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エピソード3
サターン6/13
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「イチローさん、ごめんなさい。こんな高そうなハンカチを汚してしまいました。かならず弁償しますから」
高そうなハンカチか。確かに手触りは良かったが、そこまで高い物だろうか。
まあいいか、高そうだからって使えないハンカチなんて何の意味もない。
ハンカチなんて清潔なら何でもいいと思っている。
おっと、ハンカチもファッションアイテムだと言われれば俺は何も言えないがな。
「いや、いいって。それはミシェルさんにあげるから」
それに、女性が使ったハンカチを返してもらうなんて、俺がいた時代では変態確定だ。
いや、イケメンならオーケーなのか。なら俺は間違いなくアウトだな、間違いない。
「さてと、あれ? そういえば、サガ兄弟がいない。アイちゃん。あいつ等どこいった?」
『はい、彼らは先ほどお店を出ました。
クロノスのあらゆる構造物の写真を撮っているようですね。オタク活動だと言っていました』
オタク活動と言えば何やっても許されるわけではないだろうに……。
「アイちゃん。宇宙ステーションの構造物って写真撮っていいの? テロ対策とかさ……」
『それは問題ないです。居住区にはそれほど重要な構造物は露出していませんから。
それに、宇宙ステーション『クロノス』にテロを仕掛けるような組織はいません。
仮にそういう動機を持った人たちが居たとして、組織の規模が違います。
クロノスは元々、太陽系防衛用の宇宙要塞だったのですよ。その歴史を知っている人はバックグラウンドにどういう組織がいるか知っているはずですから……』
「なるほどね。ヤバい組織がバックにいるか。……なら安心だな」
そう、俺だってバックにクロスロード上院議員や、クリステルさんがいるから安心できるんだ。
「おーい! オタク兄弟! さっきから写真ばっか取ってないで。ほらアタシたちをエスコートしてくれんでしょ? もちろん奢りだよね!」
いつの間にかさっきのセーラー服の女子達も外に出ていた。
俺達も喫茶店を後にする。
支払いは不要だそうだ。プラチナチケット……恐るべしだ。
「シズカちゃん殿、拙者たちも学生でござる。お金には限りがあるのでござるよ!」
「いいじゃん、アンタたち大学生っしょ。少なくとも高校生よりはお金持ってるじゃん。
アタシの家厳しいからさ、別にブランドバッグとか買ってなんて言わないし。
アイスとか奢ってくれたらそれでからさー。インフィさんも居るんだし男を見せなさいって!」
「ふ、兄さん、ここは男の甲斐性を見せるときですよ。後でアルバイトを頑張ればいいのです」
「ちょっとシズカちゃん、あんまり無理言っちゃだめだって。
あの、私はお父さんから多少はお小遣いを貰ってますので、ここは私が奢らせてください……」
「だめだって、シズネッチが払うくらいなら、ここは割り勘で。
でもアンタたち、いいカメラ持ってたからてっきり金持ちだと思ったんだよねー。ほんとゴメンねー。
で、さっきから何撮ってんの? うーん、風景ばっかじゃん。でもいい感じに取れてる。
折角だからさ、皆で一緒に写真撮ろうよ!」
うそ……だろ。
オタクにやさしいギャルがいた。
そうか……3024年、良い時代になったものだ。
「おいおい、ソウジ君にセイジ君。どういうことだってばよ。
なんで、お前等みたいな、ドン引きオタクが女子高生をエスコートしてんだよ。……まさか、なんでも催眠アプリとかそういうのじゃないだろうな!」
「イチロー殿。それははるか昔に流行したR18ネタでござる!」
「そうですとも。そんなものある訳ないじゃありませんか。仮にあったとしたら僕らはこうなる前にとっくに使っています。
おっと、余計なことを口走ってしまいました。実は我々は、ゲーム友達なんですよ。たまたま、今日、サターンの竣工式に行く日程が被りまして」
「あら、あなた達も『ヘルゲート・アヴァロン』のプレイヤーでしたか」
「はい、しかし、貴女様はインフィさんと呼ばれていましたね。もしかして、伝説の廃人。インフィニット・プロヴィデンス様ですか?」
セイジは半信半疑のようだ。まさか伝説の廃人ゲーマーが、セーラー服を着た少女だとは思ってもいなかったのだ。もちろんセーラー服はホログラムだが、18歳の少女には違いない。
「はい、改めて自己紹介を、私はミシェル・クロスロードと申します。えっと、インフィニット・プロヴィデンスの中の人……恥ずかしいですが、本人です……」
頬を赤らめるミシェルさん。
たしかに堂々と言うには結構恥ずかしいアバターネームだと思う。
「拙者は、サガ・ソウジでござる! 彼女はいません!」
「ふ、私はサガ・セイジと申します! 彼女はいません!」
息ぴったりだ……。さすがはジェミニと言ったところか。
しかし、相変わらず自分から口説くと言うことをしないのはお約束。
「なるほどな、ネトゲ友達ってやつか、ミシェルさんは、あのゲームでもちゃんと人間関係を築いていたのだな。
もし、あの事件が無ければミシェルさんは今頃は……。いいや、たらればは意味がない」
『はい、マスターのおっしゃる通りです。
それに、マスターのおかげでミシェルさんは今こうして彼女らに無事に再会できたのですよ。いい仕事をしましたね。
さすがは私のマスターですっ!』
「よせやい、照れるじゃないか」
「それにしても、イチロー・スズキ殿、お久しぶりでござる。
それに助かったでござる、さすがに我らとて、リアル女子高生をエスコートする器量はござらん故。
ちなみに、今日はクリステル殿はいらっしゃらないでござるか? 拙者としてはもう一度クリステル殿と熱い議論を交わしたいと……」
「ああ、そうだな、残念ながらクリステルさんはいない。もしこの場に居たらお前達はハチの巣だぜ! まあ冗談だが……」
半分くらいはな。クリステルさんはたぶん、こいつらとは二度と会わないだろう。もっとも仕事なら別だが……。
「そっかー。君達もヘルゲートアヴァロンでシズカちゃんとシズネちゃんの友達なんだね。
ほんと、ごめんね。私は君達のことは覚えてないんだ。でもパーティーを組んだことはあるかもだね。
私はゲームを引退したけど、友達なら大募集だよ!」
ミシェルさんの反応。
彼女はいません! というセリフに対して、友達なら大募集という返答だ……。
つまり、そういうことだ。俺でなきゃ見逃しちゃうね。
それにしても本当によかった。ミシェルさんは嬉しそうだし、俺達むさくるしい野郎共は絵にならないな。
「よし、ここは二手に分かれよう。お前等オタク兄弟には実はディープな相談があってな。男だけでいきたい場所がある。
すまんが、ミシェルさん。そちらの二人をお願いできるかな? フリーボートとしては未成年の女性の相談に乗るのも仕事の一つだ。
残念ながら俺は男だから手伝うことはできない。ミシェルさん頼めるかい?」
「……は、はい! ありがとうございます。
シズカちゃんにシズネちゃん。どっか行きたいところある? もちろん私も初めて来たから分からないけど。
ショッピングモールはあるよね。うふふ、約束したでしょ。今からオフ会でもしましょうか?」
高そうなハンカチか。確かに手触りは良かったが、そこまで高い物だろうか。
まあいいか、高そうだからって使えないハンカチなんて何の意味もない。
ハンカチなんて清潔なら何でもいいと思っている。
おっと、ハンカチもファッションアイテムだと言われれば俺は何も言えないがな。
「いや、いいって。それはミシェルさんにあげるから」
それに、女性が使ったハンカチを返してもらうなんて、俺がいた時代では変態確定だ。
いや、イケメンならオーケーなのか。なら俺は間違いなくアウトだな、間違いない。
「さてと、あれ? そういえば、サガ兄弟がいない。アイちゃん。あいつ等どこいった?」
『はい、彼らは先ほどお店を出ました。
クロノスのあらゆる構造物の写真を撮っているようですね。オタク活動だと言っていました』
オタク活動と言えば何やっても許されるわけではないだろうに……。
「アイちゃん。宇宙ステーションの構造物って写真撮っていいの? テロ対策とかさ……」
『それは問題ないです。居住区にはそれほど重要な構造物は露出していませんから。
それに、宇宙ステーション『クロノス』にテロを仕掛けるような組織はいません。
仮にそういう動機を持った人たちが居たとして、組織の規模が違います。
クロノスは元々、太陽系防衛用の宇宙要塞だったのですよ。その歴史を知っている人はバックグラウンドにどういう組織がいるか知っているはずですから……』
「なるほどね。ヤバい組織がバックにいるか。……なら安心だな」
そう、俺だってバックにクロスロード上院議員や、クリステルさんがいるから安心できるんだ。
「おーい! オタク兄弟! さっきから写真ばっか取ってないで。ほらアタシたちをエスコートしてくれんでしょ? もちろん奢りだよね!」
いつの間にかさっきのセーラー服の女子達も外に出ていた。
俺達も喫茶店を後にする。
支払いは不要だそうだ。プラチナチケット……恐るべしだ。
「シズカちゃん殿、拙者たちも学生でござる。お金には限りがあるのでござるよ!」
「いいじゃん、アンタたち大学生っしょ。少なくとも高校生よりはお金持ってるじゃん。
