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第二巻
★私はあにぃ以外に、考えられない
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――出た! ヤバい……結衣の、私にとって強烈に怖いモード。
しかも結衣の何が怖いかって、実体験から来ることなのでブレが一切感じないのよ! だから私も言い返す隙が全く見つからない。
「『今までありがとう、君との時間は楽しかった……ああ、それ、僕も十分君に尽くしたじゃないか。それではさようなら』……これで終わりよ」
「そ、そんなこと……あにぃに関してはないわ」
「じゃあ何度もやってみなさいよ……効くのは二回ね。三度目には倍返しぐらいの強い報復食らうわよ」
「え……ええ?」
一気に結衣より大きな私の身体が縮こまる気がした。きっと結衣の元カレとの終わりがそうだったんだと思う。永遠を感じるまでは言わないにしても、きっと“これから”ぐらいでスパッと断たれたのだろう。
「もうやったことはあるの?」
「……ちょろっとだけ……二回」
「どうだったのよ?」
「効果てきめんだった。一回目はそんなつもりなかったんだけど……胃痙攣を起こしていたわ」
「はあ?? 胃痙攣?? 可哀想すぎるじゃない、もう本当止めてあげて……」
目を瞑って眉間にしわを寄せて訴えてくる。動物実験でもしたかのような私の言い方もきっとマズかったのだろう。たまたまそういう会話になったからポロッと出ただけと弁明したが、
「お兄さんを傷つけるのは止めて」
「はい」
二言は許さない、とお姉さんの身体から出る怒りのオーラで感じ取った。
――もう、怖すぎるんだって私、この結衣お姉さんのモード。
そしてなぜか私はまた、よく結衣お姉さんを怒らせてしまうことが多いようで……。
「い、いや……私も可哀想すぎると思ったから、それはもう止めようとも思ったの。けど、離れると言ったら……」
「もっと別の方法考えなさい!」
「イエスマアム!」
また追いこまれてしまった。まあそれもこれも、どうも結衣お姉さんには私の頼りなく悪いところが良く見えてしまうようね。
「もうそういうのホント止めて。もっとちゃんとして、お願いよ……」
「はい……すみません」
今日はこの辺りで抑えてくれているのは最後だからかな……ありがたい。いつもなら泣くほど怒られている。ていうか、今でも半泣きではある。
「多分それやっても、お兄さんが樹里と別れたいって言ってきた時点で、きっと最終局面だからあんまり効果はないと思う。そりゃあ無策よりは効果あるけど。そうはならないためにすべきことがいっぱいあるでしょうってこと。そっちの方が大事でしょう、違う?」
ひたすら縮こまって、
「ごもっともです……すみません」
しかない。
なんでそんな当たり前なことに頭が及ばなかったんだろう。これもきっと駆け引きのしすぎとプライドで凝り固まっていた自分だったために、湧くはずの知恵の泉が封印されてしまっていたのかもしれない。
――本当にそう……そうなる前にやることはいっぱいあるはず。
ありがとう、また気づかせてくれたね……ちょっと怖すぎるけど。
「一つ一つ、ちゃんときっちり、『この時は実はこうしてました。あの時は実はこうしてました。嘘をついていてすみません。こういう気持ちだったからつい嘘をついてしまったのです』って、きっちりきっちり説明していきなさい」
「はい」
「近々に必ずやるのよ。時間が流れれば流れるほど記憶があやふやになる。やった方はどんどん忘れていくけど、やられた方がどんどん凶悪化して覚えているものよ」
そうやね……被害者意識は日々増上する。やった方は『そんなことしましたっけね?』てなものに変わっていくのは、よくある見解の相違。
「もし信じてもらえなかったら……」
「…………」
結衣が今言ったそれが一番怖い。今まで嘘をついてきたり駆け引きしたことがバレて、実は……というのはまだ軽い。
駆け引きしていましたとカミングアウトをこちらからしても、『いやいや、そんなことはないでしょう。あなたのこれは本当でしょう』と言って相手してくれない――信じてくれない方が何倍もキツイ。
嘘が本当になっていて、そこから脱却できないのは溜まらなく苦しい。
「あなたなら証明する方法あるわね。私があなたの立場ならできないけど」
「…………?」
「その時は……」
「その時は?」
「あなたからお兄さんの胸に飛び込みなさい……意味分かるわね」
「…………?」
「後はお兄さんに任せるの」
「……あ」
顔に熱がゴォッと上がる。
やだぁ……それ、知ってるの? 誰にも言ってないのに……私の身体のこと……守ってきたもの。
「好きなんでしょ? お兄さんのこと……お兄さんに捧げたいんだよね? 後悔しないんでしょ?」
そんな……タイミング考えないと、私のプライド……いや、関係ないわね。そうね。そうよ……だって、私見たもん。
「うん……あにぃ以外に、考えられない」
私の前世……竜の決意と行動。女として圧巻だった。立派だったと思った。成し遂げたと思った。そして幸せそうな顔をしていた……私もああなりたいと、心から思った。
結衣に告げる。
「分かった……近々、それも込みで、カミングアウトするわ。私、頑張ってみる」
「……うん、女なら通る道よ。頑張ってね」
そう言って、全て伝え終えたのか、暗くなった車窓に結衣は目をやった。最後の「頑張って」は少し寂しげだったな……。
丁度会話が無くなったところでトンネルに入り、闇は増した。
色んなこと考えなきゃいけないなあ……。
今日もうすぐに家に帰ってからする?
それでもいい。もういつそうなっても私は後悔しない。
あ、でも……自分からカミングアウトして、自分から飛び込まないといけないのよね。あにぃもきっと疲れているしね……せかされたりしたら凄く嫌だし……コンディションがいい時が良いよね、時間に余裕もあって。
連想する……ああ来て、こう来て……こうくるからこう、みたいな。
身体をなんとなく動かすが、どうも格闘技な感じになってしまうぞ?
逃げようとしたときに首根っこ引っ掴んで、引き倒して、上から乗っかって縦四方固めからの……あれ?
「ねえ……樹里ぃ~」
トンネルから出て、再び長い闇の深いトンネルに差しかかった時、結衣が私を呼ぶ声がした。
しかしその声はいつもの明朗で上品さを伺わせるものではない。ほの暗い陰気で重たい空気の中から聞こえてくるようなものだった。
「え? どうしたの結衣?」
結衣の顔を見る。結衣は真っ暗なトンネルの窓を見続けたまま、聞こえにくい声で呟くように私に告げてくる。
「あのね……雅樹の童貞、とってもおいしそうだから……やっぱり私がいただくことにするわ」
背筋が凍る。
この世のものでないものが突然真横に鎮座した気配がする。すぐに何とかしなければと思うが、身体が動かない! 何これ??
「誰やアンタ??」
私は姿が結衣のそれに、震えて出にくい声の限り問う……。
車窓に車内の明かりで写る顔……口角がニヤリと上がるのが見えた。
「あ……アンタ??」
結衣はゆっくりと振り返り、私を見据えた。
血の気が引いていく……いや……いや! いやだあ!
そしてペロリと舌なめずりをして、挑発的な視線でこう言った。
「私は、文。今度は私が雅樹と結ばれるの……」
▽▼▽▼
これにて、第二章「松屋根浜編」終了です。
予定ではありますが、この後、スピンオフの短編集をいくつか発表して、途中、並行でカクヨム様の方でリライトされて設定も登場人物もほとんど変更された樹里の物語を発表するつもりです。
ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました。
しかも結衣の何が怖いかって、実体験から来ることなのでブレが一切感じないのよ! だから私も言い返す隙が全く見つからない。
「『今までありがとう、君との時間は楽しかった……ああ、それ、僕も十分君に尽くしたじゃないか。それではさようなら』……これで終わりよ」
「そ、そんなこと……あにぃに関してはないわ」
「じゃあ何度もやってみなさいよ……効くのは二回ね。三度目には倍返しぐらいの強い報復食らうわよ」
「え……ええ?」
一気に結衣より大きな私の身体が縮こまる気がした。きっと結衣の元カレとの終わりがそうだったんだと思う。永遠を感じるまでは言わないにしても、きっと“これから”ぐらいでスパッと断たれたのだろう。
「もうやったことはあるの?」
「……ちょろっとだけ……二回」
「どうだったのよ?」
「効果てきめんだった。一回目はそんなつもりなかったんだけど……胃痙攣を起こしていたわ」
「はあ?? 胃痙攣?? 可哀想すぎるじゃない、もう本当止めてあげて……」
目を瞑って眉間にしわを寄せて訴えてくる。動物実験でもしたかのような私の言い方もきっとマズかったのだろう。たまたまそういう会話になったからポロッと出ただけと弁明したが、
「お兄さんを傷つけるのは止めて」
「はい」
二言は許さない、とお姉さんの身体から出る怒りのオーラで感じ取った。
――もう、怖すぎるんだって私、この結衣お姉さんのモード。
そしてなぜか私はまた、よく結衣お姉さんを怒らせてしまうことが多いようで……。
「い、いや……私も可哀想すぎると思ったから、それはもう止めようとも思ったの。けど、離れると言ったら……」
「もっと別の方法考えなさい!」
「イエスマアム!」
また追いこまれてしまった。まあそれもこれも、どうも結衣お姉さんには私の頼りなく悪いところが良く見えてしまうようね。
「もうそういうのホント止めて。もっとちゃんとして、お願いよ……」
「はい……すみません」
今日はこの辺りで抑えてくれているのは最後だからかな……ありがたい。いつもなら泣くほど怒られている。ていうか、今でも半泣きではある。
「多分それやっても、お兄さんが樹里と別れたいって言ってきた時点で、きっと最終局面だからあんまり効果はないと思う。そりゃあ無策よりは効果あるけど。そうはならないためにすべきことがいっぱいあるでしょうってこと。そっちの方が大事でしょう、違う?」
ひたすら縮こまって、
「ごもっともです……すみません」
しかない。
なんでそんな当たり前なことに頭が及ばなかったんだろう。これもきっと駆け引きのしすぎとプライドで凝り固まっていた自分だったために、湧くはずの知恵の泉が封印されてしまっていたのかもしれない。
