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第18話
実は、ボクなんです!
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山科桔梗さんから三条実花さんに連絡が来たのは、
私たちが喫茶店【ジゲン】で、
実花さんと私の3人でお会いしてから、
数日が経過してからでした。
書店の常連さんのように、
実花さんが私のところに近づいてきて、
「山科さんから連絡があったんだけど、弟の昴さん、
潤矢さんと直接、話をしたいって、いってるらしいのよ!」
「そうなのですね。外出できるまで回復されているんですね。
逆に良かったんじゃないですか?」
「そうなんだけど…私たちは、
潤矢さんには、極秘で行動していた訳だし…」
「きゅうりさんは、そんなことで怒らないですよ…きっと」
「きゅうりさん?」
あ!しまった!…と、そのとき思ったのです。
ボスキャラ実花さんの前では、
きゅうりさんの呼び名はいってなかったんだ…と
地雷を踏んだ私は、オーマイ・ガーと心で叫びながら…
冷静な顔で、きゅうりさんの命名の由来を、
また、説明していました。
「ふーん」と興味のなさそうな顔をしたものの、
「そう言われれば、意外と、それっぽいわね~」と…
実花さんに、軽く同意されたようで嬉しかったのです。
と…いう流れで、
実花さんと私は、きゅうりさんに、
山科桔梗さんとお会いしたことと…
弟さんの昴さんが、きゅうりさんと会って、
話をしたい旨を伝えました。
「そう、ボクはいつでもいいよ」
と…軽くいうので、
桔梗さんに連絡を取ると…
「では、今から弟と一緒にうかがいます」
と…トントン拍子に話が進んだのです。
「きゅうりさん、もうすぐ、桔梗さんたち来られるかもですね」
「うん、わかった~」
といいながら、今日到着した書籍の整理をしていると…
その中に、真田花恋さんが注文されていた
【ウインドメッセンジ~風の使者】がありました。
「きゅうりさん、それ、花恋さんの注文されていた本ですよね」
「うん」
「その作者は、昴さんみたいですよ。」
「えっ?そうなの?」
「部屋に引きこもって、小説を書いていたみたいです。
WEB小説で賞を受賞されて、デビューされたみたいですよ。
先日、桔梗さんにおききして、びっくりしたんです!」
「そっか~夢叶ったんだな~」
きゅうりさんが小さく囁いたので…
私は、やはりきゅうりさんは、昴さんのことを
知っていたんだな~と思いました。
「この本の作者は、ムツラ☆ボシって書いてあるでしょ?
昴くんのペンネーム、そのままだよね!」
と…きゅうりさんは、
いつものきゅうりさんスマイルを炸裂させていました。
しばらくして、桔梗さんと昴さんが来店されました。
はじめて、お会いする昴さんは、
引きこもっていたわりには、
顔色もよく、笑顔で、
デニムシャツにベージュのチノパンに姿で、
ニューバランスのシューズを履いていて、
170センチくらいの細身の体系をされていました。
「昴くん、久しぶりだね~」ときゅうりさんが声をかけると…
「ご無沙汰しています」
と…昴さんはペコリと頭をさげました。
「な~んだ、元気そうじゃない。
引きこもってたようには、見えないわよ」
と…相変わらず、実花さんの毒舌に、
桔梗さんと昴さんは、苦笑いをされていました。
書店の営業中だったので、
書店内の窓際の近くの椅子に、
お二人に座っていただき、
きゅうりさんがいれたコーヒーを飲みながら、お話ししました。
「柊野先生、弟がお世話になりました」
と、桔梗さんが話すと…同時に昴さんも頭を下げます。
「いいえ~ボクは何もしてないし…
でも、小説家になれたみたいだね~良かったね~」
と…
手に持っていた【ウインドメッセンジ~風の使者】を
二人にみせたのです。
「ボクの本じゃないですか~ありがとうございます」
「たまたま、注文があってね。3冊注文していたの…
良かったら、1冊にサインしてもらえるかな?」
「いいですよ!あとでしますね」
きゅうりさんと昴さんの会話がひと段落すると…
実花さんが
「昴くん、聞きにくいことなんだけど…
結花姉さんの事故死のことで、
知っていることあったら、おしえてもらえないかな?」
質問した。
「先日、桔梗がお話ししたように、
ボクは、三条先生に小説家になりたいという夢のことと、
