9 / 56
9.彼女に好かれたい。
しおりを挟む
「どうして、私を助けてくれたのですか?」
思わず自分からこぼれ出た言葉に驚いた。
私は意志も聞かれず、誘拐されたにも関わらずエレナ・アーデンから助けてもらったと感じている。
それにしても、私の住んでいるカルマン公爵邸は帝国の要塞とも呼ばれるほどの警備だ。
どうやって彼女は私を誘拐したのだろう。
「あなたが可愛いからよ。今からあなたの新しい人生の2つの道を示すわね。1つ目は暗殺ギルドに入ること。あなたの魅了の力は、男を洗脳できるみたいな力だから自分の能力が活かせるわ。2つ目はサム国の伯爵家の養女になること。公女だったあなたなら生き易すい場所でしょ。どちらも嫌なら、カルマン公爵家に戻っても良いわ?」
エレナ・アーデンはいつも気位の高い高圧的な話し方をするのに、今は私が夢に見ていた理想の家族に登場する優しいお姉さんのような話し方をしている。
「私は、孤児院に行きたいです。自分で行きます。ここまで連れていただきありがとうございました」
カルマン公爵家に戻って利用される人生を送りたくない。
貴族として生活するより、平民としてパン屋さんになりたい。
それならば、孤児院に言って平民の夫婦に引き取られる可能性にかけた方が良い。
暗殺ギルドは論外だ、なぜ選択肢に入っているのかわからない。
「孤児院ってそんなに甘い場所ではないわよ。思ったようなお家には行けるかわからないし、いじめや虐待にあったりもするのよ」
エレナ・アーデンが私のことを心配してくれているのが分かる。
人に心配されるとは、これ程に暖かい気持ちになれるものだったのかと知った。
「私は男を操れます。いじめや虐待をするのは女ですか?それでしたら、男を操ってその女をやつけます。カルマン公爵邸を出たのですから、もう私の力は隠す必要ないですよね。行きたい家庭の父親を操れば私はその家に行けるので、一番選択肢が多い場所です」
私が話す言葉に、彼女はどこか冷めた目になった。
「人に期待していないというより、人を道具のように見ているのね。魅了の力はそんなに万能ではないわ。純粋すぎる人間に使ったら相手の精神を殺すわよ。知能の高い人間なら、何かされたと気が付かれる恐れがある。できるだけ使うことは控えた方が良いわ。正体がバレてカルマン公爵邸に戻りたくないでしょ」
彼女のいう通り、あまり使うと周りに私の正体がバレてしまうかもしれない。
それにしても、カルマン公爵家の秘密の力は政敵のアーデン侯爵家にはバレバレなようだ。
アーデン侯爵家の人間には魅了の力が効かないと言われている。
アーデン侯爵は代々アカデミー主席卒業生がほとんどだ。
彼女の父親のレナード・アーデンももちろんアカデミー主席卒業生だ。
知能が高いから、魅了の力が効かないのかも知れない。
「あの、私の瞳の色で私の正体はバレませんか? 紫色の瞳が帝国の皇族の血が濃い証だなんて世界中誰でも知っています」
父はレオハード帝国の元第5皇子で紫色の瞳をしている。
元第3皇子が皇帝になって、父はカルマン公爵家の養子となり後継者となった。
私は自分の瞳の色が足枷になって、自由などないと思っていた。
いくら未来を夢見ても、皇族と子を作ることばかりを望まれる。
私だってまだ4歳の子供なのに生まれた時からこの瞳の色のせいでそんな事ばかり言われるのだからウンザリすしていた。
「飲み薬なら1日、目薬なら半日、目に入れるガラスのようなものも渡しておく、これで瞳の色を変えられるわよ」
彼女は私に目の色を変える小道具を渡してきた。
「このような小道具を使わなければ生きられないなんて、窮屈なので遠慮しておきます。私の瞳は父の紫色の瞳に比べても赤みがかっているので適当に誤魔化します」
