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第Ⅲ章 激動
子供たちの決意
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その翌日
「パパ、アフリカへ行くんでしょ?なら、私もついてく。」
朝一番、いつもの『おはよう』ではなくそうエレンが声を出した。
「ちょ、エレン?なんのことだ?」
「昨日ユメカって人と話してたの聞いたんだ。父さん達がいくなら俺らも行くよ。」
そこへエースが声をはさむ。
「おい、エース!聞き耳はいいとしてもサハラへついてくるのはさすがに許せない。行くなら父さん達だけだ!」
普段はおとなしい方のマドルが声を荒げる。
「僕もついてくよ。」
エースケが申し訳程度に声を出す。
「………………………分かった。ついてきてもいい。」
「おい、ライアン!そんなの…」
「本当に!?」「よし!」
「兄さん、どうして?」
「私も賛成出来ないよ。」
マドルをはじめ親は反対する。そりゃそうだ。
「だから、条件がある。」
※
「エースケ!」
エースケはそう言われると前方へ走り出す。
その先には世界中どこにでもいる魔物スライム。
「せやぁっっ!」
それをエースケは袈裟に切りつける。
「《火球》。」
指示をだすエースの後ろに迫っていたスライムをエレンの魔法が襲う。
「エース!後ろにも注意しなさいよ!」
「分かったよ!そこだぁっっっ!」
エースはいいながらも持っている槍を投擲する。
その先にいたスライムの上位種のベスライムを貫く。
「オッケーだ。なんとかスライムなら倒せるか。じゃあ次だ!ユメ!」
これはユメの能力《再現》を使ったトレーニングだ。勿論本物なので心臓や頭を貫かれたらその先は言わずもがな。
「はぁ、なんでこんなことに。《再現》」
俺らの家の一室を砂漠にかえそこにさそり型の魔物が姿を見せる。
「行け、エースケ!」
「いっくよぉ!《炎槍Ⅱ》。」
二本の炎の槍がさそり型魔物へ向かう。
エースケが脇へそれるとその魔法は魔物を貫く。
そして、そちらに気をとられるうちに後ろへ回り込んだエースケが切りかかる。
「エース!いって!」
「分かった!」
二人が一体ずつを葬り、三体を倒した。
「どう?パパ、すごいでしょ、私達。」
と自慢気に俺を見るエレン。うん、可愛い。そうじゃない。
「《炎の舞踏」
砂漠地帯を炎が踊るように広がる。
「もういっちょ、《暴風Ⅲ》」
そして、風が吹き荒れる。
それが晴れるとそこには
「うわぁ、こんなにいたんだぁ。」
気の抜けたエレンの声、しかし、男子二人は腰が抜けている。
それもそのはずさそりの魔物はざっと見ただけで百オーバー。
「やりすぎだ、ユメ。」
「ごめん、ごめん。まぁ、いいんじゃない?ついてきても。」
「下の子達はまた母さんに頼むか。」
結局アフリカサハラ地域へ行くのは
俺、リーシャ、ハリル兄さん、マドル、ナツキ、エレン、エース、エースケの七人になった。
「パパ、アフリカへ行くんでしょ?なら、私もついてく。」
朝一番、いつもの『おはよう』ではなくそうエレンが声を出した。
「ちょ、エレン?なんのことだ?」
「昨日ユメカって人と話してたの聞いたんだ。父さん達がいくなら俺らも行くよ。」
そこへエースが声をはさむ。
「おい、エース!聞き耳はいいとしてもサハラへついてくるのはさすがに許せない。行くなら父さん達だけだ!」
普段はおとなしい方のマドルが声を荒げる。
「僕もついてくよ。」
エースケが申し訳程度に声を出す。
「………………………分かった。ついてきてもいい。」
「おい、ライアン!そんなの…」
「本当に!?」「よし!」
「兄さん、どうして?」
「私も賛成出来ないよ。」
マドルをはじめ親は反対する。そりゃそうだ。
「だから、条件がある。」
※
「エースケ!」
エースケはそう言われると前方へ走り出す。
その先には世界中どこにでもいる魔物スライム。
「せやぁっっ!」
それをエースケは袈裟に切りつける。
「《火球》。」
指示をだすエースの後ろに迫っていたスライムをエレンの魔法が襲う。
「エース!後ろにも注意しなさいよ!」
「分かったよ!そこだぁっっっ!」
エースはいいながらも持っている槍を投擲する。
その先にいたスライムの上位種のベスライムを貫く。
「オッケーだ。なんとかスライムなら倒せるか。じゃあ次だ!ユメ!」
これはユメの能力《再現》を使ったトレーニングだ。勿論本物なので心臓や頭を貫かれたらその先は言わずもがな。
「はぁ、なんでこんなことに。《再現》」
俺らの家の一室を砂漠にかえそこにさそり型の魔物が姿を見せる。
「行け、エースケ!」
「いっくよぉ!《炎槍Ⅱ》。」
二本の炎の槍がさそり型魔物へ向かう。
エースケが脇へそれるとその魔法は魔物を貫く。
そして、そちらに気をとられるうちに後ろへ回り込んだエースケが切りかかる。
「エース!いって!」
「分かった!」
二人が一体ずつを葬り、三体を倒した。
「どう?パパ、すごいでしょ、私達。」
と自慢気に俺を見るエレン。うん、可愛い。そうじゃない。
「《炎の舞踏」
砂漠地帯を炎が踊るように広がる。
「もういっちょ、《暴風Ⅲ》」
そして、風が吹き荒れる。
それが晴れるとそこには
「うわぁ、こんなにいたんだぁ。」
気の抜けたエレンの声、しかし、男子二人は腰が抜けている。
それもそのはずさそりの魔物はざっと見ただけで百オーバー。
「やりすぎだ、ユメ。」
「ごめん、ごめん。まぁ、いいんじゃない?ついてきても。」
「下の子達はまた母さんに頼むか。」
結局アフリカサハラ地域へ行くのは
俺、リーシャ、ハリル兄さん、マドル、ナツキ、エレン、エース、エースケの七人になった。
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