一発の弾丸

Akira@ショートショーター

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一発の弾丸

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アメリカの大統領が子供たちを集めて戦争の悲惨さを語る
このように弾丸1発で始まる戦争もあるのだ
子供たちは口々に叫ぶ、怖いとかやめてとかだ
その時子供たちの中の一人が手を挙げる
「質問です
もし僕が今あなたを殺したらどうなりますか」
大統領は少し悲しげな顔をして答える
「そうだねきっと戦争が起こる事だろう」
そう言って大統領はその子供を射殺した
泣き叫ぶ子供達に大統領は告げる
「子供たちよ、彼はスパイだ
危ないから離れなさい
今に持ち物から爆弾が出てくるぞ」
SP が荷物を調べる
その際爆弾を紛らせ、あたかも子供から出てきたかのように見せびらかす
「ほらやっぱりあっただろう
やはりこの子はスパイだったのだ
君たちが無事で良かった」
「私たちも良かったです
犠牲が一人で済みそうなので」
次の瞬間大統領は狙撃された
SP は狙撃手の場所を探す
その間に子供達は四方に散る
集合場所で子供達が落ち合う
「やった!これでお父さんお母さんを楽させられる!」
子供達ははしゃぐ
しかし一人冷静な奴がいた
「おい、お前は誰だ見たことない顔だぞ」
指差された少年は服をガバッとまくりあげ、爆弾を見せた
そして爆弾のスイッチを入れた
子どもたちは皆死んだ
それを見ていたテロリスト達は喜ぶ
「やった子供達を殺してやった
この作戦なら大人も殺せそうだ」
言い終わるやテロリストは射殺された
狂った少年が誰彼構わずぶっぱなしたのだ
警察から依頼された男が少年を射殺する
「危ないところだった
被害が最小限で済んでよかった」
その男も射殺された
警察が腕を組み、うなる
「今のこやつの腕
敵に回られたらひとたまりもない
買収に応じないとも限らない
ここで射殺するしかなかったのだ」
この後第3次世界対戦が始まったのは言うまでもない
そして銃規制の話はなんやかんやのうちに立ち消えるのであった
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