自分で瞳の色について不安を言っておきながら、彼女の用意してくれた小道具を拒否してしまった。
誘拐をしてくれて、時間をかけて、遠くの国まで連れてきてくれたのに気を悪くしただろうか。
親切にされたのが、初めてだからか私は先ほどからエレナ・アーデンの感情が気になって仕方がない。
「皇族の血が濃い紫色の瞳の色はアメジストのような色と表現されるわ、正体を疑われたら私の瞳の色はロードライトガーネットですとでも言っておきなさいな」
彼女は全く怒っていないようだった。
私はその様子に胸を撫で下ろした。
初めて人から嫌われたくない、好かれたいと思っている自分に気がついた。
私は普段すぐに怒鳴り散らす人間に囲まれているから落ち着いた彼女の態度に慣れない。
何だか一緒にいて心臓をくすぐられているような柔らかさと気恥ずかしさを感じる。
思い返せば、彼女が私に対して準備したものを何一つ受け入れていない。
彼女は気を悪くしていないかが気になってしまう。
「ロードなんとかなんてみんな知らないと思います。宝石ですか?紫陽花色の瞳と言うので大丈夫です。私の髪の色も紫陽花色ですので⋯⋯」
また彼女の提案を断ってしまった。
彼女は穏やかな顔で私の返答を聞いている。
本当になぜ彼女はまったく怒らないのだろう。
「ふふ、紫陽花色ね。たくさんの色があってとても素敵な表現だわ。サム国の国花だし良い答え方だと思う。それから、困ったことがあっても帝国にいる私はあなたを助けることができないわ。困った時はこちらを頼りなさい。それから、ここから近い孤児院の地図も書くわ」
彼女はさっと地図を書くと私に紙を握らせてきた。
「あの、ここまでしてもらったので何かお礼がしたいのですが⋯⋯」
私は彼女にお礼をしたいと申し出た。
心が彼女に好かれたいと叫んでいる。
お礼をしたら、彼女から良い子だと思われるのではないだろうかという邪な考えまで生まれている。
「エレノア、あなたがそう思っている時点で十分よ。今、私に好意を持っているでしょう。私に好かれたいと思ってるわね。私が男だったらどうするの? 彼に好かれたいと思った時点で魅了の力が発動するわよ。彼が純粋な人だったら精神を殺す。誰にも期待しないあなたが、いつか誰かに期待する日が来るわ油断しないでね。人に期待しないからあなたは魅了の力をコントロールできているの。それでは健闘を祈るわ」
彼女に自分の好意と考えを読まれたことに気恥ずかしくなった。
彼女の残した言葉の意味を私はこの時は理解できなかったが、後にその恐ろしさを理解することになる。
思わず自分からこぼれ出た言葉に驚いた。
私は意志も聞かれず、誘拐されたにも関わらずエレナ・アーデンから助けてもらったと感じている。
それにしても、私の住んでいるカルマン公爵邸は帝国の要塞とも呼ばれるほどの警備だ。
どうやって彼女は私を誘拐したのだろう。
「あなたが可愛いからよ。今からあなたの新しい人生の2つの道を示すわね。1つ目は暗殺ギルドに入ること。あなたの魅了の力は、男を洗脳できるみたいな力だから自分の能力が活かせるわ。2つ目はサム国の伯爵家の養女になること。公女だったあなたなら生き易すい場所でしょ。どちらも嫌なら、カルマン公爵家に戻っても良いわ?」
エレナ・アーデンはいつも気位の高い高圧的な話し方をするのに、今は私が夢に見ていた理想の家族に登場する優しいお姉さんのような話し方をしている。
「私は、孤児院に行きたいです。自分で行きます。ここまで連れていただきありがとうございました」
カルマン公爵家に戻って利用される人生を送りたくない。