――本当にそう……そうなる前にやることはいっぱいあるはず。
ありがとう、また気づかせてくれたね……ちょっと怖すぎるけど。
「一つ一つ、ちゃんときっちり、『この時は実はこうしてました。あの時は実はこうしてました。嘘をついていてすみません。こういう気持ちだったからつい嘘をついてしまったのです』って、きっちりきっちり説明していきなさい」
「はい」
「近々に必ずやるのよ。時間が流れれば流れるほど記憶があやふやになる。やった方はどんどん忘れていくけど、やられた方がどんどん凶悪化して覚えているものよ」
そうやね……被害者意識は日々増上する。やった方は『そんなことしましたっけね?』てなものに変わっていくのは、よくある見解の相違。
「もし信じてもらえなかったら……」
「…………」
結衣が今言ったそれが一番怖い。今まで嘘をついてきたり駆け引きしたことがバレて、実は……というのはまだ軽い。
駆け引きしていましたとカミングアウトをこちらからしても、『いやいや、そんなことはないでしょう。あなたのこれは本当でしょう』と言って相手してくれない――信じてくれない方が何倍もキツイ。
嘘が本当になっていて、そこから脱却できないのは溜まらなく苦しい。
「あなたなら証明する方法あるわね。私があなたの立場ならできないけど」
「…………?」
「その時は……」
「その時は?」
「あなたからお兄さんの胸に飛び込みなさい……意味分かるわね」
「…………?」
「後はお兄さんに任せるの」
「……あ」
顔に熱がゴォッと上がる。
やだぁ……それ、知ってるの? 誰にも言ってないのに……私の身体のこと……守ってきたもの。
「好きなんでしょ? お兄さんのこと……お兄さんに捧げたいんだよね? 後悔しないんでしょ?」
そんな……タイミング考えないと、私のプライド……いや、関係ないわね。そうね。そうよ……だって、私見たもん。
「うん……あにぃ以外に、考えられない」
私の前世……竜の決意と行動。女として圧巻だった。立派だったと思った。成し遂げたと思った。そして幸せそうな顔をしていた……私もああなりたいと、心から思った。
結衣に告げる。
「分かった……近々、それも込みで、カミングアウトするわ。私、頑張ってみる」
「……うん、女なら通る道よ。頑張ってね」
そう言って、全て伝え終えたのか、暗くなった車窓に結衣は目をやった。最後の「頑張って」は少し寂しげだったな……。
丁度会話が無くなったところでトンネルに入り、闇は増した。
色んなこと考えなきゃいけないなあ……。
今日もうすぐに家に帰ってからする?
それでもいい。もういつそうなっても私は後悔しない。
あ、でも……自分からカミングアウトして、自分から飛び込まないといけないのよね。あにぃもきっと疲れているしね……せかされたりしたら凄く嫌だし……コンディションがいい時が良いよね、時間に余裕もあって。
連想する……ああ来て、こう来て……こうくるからこう、みたいな。
身体をなんとなく動かすが、どうも格闘技な感じになってしまうぞ?
逃げようとしたときに首根っこ引っ掴んで、引き倒して、上から乗っかって縦四方固めからの……あれ?
「ねえ……樹里ぃ~」
トンネルから出て、再び長い闇の深いトンネルに差しかかった時、結衣が私を呼ぶ声がした。
しかしその声はいつもの明朗で上品さを伺わせるものではない。ほの暗い陰気で重たい空気の中から聞こえてくるようなものだった。
「え? どうしたの結衣?」
結衣の顔を見る。結衣は真っ暗なトンネルの窓を見続けたまま、聞こえにくい声で呟くように私に告げてくる。
「あのね……雅樹の童貞、とってもおいしそうだから……やっぱり私がいただくことにするわ」
背筋が凍る。
この世のものでないものが突然真横に鎮座した気配がする。すぐに何とかしなければと思うが、身体が動かない! 何これ??
「誰やアンタ??」
私は姿が結衣のそれに、震えて出にくい声の限り問う……。
車窓に車内の明かりで写る顔……口角がニヤリと上がるのが見えた。
「あ……アンタ??」
結衣はゆっくりと振り返り、私を見据えた。
血の気が引いていく……いや……いや! いやだあ!
そしてペロリと舌なめずりをして、挑発的な視線でこう言った。
「私は、文。今度は私が雅樹と結ばれるの……」
▽▼▽▼
これにて、第二章「松屋根浜編」終了です。
予定ではありますが、この後、スピンオフの短編集をいくつか発表して、途中、並行でカクヨム様の方でリライトされて設定も登場人物もほとんど変更された樹里の物語を発表するつもりです。
ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました。
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