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第1章 黒標対象と死神審問官
第2話 異変
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その日の昼休み。雲ひとつない空が、やけに眩しい。
青空の下、学校の屋上のフェンス際で、藍良と咲は並んで腰かけていた。二人が手にしているのは、日替わりのサンドイッチ。学校の売店で買った二人のいつもの昼食だ。
「びっくりだね、あの竜崎が自殺なんて」
サンドイッチを頬張りながら、咲が呟く。
「うん」
「全然そういうタイプには見えなかったけど、悩んでたのかな」
「さあ…」
藍良の返事は、どこか上の空だった。それを見た咲が、バンッと藍良の背中を叩く。
「いった……!」
「なにボーっとしてんの。昨日のこと気にしてるんだったら、藍良はなにも悪くないってば」
藍良は少し笑ったあと、すぐに視線を落とす。
「ちょっと気になってさ……今年に入ってから、中等部と高等部の生徒と先生が立て続けに自殺してるじゃん」
藍良の言葉に、咲は眉を寄せる。
「そう言われれば、そうだね。あんまり深く考えないようにしてたけど」
「変じゃない?」
「何が?」
「竜崎で五人目だよ。しかも全員突然。理由もはっきりわからない」
「そうだけど……偶然でしょ。みんなクラスも学年も、立場だって違うし。悲しいけど、それぞれ何か思い悩んでたんだよ。きっと」
「うん……」
藍良は小さく頷くと、手にしたサンドイッチを口にする。だが、その味わいはいつも以上に味気なく感じられた。胸の奥にある違和感がずっと消えないのだ。
すると、そんな藍良に気付いたのか、咲が先ほどよりも少し強めに、藍良の背中を「バンッ」と叩く。
「いったあ……」
藍良が小さく呻くと、咲は呆れたように続けた。
「だーかーらー!あんたが気にしたって、どうにもなんないってば。考えたところで、答えなんて出ないよ」
そう言って小さく笑いながら、咲はさっき叩いた藍良の背中を軽くさする。そのままふと、屋上の柵越しに視線を落とした。
「──ねえ見て、藍良。あの子」
咲に促され、藍良が目にしたのは、校庭の庭の隅にあるベンチに腰掛けるB組の優等生、田中あきだった。数人のクラスメイトと一緒に、穏やかにお弁当をつついている。小さな笑い声も混じっていて、彼女たちの様子は意外なほど穏やかだった。
その様子を見た咲は、ぽつりと呟く。
「……あのB組の優等生グループ、竜崎からいつも目をつけられてたんだって。こう言っちゃなんだけどさ。あの子たちからしたら、正直救われた部分もあるかもね。不謹慎だけど」
田中たちの笑い声が、屋上にいる藍良の耳に届いた。
藍良は複雑な思いを抱いたまま、サンドイッチを握った手をそのままに、田中の姿をじっと見つめていた。
☽ ☽ ☽
夕方。
藍良は、いつも通りの道を通って家へ──いや、寺へ帰った。
水無瀬家は、五代続く寺の家系。
その歴史は百五十年以上も前にさかのぼる。
ただいま、と心の中で呟きながら、藍良は板張りの長い廊下をゆっくりと歩く。陽の光を浴びた木はほんのり温かく、足から柔らかいぬくもりが伝わってきた。
本堂の手前まで来て、藍良は足を止めた。そこでは、すでに通夜の準備が整えられていたのだ。
白木の祭壇。その前に置かれた棺。
飾られた遺影と、漂う線香の香り。
座布団や椅子が整然と並ぶ中、喪服に身を包んだ数人の遺族たちが、肩を落としている。張り詰めた空気に、藍良は自分の喉がきゅっと詰まるのを感じた。
そのとき、大きな手が藍良の肩にポンっと触れた。振り向くと、そこにいたのは黒い衣をまとった男──藍良の父、水無瀬慈玄だった。
「おかえり、藍良」
「ただいま」
慈玄は藍良の肩に手を乗せたまま、本堂を見つめる。
「お前の学校の子なんだって?」
藍良は「うん」と小さく頷いた。
「同じクラスか?」
「ううん。隣のクラス」
「……仲は良かったのか?」
「昨日、ちょっと話したくらい。名前は知ってたけど、それだけ」
慈玄はふっと小さく息を吐いた。
「そうか」
しばらく間を置いてから、藍良が口を開く。
「ねえ、竜崎って子……自殺なんでしょ?どうして?家族の人たちから、何か話聞いてないの?」
その瞬間、慈玄の目が一転して鋭くなる。
「興味本位でそんなこと聞くんじゃない」
