14 / 40
14.私は世界一の幸せ者です。
しおりを挟む
今日は建国祭の最終日。
私とセルシオの結婚式だ。
純白のウェディングドレスに着替えさせて貰って、私は回帰前のことを思い出していた。
「カリン、泣きそうな顔をしているが、何かあったのか?」
突然、声をかけられて振り向くとセルシオが心配そうな顔をして私を見ていた。
控えの部屋のメイドたちは彼が人払いをしたのか出払っていた。
今、ここには私とセルシオしかいない。
思い返せば前回は、この結婚式の後からカルパシーノ王国の行く末に暗雲が立ち込みはじめていた。
3週間後にはパレーシア帝国のベリオット皇帝が崩御したという号外が出た。セルシオの恩人でもある方だ。死因は老衰だということだった。
その2ヶ月後には皇位についたクリス・パレーシアがカルパシーノ王国は帝国領だと主張し始めた。
いくら先の皇帝陛下がカルパシーノの建国に深く関わったといえ、カルパシーノは独立した国として8年も認められている。
パレーシア帝国の主張は明らかに不当で、他国も疑義を唱えてくれた。
しかし、帝国はカルパシーノの味方をした国々を圧倒的な武力で排除し出した。
セルシオは私の前で政治的な話をすることはなかった。
恐らく私に話しても心配をかけるだけで、どうにもならないと思っていたのだろう。
私はとにかく、パレーシア帝国が攻めてきた時の為に剣術を磨いた。
本を読み漁って少しでも教養を身につけ、彼が頼りにしたいと思える女になろうと思った。
世界のリーダーとも言われるパレーシア帝国が、なぜ自ら国際的に孤立するような方向に舵を切ったのか理解ができなかった。
姉に相談したくて、ずっと彼女を探し続けた。
捜索範囲を広げても一向に姉は見つからなかった。
唯一あった姉らしき人間を見たをしたという証言は、私の結婚式の翌日に帝国の船に乗る琥珀色の瞳の女の目撃証言だった。
目撃者は明らかに頭からマントを被り顔を隠そうとしている人間がいたのが不可解で顔を覗き込もうとしたらしい。
口元まで隠していたが、珍しい琥珀色の瞳が見えたので印象に残っているという話だった。
この瞳の色は珍しく、私は自分と彼女以外でこの色の瞳を見たことがない。
結婚式から半年後にはパレーシア帝国内もクリス皇帝の暴君ぶりに混乱しているという情報が入った。
クリス皇帝陛下の独裁的な行いで、パレーシア帝国は急速に国際的な信用も失っていた。
その時に私は姉はパレーシア帝国にいるのではないかと思った。
彼女は3カ国を滅ぼしてきた『傾国の悪女』と呼ばれた女だ。
それでも、私の見てきた姉は上品で優しそうだったので、彼女は言いがかりをつけられているだけだと思い込もうとした。
唯一私に会いに来てくれた身内である彼女を信じたかった。
パレーシア帝国では、皇位について1年も経ってないクリス・パレーシアに対してルイス皇子に皇位を譲るように暴動まで起こっていると聞いた。
姉らしき人の目撃証言があった日は、ルイス皇子が建国祭から帝国に戻る船が出航した日だ。
私はルイス皇子と姉が結託している可能性も考えていた。
でも、姉がパレーシア帝国にいるのであれば、神聖力でベリオット皇帝陛下を助けられていたはずだと可能性を打ち消してしまった。
カルパシーノ王国にも危険が迫っていると感じていたのに、私は攻められても剣術で応戦すれば良いと剣術を磨き続けた。
結局、そんなものは何の役にも立たなかった。
隠し通路まで露見して、ルイス皇子により城内に魔力を込めた火を放たれてしまいセルシオと共にカルパシーノ王国は滅びた。
「私、セルシオを心から愛しています。何度、時を繰り返してもあなたの妻になりたいです。あなたを守り抜く事をここに誓います」
出会って間もない私にそんな事を言われても困るだけだろう。
それでも、私は言わずにはいられなかった。
「カリン⋯⋯何か悩んでいる事があれば何でも話して欲しい。ベリオット皇帝陛下は確かに恩人だが、不安があるのならばパレーシア帝国に行く必要はないんだよ」
セルシオが私を強く抱きしめてくれる。
私の愛しているという言葉に対しての返事はない。
それは現段階で、彼は私を愛するまでは至っていないということだ。
セルシオは惚れっぽくもなさそうだし、私も自分が女としての魅力が不足していることを自覚している。
建国祭でレイリン様のような、よく手入れされた優雅で洗練された女性を沢山見た。
そのような貴族令嬢に比べると、私は所作1つとっても付け焼き刃で身につけたものだということが分かってしまう。
私は明日からルイス皇子とレイリン様に同行し、パレーシア帝国に赴くことになった。
レイリン様からベリオット皇帝が原因不明の病で倒れ、衰弱しているので神聖力で治療して欲しいとお願いされたのだ。
ベリオット皇帝はベッドから立ち上がれず、会話もままならない状態だという。
回帰前の死因も本当は老衰ではなく病死だったのかもしれない。
皇帝や国王というのは病気にかからない程の強い人間という設定を強いられるらしい。
だからベリオット皇帝の病気も隠されていたのだろう。
レイリン様は、そのような機密事項を私を信頼して相談してくれたのだ。
私は彼女のお願いを当然受けれた。
「セルシオ! 貴方の恩人が助けを必要としているのに行かない選択肢はありませんよ。妻として夫がお世話になったお礼もしたいですし、しっかり皇帝陛下を元気にしてきたいと思います」
パレーシア帝国までは海路で2週間かかる。
大好きなセルシオに約1ヶ月も会えないのは寂しいけれど、そんな自分勝手な理由で助けられるかもしれない人を放っておくなどできない。
それに、私は剣術を磨くだけではセルシオを守れないことを知っている。もっと、今何が起きていて何をしなければならないのか考えて立ち回らないと同じ運命を辿るだけだ。
私はセルシオを心配させないように、にっこりと笑顔を作った。
「本当に笑顔はカリンの武器だね。とっても可愛い」
唐突に彼に目を合わせられ、言われた言葉に一気に顔が熱くなる。
(可愛いとか女の子が喜ぶような事、セルシオは言っちゃう人だったっけ?)
「あの⋯⋯もしかして決闘の話がお耳に入っていたりしますか?」
私は決闘の時、ルイモン卿に笑顔は私の武器だとか高らかに宣言してしまったことを思い出していた。半ば興奮状態で発した言葉は思い返すと恥ずかしい。
「もちろん、城内で起こったことなのだから報告が入ってるよ。カリン、俺は君のことをとても大切に思っている。危ない真似は絶対にしないと約束して欲しい」
彼が私を大切に思っていると言ってくれて嬉しかった。
彼は妻になる相手ならきっと誰でも大切にしてくれる人だ。
そして、今、考えると決闘を申し込んだのは失敗だった。
下手すればパレーシア王国との関係が悪くなるような行動を私はとってしまった。
セルシオの事を侮辱され頭に血が上って、怒りで我を忘れていた。
(ルイス皇子が全面的にパレーシア王国側が悪いとしてくれたから事なきを得ただけだわ⋯⋯)
「セルシオ、ご心配お掛けして申し訳ございませんでした。貴方に大切に思って貰える妻になれるなんて私は世界一の幸せ者です。さあ、結婚式会場に行きましょうか」
私は彼が可愛いと言ってくれた笑顔を彼の頬を両手で包み込みながら見せた。
すると彼もまた微笑みを返してくれた。
結婚式場に到着すると、すでに参列者が揃っていた。
ふと、視線を感じて見るとルイス皇子が私を食い入るように見つめていた。
1年後、カルパシーノ王国を滅ぼし、私に卑劣な行為をする男。
そして、私が時を戻す際に生贄にした男だ。
今の彼は私の失態を上手く助けてくれたり、優しい言葉をかけてくれる。
彼のことが怖くて無礼な言動や態度をしてきたのに、咎めることなく受け流してくれた。
1年後、セルシオの首を物のように扱い、私に卑劣な事をしようとする男と同一人物とは思えない。
今のような優しい彼が1年後にも存在していても、私はきっとセルシオを失ったら彼を生贄にし時を戻すことを繰り返すだろう。
気がつけば私はルイス皇子と、しばし見つめ合っていた。
よく見ると彼の顔が赤くなっている。
彼は、また、お酒を飲んでいるのだろうか。
帝国の皇子なのに、いつも顔が赤い彼がおかしくて思わず笑みが溢れた。
