透明な君が

にゅるにゅる

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先生の発表と大金

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~空き教室にて~
「話ってなんですか?」
「実はな…あまり言いづらいんだが…その…」
「なんですか?」
「誰にも言うなよ?実は私、もう一回お前らの担任になった。あと教師を少し早めにやめて大学受験をする。」
「はぁ。つまりどういうことですか。」
「お前への負担が増えないのと、冬休み明けから教師ではないが担任のまま、お前らと受験勉強することになった。校長先生が特別に許可を出してくれた。」
「へ?それだけ?もっとなんかこう…呪いがなんたらみたいなのは?」
「その研究のために教職を離れるんだが?」
「そうなんですか!?」
「そうなんです。話はこれだけ。先生はお前がやった後始末に向かいまーす。」
バレてた…でもここまで協力してくれるのは嬉しいな。

~12月24日和崎家~
「あっおいー!お姉ちゃんが帰ってきたよ~!金持ち姉だよ~。」
僕は少し姉が嫌いだ。テンションの振り幅がすごい。それ以外は普通なのに。
「あっそうだ。蒼、友達できた?」
「まぁね、話しやすくていい人たちだよ。女の子ばっかだけど。」
「やーいモテモテ~!!女ったらしー!!…お土産あるけどいる?」
「うん、もらう。」
「おう!どんどん持ってけ!ところで神山っている?女教師。」
「僕の担任だよ。優しい人なんだよ。」
「そいつの情報は信じるべきだよ。ねぇ!蒼。ケーキ買いに行こ!」
「?…うん!」

~ 12月30日 昼 街に出されて~
今日は姉が仕事で集中したいらしく家を締め出されてしまった。
「財布も忘れちゃったし、何しようかな…」
街を歩いてると、パチンコ屋の前でちょっと不思議な女性に出会った。顔はやつれているようだが、服装はとてもきれいで、まさに
[疲れたお金持ち]って感じな人。多分かなり負けたのかな?
「…?…!?」
すごい形相でこっちに来た。
「君、昔は悪いことをした。これで許されることとは思ってない。だが今はしてあげられることはないんだ。」
僕は分厚い封筒を渡された。
「2500万だ。これっぽっちで勘弁してくれないか。あっすまない、私の顔なんか見たくないね。いらなかったら、募金かなんかに使ってくれ。じゃあな。」
嵐のように去っていった。大金をこれっぽっちと渡された。でも姉にバレたらしばかれるので。あの人の言う通り募金に使った。
姉もこれぐらいすぐ出せそうだなと、ふと思ってしまった。

~???~
彼は覚えていないようだ。でもこれで良かった。償いができてよかった。あとは娘と仲良くなるだけ…
まぁ気にすることはないだろう。ちょっとした気の迷いだ。

~和崎家にて~
「あーおーいー、遅いよぉー、電話したでしょー!暇だったんだから!」
「ごめん、でも追い出したのねぇさんでしょ?そのせいでお金もなくて何もできなかったんだから。」
「ごめん…今度からお金と財布渡して追い出すね?」
そこじゃない!って言葉を抑えて。夕飯の準備を始めた。
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