同じクラスの男子生徒に、
イジメのような行為を受けていたことを相談していました。
もちろん、担任の新堂先生にも相談していたんです。
三条先生の事故があった日の夕方、先生と学校にいたのは、
実は、ボクなんです。
ボクをイジメていた学生と話をしてきた新堂先生が、
後から、三条先生とボクがいる部屋に来ました。
翌日、あんな大変なことになっていて、
それからボクは、部屋を出れなくなったんです」
と…昴さんが申し訳なさそうに、
質問に答えていると…
「昴くん、もういいよ。あとは、ボクが説明するから…」
と…きゅうりさんが昴さんの説明を中断させました。
実花さんと桔梗さんと私は、驚いたように、
きゅうりさんの方に、視線を向けたのです。
そして、きゅうりさんは、ゆっくりと話し始めました。
「当時、ボクと結花が婚約していたことは、
学校では、ほとんど誰にも知られていなかったんだ。
ボクも学校の行事や授業のことで、結構忙しかったし、
結花も昴くんのことだけではなくて、
桔梗さんも含めた、自分のクラスのことで、
頭がいっぱいだった。
ボクは、結花から告白されて、結花と付き合うようになった。
一緒にいると楽しかったし、仕事の悩みも共有できていた。
どちらから切り出したわけでもなく、
自然と結婚しようか~という流れになっていたんだ。
そんなある日、ボクは、新堂桜子理事長、
当時は、西山桜子先生に相談したいことがあるから、
学校の近くの喫茶店へ来てくれないか…
といわれてボクはその喫茶店へ行ったんだ、
話しは、イジメがエスカレートする前に止めさせたい…
という内容だった。
その喫茶店から出て、ボクが帰ろうとすると、
桜子さんが、突然、ボクに抱きついてきて、
ボクへの想いを伝えてきたんだ。
そのことを結花は、人伝えに聞いた…
と後日、ボクに伝えてきた。
結花は気にしてないから大丈夫。
内緒にしている私たちにも原因があるかもだから…と…
同じ頃、今の校長の新堂も結花との距離を
近づけようとしていることを…
結花から聞いたんだ。
結花の心は揺れていたのかもしれない…
そんなとき、結花が事故で突然起きて、
結花はいなくなってしまった。
結花が、いなくなってしまう原因をつくったのは、
当時、何もできなかったボクにあるんだ。
昴くんではなく、実は、ボクなんだよ!
その後は、結花からイジメのことは聞いていたので、
昴くんの心のケアために、
桔梗さんたち家族がいないときに、
連絡を取って、話を聞いたりしていた。
小説家になりたいという夢のこともね…
これが、ボクが、勝手に消したボク自身の履歴書なんだ。
ボクは、被害者のように、装っていたけど…
実は、加害者なんだよ…
実花ちゃん、ごめんね…
今まで言えなくて…」
きゅうりさんは、涙を浮かべながら、実花さんに謝ったのです。
実花さんは、下を向いたまま無言でした。
しばらくして、
「結花姉さんは、私にね、言っていたの、
何があっても潤矢さんのことは、許してあげられるの…
ばか正直につける薬は、私しかいないから…って」
実花さんは、目を閉じたまま微笑みました。
そんな実花さんをみた、きゅうりさんは、
しばらくは、そのまま何もすることが、できないようでした。
きゅうりさんは、気持ちが落ち着いた後、
昴さんに本にサインをしてもらって、
「桔梗さんも昴くんも今日は、わざわざありがとうね。
よかったら、また、来てくださいね」と伝えました。
実花さんも「ありがと」と二人にお礼をいっていたときです、
真田花恋さんが、来店されました。
「こんにちは、本が入荷したと連絡があったのですが…」
「丁度よかったです。
3冊入荷してまして、そのうち、1冊サイン本がなのですが…
どれを購入されますか?」
と…きゅうりさんが、花恋さんに尋ねると…
「じゃあ、サイン本とサインのない本の2冊お願いします」
と…いうので…
「真田さんも、なかなかの本好きですね~」
ときゅうりさんは、笑って言いました。
「まさか、サイン本まであるとは、思わなかったので…
びっくりしています!」
花恋さんは、小説を書いたご本人が、
すぐそばにいることを、知ったら、
さらに驚くだろうな~
と私は思いましたが、昴さんも何もいわずにいたので、
花恋さんは、本を購入して、嬉しそうに、
書店を出ていかれました。
その後姿を、笑顔で昴さんはみつめていました。
桔梗さんと昴さんがご自宅に帰宅された後、
きゅうりさんが、
「実花ちゃん、美咲さん、あとでご飯食べに行こうか~」
と…いうので、実花さんも私も、喜んで頷きました。
私たちが喫茶店【ジゲン】で、
実花さんと私の3人でお会いしてから、
数日が経過してからでした。
書店の常連さんのように、
実花さんが私のところに近づいてきて、
「山科さんから連絡があったんだけど、弟の昴さん、
潤矢さんと直接、話をしたいって、いってるらしいのよ!」
「そうなのですね。外出できるまで回復されているんですね。
逆に良かったんじゃないですか?」
「そうなんだけど…私たちは、
潤矢さんには、極秘で行動していた訳だし…」
「きゅうりさんは、そんなことで怒らないですよ…きっと」
「きゅうりさん?」
あ!しまった!…と、そのとき思ったのです。
ボスキャラ実花さんの前では、
きゅうりさんの呼び名はいってなかったんだ…と
地雷を踏んだ私は、オーマイ・ガーと心で叫びながら…
冷静な顔で、きゅうりさんの命名の由来を、
また、説明していました。
「ふーん」と興味のなさそうな顔をしたものの、
「そう言われれば、意外と、それっぽいわね~」と…
実花さんに、軽く同意されたようで嬉しかったのです。
と…いう流れで、
実花さんと私は、きゅうりさんに、
山科桔梗さんとお会いしたことと…
弟さんの昴さんが、きゅうりさんと会って、
話をしたい旨を伝えました。
「そう、ボクはいつでもいいよ」
と…軽くいうので、
桔梗さんに連絡を取ると…
「では、今から弟と一緒にうかがいます」
と…トントン拍子に話が進んだのです。
「きゅうりさん、もうすぐ、桔梗さんたち来られるかもですね」
「うん、わかった~」
といいながら、今日到着した書籍の整理をしていると…
その中に、真田花恋さんが注文されていた
【ウインドメッセンジ~風の使者】がありました。
「きゅうりさん、それ、花恋さんの注文されていた本ですよね」
「うん」
「その作者は、昴さんみたいですよ。」
「えっ?そうなの?」
「部屋に引きこもって、小説を書いていたみたいです。
WEB小説で賞を受賞されて、デビューされたみたいですよ。
先日、桔梗さんにおききして、びっくりしたんです!」
「そっか~夢叶ったんだな~」
きゅうりさんが小さく囁いたので…
私は、やはりきゅうりさんは、昴さんのことを
知っていたんだな~と思いました。
「この本の作者は、ムツラ☆ボシって書いてあるでしょ?
昴くんのペンネーム、そのままだよね!」
と…きゅうりさんは、
いつものきゅうりさんスマイルを炸裂させていました。
しばらくして、桔梗さんと昴さんが来店されました。
はじめて、お会いする昴さんは、
引きこもっていたわりには、
顔色もよく、笑顔で、
デニムシャツにベージュのチノパンに姿で、
ニューバランスのシューズを履いていて、
170センチくらいの細身の体系をされていました。
「昴くん、久しぶりだね~」ときゅうりさんが声をかけると…
「ご無沙汰しています」
と…昴さんはペコリと頭をさげました。
「な~んだ、元気そうじゃない。
引きこもってたようには、見えないわよ」
と…相変わらず、実花さんの毒舌に、
桔梗さんと昴さんは、苦笑いをされていました。
書店の営業中だったので、
書店内の窓際の近くの椅子に、
お二人に座っていただき、
きゅうりさんがいれたコーヒーを飲みながら、お話ししました。
「柊野先生、弟がお世話になりました」
と、桔梗さんが話すと…同時に昴さんも頭を下げます。
「いいえ~ボクは何もしてないし…
でも、小説家になれたみたいだね~良かったね~」
と…
手に持っていた【ウインドメッセンジ~風の使者】を
二人にみせたのです。
「ボクの本じゃないですか~ありがとうございます」
「たまたま、注文があってね。3冊注文していたの…
良かったら、1冊にサインしてもらえるかな?」
「いいですよ!あとでしますね」
きゅうりさんと昴さんの会話がひと段落すると…
実花さんが
「昴くん、聞きにくいことなんだけど…
結花姉さんの事故死のことで、
知っていることあったら、おしえてもらえないかな?」
質問した。
「先日、桔梗がお話ししたように、
ボクは、三条先生に小説家になりたいという夢のことと、
同じクラスの男子生徒に、
イジメのような行為を受けていたことを相談していました。
もちろん、担任の新堂先生にも相談していたんです。
三条先生の事故があった日の夕方、先生と学校にいたのは、
実は、ボクなんです。