藍良は言葉を失い、黙り込む。
慈玄はすぐに穏やかな表情へと戻り、心配そうに藍良に語り掛けた。
「あとで藍良も本堂においで」
「……うん」
慈玄はそう言い残すと、静かに本堂へ入って行った。そうして、竜崎の遺族と挨拶をかわすと、合掌して深く頭を下げる。そんな慈玄の背中を見届けた藍良は、ゆっくりと廊下を進み、居間へ向かった。
家に帰ってきたあとは、まず仏壇の前に座り、手を合わせる。それが日課だった。仏壇に祀られているのは、藍良の母だ。
母は元婦警。明るくて、サバサバしていて、とても頼もしい人だった。夫婦仲もよく、二人で笑っている姿を今もはっきり思い出せる。
十年前。
藍良が七歳のとき、母は交通事故で亡くなった。
それ以来、慈玄と二人きりの生活だ。寺が異様に広いのもあり、初めは寂しくて仕方がなかったけれど、今ではその暮らしにもすっかり慣れていた。
藍良は母の遺影を見つめながら、自らの右耳に付けられたシルバーのピアスにそっと触れる。そうして小さく、息を漏らした。
☽ ☽ ☽
時刻は静かに夜を迎えた。
夕方に通り雨が降って周囲は湿気に包まれていた。じめっとした空気と匂いが立ち込める中、親族とみられる参列者が続々と寺に入っていく。そして、学園の生徒たちも。
だが、生徒の中で涙を流す者はひとりもいなかった。彼女と仲が良かったという友達でさえ。どうやら、皆竜崎が怖くて逆らえなかっただけで、裏では相当彼女のことを嫌っていたらしい。
そんな中、竜崎玲奈の通夜は粛々と進み、儀式が終わると参列者の多くは帰途についた。
今は、竜崎の家族だけがこの寺に残る。本堂を通り過ぎたとき、ひとりの女性が棺──遺体の顔が見える小さなのぞき窓から彼女に何やら話しかけていた。
女性は時折ハンカチで涙を拭いながら、それでも彼女にすがるように語り掛けている。何度も、何度も。恐らく、彼女の母親なのだろう。
それを見た藍良は、足音を立てないようにそっとその場をあとにした。
竜崎と話したのは昨日の一回きり。それもまともな会話ではなく、喧嘩みたいなものだ。好きなタイプではなかったが、それでも両親からすればかけがえのない娘であったことに変わりはない。それが事故でも病気でもなく、唐突に自死という形で命を絶ってしまうなんて。残された家族は、どう気持ちの折り合いをつければいいのだろう。
そんなことを考えながら、藍良はゆっくりと縁側に腰を下ろした。今でもまだ、空気は少し湿っていて、濡れた草と土のにおいがする。夕方に雨が降ったせいか、夜風はほんの少しひんやりとしていた。
藍良は胸の奥に渦巻く複雑な感情を振り払うように、空を見上げる。
星がまばらに輝くのを見つめながら、深く、深く息を吸い込んだ──そのときだった。
──ガタッ。
小さな音がした。すぐ目の前、庭の隅にある物置から。
藍良は眉をひそめる。
あそこには、もう使われなくなった日用品や、祖父母が使っていた古い茶道具が仕舞ってある。道具はすべて箱に入れ、隙間なく積み上げているはずなのだが、何かの拍子で崩れたのだろうか。
藍良はゆっくりと立ち上がり、サンダルを履いて物置へと向かった。手をかけ、ぎこちなく引き戸を開ける。暗がりにスマホのライトをかざして物置内を照らすが、特に変わった様子はなかった。積み上がった段ボール、古びた木箱──。それらは崩れることもなく、そのままだ。
だがそのとき、奥の方で黒いものが蠢いているように見えた。
藍良は目を凝らし、そっとライトを影の方へ向ける。
詰まれた箱の陰に、何かがいる。犬か、猫か、それとも──。
「……藍良?」
不意に背後から声がして、ハッと振り返る。
そこにいたのは、父──慈玄だった。
「どうした?」
「物音がしたの。犬か猫が入ったのかと思って」
慈玄は無言で藍良の隣に立ち、物置の中を覗き込む。ライトの光が積まれた箱を静かに照らすが、そこにはもう、なんの気配もなかった。さっき藍良が影が蠢いたと思った場所にも、なにも。
二人は無表情で顔を見合わせる。
「今夜は風が強い。多分、その音だろう。冷えてきたし、もう寝なさい」
「……うん」
慈玄はそう言うと、物置を閉めて歩き出した。それと同時に、藍良もそっとその場を離れる。
だがその瞬間、物置の扉がカタリと揺れた。
僅かに開いた隙間から、一筋の黒い影が這い出ていく。
月明かりに微かに光る、黒い鱗。
音も立てず、冷たい地面を這うそれは、一匹の蛇だったのだ。
青空の下、学校の屋上のフェンス際で、藍良と咲は並んで腰かけていた。二人が手にしているのは、日替わりのサンドイッチ。学校の売店で買った二人のいつもの昼食だ。
「びっくりだね、あの竜崎が自殺なんて」
サンドイッチを頬張りながら、咲が呟く。
「うん」
「全然そういうタイプには見えなかったけど、悩んでたのかな」
「さあ…」
藍良の返事は、どこか上の空だった。それを見た咲が、バンッと藍良の背中を叩く。
「いった……!」
「なにボーっとしてんの。昨日のこと気にしてるんだったら、藍良はなにも悪くないってば」
藍良は少し笑ったあと、すぐに視線を落とす。
「ちょっと気になってさ……今年に入ってから、中等部と高等部の生徒と先生が立て続けに自殺してるじゃん」
藍良の言葉に、咲は眉を寄せる。
「そう言われれば、そうだね。あんまり深く考えないようにしてたけど」
「変じゃない?」
「何が?」
「竜崎で五人目だよ。しかも全員突然。理由もはっきりわからない」
「そうだけど……偶然でしょ。みんなクラスも学年も、立場だって違うし。悲しいけど、それぞれ何か思い悩んでたんだよ。きっと」
「うん……」
藍良は小さく頷くと、手にしたサンドイッチを口にする。だが、その味わいはいつも以上に味気なく感じられた。胸の奥にある違和感がずっと消えないのだ。
すると、そんな藍良に気付いたのか、咲が先ほどよりも少し強めに、藍良の背中を「バンッ」と叩く。
「いったあ……」
藍良が小さく呻くと、咲は呆れたように続けた。
「だーかーらー!あんたが気にしたって、どうにもなんないってば。考えたところで、答えなんて出ないよ」
そう言って小さく笑いながら、咲はさっき叩いた藍良の背中を軽くさする。そのままふと、屋上の柵越しに視線を落とした。
「──ねえ見て、藍良。あの子」
咲に促され、藍良が目にしたのは、校庭の庭の隅にあるベンチに腰掛けるB組の優等生、田中あきだった。数人のクラスメイトと一緒に、穏やかにお弁当をつついている。小さな笑い声も混じっていて、彼女たちの様子は意外なほど穏やかだった。
その様子を見た咲は、ぽつりと呟く。
「……あのB組の優等生グループ、竜崎からいつも目をつけられてたんだって。こう言っちゃなんだけどさ。あの子たちからしたら、正直救われた部分もあるかもね。不謹慎だけど」
田中たちの笑い声が、屋上にいる藍良の耳に届いた。
藍良は複雑な思いを抱いたまま、サンドイッチを握った手をそのままに、田中の姿をじっと見つめていた。
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夕方。
藍良は、いつも通りの道を通って家へ──いや、寺へ帰った。
水無瀬家は、五代続く寺の家系。
その歴史は百五十年以上も前にさかのぼる。
ただいま、と心の中で呟きながら、藍良は板張りの長い廊下をゆっくりと歩く。陽の光を浴びた木はほんのり温かく、足から柔らかいぬくもりが伝わってきた。
本堂の手前まで来て、藍良は足を止めた。そこでは、すでに通夜の準備が整えられていたのだ。
白木の祭壇。その前に置かれた棺。
飾られた遺影と、漂う線香の香り。
座布団や椅子が整然と並ぶ中、喪服に身を包んだ数人の遺族たちが、肩を落としている。張り詰めた空気に、藍良は自分の喉がきゅっと詰まるのを感じた。
そのとき、大きな手が藍良の肩にポンっと触れた。振り向くと、そこにいたのは黒い衣をまとった男──藍良の父、水無瀬慈玄だった。
「おかえり、藍良」
「ただいま」
慈玄は藍良の肩に手を乗せたまま、本堂を見つめる。
「お前の学校の子なんだって?」
藍良は「うん」と小さく頷いた。
「同じクラスか?」
「ううん。隣のクラス」
「……仲は良かったのか?」
「昨日、ちょっと話したくらい。名前は知ってたけど、それだけ」
慈玄はふっと小さく息を吐いた。
「そうか」
しばらく間を置いてから、藍良が口を開く。
「ねえ、竜崎って子……自殺なんでしょ?どうして?家族の人たちから、何か話聞いてないの?」
その瞬間、慈玄の目が一転して鋭くなる。
「興味本位でそんなこと聞くんじゃない」
藍良は言葉を失い、黙り込む。
慈玄はすぐに穏やかな表情へと戻り、心配そうに藍良に語り掛けた。
「あとで藍良も本堂においで」
「……うん」
慈玄はそう言い残すと、静かに本堂へ入って行った。そうして、竜崎の遺族と挨拶をかわすと、合掌して深く頭を下げる。そんな慈玄の背中を見届けた藍良は、ゆっくりと廊下を進み、居間へ向かった。
家に帰ってきたあとは、まず仏壇の前に座り、手を合わせる。それが日課だった。仏壇に祀られているのは、藍良の母だ。
母は元婦警。明るくて、サバサバしていて、とても頼もしい人だった。夫婦仲もよく、二人で笑っている姿を今もはっきり思い出せる。
十年前。
藍良が七歳のとき、母は交通事故で亡くなった。
それ以来、慈玄と二人きりの生活だ。寺が異様に広いのもあり、初めは寂しくて仕方がなかったけれど、今ではその暮らしにもすっかり慣れていた。
藍良は母の遺影を見つめながら、自らの右耳に付けられたシルバーのピアスにそっと触れる。そうして小さく、息を漏らした。
☽ ☽ ☽
時刻は静かに夜を迎えた。
夕方に通り雨が降って周囲は湿気に包まれていた。じめっとした空気と匂いが立ち込める中、親族とみられる参列者が続々と寺に入っていく。そして、学園の生徒たちも。
だが、生徒の中で涙を流す者はひとりもいなかった。彼女と仲が良かったという友達でさえ。どうやら、皆竜崎が怖くて逆らえなかっただけで、裏では相当彼女のことを嫌っていたらしい。
そんな中、竜崎玲奈の通夜は粛々と進み、儀式が終わると参列者の多くは帰途についた。
今は、竜崎の家族だけがこの寺に残る。本堂を通り過ぎたとき、ひとりの女性が棺──遺体の顔が見える小さなのぞき窓から彼女に何やら話しかけていた。
女性は時折ハンカチで涙を拭いながら、それでも彼女にすがるように語り掛けている。何度も、何度も。恐らく、彼女の母親なのだろう。
それを見た藍良は、足音を立てないようにそっとその場をあとにした。
竜崎と話したのは昨日の一回きり。それもまともな会話ではなく、喧嘩みたいなものだ。好きなタイプではなかったが、それでも両親からすればかけがえのない娘であったことに変わりはない。それが事故でも病気でもなく、唐突に自死という形で命を絶ってしまうなんて。残された家族は、どう気持ちの折り合いをつければいいのだろう。
そんなことを考えながら、藍良はゆっくりと縁側に腰を下ろした。今でもまだ、空気は少し湿っていて、濡れた草と土のにおいがする。夕方に雨が降ったせいか、夜風はほんの少しひんやりとしていた。
藍良は胸の奥に渦巻く複雑な感情を振り払うように、空を見上げる。
星がまばらに輝くのを見つめながら、深く、深く息を吸い込んだ──そのときだった。
──ガタッ。
小さな音がした。すぐ目の前、庭の隅にある物置から。
藍良は眉をひそめる。
あそこには、もう使われなくなった日用品や、祖父母が使っていた古い茶道具が仕舞ってある。道具はすべて箱に入れ、隙間なく積み上げているはずなのだが、何かの拍子で崩れたのだろうか。
藍良はゆっくりと立ち上がり、サンダルを履いて物置へと向かった。手をかけ、ぎこちなく引き戸を開ける。暗がりにスマホのライトをかざして物置内を照らすが、特に変わった様子はなかった。積み上がった段ボール、古びた木箱──。それらは崩れることもなく、そのままだ。
だがそのとき、奥の方で黒いものが蠢いているように見えた。
藍良は目を凝らし、そっとライトを影の方へ向ける。
詰まれた箱の陰に、何かがいる。犬か、猫か、それとも──。
「……藍良?」
不意に背後から声がして、ハッと振り返る。
そこにいたのは、父──慈玄だった。
「どうした?」
「物音がしたの。犬か猫が入ったのかと思って」
慈玄は無言で藍良の隣に立ち、物置の中を覗き込む。ライトの光が積まれた箱を静かに照らすが、そこにはもう、なんの気配もなかった。さっき藍良が影が蠢いたと思った場所にも、なにも。
二人は無表情で顔を見合わせる。
「今夜は風が強い。多分、その音だろう。冷えてきたし、もう寝なさい」
「……うん」
慈玄はそう言うと、物置を閉めて歩き出した。それと同時に、藍良もそっとその場を離れる。
だがその瞬間、物置の扉がカタリと揺れた。
僅かに開いた隙間から、一筋の黒い影が這い出ていく。
月明かりに微かに光る、黒い鱗。
音も立てず、冷たい地面を這うそれは、一匹の蛇だったのだ。
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