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小話 その6
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「俺はザックが大反対するかと思った」
「ノアか。何が?」
「ナツミの水着姿でウエイトレスする事に」
「何で? 俺の女だぞ可愛くて可愛いに決まってる」
「(二回言ったな)そうなんだ。お前自慢したい方だったのか」
「自慢? うーん、閉じ込めておきたい様な見せびらかしたい様な」
「どっちだよ……」
「どっちって言われても。なら、ノアはマリンが踊っているのはどうなんだ」
「全然気にならんな。むしろ踊り終わったマリンが、俺に近づいてくるのを皆が見つめるのが快感なぐらいだ」
「おお! いいなぁそれ。俺もナツミが近づいて俺に飛びつくのを皆に見られたい」
「飛びつく?」
「ああ『ザック! 待ってたのよ今日も仕事大変だったわね』って。でへへ。いいなぁ~」
「ザック……『でへへ』って」
「ノアだってそんな顔してる時あるよな」
「ねぇから!」
「そうかぁ?」
「ねぇよ! でも無理だな。飛びつかれるのは」
「何でだよ! ナツミは絶対仕事帰りの俺を、癒やしてくれるはずだ!」
「だってお前今日は厨房でフライパンを振っているじゃねぇか」
「あっ。しまった。クッ! どうして俺は客じゃないんだ」
ダン(料理しながら、どんな会話をしているんだ……)
「ノアか。何が?」
「ナツミの水着姿でウエイトレスする事に」
「何で? 俺の女だぞ可愛くて可愛いに決まってる」
「(二回言ったな)そうなんだ。お前自慢したい方だったのか」
「自慢? うーん、閉じ込めておきたい様な見せびらかしたい様な」
「どっちだよ……」
「どっちって言われても。なら、ノアはマリンが踊っているのはどうなんだ」
「全然気にならんな。むしろ踊り終わったマリンが、俺に近づいてくるのを皆が見つめるのが快感なぐらいだ」
「おお! いいなぁそれ。俺もナツミが近づいて俺に飛びつくのを皆に見られたい」
「飛びつく?」
「ああ『ザック! 待ってたのよ今日も仕事大変だったわね』って。でへへ。いいなぁ~」
「ザック……『でへへ』って」
「ノアだってそんな顔してる時あるよな」
「ねぇから!」
「そうかぁ?」
「ねぇよ! でも無理だな。飛びつかれるのは」
「何でだよ! ナツミは絶対仕事帰りの俺を、癒やしてくれるはずだ!」
「だってお前今日は厨房でフライパンを振っているじゃねぇか」
「あっ。しまった。クッ! どうして俺は客じゃないんだ」
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