ボクをイジメていた学生と話をしてきた新堂先生が、
後から、三条先生とボクがいる部屋に来ました。
翌日、あんな大変なことになっていて、
それからボクは、部屋を出れなくなったんです」
と…昴さんが申し訳なさそうに、
質問に答えていると…
「昴くん、もういいよ。あとは、ボクが説明するから…」
と…きゅうりさんが昴さんの説明を中断させました。
実花さんと桔梗さんと私は、驚いたように、
きゅうりさんの方に、視線を向けたのです。
そして、きゅうりさんは、ゆっくりと話し始めました。
「当時、ボクと結花が婚約していたことは、
学校では、ほとんど誰にも知られていなかったんだ。
ボクも学校の行事や授業のことで、結構忙しかったし、
結花も昴くんのことだけではなくて、
桔梗さんも含めた、自分のクラスのことで、
頭がいっぱいだった。
ボクは、結花から告白されて、結花と付き合うようになった。
一緒にいると楽しかったし、仕事の悩みも共有できていた。
どちらから切り出したわけでもなく、
自然と結婚しようか~という流れになっていたんだ。
そんなある日、ボクは、新堂桜子理事長、
当時は、西山桜子先生に相談したいことがあるから、
学校の近くの喫茶店へ来てくれないか…
といわれてボクはその喫茶店へ行ったんだ、
話しは、イジメがエスカレートする前に止めさせたい…
という内容だった。
その喫茶店から出て、ボクが帰ろうとすると、
桜子さんが、突然、ボクに抱きついてきて、
ボクへの想いを伝えてきたんだ。
そのことを結花は、人伝えに聞いた…
と後日、ボクに伝えてきた。
結花は気にしてないから大丈夫。
内緒にしている私たちにも原因があるかもだから…と…
同じ頃、今の校長の新堂も結花との距離を
近づけようとしていることを…
結花から聞いたんだ。
結花の心は揺れていたのかもしれない…
そんなとき、結花が事故で突然起きて、
結花はいなくなってしまった。
結花が、いなくなってしまう原因をつくったのは、
当時、何もできなかったボクにあるんだ。
昴くんではなく、実は、ボクなんだよ!
その後は、結花からイジメのことは聞いていたので、
昴くんの心のケアために、
桔梗さんたち家族がいないときに、
連絡を取って、話を聞いたりしていた。
小説家になりたいという夢のこともね…
これが、ボクが、勝手に消したボク自身の履歴書なんだ。
ボクは、被害者のように、装っていたけど…
実は、加害者なんだよ…
実花ちゃん、ごめんね…
今まで言えなくて…」
きゅうりさんは、涙を浮かべながら、実花さんに謝ったのです。
実花さんは、下を向いたまま無言でした。
しばらくして、
「結花姉さんは、私にね、言っていたの、
何があっても潤矢さんのことは、許してあげられるの…
ばか正直につける薬は、私しかいないから…って」
実花さんは、目を閉じたまま微笑みました。
そんな実花さんをみた、きゅうりさんは、
しばらくは、そのまま何もすることが、できないようでした。
きゅうりさんは、気持ちが落ち着いた後、
昴さんに本にサインをしてもらって、
「桔梗さんも昴くんも今日は、わざわざありがとうね。
よかったら、また、来てくださいね」と伝えました。
実花さんも「ありがと」と二人にお礼をいっていたときです、
真田花恋さんが、来店されました。
「こんにちは、本が入荷したと連絡があったのですが…」
「丁度よかったです。
3冊入荷してまして、そのうち、1冊サイン本がなのですが…
どれを購入されますか?」
と…きゅうりさんが、花恋さんに尋ねると…
「じゃあ、サイン本とサインのない本の2冊お願いします」
と…いうので…
「真田さんも、なかなかの本好きですね~」
ときゅうりさんは、笑って言いました。
「まさか、サイン本まであるとは、思わなかったので…
びっくりしています!」
花恋さんは、小説を書いたご本人が、
すぐそばにいることを、知ったら、
さらに驚くだろうな~
と私は思いましたが、昴さんも何もいわずにいたので、
花恋さんは、本を購入して、嬉しそうに、
書店を出ていかれました。
その後姿を、笑顔で昴さんはみつめていました。
桔梗さんと昴さんがご自宅に帰宅された後、
きゅうりさんが、
「実花ちゃん、美咲さん、あとでご飯食べに行こうか~」
と…いうので、実花さんも私も、喜んで頷きました。
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