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第二次地宇抗争【開戦の狼煙】
激動の入学式
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「いよいよか……」
「ちょっと!圭!邪魔になってるよ。」
「ん?あぁ、すいません。」
俺は頭を下げながら高校の校門をくぐった。
私立大和高校。
俺、斑鳩圭が今年入学した名門校。
で隣にいるのが幼馴染みの渡瀬加奈。
「なぁ、加奈。本当にここでよかったのか?」
「何で?」
「いや、お前ならもっと上の高校狙えたろ?」
「んー、ここにしかない科があるじゃん。」
「まぁ、確かに。」
ここには戦術科と呼ばれる特殊な科がある。
西暦2500年、今から3年ほど前に起きた第一次地宇抗争の影響で設立された科。
卒業と同時に地球軍の階級が与えられ、戦地へ赴くことになる。
現在は休戦状態であり、戦争は終ったとまで言われるようになっていた。
《アルジドノ、ナゼコウコウニハイルノダ?》
「はぁ、ゼノン。今はいいけど、教室行ったら出てくるなよ。」
俺の肩に乗る小型ロボットゼノン。
俺の相棒。
《フフ、ゼノン。アナタモマダマダネ。》
「スカーレット?貴女も同様よ?」
《アラ、カナ。ソレハシツレイ。》
同じように加奈の肩に乗るスカーレットも加奈の相棒。
そこへ軍服を来た男性が走ってくる。
「斑鳩大尉、渡瀬大尉!お待ちしておりました!」
「あぁ、えっと。」
「私たちも一応、生徒なんだから、固いのは無しでお願いね?」
「いや、皆さん揃ってそう言われましたよ。案内します。」
「皆?」「誰だろうね?」
「やぁ、圭。久しぶりだな。」
「亮介か、いつぶりだ?」
「さぁ?三年前のラストミッション以来だろ?」
「違うな、実際には二年とニ百五十一日前の停戦条約の席以来だ。」
「はぁ、相変わらずすげぇ記憶だな。明人。」
最初に声をかけてきたのが水野亮介。
次のが柊明人。
「また大きくなったんだじゃない?」
「な、何がよ?美也?」
「分かってるくせに?んん?」
今加奈に絡んでいるのが一之瀬美也。
「止めなさいよ、二人とも。はしたない。」
「いやいや、久美だってはしたないんじゃない?そんなミニスカで足組むなんて?」
「えっ?はっ?いや、そういうわけじゃ?」
テンパり始めたのが桜井久美。
俺ら六人は中学一年の時に第一次地宇抗争に麒麟隊という名称の特殊部隊として参加し、エース部隊と言われるまでになっていたが、休戦後会うことは無くなっていたが、こんな偶然があるとは思わなかった。
「皆さん、間もなく入学式です、体育館へと案内いたします。斑鳩大尉、渡瀬大尉はA組、水野大尉はB組、一之瀬大尉と桜井大尉はC組、柊大尉はD組になります。入ったあとそれぞれのクラスの列最後尾へお願いします。他の生徒はほぼ入場を完了しているので。」
「それじゃあ、悪目立ちじゃない。城崎少尉?」
「すいません。皆さんは正規兵ですので訓練生の列に混ぜるのはいかがなものかと思いましたので。とりあえず移動願います。」
「ちょっと!圭!邪魔になってるよ。」
「ん?あぁ、すいません。」
俺は頭を下げながら高校の校門をくぐった。
私立大和高校。
俺、斑鳩圭が今年入学した名門校。
で隣にいるのが幼馴染みの渡瀬加奈。
「なぁ、加奈。本当にここでよかったのか?」
「何で?」
「いや、お前ならもっと上の高校狙えたろ?」
「んー、ここにしかない科があるじゃん。」
「まぁ、確かに。」
ここには戦術科と呼ばれる特殊な科がある。
西暦2500年、今から3年ほど前に起きた第一次地宇抗争の影響で設立された科。
卒業と同時に地球軍の階級が与えられ、戦地へ赴くことになる。
現在は休戦状態であり、戦争は終ったとまで言われるようになっていた。
《アルジドノ、ナゼコウコウニハイルノダ?》
「はぁ、ゼノン。今はいいけど、教室行ったら出てくるなよ。」
俺の肩に乗る小型ロボットゼノン。
俺の相棒。
《フフ、ゼノン。アナタモマダマダネ。》
「スカーレット?貴女も同様よ?」
《アラ、カナ。ソレハシツレイ。》
同じように加奈の肩に乗るスカーレットも加奈の相棒。
そこへ軍服を来た男性が走ってくる。
「斑鳩大尉、渡瀬大尉!お待ちしておりました!」
「あぁ、えっと。」
「私たちも一応、生徒なんだから、固いのは無しでお願いね?」
「いや、皆さん揃ってそう言われましたよ。案内します。」
「皆?」「誰だろうね?」
「やぁ、圭。久しぶりだな。」
「亮介か、いつぶりだ?」
「さぁ?三年前のラストミッション以来だろ?」
「違うな、実際には二年とニ百五十一日前の停戦条約の席以来だ。」
「はぁ、相変わらずすげぇ記憶だな。明人。」
最初に声をかけてきたのが水野亮介。
次のが柊明人。
「また大きくなったんだじゃない?」
「な、何がよ?美也?」
「分かってるくせに?んん?」
今加奈に絡んでいるのが一之瀬美也。
「止めなさいよ、二人とも。はしたない。」
「いやいや、久美だってはしたないんじゃない?そんなミニスカで足組むなんて?」
「えっ?はっ?いや、そういうわけじゃ?」
テンパり始めたのが桜井久美。
俺ら六人は中学一年の時に第一次地宇抗争に麒麟隊という名称の特殊部隊として参加し、エース部隊と言われるまでになっていたが、休戦後会うことは無くなっていたが、こんな偶然があるとは思わなかった。
「皆さん、間もなく入学式です、体育館へと案内いたします。斑鳩大尉、渡瀬大尉はA組、水野大尉はB組、一之瀬大尉と桜井大尉はC組、柊大尉はD組になります。入ったあとそれぞれのクラスの列最後尾へお願いします。他の生徒はほぼ入場を完了しているので。」
「それじゃあ、悪目立ちじゃない。城崎少尉?」
「すいません。皆さんは正規兵ですので訓練生の列に混ぜるのはいかがなものかと思いましたので。とりあえず移動願います。」
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