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第二次地宇抗争【開戦の狼煙】
戦争へのカウントダウン
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「いやぁ、麒麟隊の子達が来たとは聞いてたけど不測の事態にもすぐ対応したし凄かったね。」
「いや、それほどでもありません。」
「ふふ、謙虚ね。それはそうと早く教室へ行きなさい。皆もう移動したよ。」
「へ?」
「し、襲撃があったのに?」
「あれは誤作動ってことにしたの。」
「ってことは俺達浮くんじゃない?」
※
「おい、君たち遅いぞ!」
教室へ入ったとたん担任にそう言われた。
「すいません。」
「ごめんなさい。」
「まぁ、いい。それじゃあ自己紹介をするか。じゃあ遅れた二人から。」
「斑鳩圭。よろしくお願いする。」
「渡瀬加奈。よろしく。」
「そ、それだけか?」
「他に何を言えと?」
「分かった。じゃあ一番から。」
「はい。安東奏多です。中学は陸上やってました。ロックを聞くのが趣味で…」
ガタッ
「どうした?人の自己紹介を遮るな。」
「もうめんどくさいので先に言います。」
圭の部隊端末に会長さんから
『自己紹介の時に正規軍人だと伝えておいてね。そうしないと今後襲撃があったときめんどくさいから。多分戦争がもうすぐ始まる。』
と届いていた。
「斑鳩圭、階級は大尉。所属は第二十一独立部隊です。」
「圭、それじゃあ何いってるか分からないでしょ?これでも見せなさいよ。」
「ん?あぁ。」
俺は腰のポケットから階級章と部隊手帳を取り出す。
「なぁ、斑鳩君。式にも教室へも遅刻してここでもふざけるのか?」
そりゃ信じるわけないか。玩具も出回っているらしいから。
「本物です!と口で言っても分からないなら。加奈。」
「はいはい。」
そういって加奈はバックから小型の鉄板を取り出す。
「せやぁぁぁぁっ!」
俺は腰から提げていた日本刀で鉄板を真っ二つにした。
「フッ」
その片方を俺と加奈がそれぞれ拳銃で撃ち抜く。
教室は静まり返る。
その直後隣のクラスからも銃声が相次いで聞こえた。
「改めて、斑鳩圭大尉。所属は第二十一独立部隊麒麟隊隊長だ。」
「渡瀬加奈よ。階級は圭と同じ大尉よ。一応第二十一独立部隊麒麟隊の副隊長よ。」
そういったときだった。
ウーウーウーウーウーウーウー
「なっ!」
担任はこのサイレンに気づいた。
『ブラッドオフィスから各員へ通達。現在、鉄器兵が接近。詳細は現在確認中。ワンからファイブ、全機出撃態勢で待機。教室から出撃可らしいからよろしく。』
「加奈!」
「分かってる!」
「ゼノン!」「スカーレット!」
《オウ!》《ワカッタワ!》
二機は俺らの肩に飛び乗りいつでも展開出来るように、窓へ足をかける。
「お、おい!君たち、ここは三階だぞ?」
『状況クリア、キリー二十。麒麟隊各機、出撃願います。』
「ブラッドワン、A組教室より出撃する!」
「ブラッドツー、同じくA組教室から出る!」
俺らは窓から飛び降りた。
「お、おい!」
そして、ゼノン、スカーレットを展開。
三階の窓まで余裕で届く鉄器兵。
「行くぜ!戦闘開始だ!」
これが第二次地宇戦争の発端となる。
「いや、それほどでもありません。」
「ふふ、謙虚ね。それはそうと早く教室へ行きなさい。皆もう移動したよ。」
「へ?」
「し、襲撃があったのに?」
「あれは誤作動ってことにしたの。」
「ってことは俺達浮くんじゃない?」
※
「おい、君たち遅いぞ!」
教室へ入ったとたん担任にそう言われた。
「すいません。」
「ごめんなさい。」
「まぁ、いい。それじゃあ自己紹介をするか。じゃあ遅れた二人から。」
「斑鳩圭。よろしくお願いする。」
「渡瀬加奈。よろしく。」
「そ、それだけか?」
「他に何を言えと?」
「分かった。じゃあ一番から。」
「はい。安東奏多です。中学は陸上やってました。ロックを聞くのが趣味で…」
ガタッ
「どうした?人の自己紹介を遮るな。」
「もうめんどくさいので先に言います。」
圭の部隊端末に会長さんから
『自己紹介の時に正規軍人だと伝えておいてね。そうしないと今後襲撃があったときめんどくさいから。多分戦争がもうすぐ始まる。』
と届いていた。
「斑鳩圭、階級は大尉。所属は第二十一独立部隊です。」
「圭、それじゃあ何いってるか分からないでしょ?これでも見せなさいよ。」
「ん?あぁ。」
俺は腰のポケットから階級章と部隊手帳を取り出す。
「なぁ、斑鳩君。式にも教室へも遅刻してここでもふざけるのか?」
そりゃ信じるわけないか。玩具も出回っているらしいから。
「本物です!と口で言っても分からないなら。加奈。」
「はいはい。」
そういって加奈はバックから小型の鉄板を取り出す。
「せやぁぁぁぁっ!」
俺は腰から提げていた日本刀で鉄板を真っ二つにした。
「フッ」
その片方を俺と加奈がそれぞれ拳銃で撃ち抜く。
教室は静まり返る。
その直後隣のクラスからも銃声が相次いで聞こえた。
「改めて、斑鳩圭大尉。所属は第二十一独立部隊麒麟隊隊長だ。」
「渡瀬加奈よ。階級は圭と同じ大尉よ。一応第二十一独立部隊麒麟隊の副隊長よ。」
そういったときだった。
ウーウーウーウーウーウーウー
「なっ!」
担任はこのサイレンに気づいた。
『ブラッドオフィスから各員へ通達。現在、鉄器兵が接近。詳細は現在確認中。ワンからファイブ、全機出撃態勢で待機。教室から出撃可らしいからよろしく。』
「加奈!」
「分かってる!」
「ゼノン!」「スカーレット!」
《オウ!》《ワカッタワ!》
二機は俺らの肩に飛び乗りいつでも展開出来るように、窓へ足をかける。
「お、おい!君たち、ここは三階だぞ?」
『状況クリア、キリー二十。麒麟隊各機、出撃願います。』
「ブラッドワン、A組教室より出撃する!」
「ブラッドツー、同じくA組教室から出る!」
俺らは窓から飛び降りた。
「お、おい!」
そして、ゼノン、スカーレットを展開。
三階の窓まで余裕で届く鉄器兵。
「行くぜ!戦闘開始だ!」
これが第二次地宇戦争の発端となる。
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