私とセルシオの結婚式だ。
純白のウェディングドレスに着替えさせて貰って、私は回帰前のことを思い出していた。
「カリン、泣きそうな顔をしているが、何かあったのか?」
突然、声をかけられて振り向くとセルシオが心配そうな顔をして私を見ていた。
控えの部屋のメイドたちは彼が人払いをしたのか出払っていた。
今、ここには私とセルシオしかいない。
思い返せば前回は、この結婚式の後からカルパシーノ王国の行く末に暗雲が立ち込みはじめていた。
3週間後にはパレーシア帝国のベリオット皇帝が崩御したという号外が出た。セルシオの恩人でもある方だ。死因は老衰だということだった。
その2ヶ月後には皇位についたクリス・パレーシアがカルパシーノ王国は帝国領だと主張し始めた。
いくら先の皇帝陛下がカルパシーノの建国に深く関わったといえ、カルパシーノは独立した国として8年も認められている。
パレーシア帝国の主張は明らかに不当で、他国も疑義を唱えてくれた。
しかし、帝国はカルパシーノの味方をした国々を圧倒的な武力で排除し出した。
セルシオは私の前で政治的な話をすることはなかった。
恐らく私に話しても心配をかけるだけで、どうにもならないと思っていたのだろう。
私はとにかく、パレーシア帝国が攻めてきた時の為に剣術を磨いた。
本を読み漁って少しでも教養を身につけ、彼が頼りにしたいと思える女になろうと思った。
世界のリーダーとも言われるパレーシア帝国が、なぜ自ら国際的に孤立するような方向に舵を切ったのか理解ができなかった。
姉に相談したくて、ずっと彼女を探し続けた。
捜索範囲を広げても一向に姉は見つからなかった。
唯一あった姉らしき人間を見たをしたという証言は、私の結婚式の翌日に帝国の船に乗る琥珀色の瞳の女の目撃証言だった。
目撃者は明らかに頭からマントを被り顔を隠そうとしている人間がいたのが不可解で顔を覗き込もうとしたらしい。
口元まで隠していたが、珍しい琥珀色の瞳が見えたので印象に残っているという話だった。
この瞳の色は珍しく、私は自分と彼女以外でこの色の瞳を見たことがない。
結婚式から半年後にはパレーシア帝国内もクリス皇帝の暴君ぶりに混乱しているという情報が入った。
クリス皇帝陛下の独裁的な行いで、パレーシア帝国は急速に国際的な信用も失っていた。
その時に私は姉はパレーシア帝国にいるのではないかと思った。
彼女は3カ国を滅ぼしてきた『傾国の悪女』と呼ばれた女だ。
それでも、私の見てきた姉は上品で優しそうだったので、彼女は言いがかりをつけられているだけだと思い込もうとした。
唯一私に会いに来てくれた身内である彼女を信じたかった。
パレーシア帝国では、皇位について1年も経ってないクリス・パレーシアに対してルイス皇子に皇位を譲るように暴動まで起こっていると聞いた。
姉らしき人の目撃証言があった日は、ルイス皇子が建国祭から帝国に戻る船が出航した日だ。
私はルイス皇子と姉が結託している可能性も考えていた。
でも、姉がパレーシア帝国にいるのであれば、神聖力でベリオット皇帝陛下を助けられていたはずだと可能性を打ち消してしまった。
カルパシーノ王国にも危険が迫っていると感じていたのに、私は攻められても剣術で応戦すれば良いと剣術を磨き続けた。
結局、そんなものは何の役にも立たなかった。
隠し通路まで露見して、ルイス皇子により城内に魔力を込めた火を放たれてしまいセルシオと共にカルパシーノ王国は滅びた。
「私、セルシオを心から愛しています。何度、時を繰り返してもあなたの妻になりたいです。あなたを守り抜く事をここに誓います」
出会って間もない私にそんな事を言われても困るだけだろう。
それでも、私は言わずにはいられなかった。
「カリン⋯⋯何か悩んでいる事があれば何でも話して欲しい。ベリオット皇帝陛下は確かに恩人だが、不安があるのならばパレーシア帝国に行く必要はないんだよ」
セルシオが私を強く抱きしめてくれる。
私の愛しているという言葉に対しての返事はない。
それは現段階で、彼は私を愛するまでは至っていないということだ。
セルシオは惚れっぽくもなさそうだし、私も自分が女としての魅力が不足していることを自覚している。
建国祭でレイリン様のような、よく手入れされた優雅で洗練された女性を沢山見た。
そのような貴族令嬢に比べると、私は所作1つとっても付け焼き刃で身につけたものだということが分かってしまう。
私は明日からルイス皇子とレイリン様に同行し、パレーシア帝国に赴くことになった。
レイリン様からベリオット皇帝が原因不明の病で倒れ、衰弱しているので神聖力で治療して欲しいとお願いされたのだ。
ベリオット皇帝はベッドから立ち上がれず、会話もままならない状態だという。
回帰前の死因も本当は老衰ではなく病死だったのかもしれない。
皇帝や国王というのは病気にかからない程の強い人間という設定を強いられるらしい。
だからベリオット皇帝の病気も隠されていたのだろう。
レイリン様は、そのような機密事項を私を信頼して相談してくれたのだ。
私は彼女のお願いを当然受けれた。
「セルシオ! 貴方の恩人が助けを必要としているのに行かない選択肢はありませんよ。妻として夫がお世話になったお礼もしたいですし、しっかり皇帝陛下を元気にしてきたいと思います」
パレーシア帝国までは海路で2週間かかる。
大好きなセルシオに約1ヶ月も会えないのは寂しいけれど、そんな自分勝手な理由で助けられるかもしれない人を放っておくなどできない。
それに、私は剣術を磨くだけではセルシオを守れないことを知っている。もっと、今何が起きていて何をしなければならないのか考えて立ち回らないと同じ運命を辿るだけだ。
私はセルシオを心配させないように、にっこりと笑顔を作った。
「本当に笑顔はカリンの武器だね。とっても可愛い」
唐突に彼に目を合わせられ、言われた言葉に一気に顔が熱くなる。
(可愛いとか女の子が喜ぶような事、セルシオは言っちゃう人だったっけ?)
「あの⋯⋯もしかして決闘の話がお耳に入っていたりしますか?」
私は決闘の時、ルイモン卿に笑顔は私の武器だとか高らかに宣言してしまったことを思い出していた。半ば興奮状態で発した言葉は思い返すと恥ずかしい。
「もちろん、城内で起こったことなのだから報告が入ってるよ。カリン、俺は君のことをとても大切に思っている。危ない真似は絶対にしないと約束して欲しい」
彼が私を大切に思っていると言ってくれて嬉しかった。
彼は妻になる相手ならきっと誰でも大切にしてくれる人だ。
そして、今、考えると決闘を申し込んだのは失敗だった。
下手すればパレーシア王国との関係が悪くなるような行動を私はとってしまった。
セルシオの事を侮辱され頭に血が上って、怒りで我を忘れていた。
(ルイス皇子が全面的にパレーシア王国側が悪いとしてくれたから事なきを得ただけだわ⋯⋯)
「セルシオ、ご心配お掛けして申し訳ございませんでした。貴方に大切に思って貰える妻になれるなんて私は世界一の幸せ者です。さあ、結婚式会場に行きましょうか」
私は彼が可愛いと言ってくれた笑顔を彼の頬を両手で包み込みながら見せた。
すると彼もまた微笑みを返してくれた。
結婚式場に到着すると、すでに参列者が揃っていた。
ふと、視線を感じて見るとルイス皇子が私を食い入るように見つめていた。
1年後、カルパシーノ王国を滅ぼし、私に卑劣な行為をする男。
そして、私が時を戻す際に生贄にした男だ。
今の彼は私の失態を上手く助けてくれたり、優しい言葉をかけてくれる。
彼のことが怖くて無礼な言動や態度をしてきたのに、咎めることなく受け流してくれた。
1年後、セルシオの首を物のように扱い、私に卑劣な事をしようとする男と同一人物とは思えない。
今のような優しい彼が1年後にも存在していても、私はきっとセルシオを失ったら彼を生贄にし時を戻すことを繰り返すだろう。
気がつけば私はルイス皇子と、しばし見つめ合っていた。
よく見ると彼の顔が赤くなっている。
彼は、また、お酒を飲んでいるのだろうか。
帝国の皇子なのに、いつも顔が赤い彼がおかしくて思わず笑みが溢れた。
10
あなたにおすすめの小説
【完結】あなたの思い違いではありませんの?
綾雅(りょうが)要らない悪役令嬢
ファンタジー
複数の物語の登場人物が、一つの世界に混在しているなんて?!
「カレンデュラ・デルフィニューム! 貴様との婚約を破棄する」
お決まりの婚約破棄を叫ぶ王太子ローランドは、その晩、ただの王子に降格された。聖女ビオラの腰を抱き寄せるが、彼女は隙を見て逃げ出す。
婚約者ではないカレンデュラに一刀両断され、ローランド王子はうろたえた。近くにいたご令嬢に「お前か」と叫ぶも人違い、目立つ赤いドレスのご令嬢に絡むも、またもや否定される。呆れ返る周囲の貴族の冷たい視線の中で、当事者四人はお互いを認識した。
転生組と転移組、四人はそれぞれに前世の知識を持っている。全員が違う物語の世界だと思い込んだリクニス国の命運はいかに?!
ハッピーエンド確定、すれ違いと勘違い、複数の物語が交錯する。
【同時掲載】小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2024/11/19……完結
2024/08/13……エブリスタ ファンタジー 1位
2024/08/13……アルファポリス 女性向けHOT 36位
2024/08/12……連載開始
【完結】政略婚約された令嬢ですが、記録と魔法で頑張って、現世と違って人生好転させます
なみゆき
ファンタジー
典子、アラフィフ独身女性。 結婚も恋愛も経験せず、気づけば父の介護と職場の理不尽に追われる日々。 兄姉からは、都合よく扱われ、父からは暴言を浴びせられ、職場では責任を押しつけられる。 人生のほとんどを“搾取される側”として生きてきた。
過労で倒れた彼女が目を覚ますと、そこは異世界。 7歳の伯爵令嬢セレナとして転生していた。 前世の記憶を持つ彼女は、今度こそ“誰かの犠牲”ではなく、“誰かの支え”として生きることを決意する。
魔法と貴族社会が息づくこの世界で、セレナは前世の知識を活かし、友人達と交流を深める。
そこに割り込む怪しい聖女ー語彙力もなく、ワンパターンの行動なのに攻略対象ぽい人たちは次々と籠絡されていく。
これはシナリオなのかバグなのか?
その原因を突き止めるため、全ての証拠を記録し始めた。
【☆応援やブクマありがとうございます☆大変励みになりますm(_ _)m】
婚約破棄された聖女様たちは、それぞれ自由と幸せを掴む
青の雀
ファンタジー
捨て子だったキャサリンは、孤児院に育てられたが、5歳の頃洗礼を受けた際に聖女認定されてしまう。
12歳の時、公爵家に養女に出され、王太子殿下の婚約者に治まるが、平民で孤児であったため毛嫌いされ、王太子は禁忌の聖女召喚を行ってしまう。
邪魔になったキャサリンは、偽聖女の汚名を着せられ、処刑される寸前、転移魔法と浮遊魔法を使い、逃げ出してしまう。
、
偽聖女として断罪追放された元令嬢は、知らずの森の番人代理として働くことになりました
石河 翠
恋愛
見習い聖女として神殿で働いていた伯爵令嬢リリィは、異母妹に嵌められ偽聖女として断罪される。頼りの大聖女も庇ってくれないまま、リリィは貴族ではなく平民として追放された。
追放途中リリィは、見知らぬ騎士に襲われる。危ないところを美しい狼の加勢で切り抜けた彼女は、眠り続けているという森の番人の代理を務めることに。
定期的に森に現れる客人の悩みを解決するうちに、働きづめだった神殿やひとりぼっちだった実家よりも今の暮らしを心地よく感じ始めるリリィ。そんな彼女の元に婚約破棄したはずの婚約者が復縁を求めてやってきて……。
真面目でちょっとお人好しなヒロインと、訳ありヒーローの恋物語。ハッピーエンドです。
約10万字、2025年6月6日完結予定です。
この作品は他サイトにも投稿しております。
表紙画像は、写真ACよりチョコラテさまの作品(写真ID:1602447)をお借りしております。
主婦が役立たず? どう思うかは勝手だけど、こっちも勝手にやらせて貰うから
渡里あずま
ファンタジー
安藤舞は、専業主婦である。ちなみに現在、三十二歳だ。
朝、夫と幼稚園児の子供を見送り、さて掃除と洗濯をしようとしたところで――気づけば、石造りの知らない部屋で座り込んでいた。そして映画で見たような古めかしいコスプレをした、外国人集団に囲まれていた。
「我々が召喚したかったのは、そちらの世界での『学者』や『医者』だ。それを『主婦』だと!? そんなごく潰しが、聖女になどなれるものか! 役立たずなどいらんっ」
「いや、理不尽!」
初対面の見た目だけ美青年に暴言を吐かれ、舞はそのまま無一文で追い出されてしまう。腹を立てながらも、舞は何としても元の世界に戻ることを決意する。
「主婦が役立たず? どう思うかは勝手だけど、こっちも勝手にやらせて貰うから」
※※※
専業主婦の舞が、主婦力・大人力を駆使して元の世界に戻ろうとする話です(ざまぁあり)
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
聖女追放 ~私が去ったあとは病で国は大変なことになっているでしょう~
白横町ねる
ファンタジー
聖女エリスは民の幸福を日々祈っていたが、ある日突然、王子から解任を告げられる。
王子の説得もままならないまま、国を追い出されてしまうエリス。
彼女は亡命のため、鞄一つで遠い隣国へ向かうのだった……。
#表紙絵は、もふ様に描いていただきました。
#エブリスタにて連載しました。
召喚とか聖女とか、どうでもいいけど人の都合考えたことある?
浅海 景
恋愛
水谷 瑛莉桂(みずたに えりか)の目標は堅実な人生を送ること。その一歩となる社会人生活を踏み出した途端に異世界に召喚されてしまう。召喚成功に湧く周囲をよそに瑛莉桂は思った。
「聖女とか絶対ブラックだろう!断固拒否させてもらうから!」
ナルシストな王太子や欲深い神官長、腹黒騎士などを相手に主人公が幸せを勝ち取るため奮闘する物語です。
夫より強い妻は邪魔だそうです【第一部完】
小平ニコ
ファンタジー
「ソフィア、お前とは離縁する。書類はこちらで作っておいたから、サインだけしてくれ」
夫のアランはそう言って私に離婚届を突き付けた。名門剣術道場の師範代であるアランは女性蔑視的な傾向があり、女の私が自分より強いのが相当に気に入らなかったようだ。
この日を待ち望んでいた私は喜んで離婚届にサインし、美しき従者シエルと旅に出る。道中で遭遇する悪党どもを成敗しながら、シエルの故郷である魔法王国トアイトンに到達し、そこでのんびりとした日々を送る私。
そんな時、アランの父から手紙が届いた。手紙の内容は、アランからの一方的な離縁に対する謝罪と、もうひとつ。私がいなくなった後にアランと再婚した女性によって、道場が大変なことになっているから戻って来てくれないかという予想だにしないものだった……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる