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第19話
結花さんと私
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きゅうりさんが、結花さんの事故の件を、
私たちに、話をした日の夜の出来事でした。
きゅうりさんと実花さんと私で、ファミレスで食事をして、
お腹いっぱいで、満足して、
書店の2階の私の部屋に入ってからのことです。
私のネックレスのアクアマリンが輝き始めたのです。
アクアマリンの光は、キラキラと輝きながら、
私を包み込むように私の周りに広がりました。
そして、ゆかさんが、私の目の前に現れたのです。
「ゆかさん…?」
戸惑う私に…
「元気そうね…よかったわ…
ごめんなさいね、実花が、あなたに迷惑かけたわね。
潤矢も相変わらず…マイペースだし…」
「結花さん、私たちの様子をご覧になっていたのですね」
「そう、そのアクアマリンのネックレスと
アクアマリンのタロットカードで、
私とあなたは繋がっていたのよ。
どちらも、私の涙からつくり出したものだから…
あなたは、私と一緒にいたようなものよ。
潤矢や実花を見守るために、あなたに託したのよ」
「では、もしかして、
私は、これできゅうりさんたちと、
お別れしないといけないのですか?
私の役目も、もう、そろそろ終わりでしょうか?」
「そんなことは、ないわよ。
あなたは、美咲麻鈴さんとして、今後も生き続けるのよ。
あなたが美咲麻鈴さんになる、
以前の美咲麻鈴さんの魂は、
自分の意思で、あなたと入れ替わることで、
別世界への転生することを決めたの。
だから、あなたの代わりはあなたしかいないのよ、月ちゃん。
しばらく会っていなかった、育てのお父さんはどう?」
「変わりないです。いつも優しさで溢れています。
少し抜けているところが、大好きです。」
「そう、良かった。
でも、私は、潤矢はだいぶん抜けているところがあると思うけどね…」
「結花さん、もし、よろしければ、
結花さんの事故の詳しいことを、おしえていただけませんか?」
「いいわよ。でも、それは明日、潤矢と実花とあなたが、
一緒にいる場所で、あなたの体をかりて、お話してもいいかしら?
あなたは、タロットカードを読み解く感じで二人に話して欲しいの。
あなたは、
アクアマリンのタロットカードとネックレスのアクアマリンから
私の言葉を聞き取り、そのとおりに話すだけでいいのよ。
できるでしょ?」
「はい、たぶん、できると思います」
「あなたは、今、私がいる世界、
レインボーブリッジステーションで、なぜ、【つなぎ役】になったのか?
理由がわかるはずよ…
あなたが、潤矢の側へもう一度、行くことができた理由もね。
あと、これはあなたへのクイズね。
あなたと同じように、魂が入れ替わった人物が、
今まで、会った人の中にいるわよね。
その人は、あなたの運命の人なのよ。
あなたが、気に入るかどうかは、別だけどね…。
前世は、あなたと同じゴールデンレトリバーの男の子。
もう、わかったかしら…。
あなたの人生は、まだ、これからよ。
潤矢と実花のこともよろしくお願いしますね。
ここまで、あなたは、よく頑張ってくれたわ。
本当にありがとう。
じゃあ、明日、また、お会いしましょう。
明日は、体力をかなり使うかもしれないから、
今日は、ぐっすりおやすみなさい。わかった?」
「はい、ゆかさん、おやすみなさい」
久々に、ゆかさんの声を聴いた私は、
すっかり【あたし】に戻っていました。
育てのお父さんと育てのお母さんの愛情に包まれたように、
その夜は、あたしは、ぐっすりと眠ることができました。
私たちに、話をした日の夜の出来事でした。
きゅうりさんと実花さんと私で、ファミレスで食事をして、
お腹いっぱいで、満足して、
書店の2階の私の部屋に入ってからのことです。
私のネックレスのアクアマリンが輝き始めたのです。
アクアマリンの光は、キラキラと輝きながら、
私を包み込むように私の周りに広がりました。
そして、ゆかさんが、私の目の前に現れたのです。
「ゆかさん…?」
戸惑う私に…
「元気そうね…よかったわ…
ごめんなさいね、実花が、あなたに迷惑かけたわね。
潤矢も相変わらず…マイペースだし…」
「結花さん、私たちの様子をご覧になっていたのですね」
「そう、そのアクアマリンのネックレスと
アクアマリンのタロットカードで、
私とあなたは繋がっていたのよ。
どちらも、私の涙からつくり出したものだから…
あなたは、私と一緒にいたようなものよ。
潤矢や実花を見守るために、あなたに託したのよ」
「では、もしかして、
私は、これできゅうりさんたちと、
お別れしないといけないのですか?
私の役目も、もう、そろそろ終わりでしょうか?」
「そんなことは、ないわよ。
あなたは、美咲麻鈴さんとして、今後も生き続けるのよ。
あなたが美咲麻鈴さんになる、
以前の美咲麻鈴さんの魂は、
自分の意思で、あなたと入れ替わることで、
別世界への転生することを決めたの。
だから、あなたの代わりはあなたしかいないのよ、月ちゃん。
しばらく会っていなかった、育てのお父さんはどう?」
「変わりないです。いつも優しさで溢れています。
少し抜けているところが、大好きです。」
「そう、良かった。
でも、私は、潤矢はだいぶん抜けているところがあると思うけどね…」
「結花さん、もし、よろしければ、
結花さんの事故の詳しいことを、おしえていただけませんか?」
「いいわよ。でも、それは明日、潤矢と実花とあなたが、
一緒にいる場所で、あなたの体をかりて、お話してもいいかしら?
あなたは、タロットカードを読み解く感じで二人に話して欲しいの。
あなたは、
アクアマリンのタロットカードとネックレスのアクアマリンから
私の言葉を聞き取り、そのとおりに話すだけでいいのよ。
できるでしょ?」
「はい、たぶん、できると思います」
「あなたは、今、私がいる世界、
レインボーブリッジステーションで、なぜ、【つなぎ役】になったのか?
理由がわかるはずよ…
あなたが、潤矢の側へもう一度、行くことができた理由もね。
あと、これはあなたへのクイズね。
あなたと同じように、魂が入れ替わった人物が、
今まで、会った人の中にいるわよね。
その人は、あなたの運命の人なのよ。
あなたが、気に入るかどうかは、別だけどね…。
前世は、あなたと同じゴールデンレトリバーの男の子。
もう、わかったかしら…。
あなたの人生は、まだ、これからよ。
潤矢と実花のこともよろしくお願いしますね。
ここまで、あなたは、よく頑張ってくれたわ。
本当にありがとう。
じゃあ、明日、また、お会いしましょう。
明日は、体力をかなり使うかもしれないから、
今日は、ぐっすりおやすみなさい。わかった?」
「はい、ゆかさん、おやすみなさい」
久々に、ゆかさんの声を聴いた私は、
すっかり【あたし】に戻っていました。
育てのお父さんと育てのお母さんの愛情に包まれたように、
その夜は、あたしは、ぐっすりと眠ることができました。
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