6 / 22
6.また傷つけた。
しおりを挟む
心から溢れ出るような愛おしさが込み上げる。
千年もの間、誰の妻になってもクレイグを忘れた事はなかった。
熱に浮かされたようなコンラッドの顔が近付いてくる。
私は溢れる涙を覆い隠すように瞳を閉じた。唇に温かい吐息を感じて、身が震えるような多幸感に包まれる。
(やっと会えたのね。クレイグ!)
「うっうあっ!」
苦しそうな呻き声に目を開けると、コンラッドが右腕を押さえ床に倒れ込んだ。
腕には燃え盛る矢が刺さっている。
「コンラッド様」
私は咄嗟に矢を抜こうとした。
すると矢がスッと消える。
(魔法の矢だわ)
思わず矢が向かってきた方向を見ると、私を睨みつけるシリルがいた。
恐怖を感じ、咄嗟に目を逸らす。
血を流すコンラッドの腕に手を翳して、聖女の力で傷を治した。
「ちょっと、ふざけただけだろ。そんなに怒るなよ、シリル」
コンラッドは痛みに耐えながらシリルを見つめる。
「なんだその口の聞き方は! 皇帝陛下と呼べ」
怒りを隠せないシリルの燃えるような瞳。
「シリル・アントワーヌ皇帝陛下。今、なぜコンラッド様を射たのですか? 身分が上だからと言って、このような横暴な真似は⋯⋯」
私を見つめるシリルの目がいつになく悲しい色をしていて、言葉が続かなかった。
「相変わらず残酷な女だな。惚れた弱みで何でも許してるだけだぞ」
シリルが返した言葉に心臓が止まりそうになる。
それは、自己主張の激しい私を戒めるようにクレイグが繰り返していた台詞。
「う、嘘⋯⋯」
私は思わず口元を両手で押さえる。
「千年だ。君の力で千年転生し続けた。聖女リリアン、アンドレア、ロレッタ、ルイーゼ、ベアトリス、シャロンは君だよな」
「何を言ってるの? 聖女は私以外にもいたはずよ。どうして、私だと見分けがつくの?」
身体の震えが止まらなくて、自分で自分の身体を抱きしめる。
転生を繰り返す聖女は私だけだが、千年の間に多くの聖女がこの世界に誕生した。眼前の皇帝が私の最愛の元夫だった。私は自分がいつの間にか敬語をやめていることに気がつく。私は既にシリルがクレイグだと認めている。
「街角に捨てられた子、生まれてはすぐに踏みつけられる虫、君を観察する事しかできない柳の木に生まれ変わった事もあった⋯⋯」
「もしかして、ずっと私を見ていた?」
掠れる私の声に、静かにシリルが頷く。
「俺はいつも君に気がついた。他の聖女は世界中を慈善活動で回ったり、王家で指導者と結婚しても政治的な介入はしない。君は違う。必ず生まれた場所に意味を感じて、国をより良く変えようと改革をする」
これ以上、シリルの言葉を聞くのが怖い。
彼の私に向ける眼差しには悲しみだけでなく、怒りを感じる。
至極当然に生まれる感情。
私は生まれ変わっても彼と一緒になると約束して、彼に「転生術」をかけた。
失敗したと思われていた「転生術」は半分成功。
彼は転生の呪いに縛られ、私が他の男と結ばれるのを傍観し続けたと言っている。再び彼と一緒になりたいという私の祈りは、彼にとっては間違いなく呪い。
「わ、私がチェルシーだといつ気がついたの?」
「君と愚かなカルティス・ベルナールの結婚式に招かれた時だ。初めて君を実際に見て、直感的に感じた。それまでも、聖女リオノーラの動向を追っていたが君らしくなかったから気がつけなかった」
私はシリルの真っ直ぐ見据えてくる瞳を直視できずに俯き続けた。
確かにリオノーラとしての私は、今までと異なり淡々とお役目を務めるように生活。
セリアの悪意に常に攻撃され、利己的なカルティスに悩まされた。
傷つく度に憎しみを抱いてしまいそうで、心の穢れで聖女の力がなくなるのを恐れた。私は静かにリオノーラとしての「生」を終えて、次に転生する事を望んだ。
「顔を上げてくれ、リオノーラ」
私はシリルの両手に頬を包まれ、顔を上げさせられる。
責めるような目つきではない、心配するような視線。
(本当にクレイグなのね)
苦しくて仕方がない。
逆の立場なら耐えられない。
その時、床に倒れ込み腕を撫でていたコンラッドが口を開いた。
「申し訳ありませんが、皇帝陛下。僕は貰い事故なんでしょうか? 正直、貴方の最愛の方は相当な魔性の女ですよ。流石、千年も様々経験がおありです。あんな風に誘われたら、抗えませんよ。娼館通いの噂も強ち本当なん⋯⋯」
コンラッドが喋り終わらない内に、黒い霧のようなものが彼の首を締め付ける。
(闇魔法?)
私は聖女リオノーラの男娼遊び疑惑が、アントワーヌ帝国にまで伝わっていたことにショックを受けた。
「彼女は気位の高い高潔な女だ。娼館通いなどしない」
凛としたシリルの声に胸が詰まる。彼は間違いなく私の愛した夫クレイグ。噂に惑わされず、自分の見たもの聞いたものだけを信じる。彼のそんなところも大好きだった。
「シリル、もうやめて! コンラッド様、先程は失礼致しました」
先刻の自分の行動を思い出すだけで顔から火が出そうだ。
ふとシリルの右耳を見ると、コンラッドとお揃いのエメラルドのイヤリングが光っている。
私がゆっくりとシリルの右耳に手を伸ばすと、コンラッドが自分のイヤリングを外して私に渡した。
「これは、通信機能のある魔法道具。欲しいならリオノーラ様に差し上げますよ」
コンラッドの言葉に、思わずシリルの顔を見る。
シリルは険しい顔をしながら、右耳に付けてたイヤリングを外して私の右耳につけた。光り輝くエメラルドに目を背けたくなる。クレイグがずっと見ていられるくらい好きだと言ってくれたチェルシーだった頃の私の瞳の色。
「どこにいても、俺を近くに感じられるだろ」
シリルはコンラッドが私に渡そうとしたイヤリングを自分の左耳に付けながら低い声で耳元で囁いた。
通信機能というのは盗聴の役目も果たす。
(聞かれてたのね。さっきのやり取り全て⋯⋯)
私はきっとまたシリルを傷つけた。
私が違う姿をしていても気がついたという彼に対し、よりによって私は彼の兄をクレイグと間違えた。
シリルが私を見る目には、いつも怒りが込められている。
私に裏切られたと感じ続けただろう記憶。
ベルナール王宮で、カルティスをはじめとする私の周囲の人間を惨殺した彼。
それは私の知っている優しく穏やかなクレイグとは全く異なる姿。
「シリルとコンラッド様は仲が良いのね。私は妹とは上手くいってないから羨ましいわ」
あまりの気まずさに私は話を逸らした。
でも、2人の仲の良さが気になってたのは事実。
「仲良くはないと思いますよ。僕はいつも皇帝陛下を引き摺り下ろそうと悪巧みばかりしてましたから」
「もしかして、黒髪のウィッグを被ってシリルのフリをして悪さをしたりしたのですか?」
私の言葉になぜか2人は顔を合わせて爆笑し出した。
「そんな馬鹿なことしませんよ。リオノーラ様は美しいだけでなく、ユーモアがあるのですね」
コンラッドの言葉に私は思わず首を傾ける。
セリアの嫌がらせは幼稚だ。でも、彼女は私が嫌がる事をピンポイントでしてくる才能に長けている。
「シリルはコンラッド様の過去の行為を許せているの?」
「皇位継承権を争う者として、競争相手を引き摺り下ろそうとするのは当然だからな」
シリルの表情が柔らかい。
私の無理を何でも聞いてくれて、度量の大きかったクレイグを思い出して心が温かくなった。
「皇帝陛下、好きな女の前で器の大きい男を装ってますね。陛下と先帝との血縁に疑義を申し立てた時は議場を燃え尽くしそうな程怒ってましたよね」
「血縁に疑義⋯⋯シリル、貴方は己の血筋の正当性をどう証明したの?」
私の愛した男は有耶無耶なものが嫌いだ。白か黒か。彼のそのような所は私の性格と相性が抜群だった。
千年もの間、誰の妻になってもクレイグを忘れた事はなかった。
熱に浮かされたようなコンラッドの顔が近付いてくる。
私は溢れる涙を覆い隠すように瞳を閉じた。唇に温かい吐息を感じて、身が震えるような多幸感に包まれる。
(やっと会えたのね。クレイグ!)
