虚映ノ鏡は真を映さず ─神気宿す少女と、月詠む死神審問官─

【異能力 × 学園ミステリー】

教師や生徒の不可解な自殺が続く学園で、心に不穏を抱く高校生・水無瀬藍良(みなせ・あいら)。
そんな彼女の前に転校生として現れたのは、塩顔イケメンの白月千景(しらつき・ちかげ)――だがその正体は、罪を犯した死神を裁く“死神審問官”だった。

「これは、人に紛れて生きる“堕ちた死神”が仕掛けた死の連鎖だ」

元凶は“黒標対象ユエ”。人の皮を被り、学園に潜む異端の死神だった。
そんな黒標対象を見つける鍵は、藍良の寺にあるという《虚映ノ鏡(きょえいのかがみ)》。
だが、その鏡の存在が、新たな謎を呼び起こすことに──。

藍良と千景は、“黒標対象ユエ”に辿り着くことができるのか?

神の力と月の詠唱が交差するとき、
「真実」と「命」を賭けた、審判の夜が幕を開ける――。


―登場人物—

・水無瀬藍良(みなせ・あいら)
本作の主人公。高校3年生。寺の娘で勝気な性格。
不可解な事件の渦中に巻き込まれていく。

・白月千景(しらつき・ちかげ)
転校生として学園に現れた塩顔イケメン。
その正体は、罪を犯した死神を裁く「死神審問官」。藍良にベタ惚れ中。

・タマオ
死神界から旅行に来た、しゃべる「神蛇」。
居心地の良さから藍良の家に棲みついた。好物は出し巻き卵。

・ユエ
“堕ちた死神”=黒標対象。ある目的のために、人間を死へと導き、魂を集めている。

・遠藤咲(えんどう・さき)
藍良の親友。明るくしっかり者でよき理解者。

・水無瀬慈玄(みなせ・じげん)
藍良の父。寺の住職。穏やかで人当たりの良い性格。
千景ともなぜか意気投合する。

・藤堂翔真(とうどう・しょうま)
生徒人気の高い教員。
だがその裏では、藍良たちに不審な行動を目撃されていて…?
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