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痴漢
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夏は青春の季節
海やらプールやらに若者が集まりはしゃぎたおす
そんなところにはだいたい変なやつも来るものだ
この男もその一人
水中でどさくさに紛れて痴漢をすることが大の得意というろくでもない男だ
なお、この男、なかなか根性の座ったやつである
痴漢した相手が格闘技経験者だろうが、男であろうが難なく逃げ果せる
まさにカッパと言えた
今日は珍しく川に来ていた
ギャルはいないが、育ち盛りの子供はいる
「どれ、ちょいと味見をしてみよう」
男は潜水して近付く
そしてふわりとタッチする
しかし何故か慌てて浮上
自らが痴漢したことも忘れて女の子を問い詰める
「おい、なぜお前の股間には下向きに棒がついている」
しかし男はハッと青ざめる
「さてはお前、妖怪か
すまなかった
殺さないでくれ」
少女は笑う
「私は人間よ
それにこれはキュウリだわ
後で食べるの」
男は絶句する
「まさか、こんな小さな子供まで痴女だとは
俺の美しい世界を傷つけないでくれ…」
男は気絶し、下流に流されていった
女の子は不思議そうに笑う
「あら、痴女ってなにかしら?
まあいいわ、そろそろいい感じにキュウリが冷えているはず
それにしてもやっぱり川泳ぎはスクール水着に限るわ
布の範囲が多くて、色々と便利だもの
プールに行くときは流石に着れないけどね」
海やらプールやらに若者が集まりはしゃぎたおす
そんなところにはだいたい変なやつも来るものだ
この男もその一人
水中でどさくさに紛れて痴漢をすることが大の得意というろくでもない男だ
なお、この男、なかなか根性の座ったやつである
痴漢した相手が格闘技経験者だろうが、男であろうが難なく逃げ果せる
まさにカッパと言えた
今日は珍しく川に来ていた
ギャルはいないが、育ち盛りの子供はいる
「どれ、ちょいと味見をしてみよう」
男は潜水して近付く
そしてふわりとタッチする
しかし何故か慌てて浮上
自らが痴漢したことも忘れて女の子を問い詰める
「おい、なぜお前の股間には下向きに棒がついている」
しかし男はハッと青ざめる
「さてはお前、妖怪か
すまなかった
殺さないでくれ」
少女は笑う
「私は人間よ
それにこれはキュウリだわ
後で食べるの」
男は絶句する
「まさか、こんな小さな子供まで痴女だとは
俺の美しい世界を傷つけないでくれ…」
男は気絶し、下流に流されていった
女の子は不思議そうに笑う
「あら、痴女ってなにかしら?
まあいいわ、そろそろいい感じにキュウリが冷えているはず
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