貴族として生活するより、平民としてパン屋さんになりたい。
それならば、孤児院に言って平民の夫婦に引き取られる可能性にかけた方が良い。
暗殺ギルドは論外だ、なぜ選択肢に入っているのかわからない。
「孤児院ってそんなに甘い場所ではないわよ。思ったようなお家には行けるかわからないし、いじめや虐待にあったりもするのよ」
エレナ・アーデンが私のことを心配してくれているのが分かる。
人に心配されるとは、これ程に暖かい気持ちになれるものだったのかと知った。
「私は男を操れます。いじめや虐待をするのは女ですか?それでしたら、男を操ってその女をやつけます。カルマン公爵邸を出たのですから、もう私の力は隠す必要ないですよね。行きたい家庭の父親を操れば私はその家に行けるので、一番選択肢が多い場所です」
私が話す言葉に、彼女はどこか冷めた目になった。
「人に期待していないというより、人を道具のように見ているのね。魅了の力はそんなに万能ではないわ。純粋すぎる人間に使ったら相手の精神を殺すわよ。知能の高い人間なら、何かされたと気が付かれる恐れがある。できるだけ使うことは控えた方が良いわ。正体がバレてカルマン公爵邸に戻りたくないでしょ」
彼女のいう通り、あまり使うと周りに私の正体がバレてしまうかもしれない。
それにしても、カルマン公爵家の秘密の力は政敵のアーデン侯爵家にはバレバレなようだ。
アーデン侯爵家の人間には魅了の力が効かないと言われている。
アーデン侯爵は代々アカデミー主席卒業生がほとんどだ。
彼女の父親のレナード・アーデンももちろんアカデミー主席卒業生だ。
知能が高いから、魅了の力が効かないのかも知れない。
「あの、私の瞳の色で私の正体はバレませんか? 紫色の瞳が帝国の皇族の血が濃い証だなんて世界中誰でも知っています」
父はレオハード帝国の元第5皇子で紫色の瞳をしている。
元第3皇子が皇帝になって、父はカルマン公爵家の養子となり後継者となった。
私は自分の瞳の色が足枷になって、自由などないと思っていた。
いくら未来を夢見ても、皇族と子を作ることばかりを望まれる。
私だってまだ4歳の子供なのに生まれた時からこの瞳の色のせいでそんな事ばかり言われるのだからウンザリすしていた。
「飲み薬なら1日、目薬なら半日、目に入れるガラスのようなものも渡しておく、これで瞳の色を変えられるわよ」
彼女は私に目の色を変える小道具を渡してきた。
「このような小道具を使わなければ生きられないなんて、窮屈なので遠慮しておきます。私の瞳は父の紫色の瞳に比べても赤みがかっているので適当に誤魔化します」
自分で瞳の色について不安を言っておきながら、彼女の用意してくれた小道具を拒否してしまった。
誘拐をしてくれて、時間をかけて、遠くの国まで連れてきてくれたのに気を悪くしただろうか。
親切にされたのが、初めてだからか私は先ほどからエレナ・アーデンの感情が気になって仕方がない。
「皇族の血が濃い紫色の瞳の色はアメジストのような色と表現されるわ、正体を疑われたら私の瞳の色はロードライトガーネットですとでも言っておきなさいな」
彼女は全く怒っていないようだった。
私はその様子に胸を撫で下ろした。
初めて人から嫌われたくない、好かれたいと思っている自分に気がついた。
私は普段すぐに怒鳴り散らす人間に囲まれているから落ち着いた彼女の態度に慣れない。
何だか一緒にいて心臓をくすぐられているような柔らかさと気恥ずかしさを感じる。
思い返せば、彼女が私に対して準備したものを何一つ受け入れていない。
彼女は気を悪くしていないかが気になってしまう。
「ロードなんとかなんてみんな知らないと思います。宝石ですか?紫陽花色の瞳と言うので大丈夫です。私の髪の色も紫陽花色ですので⋯⋯」
また彼女の提案を断ってしまった。
彼女は穏やかな顔で私の返答を聞いている。
本当になぜ彼女はまったく怒らないのだろう。
「ふふ、紫陽花色ね。たくさんの色があってとても素敵な表現だわ。サム国の国花だし良い答え方だと思う。それから、困ったことがあっても帝国にいる私はあなたを助けることができないわ。困った時はこちらを頼りなさい。それから、ここから近い孤児院の地図も書くわ」
彼女はさっと地図を書くと私に紙を握らせてきた。
「あの、ここまでしてもらったので何かお礼がしたいのですが⋯⋯」
私は彼女にお礼をしたいと申し出た。
心が彼女に好かれたいと叫んでいる。
お礼をしたら、彼女から良い子だと思われるのではないだろうかという邪な考えまで生まれている。
「エレノア、あなたがそう思っている時点で十分よ。今、私に好意を持っているでしょう。私に好かれたいと思ってるわね。私が男だったらどうするの? 彼に好かれたいと思った時点で魅了の力が発動するわよ。彼が純粋な人だったら精神を殺す。誰にも期待しないあなたが、いつか誰かに期待する日が来るわ油断しないでね。人に期待しないからあなたは魅了の力をコントロールできているの。それでは健闘を祈るわ」
彼女に自分の好意と考えを読まれたことに気恥ずかしくなった。
彼女の残した言葉の意味を私はこの時は理解できなかったが、後にその恐ろしさを理解することになる。
10
あなたにおすすめの小説
黒騎士団の娼婦
星森 永羽
恋愛
夫を亡くし、義弟に家から追い出された元男爵夫人・ヨシノ。
異邦から迷い込んだ彼女に残されたのは、幼い息子への想いと、泥にまみれた誇りだけだった。
頼るあてもなく辿り着いたのは──「気味が悪い」と忌まれる黒騎士団の屯所。
煤けた鎧、無骨な団長、そして人との距離を忘れた男たち。
誰も寄りつかぬ彼らに、ヨシノは微笑み、こう言った。
「部屋が汚すぎて眠れませんでした。私を雇ってください」
※本作はAIとの共同制作作品です。
※史実・実在団体・宗教などとは一切関係ありません。戦闘シーンがあります。
【完結】第一王子と侍従令嬢の将来の夢
かずえ
恋愛
第一王子は、常に毒を盛られ、すっかり生きることに疲れていた。子爵令嬢は目が悪く、日常生活にも支障が出るほどであったが、育児放棄され、とにかく日々を送ることに必死だった。
12歳で出会った二人は、大人になることを目標に、協力しあう契約を交わす。
せっかく傾国級の美人に生まれたのですから、ホントにやらなきゃ損ですよ?
志波 連
恋愛
病弱な父親とまだ学生の弟を抱えた没落寸前のオースティン伯爵家令嬢であるルシアに縁談が来た。相手は学生時代、一方的に憧れていた上級生であるエルランド伯爵家の嫡男ルイス。
父の看病と伯爵家業務で忙しく、結婚は諦めていたルシアだったが、結婚すれば多額の資金援助を受けられるという条件に、嫁ぐ決意を固める。
多忙を理由に顔合わせにも婚約式にも出てこないルイス。不信感を抱くが、弟のためには絶対に援助が必要だと考えるルシアは、黙って全てを受け入れた。
オースティン伯爵の健康状態を考慮して半年後に結婚式をあげることになり、ルイスが住んでいるエルランド伯爵家のタウンハウスに同居するためにやってきたルシア。
それでも帰ってこない夫に泣くことも怒ることも縋ることもせず、非道な夫を庇い続けるルシアの姿に深く同情した使用人たちは遂に立ち上がる。
この作品は小説家になろう及びpixivでも掲載しています
ホットランキング1位!ありがとうございます!皆様のおかげです!感謝します!
お兄ちゃんは、ヒロイン様のモノ!!……だよね?
夕立悠理
恋愛
もうすぐ高校一年生になる朱里には、大好きな人がいる。義兄の小鳥遊優(たかなしゆう)だ。優くん、優くん、と呼んで、いつも後ろをついて回っていた。
けれど、楽しみにしていた高校に入学する日、思い出す。ここは、前世ではまっていた少女漫画の世界だと。ヒーローは、もちろん、かっこよくて、スポーツ万能な優。ヒロインは、朱里と同じく新入生だ。朱里は、二人の仲を邪魔する悪役だった。
思い出したのをきっかけに、朱里は優を好きでいるのをやめた。優くん呼びは、封印し、お兄ちゃんに。中学では一緒だった登下校も別々だ。だって、だって、愛しの「お兄ちゃん」は、ヒロイン様のものだから。
──それなのに。お兄ちゃん、ちょっと、距離近くない……?
※お兄ちゃんは、彼氏様!!……だよね? は二人がいちゃついてるだけです。
偉物騎士様の裏の顔~告白を断ったらムカつく程に執着されたので、徹底的に拒絶した結果~
甘寧
恋愛
「結婚を前提にお付き合いを─」
「全力でお断りします」
主人公であるティナは、園遊会と言う公の場で色気と魅了が服を着ていると言われるユリウスに告白される。
だが、それは罰ゲームで言わされていると言うことを知っているティナは即答で断りを入れた。
…それがよくなかった。プライドを傷けられたユリウスはティナに執着するようになる。そうティナは解釈していたが、ユリウスの本心は違う様で…
一方、ユリウスに関心を持たれたティナの事を面白くないと思う令嬢がいるのも必然。
令嬢達からの嫌がらせと、ユリウスの病的までの執着から逃げる日々だったが……
せっかく転生したのにモブにすらなれない……はずが溺愛ルートなんて信じられません
嘉月
恋愛
隣国の貴族令嬢である主人公は交換留学生としてやってきた学園でイケメン達と恋に落ちていく。
人気の乙女ゲーム「秘密のエルドラド」のメイン攻略キャラは王立学園の生徒会長にして王弟、氷の殿下こと、クライブ・フォン・ガウンデール。
転生したのはそのゲームの世界なのに……私はモブですらないらしい。
せめて学園の生徒1くらいにはなりたかったけど、どうしようもないので地に足つけてしっかり生きていくつもりです。
少しだけ改題しました。ご迷惑をお掛けしますがよろしくお願いします。
ご褒美人生~転生した私の溺愛な?日常~
紅子
恋愛
魂の修行を終えた私は、ご褒美に神様から丈夫な身体をもらい最後の転生しました。公爵令嬢に生まれ落ち、素敵な仮婚約者もできました。家族や仮婚約者から溺愛されて、幸せです。ですけど、神様。私、お願いしましたよね?寿命をベッドの上で迎えるような普通の目立たない人生を送りたいと。やりすぎですよ💢神様。
毎週火・金曜日00:00に更新します。→完結済みです。毎日更新に変更します。
R15は、念のため。
自己満足の世界に付き、合わないと感じた方は読むのをお止めください。設定ゆるゆるの思い付き、ご都合主義で書いているため、深い内容ではありません。さらっと読みたい方向けです。矛盾点などあったらごめんなさい(>_<)
やけに居心地がいいと思ったら、私のための愛の巣でした。~いつの間にか約束された精霊婚~
小桜
恋愛
ルディエル・アレンフォードは森に住む麗しの精霊守。
そんな彼が、いよいよ伴侶を迎えようと準備を始めているらしい。
幼馴染という関係に甘んじていたネネリア・ソルシェは、密かにショックを受けていた。
そろそろ彼との関係も終わらせなければならないけれど、ルディエルも精霊達もネネリアだけに優しくて――?
「大丈夫。ずっと居たいと思えるような場所にしてみせるから」
鈍感なネネリアと、一途で奥手なルディエル。
精霊に導かれた恋は、本人だけが気づかない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる