28 / 57
試合?開始
取り合えず冒険の日々は終わり②(ミストグリーン)
しおりを挟む
このダンジョンは、生物のように異形のような魔獣というかを産み出し、時としてそれが外にあふれ出して、周辺の人畜に被害をだす。それを阻止するために、冒険者達が、最近は一国の騎士団、軍隊が動員されてさえいる。そのような状態もあり、臭いは元をたたなければダメ、ということで内部への侵入してみることになり、その仕事を受けたのである、うちのチームは。もちろん、ダンジョンを壊滅させるなどと大それたことを受けたわけではなく、依頼もそのようなものではなく、より深い所の詳細を探ることが仕事の依頼だった。浅い所は、魔法石とかの採取でわかっていたから、その奥をということであった。今後の本格的な侵攻のためである。
ところで、生物のようなダンジョンであるとも言うが、他方で、ある闇に落ちた聖女が、彼女は錬金術者でもあったという、産み出したものであるとも言われている。いわば彼女が産み出した、作りあげた生物のようなダンジョンだということである。
一気に、その中心というか、発生点に入れば何とかなるかもしれない、そう思って、横道を飛び出した。
アサは、全然同意。全く迷いがなかったわ。僅かな可能性にでも、全てを賭けることができる。私達ハイエルフが、いいえエルフが人間と違って大きな王国も、堅固な都市国家も作れなかったのは、この差かもしれない、私達はいつも躊躇しているような気がする、人間に比べると。オーガ達は、逆にな~んにも考えていないせいね、きっと、差は。
あ、もちろん体を寄せ合って、体を温め合っていたら、汗とかの臭いが鼻をついてかえってそれが刺激になって、死を賭してという思いも重なって、熱いねっとりした口付けをして、そのまま止まらなくなって、声を極力我慢して、きつく抱きしめ合って、対面座位で激しく・・・。
あ、私はちゃんと、
「こんなところで・・・馬鹿・・・止めてよ。胸を・・・、だめ。」
と言ったのよ。そしたら、
「自分で胸を押し付けておいて、今更そんなこと言われて、止まらない。」
だって。
それで結局、こんな素晴らしいハイエルフの体を、まだまだずっと楽しみたいなんて思うだろうくらい激しく彼は・・・。そう思ったでしょ?そう思ったわよね?だから、パワー全開よね?
でも、アサの魔法攻撃って相変わらず、今更だけど、変わっているわ。光魔法らしいんだけど、両手を交差して光の衝撃波が相手を砕き、腕を一振りして放たれる回転のこぎり状の光、時にはそれが2つや3つになって相手を切り裂く、結界が放たれた光で消滅させたり・・・範囲はものすごく狭いけど・・・。私は、火球や雷玉を連発して、真空を作り出したり、風の衝撃波、風邪の戦慄の衝撃波など乱れうち、2人で剣を振りかざしながら、最後の部屋に突入。突入した時には、満身創痍、疲労困憊で、よくある階層主とかラスボスがいたら絶体絶命、万事窮す状態だったわ、絶対に。へたへたと座り込んで立ち上がれない状態だった。
だが、そこには誰もいなかった、何もなかった。ここに入れば全てが終わり、チェックメイト、積んだ、任務完了、合格ということであれば、何か声が聞こえる、半透明な存在が現れて、ここまで来たことを褒め上げてくれて・・・、ということもなかったわ。ただただ何もなかったの。それでも、部屋全体がぼ~と明るくて、暗くはなかった。でも、とにかく身の危険はなくなったようなので、ほっとして、緊張をぬいたわ。
「こういう時は、魔法陣とか、このダンジョンを動かしている、形成しているものがある、というのが定番なんだけどな・・・。」
「じゃあ、口じゃなく手足を動かせ。」
「お前も手伝ってくれよ。本当に魔法陣があったら、頼りになるのはお前なんだから。」
「でしょう?だから、私の仕事は魔法陣が見つかってからということ。まずは、あなたが頑張って頂戴。見つかるまで待っているわよ、休んで。」
「全く・・・。まあ、何か危ないことがないか見張っててくれよ。」
はい、仕事分担完了。
ところで、生物のようなダンジョンであるとも言うが、他方で、ある闇に落ちた聖女が、彼女は錬金術者でもあったという、産み出したものであるとも言われている。いわば彼女が産み出した、作りあげた生物のようなダンジョンだということである。
一気に、その中心というか、発生点に入れば何とかなるかもしれない、そう思って、横道を飛び出した。
アサは、全然同意。全く迷いがなかったわ。僅かな可能性にでも、全てを賭けることができる。私達ハイエルフが、いいえエルフが人間と違って大きな王国も、堅固な都市国家も作れなかったのは、この差かもしれない、私達はいつも躊躇しているような気がする、人間に比べると。オーガ達は、逆にな~んにも考えていないせいね、きっと、差は。
あ、もちろん体を寄せ合って、体を温め合っていたら、汗とかの臭いが鼻をついてかえってそれが刺激になって、死を賭してという思いも重なって、熱いねっとりした口付けをして、そのまま止まらなくなって、声を極力我慢して、きつく抱きしめ合って、対面座位で激しく・・・。
あ、私はちゃんと、
「こんなところで・・・馬鹿・・・止めてよ。胸を・・・、だめ。」
と言ったのよ。そしたら、
「自分で胸を押し付けておいて、今更そんなこと言われて、止まらない。」
だって。
それで結局、こんな素晴らしいハイエルフの体を、まだまだずっと楽しみたいなんて思うだろうくらい激しく彼は・・・。そう思ったでしょ?そう思ったわよね?だから、パワー全開よね?
でも、アサの魔法攻撃って相変わらず、今更だけど、変わっているわ。光魔法らしいんだけど、両手を交差して光の衝撃波が相手を砕き、腕を一振りして放たれる回転のこぎり状の光、時にはそれが2つや3つになって相手を切り裂く、結界が放たれた光で消滅させたり・・・範囲はものすごく狭いけど・・・。私は、火球や雷玉を連発して、真空を作り出したり、風の衝撃波、風邪の戦慄の衝撃波など乱れうち、2人で剣を振りかざしながら、最後の部屋に突入。突入した時には、満身創痍、疲労困憊で、よくある階層主とかラスボスがいたら絶体絶命、万事窮す状態だったわ、絶対に。へたへたと座り込んで立ち上がれない状態だった。
だが、そこには誰もいなかった、何もなかった。ここに入れば全てが終わり、チェックメイト、積んだ、任務完了、合格ということであれば、何か声が聞こえる、半透明な存在が現れて、ここまで来たことを褒め上げてくれて・・・、ということもなかったわ。ただただ何もなかったの。それでも、部屋全体がぼ~と明るくて、暗くはなかった。でも、とにかく身の危険はなくなったようなので、ほっとして、緊張をぬいたわ。
「こういう時は、魔法陣とか、このダンジョンを動かしている、形成しているものがある、というのが定番なんだけどな・・・。」
「じゃあ、口じゃなく手足を動かせ。」
「お前も手伝ってくれよ。本当に魔法陣があったら、頼りになるのはお前なんだから。」
「でしょう?だから、私の仕事は魔法陣が見つかってからということ。まずは、あなたが頑張って頂戴。見つかるまで待っているわよ、休んで。」
「全く・・・。まあ、何か危ないことがないか見張っててくれよ。」
はい、仕事分担完了。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
『辺境伯一家の領地繁栄記』序章:【動物スキル?】を持った辺境伯長男の場合
鈴白理人
ファンタジー
北の辺境で雨漏りと格闘中のアーサーは、貧乏領主の長男にして未来の次期辺境伯。
国民には【スキルツリー】という加護があるけれど、鑑定料は銀貨五枚。そんな贅沢、うちには無理。
でも最近──猫が雨漏りポイントを教えてくれたり、鳥やミミズとも会話が成立してる気がする。
これってもしかして【動物スキル?】
笑って働く貧乏大家族と一緒に、雨漏り屋敷から始まる、のんびりほのぼの領地改革物語!
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
アイテムボックスの最も冴えた使い方~チュートリアル1億回で最強になったが、実力隠してアイテムボックス内でスローライフしつつ駄竜とたわむれる~
うみ
ファンタジー
「アイテムボックス発動 収納 自分自身!」
これしかないと思った!
自宅で休んでいたら突然異世界に拉致され、邪蒼竜と名乗る強大なドラゴンを前にして絶対絶命のピンチに陥っていたのだから。
奴に言われるがままステータスと叫んだら、アイテムボックスというスキルを持っていることが分かった。
得た能力を使って何とかピンチを逃れようとし、思いついたアイデアを咄嗟に実行に移したんだ。
直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。
このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。
そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。
アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。
助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?
釈 余白(しやく)
ファンタジー
毒親の父が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い、残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。
その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。
最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。
連載時、HOT 1位ありがとうございました!
その他、多数投稿しています。
こちらもよろしくお願いします!
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる