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⑪自分のため
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時間が飛び夕方になった
学校の校門前
「おーい、桜美塁君。今、学校終わり」
バイクに乗った四人組のあの先輩がいた。悪い予感しかしない。
「そうですけど」
不安そうに四人組の顔を見ずに下を向いている。恐怖ですべてを包まれているようだ。
「花園君はどうしたの、いつも二人だよね」
しらじらしい感じで折神は笑いながら言葉を並べる。
「湊音は休みです」
そのしらじらしい演技に気づかずに返事をしてしまう。
「ちょうどいいじゃん、遊ぼうよ」
折神が桜美の許可をとらずに強引に誘っている。
「じゃあさあ、この後遊ばない。いい遊び場があるんだ」
「行こうぜ」
折神達は強引に連れて行こうとする。
「嫌です」
桜美の嫌ですは、小さい声のためか、闇に葬られて、無視される。
いつもの場所ではなく、別の廃屋へとバイクを走らせた。この場所はドラム缶が何個かあり。鉄の棒や、色々な機械があった。まるで、前にここで鉄工所を営んでいたみたいなところだ。
「君のね。お友達が財布を善意で渡してくれたんだよ」
「裕福な人が貧しい人に恵むように、花園は貧しい俺らに恵んでくれたんだよ」
「君はどうするのかな」
丁寧な口調であるが、その裏にある金を渡せという言葉に塁は気づいている。
金で解決できるのなら、金を渡すと考えているが、この前に金をとられてから、数十円しか持ち合わせがなかった。この状況で数十円しかないとなると火に油をそそぐことになりはしないかと。正直びびっている。
「湊音の奴」
少しいら立ちを覚えて、長年の付き合いで湊音は自分だけ助かろうとするかという風に考えるか、ある存在の声がしてきて、一変する。
(自分だけ金を渡して、助けてもらったんだよと声が聞こえる)ハーメルンの悪魔の囁きである。
「昨日金を盗られて、一銭も持ってないです。見逃してください」
土下座をして見逃してもらえるように懇願する。こうでもしないと助からないことを塁は知っている。
「うるせんだよ、口答えせずに首を縦に振っとけばいいんだよ」
「俺らのATM」
したたかな声色で発した。言葉の通りだった。ただ、金が欲しいだけだ。そうだ、金を用意するまで待ってもらおう。
「じゃあ、金はないと、じゃあ、こうしよう、人間サンドバックになって貰う」
日比谷が今から拳を振り上げますよと、言わんばかりに、シャドウボクシングを始めた。皆ストレスが溜まっている。
だから、金というのは建前で、ただ、殴りたいだけだ。
弱いものいじめがしたいだけなんだ。こいつらの、ストレス発散のためだけに殴られるんだ。
これを考えると同時に怒りがこみ上げた。
(いいぞ、もっと恨むんだ)ハーメルンは囁く。
聞き覚えのある声が聞こえてきた。憎悪を煽っている。
「君は不運だね」
海崎千太が笑っている。皆の顔がまるで鬼の形相に見える。
まるで、ここは地獄で、自分が悪いことをし、罰を与えられているみたいだと感じている。
これから起こることに対して恐怖しかない。
「待って下さい」
顔は引きつり徐々にこわばっていく。
「知らねえよ」
「おら」
腹に拳を薫が塁に打ち込んだ。
「次々」
腹を抑えている塁に喰沼が蹴りをお見舞いする。
「次々」
倒れている桜美に対して蹴りを海崎がお見舞いする。
「次々」
「無様だね」
言い放った折神が足で顔を踏んでいる。
(自分がこいつよりも上だという満足感しかない。そんなちんけな満足感を与えるために殴られているんじゃない)
と大声で言いたかったが、言えない。これが、自分の運命何だと受け入れるほかがないのかとあきらめかけている。
「ブッサイクナ顔」
「わっははぁ」
笑っている。この四人の感情はすでに支配されていた。それは、ある存在がいたためである。
「なんで僕だけ」
四人に対して怒りを見せる。その言葉いや、反抗心が気にくわなかった。だからこそ、制裁を与えないと、と考えるようになる。
「うるせんだよ、ATM」
折神が笑いながら蹴りをお見舞いしている。
「もしかして、反抗するの」
「まじで」
日比谷が怒りの口調で言い放った。自分がルールであり、この時の法であるんだと間違った認識を植え付けられている。
「そうそう黙って俺たちのストレス解消になってな」
桜美が自分の中で、今日学校を休んだ親友に怒りを向ける。
(なんで自分だけが、やられるんだよ。あいつはこんな目に合わないで俺ばかり損な役回りで、あの時だってそうだ、情報処理部の唯一の女の子の面倒を見ているのもあいつだ)
(俺は任せられていない。それだって本当は俺になるはずだったのに、その日たまたま、風邪をこじらせて休んだ、それだけで、あいつが選ばれたんだ)
(少し顔がいいからって。あの唯一の後輩の女の子が、あいつと楽しそうに話しているとムカツク。何でいつも俺だけ損な役回り何だ。俺も彼女欲しいのに、今まで付き合ったことも、女の友達も作れたためしがない。なんで、あいつと俺はこんなに違うんだ。ただの嫉妬である)
日比谷が顔面を蹴る。
「日比谷、お前やりすぎだ」
海崎が慌てて止めようとする。これ以上はダメだと海崎が静止する。
「いや、大丈夫だ、もっと痛い目合わさないと」
日比谷は完全に我を忘れて蹴っている。
どこかから声が聞こえてきた。その声に対応して、喰沼が、一段と強い蹴りを腹部にあてる。
四人がどこから聞こえてくるかが、分からない声に反応し一段と強い、蹴りや拳を振るっている。
まるで、何かに取りつかれたように、生かさず殺さずのように、ただ、暴力を振るっている。
(もっとだ、もっとだ)と声が共鳴して四人が桜美をぼこぼこにする。
桜美は見るも無残な姿をし、血を吐いている。腕には内出血の跡がある。
ここまでするつもりはなかったという奴はいない、それほど、腐っている。いや、声のせいだと自分自身を擁護するようになる。
桜美がなんで俺だけと思い起き上がる元気もなくうなだれている。
四人のうちの日比谷が。
「すっきりした」
「朝は花園湊音のおかげですっきりしたぜ」
「こんないいおもちゃ、金づるがいると楽しいな、また今度も遊ぼうな」
まるで、自分たちがしたことは当然のことだと言わんばかりに、四人はその場を去って行く。
桜美は朝と聞いたときになんで、湊音が休んだかわかった、俺一人が暴力を振るわれているわけではなく、湊音も同じ思いをしていたことに気が付いて、一瞬光が見えそうになるが、ハーメルンの声が聞こえる。
(そうだね、なんで君だけがされるんだろうね。金が欲しいだけではなく、ストレスのはけ口にされている事態は看過できない事象だね。)
(その四人に怒りが満ち満ちているね)
(そうだ、なんであんな奴らにいいようにされているんだ)
心の中に語りかけている声は無邪気な少年のような声である。
その声が自分の中で聞こえがいい風に聞こえ、その言葉が心地よい。
それが、事実とは異なろうとも、自分の心を保つうえで大切なよりどころへと変わって行く。
同じされている湊音には心地よくは聞こえずに、胸糞悪い声に聞こえていた。
湊音は必死に耐えた、耐える意味が存在するからだ。それが、湊音と塁との決定的な差だと感じる。
(私はハーメルン、君の味方だよ)
茶目いけたっぷりの声で。
(そうだ、君の言う通り、腹が立つね、むかつくね。君の人生をダメにしていくね、さあ、もっと憎め)
(そういえば、親友は同じ事されても金を払っているということは、もうわかるね)
少し冷たい声色で攻め立てる。
「あいつは見逃してもらったんだ」
「何だよ、親友って思ってたのに」
「自分だけ」
今出せる精一杯の声で吠えた。
(そうそう、親友は金を払った、むかつくよね。腹ただしいよね。だから、親友に言うことあるんじゃ)
(そうだ、電話で言ってやる)
重く、痛々しい体を起こし、電話を掛ける。
花園が病室で電話を取る。
「もうお前とは絶交だからな。この裏切り者が」
「今から四人をぶっ殺してやるからな」
血が噴き出しそうなくらいに怒りに満ち満ちている。一人では桜美はここまではならなかったが、ハーメルンの影響で歯止めがつかなくなる。
電話の奥で病室にいる湊音が泣いている。
あいつらが、約束を守らなかったことに絶望している。このままじゃいけないと思った瞬間。名刺が頭をよぎる。
「そうだ、お姉さんに頼もう」
名刺を手に取った瞬間に扉が開く。
扉に花園は消えていく。
学校の校門前
「おーい、桜美塁君。今、学校終わり」
バイクに乗った四人組のあの先輩がいた。悪い予感しかしない。
「そうですけど」
不安そうに四人組の顔を見ずに下を向いている。恐怖ですべてを包まれているようだ。
「花園君はどうしたの、いつも二人だよね」
しらじらしい感じで折神は笑いながら言葉を並べる。
「湊音は休みです」
そのしらじらしい演技に気づかずに返事をしてしまう。
「ちょうどいいじゃん、遊ぼうよ」
折神が桜美の許可をとらずに強引に誘っている。
「じゃあさあ、この後遊ばない。いい遊び場があるんだ」
「行こうぜ」
折神達は強引に連れて行こうとする。
「嫌です」
桜美の嫌ですは、小さい声のためか、闇に葬られて、無視される。
いつもの場所ではなく、別の廃屋へとバイクを走らせた。この場所はドラム缶が何個かあり。鉄の棒や、色々な機械があった。まるで、前にここで鉄工所を営んでいたみたいなところだ。
「君のね。お友達が財布を善意で渡してくれたんだよ」
「裕福な人が貧しい人に恵むように、花園は貧しい俺らに恵んでくれたんだよ」
「君はどうするのかな」
丁寧な口調であるが、その裏にある金を渡せという言葉に塁は気づいている。
金で解決できるのなら、金を渡すと考えているが、この前に金をとられてから、数十円しか持ち合わせがなかった。この状況で数十円しかないとなると火に油をそそぐことになりはしないかと。正直びびっている。
「湊音の奴」
少しいら立ちを覚えて、長年の付き合いで湊音は自分だけ助かろうとするかという風に考えるか、ある存在の声がしてきて、一変する。
(自分だけ金を渡して、助けてもらったんだよと声が聞こえる)ハーメルンの悪魔の囁きである。
「昨日金を盗られて、一銭も持ってないです。見逃してください」
土下座をして見逃してもらえるように懇願する。こうでもしないと助からないことを塁は知っている。
「うるせんだよ、口答えせずに首を縦に振っとけばいいんだよ」
「俺らのATM」
したたかな声色で発した。言葉の通りだった。ただ、金が欲しいだけだ。そうだ、金を用意するまで待ってもらおう。
「じゃあ、金はないと、じゃあ、こうしよう、人間サンドバックになって貰う」
日比谷が今から拳を振り上げますよと、言わんばかりに、シャドウボクシングを始めた。皆ストレスが溜まっている。
だから、金というのは建前で、ただ、殴りたいだけだ。
弱いものいじめがしたいだけなんだ。こいつらの、ストレス発散のためだけに殴られるんだ。
これを考えると同時に怒りがこみ上げた。
(いいぞ、もっと恨むんだ)ハーメルンは囁く。
聞き覚えのある声が聞こえてきた。憎悪を煽っている。
「君は不運だね」
海崎千太が笑っている。皆の顔がまるで鬼の形相に見える。
まるで、ここは地獄で、自分が悪いことをし、罰を与えられているみたいだと感じている。
これから起こることに対して恐怖しかない。
「待って下さい」
顔は引きつり徐々にこわばっていく。
「知らねえよ」
「おら」
腹に拳を薫が塁に打ち込んだ。
「次々」
腹を抑えている塁に喰沼が蹴りをお見舞いする。
「次々」
倒れている桜美に対して蹴りを海崎がお見舞いする。
「次々」
「無様だね」
言い放った折神が足で顔を踏んでいる。
(自分がこいつよりも上だという満足感しかない。そんなちんけな満足感を与えるために殴られているんじゃない)
と大声で言いたかったが、言えない。これが、自分の運命何だと受け入れるほかがないのかとあきらめかけている。
「ブッサイクナ顔」
「わっははぁ」
笑っている。この四人の感情はすでに支配されていた。それは、ある存在がいたためである。
「なんで僕だけ」
四人に対して怒りを見せる。その言葉いや、反抗心が気にくわなかった。だからこそ、制裁を与えないと、と考えるようになる。
「うるせんだよ、ATM」
折神が笑いながら蹴りをお見舞いしている。
「もしかして、反抗するの」
「まじで」
日比谷が怒りの口調で言い放った。自分がルールであり、この時の法であるんだと間違った認識を植え付けられている。
「そうそう黙って俺たちのストレス解消になってな」
桜美が自分の中で、今日学校を休んだ親友に怒りを向ける。
(なんで自分だけが、やられるんだよ。あいつはこんな目に合わないで俺ばかり損な役回りで、あの時だってそうだ、情報処理部の唯一の女の子の面倒を見ているのもあいつだ)
(俺は任せられていない。それだって本当は俺になるはずだったのに、その日たまたま、風邪をこじらせて休んだ、それだけで、あいつが選ばれたんだ)
(少し顔がいいからって。あの唯一の後輩の女の子が、あいつと楽しそうに話しているとムカツク。何でいつも俺だけ損な役回り何だ。俺も彼女欲しいのに、今まで付き合ったことも、女の友達も作れたためしがない。なんで、あいつと俺はこんなに違うんだ。ただの嫉妬である)
日比谷が顔面を蹴る。
「日比谷、お前やりすぎだ」
海崎が慌てて止めようとする。これ以上はダメだと海崎が静止する。
「いや、大丈夫だ、もっと痛い目合わさないと」
日比谷は完全に我を忘れて蹴っている。
どこかから声が聞こえてきた。その声に対応して、喰沼が、一段と強い蹴りを腹部にあてる。
四人がどこから聞こえてくるかが、分からない声に反応し一段と強い、蹴りや拳を振るっている。
まるで、何かに取りつかれたように、生かさず殺さずのように、ただ、暴力を振るっている。
(もっとだ、もっとだ)と声が共鳴して四人が桜美をぼこぼこにする。
桜美は見るも無残な姿をし、血を吐いている。腕には内出血の跡がある。
ここまでするつもりはなかったという奴はいない、それほど、腐っている。いや、声のせいだと自分自身を擁護するようになる。
桜美がなんで俺だけと思い起き上がる元気もなくうなだれている。
四人のうちの日比谷が。
「すっきりした」
「朝は花園湊音のおかげですっきりしたぜ」
「こんないいおもちゃ、金づるがいると楽しいな、また今度も遊ぼうな」
まるで、自分たちがしたことは当然のことだと言わんばかりに、四人はその場を去って行く。
桜美は朝と聞いたときになんで、湊音が休んだかわかった、俺一人が暴力を振るわれているわけではなく、湊音も同じ思いをしていたことに気が付いて、一瞬光が見えそうになるが、ハーメルンの声が聞こえる。
(そうだね、なんで君だけがされるんだろうね。金が欲しいだけではなく、ストレスのはけ口にされている事態は看過できない事象だね。)
(その四人に怒りが満ち満ちているね)
(そうだ、なんであんな奴らにいいようにされているんだ)
心の中に語りかけている声は無邪気な少年のような声である。
その声が自分の中で聞こえがいい風に聞こえ、その言葉が心地よい。
それが、事実とは異なろうとも、自分の心を保つうえで大切なよりどころへと変わって行く。
同じされている湊音には心地よくは聞こえずに、胸糞悪い声に聞こえていた。
湊音は必死に耐えた、耐える意味が存在するからだ。それが、湊音と塁との決定的な差だと感じる。
(私はハーメルン、君の味方だよ)
茶目いけたっぷりの声で。
(そうだ、君の言う通り、腹が立つね、むかつくね。君の人生をダメにしていくね、さあ、もっと憎め)
(そういえば、親友は同じ事されても金を払っているということは、もうわかるね)
少し冷たい声色で攻め立てる。
「あいつは見逃してもらったんだ」
「何だよ、親友って思ってたのに」
「自分だけ」
今出せる精一杯の声で吠えた。
(そうそう、親友は金を払った、むかつくよね。腹ただしいよね。だから、親友に言うことあるんじゃ)
(そうだ、電話で言ってやる)
重く、痛々しい体を起こし、電話を掛ける。
花園が病室で電話を取る。
「もうお前とは絶交だからな。この裏切り者が」
「今から四人をぶっ殺してやるからな」
血が噴き出しそうなくらいに怒りに満ち満ちている。一人では桜美はここまではならなかったが、ハーメルンの影響で歯止めがつかなくなる。
電話の奥で病室にいる湊音が泣いている。
あいつらが、約束を守らなかったことに絶望している。このままじゃいけないと思った瞬間。名刺が頭をよぎる。
「そうだ、お姉さんに頼もう」
名刺を手に取った瞬間に扉が開く。
扉に花園は消えていく。
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