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第二次地宇抗争【開戦の狼煙】
激動の入学式2
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「はぁ、揃ってんね。」
「A組はあっちね。いくわよ、圭?」
「わかってるよ。銃は?置いてきたよな?」
「勿論よ、私達はあくまでも生徒なんだから。」
「こら、そこ六人!早く座りなさい!」
司会席からそう声がかけられた。
「ッチ、うるさいな。」
「ちょ、亮介。聞こえるよ。」
「分かった、分かった。美也も早く行けって。」
※
「続いて生徒会長祝辞。」
校長の長い式辞が終わり式も終わるかに見えたが、生徒会長が喋るようだ。
「新入生の皆さん、入学おめでとう!」
壇上から声が聞こえるが姿が見えない。
「今、私の姿見えてない人いる?てか見えるのがおかしいんだけどね。」
そう言ったかと思うと、壇上にある台の横に少女が現れた。
「うん、これで見えてるかな?私は三神凛子よ。よろしくね。三年間の高校生活、楽しんでほしいな。以上。」
「三神生徒会長、ありがとうございました。次にPTA会長式辞。」
そして、PTA会長が壇上に上がり、少し話した時だった。
ウーウーウーウーウーウーウー
「敵襲サイレン?!」
俺ら六人はすぐにアイコンタクトをとる。
ここ、大和高校には普通科、特進科、戦術科の三つのコースがある。
とはいってもすべての生徒が敵襲サイレン等知るよしもない。
サイレン七回、敵襲の知らせだ。
「せ、生徒の皆さんはその場で待機してください!今のサイレンが何か確認してきます。」
二、三年は今ここにはいない。
その時、城崎少尉が近づいてきた。
「皆さん、こちらへ。敵が判明しました。出てもらうかもしれないです。」
「分かった。案内頼む。」
「承知。」
※
「期目曹長!状況説明を!」
「は、はい。そちらの方々は?」
「あとで説明する。」
「え、えっと。」
「遅い!替わって!」
久美は期目曹長をどかし、パソコンの前を奪い取った。
「………状況クリア。鉄鋼兵八。キリー六、ゼリヌ一、ボックス一。麒麟隊各員、出撃用意!」
「「「「「イエス、マム!」」」」」
鉄鋼兵とは全長八メートル超のロボット兵器。俺のゼノンや加奈のスカーレットもその一種だ。
「外へは?」
「こっちです!」
城崎少尉に先導され、外へ出るとそこには八機の鉄鋼兵が近づいてきていた。
《進路クリア、周辺への影響軽微、鉄鋼兵展開開始。》
「行くぜ、ゼノン!」
「行くよ、スカーレット!」
「スナイプ、出撃だ。」
「ヴァルカン、敵を破砕する。」
「ローゼス、可憐に舞うわよ。」
たった五機の鉄鋼兵。
しかし、麒麟隊は通称ゲリラの死神と呼ばれていた。
《各員、機体状況知らせ。》
「ブラッドワン、オールグリーンだ。」
《ブラッドツー、オールグリーンよ。》
《ブラッドスリー、オールグリーン。》
《ブラッドフォー、オールグリーン。》
《ブラッドファイブ、オールグリーンよ。》
ワンが俺のゼノン。
ツーは加奈のスカーレット。
スリーは亮介のスナイプ。
フォーは明人のヴァルカン。
ファイブは美也のローゼス。
俺、美也が前衛。加奈、明人が中衛。亮介が後衛。
これが俺らの基本戦術。
《以降、指示は暗号コードBにて行う。各員、状況開始!》
「A組はあっちね。いくわよ、圭?」
「わかってるよ。銃は?置いてきたよな?」
「勿論よ、私達はあくまでも生徒なんだから。」
「こら、そこ六人!早く座りなさい!」
司会席からそう声がかけられた。
「ッチ、うるさいな。」
「ちょ、亮介。聞こえるよ。」
「分かった、分かった。美也も早く行けって。」
※
「続いて生徒会長祝辞。」
校長の長い式辞が終わり式も終わるかに見えたが、生徒会長が喋るようだ。
「新入生の皆さん、入学おめでとう!」
壇上から声が聞こえるが姿が見えない。
「今、私の姿見えてない人いる?てか見えるのがおかしいんだけどね。」
そう言ったかと思うと、壇上にある台の横に少女が現れた。
「うん、これで見えてるかな?私は三神凛子よ。よろしくね。三年間の高校生活、楽しんでほしいな。以上。」
「三神生徒会長、ありがとうございました。次にPTA会長式辞。」
そして、PTA会長が壇上に上がり、少し話した時だった。
ウーウーウーウーウーウーウー
「敵襲サイレン?!」
俺ら六人はすぐにアイコンタクトをとる。
ここ、大和高校には普通科、特進科、戦術科の三つのコースがある。
とはいってもすべての生徒が敵襲サイレン等知るよしもない。
サイレン七回、敵襲の知らせだ。
「せ、生徒の皆さんはその場で待機してください!今のサイレンが何か確認してきます。」
二、三年は今ここにはいない。
その時、城崎少尉が近づいてきた。
「皆さん、こちらへ。敵が判明しました。出てもらうかもしれないです。」
「分かった。案内頼む。」
「承知。」
※
「期目曹長!状況説明を!」
「は、はい。そちらの方々は?」
「あとで説明する。」
「え、えっと。」
「遅い!替わって!」
久美は期目曹長をどかし、パソコンの前を奪い取った。
「………状況クリア。鉄鋼兵八。キリー六、ゼリヌ一、ボックス一。麒麟隊各員、出撃用意!」
「「「「「イエス、マム!」」」」」
鉄鋼兵とは全長八メートル超のロボット兵器。俺のゼノンや加奈のスカーレットもその一種だ。
「外へは?」
「こっちです!」
城崎少尉に先導され、外へ出るとそこには八機の鉄鋼兵が近づいてきていた。
《進路クリア、周辺への影響軽微、鉄鋼兵展開開始。》
「行くぜ、ゼノン!」
「行くよ、スカーレット!」
「スナイプ、出撃だ。」
「ヴァルカン、敵を破砕する。」
「ローゼス、可憐に舞うわよ。」
たった五機の鉄鋼兵。
しかし、麒麟隊は通称ゲリラの死神と呼ばれていた。
《各員、機体状況知らせ。》
「ブラッドワン、オールグリーンだ。」
《ブラッドツー、オールグリーンよ。》
《ブラッドスリー、オールグリーン。》
《ブラッドフォー、オールグリーン。》
《ブラッドファイブ、オールグリーンよ。》
ワンが俺のゼノン。
ツーは加奈のスカーレット。
スリーは亮介のスナイプ。
フォーは明人のヴァルカン。
ファイブは美也のローゼス。
俺、美也が前衛。加奈、明人が中衛。亮介が後衛。
これが俺らの基本戦術。
《以降、指示は暗号コードBにて行う。各員、状況開始!》
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