「うっうあっ!」
苦しそうな呻き声に目を開けると、コンラッドが右腕を押さえ床に倒れ込んだ。
腕には燃え盛る矢が刺さっている。
「コンラッド様」
私は咄嗟に矢を抜こうとした。
すると矢がスッと消える。
(魔法の矢だわ)
思わず矢が向かってきた方向を見ると、私を睨みつけるシリルがいた。
恐怖を感じ、咄嗟に目を逸らす。
血を流すコンラッドの腕に手を翳して、聖女の力で傷を治した。
「ちょっと、ふざけただけだろ。そんなに怒るなよ、シリル」
コンラッドは痛みに耐えながらシリルを見つめる。
「なんだその口の聞き方は! 皇帝陛下と呼べ」
怒りを隠せないシリルの燃えるような瞳。
「シリル・アントワーヌ皇帝陛下。今、なぜコンラッド様を射たのですか? 身分が上だからと言って、このような横暴な真似は⋯⋯」
私を見つめるシリルの目がいつになく悲しい色をしていて、言葉が続かなかった。
「相変わらず残酷な女だな。惚れた弱みで何でも許してるだけだぞ」
シリルが返した言葉に心臓が止まりそうになる。
それは、自己主張の激しい私を戒めるようにクレイグが繰り返していた台詞。
「う、嘘⋯⋯」
私は思わず口元を両手で押さえる。
「千年だ。君の力で千年転生し続けた。聖女リリアン、アンドレア、ロレッタ、ルイーゼ、ベアトリス、シャロンは君だよな」
「何を言ってるの? 聖女は私以外にもいたはずよ。どうして、私だと見分けがつくの?」
身体の震えが止まらなくて、自分で自分の身体を抱きしめる。
転生を繰り返す聖女は私だけだが、千年の間に多くの聖女がこの世界に誕生した。眼前の皇帝が私の最愛の元夫だった。私は自分がいつの間にか敬語をやめていることに気がつく。私は既にシリルがクレイグだと認めている。
「街角に捨てられた子、生まれてはすぐに踏みつけられる虫、君を観察する事しかできない柳の木に生まれ変わった事もあった⋯⋯」
「もしかして、ずっと私を見ていた?」
掠れる私の声に、静かにシリルが頷く。
「俺はいつも君に気がついた。他の聖女は世界中を慈善活動で回ったり、王家で指導者と結婚しても政治的な介入はしない。君は違う。必ず生まれた場所に意味を感じて、国をより良く変えようと改革をする」
これ以上、シリルの言葉を聞くのが怖い。
彼の私に向ける眼差しには悲しみだけでなく、怒りを感じる。
至極当然に生まれる感情。
私は生まれ変わっても彼と一緒になると約束して、彼に「転生術」をかけた。
失敗したと思われていた「転生術」は半分成功。
彼は転生の呪いに縛られ、私が他の男と結ばれるのを傍観し続けたと言っている。再び彼と一緒になりたいという私の祈りは、彼にとっては間違いなく呪い。
「わ、私がチェルシーだといつ気がついたの?」
「君と愚かなカルティス・ベルナールの結婚式に招かれた時だ。初めて君を実際に見て、直感的に感じた。それまでも、聖女リオノーラの動向を追っていたが君らしくなかったから気がつけなかった」
私はシリルの真っ直ぐ見据えてくる瞳を直視できずに俯き続けた。
確かにリオノーラとしての私は、今までと異なり淡々とお役目を務めるように生活。
セリアの悪意に常に攻撃され、利己的なカルティスに悩まされた。
傷つく度に憎しみを抱いてしまいそうで、心の穢れで聖女の力がなくなるのを恐れた。私は静かにリオノーラとしての「生」を終えて、次に転生する事を望んだ。
「顔を上げてくれ、リオノーラ」
私はシリルの両手に頬を包まれ、顔を上げさせられる。
責めるような目つきではない、心配するような視線。
(本当にクレイグなのね)
苦しくて仕方がない。
逆の立場なら耐えられない。
その時、床に倒れ込み腕を撫でていたコンラッドが口を開いた。
「申し訳ありませんが、皇帝陛下。僕は貰い事故なんでしょうか? 正直、貴方の最愛の方は相当な魔性の女ですよ。流石、千年も様々経験がおありです。あんな風に誘われたら、抗えませんよ。娼館通いの噂も強ち本当なん⋯⋯」
コンラッドが喋り終わらない内に、黒い霧のようなものが彼の首を締め付ける。
(闇魔法?)
私は聖女リオノーラの男娼遊び疑惑が、アントワーヌ帝国にまで伝わっていたことにショックを受けた。
「彼女は気位の高い高潔な女だ。娼館通いなどしない」
凛としたシリルの声に胸が詰まる。彼は間違いなく私の愛した夫クレイグ。噂に惑わされず、自分の見たもの聞いたものだけを信じる。彼のそんなところも大好きだった。
「シリル、もうやめて! コンラッド様、先程は失礼致しました」
先刻の自分の行動を思い出すだけで顔から火が出そうだ。
ふとシリルの右耳を見ると、コンラッドとお揃いのエメラルドのイヤリングが光っている。
私がゆっくりとシリルの右耳に手を伸ばすと、コンラッドが自分のイヤリングを外して私に渡した。
「これは、通信機能のある魔法道具。欲しいならリオノーラ様に差し上げますよ」
コンラッドの言葉に、思わずシリルの顔を見る。
シリルは険しい顔をしながら、右耳に付けてたイヤリングを外して私の右耳につけた。光り輝くエメラルドに目を背けたくなる。クレイグがずっと見ていられるくらい好きだと言ってくれたチェルシーだった頃の私の瞳の色。
「どこにいても、俺を近くに感じられるだろ」
シリルはコンラッドが私に渡そうとしたイヤリングを自分の左耳に付けながら低い声で耳元で囁いた。
通信機能というのは盗聴の役目も果たす。
(聞かれてたのね。さっきのやり取り全て⋯⋯)
私はきっとまたシリルを傷つけた。
私が違う姿をしていても気がついたという彼に対し、よりによって私は彼の兄をクレイグと間違えた。
シリルが私を見る目には、いつも怒りが込められている。
私に裏切られたと感じ続けただろう記憶。
ベルナール王宮で、カルティスをはじめとする私の周囲の人間を惨殺した彼。
それは私の知っている優しく穏やかなクレイグとは全く異なる姿。
「シリルとコンラッド様は仲が良いのね。私は妹とは上手くいってないから羨ましいわ」
あまりの気まずさに私は話を逸らした。
でも、2人の仲の良さが気になってたのは事実。
「仲良くはないと思いますよ。僕はいつも皇帝陛下を引き摺り下ろそうと悪巧みばかりしてましたから」
「もしかして、黒髪のウィッグを被ってシリルのフリをして悪さをしたりしたのですか?」
私の言葉になぜか2人は顔を合わせて爆笑し出した。
「そんな馬鹿なことしませんよ。リオノーラ様は美しいだけでなく、ユーモアがあるのですね」
コンラッドの言葉に私は思わず首を傾ける。
セリアの嫌がらせは幼稚だ。でも、彼女は私が嫌がる事をピンポイントでしてくる才能に長けている。
「シリルはコンラッド様の過去の行為を許せているの?」
「皇位継承権を争う者として、競争相手を引き摺り下ろそうとするのは当然だからな」
シリルの表情が柔らかい。
私の無理を何でも聞いてくれて、度量の大きかったクレイグを思い出して心が温かくなった。
「皇帝陛下、好きな女の前で器の大きい男を装ってますね。陛下と先帝との血縁に疑義を申し立てた時は議場を燃え尽くしそうな程怒ってましたよね」
「血縁に疑義⋯⋯シリル、貴方は己の血筋の正当性をどう証明したの?」
私の愛した男は有耶無耶なものが嫌いだ。白か黒か。彼のそのような所は私の性格と相性が抜群だった。
10
あなたにおすすめの小説
だいたい全部、聖女のせい。
荒瀬ヤヒロ
恋愛
「どうして、こんなことに……」
異世界よりやってきた聖女と出会い、王太子は変わってしまった。
いや、王太子の側近の令息達まで、変わってしまったのだ。
すでに彼らには、婚約者である令嬢達の声も届かない。
これはとある王国に降り立った聖女との出会いで見る影もなく変わってしまった男達に苦しめられる少女達の、嘆きの物語。
存在感のない聖女が姿を消した後 [完]
風龍佳乃
恋愛
聖女であるディアターナは
永く仕えた国を捨てた。
何故って?
