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おばあちゃんが『まるで映画の様な世の中になったわね』とセンチネルと怪獣体の戦闘配信を観ながら呟いていたのを思い出した。
それは人体兵器、バイオハザード説、宇宙からの未知のウィルス説、宇宙人侵略説ともいわれたが詳細は不明のまま人間は少しづつ人間の様な人間で無い人間へと変貌していった。
今から84年前のある日、それは突然前触れもなく出現した。
おばあちゃんは『まるでゴ◎ラみたいに現れて、アベン◎ャーズみたいな人たちがやっつけてくれたの』と教えてくれた。
おばあちゃんの言うゴ◎ラやアベン◎ャーズと言うのはかなり昔のフィクション動画の話だったが、あまりにも古くて興味ないから観たことが無い。
おばあちゃんの「ゴ◎ラ」は、当時「未確認生物」として『怪獣』と表記されていた。
今は「怪獣体-00」正式名称となって学校の教科書にも載っている。
それから1年も経たずに怪獣体は出現数も多くなり、国や国外にも出没。
地球規模で軍隊は一時壊滅状態になった。
人類はこれまでかと覚悟を決めた。
今まで避難していた一般人も戦う事になると人間の生きるという強い意志なのか、その意思は人間のDNAをも変化させたのか。
もしかすると怪獣体と一緒にやってきた未知のウイルスなのかわからないが、急に怪獣体と闘える特別な力をもった「センチネル」と呼ばれる人達が出現した。
どこかしらから出現するセンチネル達は「急に力が使えるようになった」と話したという。
その現象は、この前まで普通の主婦や大学生だったり、年齢性別様々で『選ばれた人間』として崇め期待されるようになった。
ある人は念じるだけで物を動かしたり浮かしたり出来、ある人はとてつもない力で怪獣体を腕力だけでねじ伏せたり。
その力は様々ではあるが、怪獣体と戦える力は存分にあった。
だが、怪獣体と戦ううちにセンチネルの何人かは『力』を制御できなくなり『暴走』した。
暴走したセンチネルは他のセンチネルで捕らえられたりしたが、自我をなくした暴走に対しては死をもって対処するしかなかった。
『力』の使い過ぎは暴走する。
次第にセンチネルは崇められる存在から怪獣体と同じ恐怖の対象となった。
ちょうどその頃、センチネルの暴走を抑えられる能力を持った人間が現れた。
その能力を持った人を後に『ガイド』と呼び、センチネルを助ける存在となった。
ガイドの多くは、比較的センチネルの近くに存在し、支え、時に家族や恋人のように供に生きる人達だった。
それから約80年
センチネルとガイド、能力は無いが世界を建て直し色んなサポートの出来るミュート(無能力者)と大まかに分けた3種類の人間が確立する。
怪獣体も種類や出現頻度も増え今は地球全体の怪獣体は350種以上確認されている。
毎日世界のどこかで怪獣体とセンチネルの戦闘があるのだ。
センチネルとガイドは人口から割り出すとそこまで多くなく、ガイドはセンチネルよりも少ない存在である。
僕の生きている亜細亜国では18歳の成人の日に能力検査を義務付けられていて「成人式」に一斉検査をする。
稀に成人前に覚醒する人もいるが、その時は年齢に関係なく覚醒後すぐに専門の学校へ入隊されるらしいが詳しくは知らない。
能力一斉検査でほとんどは仕分けられ、センチネルとガイドはそれぞれの専門の教育機関へと進み、そのままエスカレーター式に国の管轄組織へと入隊させられる。
勿論拒否権もあるし途中で辞退も可能である。
しかし給与がミュート社会の仕事よりも2倍以上違うことから辞退はあっても最初から拒否する人は滅多にいなかった。
また、活躍をするのは主にセンチネルであり花形職業でもある。
たまに怪獣体との戦闘はリアルタイム配信され、スマートに怪獣体を倒すことの出来るセンチネルは『HERO』であり人気がある。
それと、なぜかHERO級のセンチネルは顔面偏差値が高い傾向にある。
階級が高いほどビックリするくらい顔が良いのだ。
理由はわからない。
それから、ガイドは地味に優遇された職業だったりする。
センチネルを支え助ける縁の下の力持ち的存在であるからだ。
が、配信に映ることは殆ど無い地味な立場なので特に一般からの人気はあまり無い。
しかし知っている人は知っている、センチネルという高給取りと出逢え、玉の輿を狙える就職先として永久就職願望の強い一部の人達からは大人気だ。
センチネルとガイドは人口から割り出すとそこまで多くなく、ガイドはセンチネルよりも少ない存在である。
しかも人口比率は
ミュート5.5
センチネル2.5
ガイド2
五十嵐 勇太(イガラシ ユウタ)23歳 性別男。
ガイド歴4年 ランクA
今では珍しい純日本人種で黒目黒髪の僕は”センチネル”が大嫌いだった。
それは人体兵器、バイオハザード説、宇宙からの未知のウィルス説、宇宙人侵略説ともいわれたが詳細は不明のまま人間は少しづつ人間の様な人間で無い人間へと変貌していった。
今から84年前のある日、それは突然前触れもなく出現した。
おばあちゃんは『まるでゴ◎ラみたいに現れて、アベン◎ャーズみたいな人たちがやっつけてくれたの』と教えてくれた。
おばあちゃんの言うゴ◎ラやアベン◎ャーズと言うのはかなり昔のフィクション動画の話だったが、あまりにも古くて興味ないから観たことが無い。
おばあちゃんの「ゴ◎ラ」は、当時「未確認生物」として『怪獣』と表記されていた。
今は「怪獣体-00」正式名称となって学校の教科書にも載っている。
それから1年も経たずに怪獣体は出現数も多くなり、国や国外にも出没。
地球規模で軍隊は一時壊滅状態になった。
人類はこれまでかと覚悟を決めた。
今まで避難していた一般人も戦う事になると人間の生きるという強い意志なのか、その意思は人間のDNAをも変化させたのか。
もしかすると怪獣体と一緒にやってきた未知のウイルスなのかわからないが、急に怪獣体と闘える特別な力をもった「センチネル」と呼ばれる人達が出現した。
どこかしらから出現するセンチネル達は「急に力が使えるようになった」と話したという。
その現象は、この前まで普通の主婦や大学生だったり、年齢性別様々で『選ばれた人間』として崇め期待されるようになった。
ある人は念じるだけで物を動かしたり浮かしたり出来、ある人はとてつもない力で怪獣体を腕力だけでねじ伏せたり。
その力は様々ではあるが、怪獣体と戦える力は存分にあった。
だが、怪獣体と戦ううちにセンチネルの何人かは『力』を制御できなくなり『暴走』した。
暴走したセンチネルは他のセンチネルで捕らえられたりしたが、自我をなくした暴走に対しては死をもって対処するしかなかった。
『力』の使い過ぎは暴走する。
次第にセンチネルは崇められる存在から怪獣体と同じ恐怖の対象となった。
ちょうどその頃、センチネルの暴走を抑えられる能力を持った人間が現れた。
その能力を持った人を後に『ガイド』と呼び、センチネルを助ける存在となった。
ガイドの多くは、比較的センチネルの近くに存在し、支え、時に家族や恋人のように供に生きる人達だった。
それから約80年
センチネルとガイド、能力は無いが世界を建て直し色んなサポートの出来るミュート(無能力者)と大まかに分けた3種類の人間が確立する。
怪獣体も種類や出現頻度も増え今は地球全体の怪獣体は350種以上確認されている。
毎日世界のどこかで怪獣体とセンチネルの戦闘があるのだ。
センチネルとガイドは人口から割り出すとそこまで多くなく、ガイドはセンチネルよりも少ない存在である。
僕の生きている亜細亜国では18歳の成人の日に能力検査を義務付けられていて「成人式」に一斉検査をする。
稀に成人前に覚醒する人もいるが、その時は年齢に関係なく覚醒後すぐに専門の学校へ入隊されるらしいが詳しくは知らない。
能力一斉検査でほとんどは仕分けられ、センチネルとガイドはそれぞれの専門の教育機関へと進み、そのままエスカレーター式に国の管轄組織へと入隊させられる。
勿論拒否権もあるし途中で辞退も可能である。
しかし給与がミュート社会の仕事よりも2倍以上違うことから辞退はあっても最初から拒否する人は滅多にいなかった。
また、活躍をするのは主にセンチネルであり花形職業でもある。
たまに怪獣体との戦闘はリアルタイム配信され、スマートに怪獣体を倒すことの出来るセンチネルは『HERO』であり人気がある。
それと、なぜかHERO級のセンチネルは顔面偏差値が高い傾向にある。
階級が高いほどビックリするくらい顔が良いのだ。
理由はわからない。
それから、ガイドは地味に優遇された職業だったりする。
センチネルを支え助ける縁の下の力持ち的存在であるからだ。
が、配信に映ることは殆ど無い地味な立場なので特に一般からの人気はあまり無い。
しかし知っている人は知っている、センチネルという高給取りと出逢え、玉の輿を狙える就職先として永久就職願望の強い一部の人達からは大人気だ。
センチネルとガイドは人口から割り出すとそこまで多くなく、ガイドはセンチネルよりも少ない存在である。
しかも人口比率は
ミュート5.5
センチネル2.5
ガイド2
五十嵐 勇太(イガラシ ユウタ)23歳 性別男。
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今では珍しい純日本人種で黒目黒髪の僕は”センチネル”が大嫌いだった。
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