがダラダラとあふれて服に染みを作った。
「コリコリで熱いな。チンポはもう勃ってんな。感じやすいいやらしい身体になったもんだ」
そう言って乳首を押し潰す。
甘噛みされて、また舐められる。
「んっ……」
またイった。
「二回目だな。あと半刻舐めてやるよ。何回イけるかな?」
俺は身震いした。
期待で瞳が揺れる。
強く噛まれたせいで、いつまでもジンジンして辛い。
甘い感覚が胸に残って、仕方ない。
風呂に入って尻の穴を洗って、ほぐして、油を入れた。
寮内のケアソルの部屋は初めてだ。
ケアソルは俺を抱き寄せると、ベッドに押し倒してキスした。
長いキスの後、四つん這いになって尻の穴を見せる。
「突っ込んで……! チンポが欲しいっ!」
ケアソルはチンポを取り出して何度か扱くと、俺の尻の穴に突き立てた。
半端なく気持ち良い。
俺は声を我慢しながら突かれまくった。
ベッドがギシギシうるさい。
これでは筒抜けだ。
ケアソルは激しく腰を振った。
俺はメスイキした。
イっても声にならず、ケアソルは止まらない。
俺はもう一度メスイキするまで突かれ続けた。
ケアソルは俺の最奥で射精した。
「俺だけとしかセックスを許さないからね。いいね、ガイア」
「わかってる」
「キスも駄目だよ」
「今、俺そんなモテねえよ。大丈夫」
「安心できない。俺は嫉妬深いからね」
ケアソルが乳首を舐め回すように撫でる。
乳輪を撫でて、ぐっと押し潰す。
ああ、勃起した。
「足を開いて。もう一度ヤるよ」
ケアソルはチンポで十二分に俺を泣かせて、満足したようだった。
それからも寮で隠れてヤり続け、いつしかケアソルと恋人同士である事も広まった。
「俺、こんなにガタイ良くなったのにさ。ケアソルって物好きだよね」
「俺はガイアが好きだからな。どんなガイアでも好きだ。抱きたくなる」
「へっ。好きって恋人の好き?!」
「そう。俺は出会った頃からずっとお前が好きだよ。俺とヤった直後にジャマルとも寝て腹が立った」
「えっ。俺、好きだって告白したのに……」
「若く可愛らしいお前は人気だった。俺は若いお前を束縛したくなかった。だからセフレに落ち着いた」
「早く言ってよ! 俺付き合ってたら浮気しなかったのに!」
「信じられない。今はある程度遊び終わったと見ている。だから恋人にした」
「えー……」
今日は連れ込み部屋へ来ていた。
俺達は休憩していた。
ケアソルがまたのしかかってくる。
ぐぷぷっとチンポが入り、腰を振り出す。
一気に身体が熱くなった。
「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ、あんっ」
「オラオラっ! まだまだヤり足りねえぞ! 腰を振れ!」
「あんっ、いいっ、ケアソルっ」
俺は腰を振って喘いだ。
気持ち良くて、よだれが溢れる。
ケアソルは俺の弱いしこりを絶妙な強さで突き上げる。
気持ち良い。
リョウガに切られた事も、もうどうでも良かった。
腰を振って快感を強請る。
「あんっ、イくっ」
「ぐっ……」
ビクビクビクッ。
どぴゅっ! びゅびゅーっ!
俺はメスイキした。
ケアソルは俺の最奥に射精した。
ぎゅっと抱き締められ、俺も抱き返す。
俺はケアソルにちゅっとキスをした。
「俺は出会った頃からずっとケアソルが好きだったよ。これからはずっとケアソル一筋だからね。ケアソル、大好き。俺とずーっと一緒にいてね」
「ああ。浮気したらキツいお仕置きをするからな。覚えておけよ」
「怖いなあ。大丈夫だってば」
「性分だ。仕方なかろう」
ケアソルは疑り深く、嫉妬深い。
ほかの騎士と出掛けるのも禁止。
冒険者と会うのも禁止。
その代わり、濃厚なセックスをして貰える。
俺達は週2で連れ込み部屋へ行く。
休日は一日中籠もる事もある。
「ケアソル、愛してるよ」
俺がこう言うと、ケアソルも嬉しそう。
ケアソルからはまだ、愛してると言って貰えた事はない。
でも、そう遠い未来ではないと思っている。
おしまい。
成人になると共に家を出て、騎士になる奴は結構いて、モヤシみたいに華奢な俺でも目立つことはなかった。
俺の指導教官に、騎士5年目のベテラン、ケアソル・ヨーパーがついた。
ケアソルは身体ががっしりしていて、貫禄がある。
刈り上げた短い茶髪の短髪、エメラルドグリーンの瞳は優しく、薄い唇は微笑みをたたえている。
俺は同性愛者だった。今まで恋が実った試しがない。
ケアソルのような男性に側にいて貰うのは初めてで、俺はあっと言う間に恋に落ちた。
夜な夜なケアソルを思って自慰をした。
あの穏やかな目で俺を見る男が、閨ではどうなのか気になった。
一年が過ぎ、訓練についていけるようになってきたが、毎日の厳しい訓練に不満も出る。
それは同じ騎士見習いも同様であったらしい。
そこで、騎士先輩達が見習い達を、娼館に連れて行ってくれる事になった。
俺の指導教官であるケアソルも例外ではない。
「今日は娼館に行こうか」
ケアソルも一緒に行くという。
俺達は団体で移動していたが、ぱらぱらと店に移動していく。
ケアソルといかがわしい通りを歩いているだけでドキドキする。
「ガイアは女と男、どっちが好き?」
「……男がいい」
「……俺をじっと見るのも、そのせい?」
ドキリとした。
「はい」
「じゃあ今日は、俺とセックスする?」
「はい」
俺はケアソルに肩を抱かれて、右手の連れ込み部屋へ入った。
ケアソルは手慣れた様子で受付をし、ある一室に俺を入れた。
部屋には大きめのベッドが一つ。
「浣腸のやり方、わかる?」
「わかりません」
「一緒にお風呂入ろうか。洗ってあげる」
俺は風呂場で浣腸され、やっと思い至る。
俺はケアソルに抱いて貰えるんだ。
全身洗われて、マッパのままベッドに乗る。
ケアソルもマッパでベッドに乗った。
ぎゅっと抱かれ、ベッドに押し倒される。
ちゅっとキスされた。
「処女かい?」
「はい」
「じゃあ、このまま寝ていてくれればいいからね。出来るだけ良くするよ」
ケアソルは俺の乳首に吸い付き、舐めた。
乳首は段々コリコリになっていき、熱を持った。
片方を舐め転がされながら、もう片方を指で摘ままれる。
舐めて、吸って、甘噛みする。
指は摘まんで捏ねて、押し潰す。
乳首を舐められるのは、気持ちよかった。
特に甘噛みされると甘い吐息が鼻から抜ける。
ケアソルはしばらく舐め続け、唇を離した。
ケアソルは俺の兆している陰茎を掴んだ。
べろりと舐めあげて、口に含む。
じゅぼじゅぼとしゃぶられて、俺は呻いた。
「うっ、出るっ……」
どぴゅっ! びゅびゅーっ!
俺が出したものをケアソルはごくりごくりと飲み干した。
人生初フェラだ。気持ち良かった。
「油を入れるから、指を入れるよ」
ケアソルの指が尻の穴に伸びる。
指が一本、ずるりと根元まで入った。
ゆっくり抜き差しされて、腹のほうをぐっと押される。
指を曲げた時、しこりに触れた。
「あんっ」
「ここか。指を増やすぞ」
ケアソルは二本目の指を入れた。
指は弱いしこりを押し潰す。
押されると、たまらない快感が襲ってくる。
三本目の指が入ってきた。
指はしばらく馴染ませてから、抜けていった。
ケアソルは俺の足を開かせ、尻の穴に勃起した陰茎を押し当てた。
「ガイア。お前の処女を貰うよ」
ずぶずぶずぶっ!
一息で根元まで埋めたケアソルに、俺は絶叫した。
「ああああっ!」
俺は吐精してしまっていた。
「ところてんか。嬉しいよ。動くぞ……」
ケアソルはゆっくり腰を振り始めた。
弱いしこりを突き上げられて、俺は声を我慢出来なかった。
「あんっ、そこっ、いいっ」
ケアソルは俺の弱いしこりばかり突いた。
気持ち良くて目眩がする。
とどめに、乳首を甘噛みされて、俺は震えた。
「イくっ」
「俺もイく」
どぴゅっ! びゅびゅーっ!
俺は気持ち良く射精した。
ケアソルは俺の最奥に射精した。
「気持ち良かったか?」
「はい」
俺は快楽の余韻でボーッとしていた。
俺より随分分厚い胸筋のケアソルに抱き込まれ、俺達は眠りについた。
そういえば告白していない、という事に気付いたのは、三日後のことだった。
次回の約束もしていない。
俺は困っていた。
皆同時期に娼館へ行ったので、休憩時の会話はピンク色一色だ。
どこの女が美人だったとか、あそこがどうだったとか、盛り上がっている。
俺は会話に入れなかったが、一体感は生まれたように思う。
今後も定期的に娼館に連れて行ってくれるらしい。
じゃあ、その時を待てばいいかと、楽観していたら、先輩騎士のジャマルに飯行こうぜ、と誘われた。
外食はめったに出来ないので頷いた。
夕食は凄く美味しかった。
ジャマルに礼を言うと、頬を撫でられた。
そして、道端でキス。
「お前、可愛いよ。これからセックスしようぜ」
「えっ、でも……」
「恋人いないよな」
「はい……」
「連れ込み部屋行こうぜ。消灯までには帰って来れる」
俺は促されるまま連れ込み部屋へ行き、ジャマルとセックスした。
翌日の訓練中、俺はケアソルの目が見れなかった。
ケアソルは俺を抱く時、ギラギラとした目をしていた。
今は穏やかな目をしている。
俺は思い切って、ケアソルに話し掛けた。
「あの、俺っ、ジャマル先輩とセックスしちまって……その……」
上手く言葉がまとまらない。
ケアソルは穏やかに微笑んだ。
「もしかして俺を気にしてくれているのかい?」
俺は頷いた。
「俺っ、ケアソル先輩が好きです」
「ふふ、気遣ってくれなくともいいんだよ。俺ともセックスするかい?」
俺は頷いた。
ケアソルは本気にしてくれないようだ。
この夜、ケアソルは俺を二度抱いた。
あのギラギラとした目を見れたので、嬉しかった。
俺はもう一度告白した。
「好きですっ、好きです、ケアソル先輩っ、ああああっ」
返事はなかった。
俺をぎゅっと抱き締める腕は力強く、心地良い。
「君は若いし可愛くて良い子だ。好きな相手と寝ていいんだよ。勿論、俺ともね」
「セフレなら良いって事?」
「ああ、いいとも」
俺は少し寂しかったが、自分を納得させた。
「わかった。セフレでお願いします」
俺はそれから、ぽつぽつと騎士仲間にセックスに誘われた。
断りはしなかった。
セックスは気持ち良く、心地良い。
俺から誘うのは、ケアソルだけだった。
ある日の夜、外出して、ジャマル先輩と飯を食っていると、先輩騎士が駆け込んできた。
「ジャマル、緊急出動だ。ガイアは見習いだから、来なくて良い。行くぞ」
「ガイア、悪いけど行くよ。セックスはまた今度な」
俺は先輩二人を見送った。
飯を食べ終わり、酒を飲み干した。
そろそろ帰ろうかという頃合いで、ガッチリした冒険者に話しかけられた。
「今夜の相手はまだか? 俺はどうだ」
ごくり。
低い声がハスキーで色っぽい。
騎士以外は初めてだった。
「いいよ」
俺は冒険者の宿に連れ込まれて、セックスした。
「あんっ、いいっ! 気持ち良いよぉっ」
「オラオラっ! もっと腰振って喘ぎやがれ!」
冒険者は激しかった。
三発もヤった。
「お前は具合が良い。また会えないか」
「いいよ……」
俺は次の約束をして騎士寮へ帰った。
冒険者は、ユグルといった。
俺が誰と寝ても気にならないらしく、ユグルと気が合ったのもあり、俺達は頻繁に会っていた。
「昨日は誰に突っ込まれたんだ? 随分柔らかい」
「昨日は……先輩の騎士……っ」
昨日は、ケアソルに抱かれた。
ケアソルは俺を、大事そうに抱く。
ずぶずぶずぶっ!
ユグルが入ってきた。
乱暴に腰を振る。
快感が溢れ出す。
俺はすっかりセックスの虜になっていた。
ユグルの顔見知りとも寝るようになった。
休日の前日は男をはしごするようにまでなった。
セックスが好きで堪らない。
そんな俺に紹介されたのは、一人の彫り師だった。
見た目は細身で痩せている。
しかし、淫靡な雰囲気を持つ男だった。
男はリョウガと名乗った。
リョウガはセックスの天才だった。
俺は徹底的に乳首調教され、メスイキを覚えた。
乳首を弾かれただけで勃起する。
噛みつかれたら、射精するようになった。
リョウガはチンポも格別だった。
熱く灼けた肉棒で俺の弱いところを抉る。
強く弱く、甘く突き上げる。
その加減が絶妙で、俺は見も世もなく喘いだ。
「リョウガっ、いいっ、いいのぉっ」
俺は腰を振ってリョウガにすがりついた。
揺さぶられ、何度もイく。
リョウガのセックスは麻薬のようだった。
俺の身体は騎士連中にも冒険者にも好評で、俺は色んな男に抱かれた。
ケアソルを誘うことは少なくなっていた。
淫乱な身体を見られたくなかったからかもしれない。
「今夜どう?」
久しぶりにケアソルに誘われた日は、先約があった。
「すいません。先約があります」
「じゃあ、明日」
「はい、いいです」
今夜はリョウガとセックスの予定があった。
俺はリョウガに逆らえない。
甘く激しいセックスをしてくれるからだ。
喉奥を調教されたのもこの頃だった。
喉をチンポで突かれてイくようになった。
淫乱だ。
乳首を弄られながらチンポで喉奥を突かれるのと、たまらなく気持ち良い。
「ガイア、この跡はなに? 縛られた跡のようだけど……」
「セックスの時のおふざけですよ。心配いりません」
リョウガは俺を縛るのが好きだった。
俺は勿論受け入れた。
ケアソルは心配そうだ。
「そうだ、喉奥突いて下さいよ。んで、乳首も苛めて下さい。いいでしょ?」
戸惑い気味のケアソルにフェラチオして促す。
ケアソルは乳首を弄りながら喉奥を突いた。
俺が射精した事に驚いていたが、腕の痣については、しぶしぶ納得してくれた。
「危ないことはするなよ」
「しませんよ」
俺はまだケアソルが好きだった。
だからか、余計リョウガにのめり込んだ。
リョウガに言われたら、誰とでも寝た。
経験人数はとうに3桁を越えていた。
俺は騎士見習いを卒業し、正式に騎士になった。
先輩教官として、これだけは言わなければならない。
そう前置きして、ケアソルは続けた。
「最近週5で遊んでいるだろう。遊びすぎだ。週1に減らせ」
「週2なら」
「はぁ……仕方ないな。週2に減らすんだぞ。いいな」
ケアソルの瞳は穏やかで優しい。
俺はケアソルが好きだった。
言うことをきいた。
俺のガタイが良くなって、遊んでくれる男が減った。
リョウガは変わらないが、ユグルは華奢な男が良いそうだ。
ユグルとは酒飲み友達になった。
「あんっ、あんっ、イくっ」
「ぐっ……」
リョウガとの楽しいセックスの時間。
俺は両手を縛られ、吊されていた。
俺はリョウガのチンポを受け入れ、喘ぐだけ。
一度で終わった試しがない。
リョウガは抜かずに動き始める。
リョウガのチンポは俺の弱いところを抉り、突き上げる。
ああ、気持ち良い。
俺はよだれを垂らして喘いだ。
「あんっ、リョウガ、いいっ、いいのぉっ」
リョウガは弱いしこりを絶妙な力加減で突き上げる。
乳首も苛めるのを忘れない。
俺は束の間、ケアソルを忘れて喘ぎ続けた。
それから二年経った。
ある日突然、リョウガに関係を切られた。
ショックだった。
リョウガのセックスなしで生きていけるだろうか。
失意の俺は普段やらない声掛けをして、首を絞められた。
しまったと思った。
案の定ケアソルに呼び出され、お説教だ。
「もうしないって誓える?」
「もうしません。でもセックスの相手がいないんです。相手によってはまた首を絞められるかも」
「セックスの相手なら俺がいるだろう。危ないことはやめなさい」
俺はふてくされた。
セフレの関係はもう嫌だった。
「ケアソルの事が好きだ。俺が心配なら、ケアソルが見張っててよ。付き合って?」
ケアソルは熟考の上、口を開いた。
「浮気は絶対禁止。守れるな」
「うっ、うん。わかった」
「付き合おう。俺は重いぞ。覚悟しておけ」
それからは、夢のような日々だった。
週2で外食し、連れ込み部屋へ行く。
喉奥をガンガン突かれ、乳首も苛められる。
俺の好きな事をしてくれる。
ケアソルはチンポも素敵だ。
俺が弱くと言えば弱く、強くと言えば強く突き上げる。
そのうちコツを掴んで、俺を泣かすようになった。
幸せで胸が締め付けられる。
「おおー、お前の乳首、凄いな。こんなに大きく育って、あっと言う間に勃起する。チンポもガチガチだ」
「あんっ」
コリコリと撫で回されて、よだれが溢れ出る。
「あんまり弄られると、イっちゃう」
「今日はここで何回イけるかやってみるか。明日は休みだし、遠慮はいらないな」
「あんっ、もう無理っ」
どぴゅっ! びゅびゅーっ!
「一回目、と。さあ、舐めてやろうな」
6回イった。
ほとんどメスイキ。
その後突っ込まれたけど、最高だった。
俺の胸がきゅんきゅんする。
ケアソルが好きだ。
何度抱かれても足りやしない。
最近のケアソルは乳首がお気に入りだ。
寮の俺の部屋に来て、戯れに弄っていく。
勃起してしまうので、自分で慰める。
「最近、大人しくしているようだな」
「ケアソルと付き合ってるから」
「俺のおかげか。勤務態度も真面目だし、このまま頑張れ。応援しているぞ」
ケアソルは満足げに笑った。
寮は壁が薄い。
よってセックスには向かない。
それなのにケアソルは俺の乳首を服の上から弄りまくる。
堅くなった先っぽをぐりぐりと押し潰し、乳輪を撫でる。
指でごしごしと擦られ、我慢できない。
「んっ……」
どぴゅっ! びゅびゅーっ!
下着が濡れていく。
「一度も二度も一緒だ。イかせてやるよ」
ケアソルは服をまくって、俺の乳首を噛んだ。
すぐにスイッチが入る俺。
服を噛んで声を殺す。
ケアソルが乳首を舐める。
強く吸って甘噛みする。
よだれがダラダラとあふれて服に染みを作った。
「コリコリで熱いな。チンポはもう勃ってんな。感じやすいいやらしい身体になったもんだ」
そう言って乳首を押し潰す。
甘噛みされて、また舐められる。
「んっ……」
またイった。
「二回目だな。あと半刻舐めてやるよ。何回イけるかな?」
俺は身震いした。
期待で瞳が揺れる。
強く噛まれたせいで、いつまでもジンジンして辛い。
甘い感覚が胸に残って、仕方ない。
風呂に入って尻の穴を洗って、ほぐして、油を入れた。
寮内のケアソルの部屋は初めてだ。
ケアソルは俺を抱き寄せると、ベッドに押し倒してキスした。
長いキスの後、四つん這いになって尻の穴を見せる。
「突っ込んで……! チンポが欲しいっ!」
ケアソルはチンポを取り出して何度か扱くと、俺の尻の穴に突き立てた。
半端なく気持ち良い。
俺は声を我慢しながら突かれまくった。
ベッドがギシギシうるさい。
これでは筒抜けだ。
ケアソルは激しく腰を振った。
俺はメスイキした。
イっても声にならず、ケアソルは止まらない。
俺はもう一度メスイキするまで突かれ続けた。
ケアソルは俺の最奥で射精した。
「俺だけとしかセックスを許さないからね。いいね、ガイア」
「わかってる」
「キスも駄目だよ」
「今、俺そんなモテねえよ。大丈夫」
「安心できない。俺は嫉妬深いからね」
ケアソルが乳首を舐め回すように撫でる。
乳輪を撫でて、ぐっと押し潰す。
ああ、勃起した。
「足を開いて。もう一度ヤるよ」
ケアソルはチンポで十二分に俺を泣かせて、満足したようだった。
それからも寮で隠れてヤり続け、いつしかケアソルと恋人同士である事も広まった。
「俺、こんなにガタイ良くなったのにさ。ケアソルって物好きだよね」
「俺はガイアが好きだからな。どんなガイアでも好きだ。抱きたくなる」
「へっ。好きって恋人の好き?!」
「そう。俺は出会った頃からずっとお前が好きだよ。俺とヤった直後にジャマルとも寝て腹が立った」
「えっ。俺、好きだって告白したのに……」
「若く可愛らしいお前は人気だった。俺は若いお前を束縛したくなかった。だからセフレに落ち着いた」
「早く言ってよ! 俺付き合ってたら浮気しなかったのに!」
「信じられない。今はある程度遊び終わったと見ている。だから恋人にした」
「えー……」
今日は連れ込み部屋へ来ていた。
俺達は休憩していた。
ケアソルがまたのしかかってくる。
ぐぷぷっとチンポが入り、腰を振り出す。
一気に身体が熱くなった。
「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ、あんっ」
「オラオラっ! まだまだヤり足りねえぞ! 腰を振れ!」
「あんっ、いいっ、ケアソルっ」
俺は腰を振って喘いだ。
気持ち良くて、よだれが溢れる。
ケアソルは俺の弱いしこりを絶妙な強さで突き上げる。
気持ち良い。
リョウガに切られた事も、もうどうでも良かった。
腰を振って快感を強請る。
「あんっ、イくっ」
「ぐっ……」
ビクビクビクッ。
どぴゅっ! びゅびゅーっ!
俺はメスイキした。
ケアソルは俺の最奥に射精した。
ぎゅっと抱き締められ、俺も抱き返す。
俺はケアソルにちゅっとキスをした。
「俺は出会った頃からずっとケアソルが好きだったよ。これからはずっとケアソル一筋だからね。ケアソル、大好き。俺とずーっと一緒にいてね」
「ああ。浮気したらキツいお仕置きをするからな。覚えておけよ」
「怖いなあ。大丈夫だってば」
「性分だ。仕方なかろう」
ケアソルは疑り深く、嫉妬深い。
ほかの騎士と出掛けるのも禁止。
冒険者と会うのも禁止。
その代わり、濃厚なセックスをして貰える。
俺達は週2で連れ込み部屋へ行く。
休日は一日中籠もる事もある。
「ケアソル、愛してるよ」
俺がこう言うと、ケアソルも嬉しそう。
ケアソルからはまだ、愛してると言って貰えた事はない。
でも、そう遠い未来ではないと思っている。
おしまい。
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