それは新たに現れた聖女が
ヒロインだったから。
ディアターナは
いつの日からか新聖女と比べられ
人々の心が離れていった事を悟った。
もう私の役目は終わったわ…
神託を受けたディアターナは
手紙を残して消えた。
残された国は天災に見舞われ
てしまった。
しかし聖女は戻る事はなかった。
ディアターナは西帝国にて
初代聖女のコリーアンナに出会い
運命を切り開いて
自分自身の幸せをみつけるのだった。
踏み台(王女)にも事情はある
mios
恋愛
戒律の厳しい修道院に王女が送られた。
聖女ビアンカに魔物をけしかけた罪で投獄され、処刑を免れた結果のことだ。
王女が居なくなって平和になった筈、なのだがそれから何故か原因不明の不調が蔓延し始めて……原因究明の為、王女の元婚約者が調査に乗り出した。
感情の無い聖女様は、公爵への生贄にされてしまいました
九条 雛
恋愛
「――私など、ただの〝祈り人形〟でございます。人形に感情はありませぬ……」
悪逆非道の公爵の元へと生贄として捧げられてしまった聖女は、格子の付いた窓を見上げてそう呟く。
公爵は嗜虐に満ちた笑みを浮かべ言い放つ。
「これからは、三食きちんと食べてもらおう。こうして俺のモノとなったからには、今までのような生活を送れるとは思わぬことだな」
――これは、不幸な境遇で心を閉ざしてしまった少女と、その笑顔を取り戻そうとする男の物語。
【完結】薔薇の花をあなたに贈ります
彩華(あやはな)
恋愛
レティシアは階段から落ちた。
目を覚ますと、何かがおかしかった。それは婚約者である殿下を覚えていなかったのだ。
ロベルトは、レティシアとの婚約解消になり、聖女ミランダとの婚約することになる。
たが、それに違和感を抱くようになる。
ロベルト殿下視点がおもになります。
前作を多少引きずってはいますが、今回は暗くはないです!!
11話完結です。
この度改編した(ストーリーは変わらず)をなろうさんに投稿しました。
今更困りますわね、廃妃の私に戻ってきて欲しいだなんて
nanahi
恋愛
陰謀により廃妃となったカーラ。最愛の王と会えないまま、ランダム転送により異世界【日本国】へ流罪となる。ところがある日、元の世界から迎えの使者がやって来た。盾の神獣の加護を受けるカーラがいなくなったことで、王国の守りの力が弱まり、凶悪モンスターが大繁殖。王国を救うため、カーラに戻ってきてほしいと言うのだ。カーラは日本の便利グッズを手にチート能力でモンスターと戦うのだが…
どうかこの偽りがいつまでも続きますように…
矢野りと
恋愛
ある日突然『魅了』の罪で捕らえられてしまった。でも誤解はすぐに解けるはずと思っていた、だって私は魅了なんて使っていないのだから…。
それなのに真実は闇に葬り去られ、残ったのは周囲からの冷たい眼差しだけ。
もう誰も私を信じてはくれない。
昨日までは『絶対に君を信じている』と言っていた婚約者さえも憎悪を向けてくる。
まるで人が変わったかのように…。
*設定はゆるいです。
1度だけだ。これ以上、閨をともにするつもりは無いと旦那さまに告げられました。
尾道小町
恋愛
登場人物紹介
ヴィヴィアン・ジュード伯爵令嬢
17歳、長女で爵位はシェーンより低が、ジュード伯爵家には莫大な資産があった。
ドン・ジュード伯爵令息15歳姉であるヴィヴィアンが大好きだ。
シェーン・ロングベルク公爵 25歳
結婚しろと回りは五月蝿いので大富豪、伯爵令嬢と結婚した。
ユリシリーズ・グレープ補佐官23歳
優秀でシェーンに、こき使われている。
コクロイ・ルビーブル伯爵令息18歳
ヴィヴィアンの幼馴染み。
アンジェイ・ドルバン伯爵令息18歳
シェーンの元婚約者。
ルーク・ダルシュール侯爵25歳
嫁の父親が行方不明でシェーン公爵に相談する。
ミランダ・ダルシュール侯爵夫人20歳、父親が行方不明。
ダン・ドリンク侯爵37歳行方不明。
この国のデビット王太子殿下23歳、婚約者ジュリアン・スチール公爵令嬢が居るのにヴィヴィアンの従妹に興味があるようだ。
ジュリエット・スチール公爵令嬢18歳
ロミオ王太子殿下の婚約者。
ヴィヴィアンの従兄弟ヨシアン・スプラット伯爵令息19歳
私と旦那様は婚約前1度お会いしただけで、結婚式は私と旦那様と出席者は無しで式は10分程で終わり今は2人の寝室?のベッドに座っております、旦那様が仰いました。
一度だけだ其れ以上閨を共にするつもりは無いと旦那様に宣言されました。
正直まだ愛情とか、ありませんが旦那様である、この方の言い分は最低ですよね?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる