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第1章 黒標対象と死神審問官
第16話 黒標対象“ユエ”
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藍良は、ハッと目を開けた。痺れる体に鞭を打って、ゆっくり上半身を起こす。そうして周囲を見渡すと、そこは見慣れない空間だった。
広さはちょうど、藍良のクラスと同じくらい。窓にはカーテンがかかっていたが、僅かな隙間から微かに光が漏れている。光の明るさから察するところ、どうやら今は日中。攫われてからさほど時間は経っていないのだろう。
カーテンの前には大型の棚や折りたたまれた椅子、鉄パイプのようなポールが雑多に積まれている。校舎内の使われていない教室だと、藍良はそう察した。
ふと、保健室での出来事が脳裏に蘇り、身震いする。蛇の感触を思い出し、藍良は顔を歪ませ、両手で体をさすった。
「気色わるっ」
そう小さく呟きながら、再び、冷静に周囲を見る。自分はきっと攫われたのだろう。とはいえ、今ここに人の気配はない。藍良は思いきり息を吸い、大声で叫んだ。
「千景!タマオ!」
だが、返事は返って来なかった。校舎内のどこかだとは思うが、誰かの声も、足音も聞こえない。一気に不安に襲われる中、空間を裂くように、静かな声が響いた。
「……起きたみたいだね」
男の声が響き、藍良は体をビクつかせた。誰もいないと思っていたが、どうやら気配を殺していたらしい。
その声は、まるで澄んだ水面のように穏やかで、美しい響きを持っていた。だが、声を聞いた瞬間、藍良は本能的に「危険」だと確信した。言葉では表せない、理屈を越えた恐怖を感じたのだ。
藍良はそっと、声のする方へと目を凝らす。カーテンの隙間から漏れた光が、ゆっくりと彼を浮かび上がらせた。
若い。
年齢は自分と同じくらいか、二十代前半ほどに見える。
通った鼻筋に切れ長の目、研ぎ澄まされたような眼差し。黒い装束に身を包み、佇む姿にはどこか異質な静けさがあった。
——だが、何よりも目を奪われたのは、その髪だった。
真っ白な髪。
冷たい白銀の輝きを纏っていたのだ。
藍良は、痺れの残る体を引きずるように、じり、と床を擦って後退する。
「誰?あんた」
「怖がらないで。ちょっと色々話を聞かせて欲しいんだ」
まるで優しさすら含んでいるような口調。だが、その裏に底知れない闇があるようで、藍良の喉は静かに鳴った。
「……聞きたいこと?」
「うん。君の傍にいる、あの死神のことさ」
——千景。
その一言で、藍良の全身に緊張が走った。
──こいつ、千景のことを知っている
となれば、可能性は一つしかない。
「あんたが、黒標対象?」
藍良は意を決して問いかけた。すると男は、くすりと小さく笑った。その仕草は、どこか楽しげだ。
「そう。僕が——あの審問官が探してる黒標対象、ユエ。よろしくね」
微笑みながら、彼——ユエは、まるで旧友にでも会ったかのように手を差し出した。柔らかく、穏やかに。だが、藍良はその手を一瞥し、ユエを鋭く睨みつけた。
「……悪いけど、握手どころじゃないの。体中、痺れてるんだよね。あんたが寄こした、あの蛇のせいで」
その一言に、ユエは「あっ」と声を漏らし、軽く肩をすくめた。
「ごめんごめん。忘れてた。うちの子、加減を知らなくてさ」
次の瞬間、しゅるり、と音がした。
天井裏から、黒い影が這い出してくる。
それは、例の大蛇だった。
タマオよりも二回りは大きい。太く、ゆっくりと動くたびにその鱗が光を撥ね返す。全身に不規則な斑点模様が走り、不気味な存在感をさらに際立たせていた。
