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第一章
【七】小春―探偵屋のプロポーズ! ①
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ヤン、ヤン、ヤヤ~ン、ヤキヤマの~♪
ボニーランドでデッカい夢が♫
はずむよ~。ころがる~。ばくはつだー♫
夏休み寸前の遊園地はカップルや小さな子供連れのファミリー層が多かった。
八木山のてっぺんにある遊園地は子供時代に一度は行くであろう、県内でも人気の娯楽施設だ。でも私は一度も来たことがなかった。行きたいと頼んでも、長い休みは丸川の祖父ちゃん家へ預けられた。
一刻も惜しんで、テッちゃんに観覧車まで連れてきてもらった。デート用の綺麗なワンピースなんて持ってないから、ジーンズにTシャツ姿だ。こうなったらペアルックと言い訳するしかない。
初めて手をつないで歩くデート……。嬉しくてテッちゃんに自撮りをおねだりした。
「わあ。手が長いから、バッチリだね」
肩を組んで寄り添い、テッちゃんが手を伸ばした先のスマホに微笑んだ。
高校時代、クラスメイトにドヤ顔で見せられたカップル写真と同じ表情だ。
「テッちゃん、私のスマホに送って。待ち受けにするんだ~」
「おい、蓮さんに見せるなよ」
「蘭ママはいいでしょ? あと、千佳ちゃんも。あ、千佳ちゃんは、ドラッグストア『ペンギン』の店員さんだよ」
「……」
ふむ、肯定のサインと受け取ろう。観覧車乗り場の係員にフリーパスの腕輪を見せて、赤いゴンドラが近づいてくるのを待った。
「どうぞ、足元に気をつけてください」
私とテッちゃんが向かい合って座席に座ると、外から係員が錠を下ろした。
「思ったより、中が広いね」
「たしか、六人乗りだったはずだ」
テッちゃんの座席は外周側なので、隣に移動してみた。
「わあ、ほら見て。太平洋が見えるよ。千(せん)代(だい)平野も広いねえ」
夏のゴンドラは小窓が開いてるけれど、蒸し暑い。ピッタリとくっついてたら、テッちゃんが私の両手を握った。
「小春、俺と結婚してくれ」
「テッちゃん。私……父さんの借金が……」
「親父さんの件は俺に任せておけ。小春がいないと、俺がダメだ」
テッちゃんがジャケットの内側からベルベットの小箱を取り出して、ゆっくりと蓋を開く。
現れたのは、真っ赤な宝石が台座で煌めく指輪だった。
「小春、これは花京院の祖母さんから俺が受け継いだ。受け取ってくれ」
「私でいいの?」
「お前を愛してる」
県下一のヤクザに雇われて、危険な仕事もしているテッちゃん。でも私は、幼い頃からテッちゃんを知っている。彼がヤクザでも、パン屋でも、リーマンでも、バーテンでもかまわない。
テッちゃんも、同じ気持ちなの?
「うん。テッちゃんのお嫁さんになりたい!」
テッちゃんが私の左手の薬指に、ルビーの指輪をはめてくれた。嬉しくて太い首にかじりついたら、ドッカン、ドッカンと彼の鼓動が暴れ出した。
観覧車は天辺を通り過ぎて、夢見た通りに恋人同士のキスを交わす。訂正、フィアンセのキスだ~!
夢見心地の頭に一抹の不安がよぎった。
「私、あの街に住んでもいいのかな」
「当たり前だろ。帰りにワルキューレへいくぞ」
「えっ。あの店、高いよ」
今年の春に店主がフランスのジュエリー大賞を受賞して、商店街では話題が持ちきりだった。
「ブルーレンのグループ企業になったんだ。女性に人気なんだろ?」
「OLさん達の、憧れの店だよ。ネックレスが十五万円以上だって」
ペアリングが幾らするのか、怖くて聞けないよ……。私の周りでワルキューレのアクセサリーをしている人なんて知らないし。
ハッ。もしかして女スパイなら知ってるかも。いや、高級クラブのママなら、絶対に守備範囲の情報だわ。でも私、蘭ママの連絡先を知らなかったー!
「大丈夫だ。給料の三ヶ月分は貯めてあるぞ」
「ふふっ。それ、ネット情報を鵜呑みにしすぎだよー」
ヤクザのお抱え探偵屋がどれ位稼いでるのか、見当もつかないけど。多分、リーマンよりは少ないよね。だって自営業だし。一番安い指輪を選ぼう。
そう決心して、お次はジェットコースターに乗った。意外だったのはテッちゃんがコークスクリューは止めようと言い張ったこと。回転する遊具が苦手だなんて、蓮さんには内緒かな。私ひとりで乗ろうとしたら渋々ついてきた。あれ、怖いわけじゃないのか。日差しよけの帽子を被って、メリーゴーラウンドに向かう。
「小春、気持ち悪くないか?」
「大丈夫だよ」
「そうか。もし眩暈や吐き気がしたら、すぐに言えよ」
「過保護なお兄ちゃんみたい」
「ぐぐ……」
テッちゃんが固まったので、急いで解凍作業に入る。マッチョな上腕に腕を絡ませて歩いた。
「うそうそ。テッちゃんは私の王子様です」
ほっぺの傷をツンツンしたらテッちゃんが頭を下げたので、背伸びした。
チュ。
不意打ちのキスが気に入ったみたい。
「テッちゃん、あのね」
「なんだ?」
「ワルキューレには、もっとお洒落な服で行きたいな。だから、今日はまっすぐ帰ろう?」
「そうだな」
よかった。汗だくはベッドだけで十分……って、私ったら、何を考えてるのー?
そういえば、両親は『飲食業だから』といって、指輪をしていなかった。あれは離婚していたからなのか……。
カチリ。
小さな違和感が、こうしてジグソーパズルのピースみたいに心にはまっていく。あと何ピース、こうした歪(ひず)みが解けていくのだろう。
本来あるべきだった、屋代家の姿に――。
にじんできた涙をまぶたで押し戻す。
私は絶対に、家族に嘘をつかない。愛する人を悲しませたくないから。
そう心に誓った――。
メリーゴーラウンドは、テッちゃんが大きい白馬、私は隣に並んだ茶色い馬にまたがった。スマホを構えたら、テッちゃんが野球帽を目深にかぶってしまい、顔が映らなかった。
私はノリノリでピースサイン。売店で買ったソフトクリームをベンチで食べながら、スマホのマッチョフォルダーを蓮さんや若頭、蘭ママと女スパイに見られたと話したら、テッちゃんがムッとした。
「仕方ないよ。私がスパイか調べたんでしょ」
「いや、小春。それは面白半分で見たがっただけだ」
「うそー⁉ じゃあ、なんで蘭ママに尋問されたの?」
「俺の女がどんな人間か知りたかったのさ。蘭ママは『龍神の女たち』のナンバー2だ」
「会長夫人に託されたって言ってた」
「それを明かした上で、ビジネスを持ちかけられたのか」
「うん。蓮さんも、ハツカちゃんて子に料理を教えてくれって」
「それで、なんと返事したんだ?」
「テッちゃんが来たから、返事はしてないよ」
あからさまにホッとしてるので、組には関わって欲しくないんだなって感じた。
「料理の先生は、やっちゃダメなの?」
「小春……あのご婦人方は、一筋縄ではいかない連中だ。強い意志と行動力がない人間は利用されるか、頭から食われちまう」
「私が弱い人間だから、無理ってこと?」
「そうじゃない。したたかな女豹と渡り合うには、小春は若すぎる。今まで散々、親父さんに振り回されてきただろ。今もそうだ。しばらくは俺だけを見てろ」
「テッちゃん……キスして」
ボニーランドでデッカい夢が♫
はずむよ~。ころがる~。ばくはつだー♫
夏休み寸前の遊園地はカップルや小さな子供連れのファミリー層が多かった。
八木山のてっぺんにある遊園地は子供時代に一度は行くであろう、県内でも人気の娯楽施設だ。でも私は一度も来たことがなかった。行きたいと頼んでも、長い休みは丸川の祖父ちゃん家へ預けられた。
一刻も惜しんで、テッちゃんに観覧車まで連れてきてもらった。デート用の綺麗なワンピースなんて持ってないから、ジーンズにTシャツ姿だ。こうなったらペアルックと言い訳するしかない。
初めて手をつないで歩くデート……。嬉しくてテッちゃんに自撮りをおねだりした。
「わあ。手が長いから、バッチリだね」
肩を組んで寄り添い、テッちゃんが手を伸ばした先のスマホに微笑んだ。
高校時代、クラスメイトにドヤ顔で見せられたカップル写真と同じ表情だ。
「テッちゃん、私のスマホに送って。待ち受けにするんだ~」
「おい、蓮さんに見せるなよ」
「蘭ママはいいでしょ? あと、千佳ちゃんも。あ、千佳ちゃんは、ドラッグストア『ペンギン』の店員さんだよ」
「……」
ふむ、肯定のサインと受け取ろう。観覧車乗り場の係員にフリーパスの腕輪を見せて、赤いゴンドラが近づいてくるのを待った。
「どうぞ、足元に気をつけてください」
私とテッちゃんが向かい合って座席に座ると、外から係員が錠を下ろした。
「思ったより、中が広いね」
「たしか、六人乗りだったはずだ」
テッちゃんの座席は外周側なので、隣に移動してみた。
「わあ、ほら見て。太平洋が見えるよ。千(せん)代(だい)平野も広いねえ」
夏のゴンドラは小窓が開いてるけれど、蒸し暑い。ピッタリとくっついてたら、テッちゃんが私の両手を握った。
「小春、俺と結婚してくれ」
「テッちゃん。私……父さんの借金が……」
「親父さんの件は俺に任せておけ。小春がいないと、俺がダメだ」
テッちゃんがジャケットの内側からベルベットの小箱を取り出して、ゆっくりと蓋を開く。
現れたのは、真っ赤な宝石が台座で煌めく指輪だった。
「小春、これは花京院の祖母さんから俺が受け継いだ。受け取ってくれ」
「私でいいの?」
「お前を愛してる」
県下一のヤクザに雇われて、危険な仕事もしているテッちゃん。でも私は、幼い頃からテッちゃんを知っている。彼がヤクザでも、パン屋でも、リーマンでも、バーテンでもかまわない。
テッちゃんも、同じ気持ちなの?
「うん。テッちゃんのお嫁さんになりたい!」
テッちゃんが私の左手の薬指に、ルビーの指輪をはめてくれた。嬉しくて太い首にかじりついたら、ドッカン、ドッカンと彼の鼓動が暴れ出した。
観覧車は天辺を通り過ぎて、夢見た通りに恋人同士のキスを交わす。訂正、フィアンセのキスだ~!
夢見心地の頭に一抹の不安がよぎった。
「私、あの街に住んでもいいのかな」
「当たり前だろ。帰りにワルキューレへいくぞ」
「えっ。あの店、高いよ」
今年の春に店主がフランスのジュエリー大賞を受賞して、商店街では話題が持ちきりだった。
「ブルーレンのグループ企業になったんだ。女性に人気なんだろ?」
「OLさん達の、憧れの店だよ。ネックレスが十五万円以上だって」
ペアリングが幾らするのか、怖くて聞けないよ……。私の周りでワルキューレのアクセサリーをしている人なんて知らないし。
ハッ。もしかして女スパイなら知ってるかも。いや、高級クラブのママなら、絶対に守備範囲の情報だわ。でも私、蘭ママの連絡先を知らなかったー!
「大丈夫だ。給料の三ヶ月分は貯めてあるぞ」
「ふふっ。それ、ネット情報を鵜呑みにしすぎだよー」
ヤクザのお抱え探偵屋がどれ位稼いでるのか、見当もつかないけど。多分、リーマンよりは少ないよね。だって自営業だし。一番安い指輪を選ぼう。
そう決心して、お次はジェットコースターに乗った。意外だったのはテッちゃんがコークスクリューは止めようと言い張ったこと。回転する遊具が苦手だなんて、蓮さんには内緒かな。私ひとりで乗ろうとしたら渋々ついてきた。あれ、怖いわけじゃないのか。日差しよけの帽子を被って、メリーゴーラウンドに向かう。
「小春、気持ち悪くないか?」
「大丈夫だよ」
「そうか。もし眩暈や吐き気がしたら、すぐに言えよ」
「過保護なお兄ちゃんみたい」
「ぐぐ……」
テッちゃんが固まったので、急いで解凍作業に入る。マッチョな上腕に腕を絡ませて歩いた。
「うそうそ。テッちゃんは私の王子様です」
ほっぺの傷をツンツンしたらテッちゃんが頭を下げたので、背伸びした。
チュ。
不意打ちのキスが気に入ったみたい。
「テッちゃん、あのね」
「なんだ?」
「ワルキューレには、もっとお洒落な服で行きたいな。だから、今日はまっすぐ帰ろう?」
「そうだな」
よかった。汗だくはベッドだけで十分……って、私ったら、何を考えてるのー?
そういえば、両親は『飲食業だから』といって、指輪をしていなかった。あれは離婚していたからなのか……。
カチリ。
小さな違和感が、こうしてジグソーパズルのピースみたいに心にはまっていく。あと何ピース、こうした歪(ひず)みが解けていくのだろう。
本来あるべきだった、屋代家の姿に――。
にじんできた涙をまぶたで押し戻す。
私は絶対に、家族に嘘をつかない。愛する人を悲しませたくないから。
そう心に誓った――。
メリーゴーラウンドは、テッちゃんが大きい白馬、私は隣に並んだ茶色い馬にまたがった。スマホを構えたら、テッちゃんが野球帽を目深にかぶってしまい、顔が映らなかった。
私はノリノリでピースサイン。売店で買ったソフトクリームをベンチで食べながら、スマホのマッチョフォルダーを蓮さんや若頭、蘭ママと女スパイに見られたと話したら、テッちゃんがムッとした。
「仕方ないよ。私がスパイか調べたんでしょ」
「いや、小春。それは面白半分で見たがっただけだ」
「うそー⁉ じゃあ、なんで蘭ママに尋問されたの?」
「俺の女がどんな人間か知りたかったのさ。蘭ママは『龍神の女たち』のナンバー2だ」
「会長夫人に託されたって言ってた」
「それを明かした上で、ビジネスを持ちかけられたのか」
「うん。蓮さんも、ハツカちゃんて子に料理を教えてくれって」
「それで、なんと返事したんだ?」
「テッちゃんが来たから、返事はしてないよ」
あからさまにホッとしてるので、組には関わって欲しくないんだなって感じた。
「料理の先生は、やっちゃダメなの?」
「小春……あのご婦人方は、一筋縄ではいかない連中だ。強い意志と行動力がない人間は利用されるか、頭から食われちまう」
「私が弱い人間だから、無理ってこと?」
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