アタシの家厳しいからさ、別にブランドバッグとか買ってなんて言わないし。
アイスとか奢ってくれたらそれでからさー。インフィさんも居るんだし男を見せなさいって!」
「ふ、兄さん、ここは男の甲斐性を見せるときですよ。後でアルバイトを頑張ればいいのです」
「ちょっとシズカちゃん、あんまり無理言っちゃだめだって。
あの、私はお父さんから多少はお小遣いを貰ってますので、ここは私が奢らせてください……」
「だめだって、シズネッチが払うくらいなら、ここは割り勘で。
でもアンタたち、いいカメラ持ってたからてっきり金持ちだと思ったんだよねー。ほんとゴメンねー。
で、さっきから何撮ってんの? うーん、風景ばっかじゃん。でもいい感じに取れてる。
折角だからさ、皆で一緒に写真撮ろうよ!」
うそ……だろ。
オタクにやさしいギャルがいた。
そうか……3024年、良い時代になったものだ。
「おいおい、ソウジ君にセイジ君。どういうことだってばよ。
なんで、お前等みたいな、ドン引きオタクが女子高生をエスコートしてんだよ。……まさか、なんでも催眠アプリとかそういうのじゃないだろうな!」
「イチロー殿。それははるか昔に流行したR18ネタでござる!」
「そうですとも。そんなものある訳ないじゃありませんか。仮にあったとしたら僕らはこうなる前にとっくに使っています。
おっと、余計なことを口走ってしまいました。実は我々は、ゲーム友達なんですよ。たまたま、今日、サターンの竣工式に行く日程が被りまして」
「あら、あなた達も『ヘルゲート・アヴァロン』のプレイヤーでしたか」
「はい、しかし、貴女様はインフィさんと呼ばれていましたね。もしかして、伝説の廃人。インフィニット・プロヴィデンス様ですか?」
セイジは半信半疑のようだ。まさか伝説の廃人ゲーマーが、セーラー服を着た少女だとは思ってもいなかったのだ。もちろんセーラー服はホログラムだが、18歳の少女には違いない。
「はい、改めて自己紹介を、私はミシェル・クロスロードと申します。えっと、インフィニット・プロヴィデンスの中の人……恥ずかしいですが、本人です……」
頬を赤らめるミシェルさん。
たしかに堂々と言うには結構恥ずかしいアバターネームだと思う。
「拙者は、サガ・ソウジでござる! 彼女はいません!」
「ふ、私はサガ・セイジと申します! 彼女はいません!」
息ぴったりだ……。さすがはジェミニと言ったところか。
しかし、相変わらず自分から口説くと言うことをしないのはお約束。
「なるほどな、ネトゲ友達ってやつか、ミシェルさんは、あのゲームでもちゃんと人間関係を築いていたのだな。
もし、あの事件が無ければミシェルさんは今頃は……。いいや、たらればは意味がない」
『はい、マスターのおっしゃる通りです。
それに、マスターのおかげでミシェルさんは今こうして彼女らに無事に再会できたのですよ。いい仕事をしましたね。
さすがは私のマスターですっ!』
「よせやい、照れるじゃないか」
「それにしても、イチロー・スズキ殿、お久しぶりでござる。
それに助かったでござる、さすがに我らとて、リアル女子高生をエスコートする器量はござらん故。
ちなみに、今日はクリステル殿はいらっしゃらないでござるか? 拙者としてはもう一度クリステル殿と熱い議論を交わしたいと……」
「ああ、そうだな、残念ながらクリステルさんはいない。もしこの場に居たらお前達はハチの巣だぜ! まあ冗談だが……」
半分くらいはな。クリステルさんはたぶん、こいつらとは二度と会わないだろう。もっとも仕事なら別だが……。
「そっかー。君達もヘルゲートアヴァロンでシズカちゃんとシズネちゃんの友達なんだね。
ほんと、ごめんね。私は君達のことは覚えてないんだ。でもパーティーを組んだことはあるかもだね。
私はゲームを引退したけど、友達なら大募集だよ!」
ミシェルさんの反応。
彼女はいません! というセリフに対して、友達なら大募集という返答だ……。
つまり、そういうことだ。俺でなきゃ見逃しちゃうね。
それにしても本当によかった。ミシェルさんは嬉しそうだし、俺達むさくるしい野郎共は絵にならないな。
「よし、ここは二手に分かれよう。お前等オタク兄弟には実はディープな相談があってな。男だけでいきたい場所がある。
すまんが、ミシェルさん。そちらの二人をお願いできるかな? フリーボートとしては未成年の女性の相談に乗るのも仕事の一つだ。
残念ながら俺は男だから手伝うことはできない。ミシェルさん頼めるかい?」
「……は、はい! ありがとうございます。
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