藍良は静かに息を呑んだ。
喉の奥が凍りつくようだ。
心の奥底から、経験したことがないような恐怖がじわじわと這い上がってくるのを感じる。
「ここはどこ?」
その一言に、ユエはふっと口元を緩めた。彼はくるりとその場を回り、小さな円を描くようにゆっくりと歩き始める。まるで舞台の上に立つ役者のように、堂々と。
「ここは、校内だよ。廃棄された旧備品室。学校っていいところだねえ。思春期の葛藤に嫉妬、いじめ、自己嫌悪……色んな負の感情が満ちてるし、中高生は隙があり過ぎる。とっても簡単に、心に入り込めるんだ」
ユエは楽しげではあるが、瞳はどこまでも冷たかった。それから、ユエはこの学校がどれほど楽しい場所か、ご丁寧に、手振りを添えて語り出した。とにかく、自分の話を誰かに披露したくて仕方ない様子だ。
その姿に、藍良は拍子抜けする。
一見恐ろしい男かと思ったが、注意深い人間ではないようだ。
その証拠に今、藍良の方を向いてすらいない。
藍良はチャンスとばかりに、ポケットに手を入れた。
そこには、スマホの感触が確かにあった。
大蛇の毒がまだ効いていて、藍良の体は思った以上に動かなかった。だが、指先ならどうにか動かせる。連絡を取る相手は、千景ではない。死神の千景は、スマホを持っていないのだ。
──連絡をする相手、それは咲だ。
ユエがこちらに背を向け、語りに夢中になっている間に、藍良はポケットの中でスマホをそっと操作した。
画面を見ないまま、感覚だけを頼りにメッセージアプリを開く。
『誘拐された。校内にいる。千景に伝えて』
震える指で打ち込んだメッセージ。
多少の誤字はあったかもしれない。けれど、今はそんなことに構っていられない。
咲は驚くだろう。でも、きっと伝えてくれる。
藍良はそう信じていた。
なぜなら、咲は千景の隣の席だからだ。
送信ボタンを押すと同時に、藍良はもう一度ポケットの中で操作を続けた。次に開いたのは、ボイスレコーダー。スマホに元から入っていた機能。使うのは初めてだったが、幸い起動は簡単だった。
録音ボタンをタップし、藍良はスマホをポケットに仕舞うと、何食わぬ顔で顔を上げた。
その瞬間、藍良はギョッとした。ユエの目が、藍良を真っ直ぐ見据えていたのだ。
……バレた!?
心臓が跳ね、血の気が一瞬で引く。
ところがユエは、首を少しかしげて柔らかく微笑んだ。
「ねえ。ちゃんと聞いてる?僕の話」
その一言に、藍良は安堵の吐息をこぼした。
「もちろん。……あんたすごいね、色々と」
できるだけ自然に、平静を装って返す。その言葉の薄さに苦笑しそうになるが、ユエは満足げに頷くと、再び身振りを交えながら話し始めた。
……アホで良かった。
ほんの少しだけ、藍良の唇に皮肉な笑みが浮かぶ。しかし次の瞬間、ユエの声がふと低く落ちた。
「どこまで話したっけ。ああ、そう。この学校には邪気が多いって話だったね」
一歩、また一歩と床を踏みながら、ユエは話を続ける。
「助かるよ、ほんと。こんなに邪気があるなんて。これなら僕の目的も、予定よりずっと早く達成できそうだ」
ユエはそう言って、にこりと笑った。
その笑顔には、まるで「献血が捗って助かる」とでも言わんばかりの、冷たい無邪気さがあった。
「……目的?」
藍良が問い返すと、ユエは軽く頷いた。
「うん。強大な力の復活。それが僕の目的」
藍良は内心、息を呑んだ。
千景が「なぜ黒標対象が必要以上に邪気を持った人間の魂を集めているのか、本当のところはわからない」と言っていた。
その核心に、なんと黒標対象自ら触れようとしているのだ。
藍良は表情に動揺を出さぬよう、言葉を探す。
「強大な力って、なに?誰を復活させるの?」
「そのままの意味だよ。……まあ、人間には到底、理解できない話だと思うけどね」
ユエはゆったりと背筋を伸ばしながら語り出した。
「死神の世界にはかつて、偉大な存在がいた。神の中の神。死神界を統べる、絶対的な力を持つ存在。かつては崇敬の対象だった。けれどその力は、あまりにも強すぎた」
藍良は静かに息を呑み、耳を傾ける。だが、心の中では悪態をついていた。
──「人間には理解できない」って言っといて、めっちゃ語るじゃん……。
「審問官たちをはじめ、死神界の保守派は恐れたんだ。その存在を秩序の敵と断じて、封印した。僕はその神を、この世界に呼び戻したいんだよ。邪気に満ちた人間の魂は、それを叶える最高の供給源なんだ」
「それで、うちの学園の人たちを自殺に見せかけて、殺してきたってわけ?」
低く絞り出すように言うと、ユエはくくくっと喉を鳴らして笑った。
そして、両手を大げさに広げ、どこか芝居がかった口調で言い放つ。
「その通り!だからこそ、僕は千景とかいう審問官に捕まるわけにはいかない」
その言葉に、藍良はあえて食い気味に問いかけた。
「……あんた、どうして、千景が死神の審問官だってわかったの?」
ピクリ——。
ユエの眉が微かに跳ねた。ほんの一瞬、空気が止まる。
次の瞬間、彼の笑顔が消え、細めていた目が鋭く見開かれた。
「……僅かに神気を感じたんだよ。死神界の中でも限られた階級の者だけが持つ、特別な気配。それにあいつが纏っていた気は……僕にとって、絶対に忘れられないものだ」
「……どういう意味?」
すると、ユエの表情がゆっくりと歪んでいく。その変化から読み取れるのは、千景に対する明確な敵意だった。
「千景こそ、僕の敬愛するカグヤ神を封印した審問官。僕の目的は、カグヤ神をこの世界に蘇らせ、その偉大なる存在に再び跪くこと。そして……あの審問官、千景をこの手で討ち滅ぼすことだよ」
広さはちょうど、藍良のクラスと同じくらい。窓にはカーテンがかかっていたが、僅かな隙間から微かに光が漏れている。光の明るさから察するところ、どうやら今は日中。攫われてからさほど時間は経っていないのだろう。
カーテンの前には大型の棚や折りたたまれた椅子、鉄パイプのようなポールが雑多に積まれている。校舎内の使われていない教室だと、藍良はそう察した。
ふと、保健室での出来事が脳裏に蘇り、身震いする。蛇の感触を思い出し、藍良は顔を歪ませ、両手で体をさすった。
「気色わるっ」
そう小さく呟きながら、再び、冷静に周囲を見る。自分はきっと攫われたのだろう。とはいえ、今ここに人の気配はない。藍良は思いきり息を吸い、大声で叫んだ。
「千景!タマオ!」
だが、返事は返って来なかった。校舎内のどこかだとは思うが、誰かの声も、足音も聞こえない。一気に不安に襲われる中、空間を裂くように、静かな声が響いた。
「……起きたみたいだね」
男の声が響き、藍良は体をビクつかせた。誰もいないと思っていたが、どうやら気配を殺していたらしい。
その声は、まるで澄んだ水面のように穏やかで、美しい響きを持っていた。だが、声を聞いた瞬間、藍良は本能的に「危険」だと確信した。言葉では表せない、理屈を越えた恐怖を感じたのだ。
藍良はそっと、声のする方へと目を凝らす。カーテンの隙間から漏れた光が、ゆっくりと彼を浮かび上がらせた。
若い。
年齢は自分と同じくらいか、二十代前半ほどに見える。
通った鼻筋に切れ長の目、研ぎ澄まされたような眼差し。黒い装束に身を包み、佇む姿にはどこか異質な静けさがあった。
——だが、何よりも目を奪われたのは、その髪だった。
真っ白な髪。
冷たい白銀の輝きを纏っていたのだ。
藍良は、痺れの残る体を引きずるように、じり、と床を擦って後退する。
「誰?あんた」
「怖がらないで。ちょっと色々話を聞かせて欲しいんだ」
まるで優しさすら含んでいるような口調。だが、その裏に底知れない闇があるようで、藍良の喉は静かに鳴った。
「……聞きたいこと?」
「うん。君の傍にいる、あの死神のことさ」
——千景。
その一言で、藍良の全身に緊張が走った。
──こいつ、千景のことを知っている
となれば、可能性は一つしかない。
「あんたが、黒標対象?」
藍良は意を決して問いかけた。すると男は、くすりと小さく笑った。その仕草は、どこか楽しげだ。
「そう。僕が——あの審問官が探してる黒標対象、ユエ。よろしくね」
微笑みながら、彼——ユエは、まるで旧友にでも会ったかのように手を差し出した。柔らかく、穏やかに。だが、藍良はその手を一瞥し、ユエを鋭く睨みつけた。
「……悪いけど、握手どころじゃないの。体中、痺れてるんだよね。あんたが寄こした、あの蛇のせいで」
その一言に、ユエは「あっ」と声を漏らし、軽く肩をすくめた。
「ごめんごめん。忘れてた。うちの子、加減を知らなくてさ」
次の瞬間、しゅるり、と音がした。
天井裏から、黒い影が這い出してくる。
それは、例の大蛇だった。
タマオよりも二回りは大きい。太く、ゆっくりと動くたびにその鱗が光を撥ね返す。全身に不規則な斑点模様が走り、不気味な存在感をさらに際立たせていた。
藍良は静かに息を呑んだ。
喉の奥が凍りつくようだ。
心の奥底から、経験したことがないような恐怖がじわじわと這い上がってくるのを感じる。
「ここはどこ?」
その一言に、ユエはふっと口元を緩めた。彼はくるりとその場を回り、小さな円を描くようにゆっくりと歩き始める。まるで舞台の上に立つ役者のように、堂々と。
「ここは、校内だよ。廃棄された旧備品室。学校っていいところだねえ。思春期の葛藤に嫉妬、いじめ、自己嫌悪……色んな負の感情が満ちてるし、中高生は隙があり過ぎる。とっても簡単に、心に入り込めるんだ」
ユエは楽しげではあるが、瞳はどこまでも冷たかった。それから、ユエはこの学校がどれほど楽しい場所か、ご丁寧に、手振りを添えて語り出した。とにかく、自分の話を誰かに披露したくて仕方ない様子だ。
その姿に、藍良は拍子抜けする。
一見恐ろしい男かと思ったが、注意深い人間ではないようだ。
その証拠に今、藍良の方を向いてすらいない。
藍良はチャンスとばかりに、ポケットに手を入れた。
そこには、スマホの感触が確かにあった。
大蛇の毒がまだ効いていて、藍良の体は思った以上に動かなかった。だが、指先ならどうにか動かせる。連絡を取る相手は、千景ではない。死神の千景は、スマホを持っていないのだ。
──連絡をする相手、それは咲だ。
ユエがこちらに背を向け、語りに夢中になっている間に、藍良はポケットの中でスマホをそっと操作した。
画面を見ないまま、感覚だけを頼りにメッセージアプリを開く。
『誘拐された。校内にいる。千景に伝えて』
震える指で打ち込んだメッセージ。
多少の誤字はあったかもしれない。けれど、今はそんなことに構っていられない。
咲は驚くだろう。でも、きっと伝えてくれる。
藍良はそう信じていた。
なぜなら、咲は千景の隣の席だからだ。
送信ボタンを押すと同時に、藍良はもう一度ポケットの中で操作を続けた。次に開いたのは、ボイスレコーダー。スマホに元から入っていた機能。使うのは初めてだったが、幸い起動は簡単だった。
録音ボタンをタップし、藍良はスマホをポケットに仕舞うと、何食わぬ顔で顔を上げた。
その瞬間、藍良はギョッとした。ユエの目が、藍良を真っ直ぐ見据えていたのだ。
……バレた!?
心臓が跳ね、血の気が一瞬で引く。
ところがユエは、首を少しかしげて柔らかく微笑んだ。
「ねえ。ちゃんと聞いてる?僕の話」
その一言に、藍良は安堵の吐息をこぼした。
「もちろん。……あんたすごいね、色々と」
できるだけ自然に、平静を装って返す。その言葉の薄さに苦笑しそうになるが、ユエは満足げに頷くと、再び身振りを交えながら話し始めた。
……アホで良かった。
ほんの少しだけ、藍良の唇に皮肉な笑みが浮かぶ。しかし次の瞬間、ユエの声がふと低く落ちた。
「どこまで話したっけ。ああ、そう。この学校には邪気が多いって話だったね」
一歩、また一歩と床を踏みながら、ユエは話を続ける。
「助かるよ、ほんと。こんなに邪気があるなんて。これなら僕の目的も、予定よりずっと早く達成できそうだ」
ユエはそう言って、にこりと笑った。
その笑顔には、まるで「献血が捗って助かる」とでも言わんばかりの、冷たい無邪気さがあった。
「……目的?」
藍良が問い返すと、ユエは軽く頷いた。
「うん。強大な力の復活。それが僕の目的」
藍良は内心、息を呑んだ。
千景が「なぜ黒標対象が必要以上に邪気を持った人間の魂を集めているのか、本当のところはわからない」と言っていた。
その核心に、なんと黒標対象自ら触れようとしているのだ。
藍良は表情に動揺を出さぬよう、言葉を探す。
「強大な力って、なに?誰を復活させるの?」
「そのままの意味だよ。……まあ、人間には到底、理解できない話だと思うけどね」
ユエはゆったりと背筋を伸ばしながら語り出した。
「死神の世界にはかつて、偉大な存在がいた。神の中の神。死神界を統べる、絶対的な力を持つ存在。かつては崇敬の対象だった。けれどその力は、あまりにも強すぎた」
藍良は静かに息を呑み、耳を傾ける。だが、心の中では悪態をついていた。
──「人間には理解できない」って言っといて、めっちゃ語るじゃん……。
「審問官たちをはじめ、死神界の保守派は恐れたんだ。その存在を秩序の敵と断じて、封印した。僕はその神を、この世界に呼び戻したいんだよ。邪気に満ちた人間の魂は、それを叶える最高の供給源なんだ」
「それで、うちの学園の人たちを自殺に見せかけて、殺してきたってわけ?」
低く絞り出すように言うと、ユエはくくくっと喉を鳴らして笑った。
そして、両手を大げさに広げ、どこか芝居がかった口調で言い放つ。
「その通り!だからこそ、僕は千景とかいう審問官に捕まるわけにはいかない」
その言葉に、藍良はあえて食い気味に問いかけた。
「……あんた、どうして、千景が死神の審問官だってわかったの?」
ピクリ——。
ユエの眉が微かに跳ねた。ほんの一瞬、空気が止まる。
次の瞬間、彼の笑顔が消え、細めていた目が鋭く見開かれた。
「……僅かに神気を感じたんだよ。死神界の中でも限られた階級の者だけが持つ、特別な気配。それにあいつが纏っていた気は……僕にとって、絶対に忘れられないものだ」
「……どういう意味?」
すると、ユエの表情がゆっくりと歪んでいく。その変化から読み取れるのは、千景に対する明確な敵意だった。
「千景こそ、僕の敬愛するカグヤ神を封印した審問官。僕の目的は、カグヤ神をこの世界に蘇らせ、その偉大なる存在に再び跪くこと。そして……あの審問官、千景をこの手で討ち滅ぼすことだよ」
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