【待合室書店】のオーナーきゅうりさんの履歴書とアクアマリンのカード

愛澤凛音

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第20話

アクアマリンのカード

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アクアマリンのネックレスの輝きから、

ゆかさんと再会して、

きゅうりさんと実花さんへ、

結花さんの事故死の真相について、

結花さん、本人から語られるときが来ました。

私が実花さんに連絡して、

書店の開店前に、書店に来てもらうように、

お願いしたのです。

きゅうりさんと実花さんには、

「タロットカードで、

今の結花さんのお気持ちを占ってもよいですか?」

と、事前に、それぞれお二人に話していました。

きゅうりさんは、

「そんなこと占えるんだね~」と感心し、

実花さんは、

「そんなことわかるわけないじゃない。時間の無駄よ」と

毒を吐かれましたが、

結局、きゅうりさんと一緒に聞くことになりました。

きゅうりさんと実花さんと私は、対面してソファに座り、

テーブルの上にクロスを敷いて、

アクアマリンのカードを並べました。

そして、アクアマリンにカードと私のネックレスのアクアマリンが、

同時に光を放ち、私たちを一瞬で囲みました。

と…同時に、ゆかさんの声が、あたしに、

「あなたには、私が話しているように聞こえるかもしれないけれど、

二人には、美咲麻鈴が話しているように、

聞こえているから心配しないでね」といいました。

美咲麻鈴は、

「結花さんは、お二人に謝りに来たようです。

結花さんは、事故死ではなく、自ら命を絶ったようです。

一番の原因は、

心の中に新堂先生への愛情が芽生え始めていたこと、と…

桜子先生のきゅうりさんへの想いの深さに悩んでいたようです。

当時、問題山済みの学園の状況も結花さんを苦しめたようです。

誰にも相談できずに、

結果的に衝動的な行動をとってしまったようです。

ごめんなさいと…謝っています」

と…二人に話しました。

「美咲さん、冗談きついよ!占いでしょ?

私は信じないわよ。そんな占い」と…

実花さんは、私にいいました。

きゅうりさんは、無言でした。

ゆかさんが、あたしに

「自ら命を絶ったから、私は命をつなぐ番人になったのよ。

あなたの愛が潤矢を生かせてくれていたの…

だから、あなたをもう一度、潤矢のもとへつないだの…

本当にありがとう!」

といいました。

そして、光は消えていきました。

私は、涙を流さないように必死でこらえました。

そして、きゅうりさんと実花さんに、

「私の占いは、当たらないみたいですから…

気にしないでくださいね」

と…お道化てみせました。

「もう、冗談はやめてよ~時間の無駄じゃない!」と…

実花さんは、結花さんの言葉を信じていないようでしたが…

無言のきゅうりさんは、わかっていたようです…。

もしかしたら、結花さん本人が語る前から、

わかっていたのかもしれません。

そして、私の存在のことも…

しばらくして…

「ありがとう」と、きゅうりさんは、いいました。

このようにして、

三条結花さんのアクアマリンのカードは切られました。
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