44 / 229
第4章 ポテンシア王国に走る衝撃
ユリウス・ポテンシアの暗殺計画
しおりを挟む
ポテンシア王国第二王子のユリウスはいつも通りの朝を迎えていた。自分の寝室、傍らにはファニアがいる。
すっかり穏やかな顔で眠っているファニアの顔や身体には、ユリウスの残した痛々しい傷跡や痣がいくつも残っていた。それをゆっくりと眺めながら、ユリウスは充実した気分でローブを羽織ってベッドから起き上がる。
サイドテーブルのグラスに、いつも通りに水を注いで起き抜けの水分補給を行う。その瞬間、すぐにユリウスは違和感に気付き、グラスを床に投げつけた。
ガラスの割れる音が部屋に響き、使用人が慌ててユリウスの部屋に駆け付ける。ベッドで寝ていたファニアも、驚いて目を覚ました。
「誰か! この水を用意したものを呼べ!」
ユリウスが大きな声を上げると、使用人たちが部屋に続々と入って来た。
「どうかなさいましたか?」
執事が恐る恐るユリウスに尋ねると、ユリウスは無表情のまま、「毒だ」と当たり前のように言って笑った。
「こんなことをする気概のあるやつは、誰だ?」
ユリウスは久々に毒など盛られたなと、むしろ楽しそうな雰囲気すらある。使用人達は誰が水の当番だったかでお互いの顔を見合わせるが、誰も名乗り出てはこない。
ユリウスは使用人の前で、ファニアの方を見た。
「お前だったら、褒めてやる」
ファニアはユリウスに睨まれ、小さく頭を振った。ファニアはただでさえ何も着ていない状態でシーツの中にいる。注目を集めるのは不本意だった。
確かに、この中でユリウスの死を一番望んでいるのはファニアだろう。それを分かっているかのように、ユリウスはファニアをじっと見つめている。
「まあ、誰だろうと、大して興味はないがな」
ユリウスは小さく呟くように言うと、使用人を持ち場に戻らせた。
そして屋敷内ではユリウスの水に毒を盛った犯人探しが行われていた。
「ファニアが、殿下を殺すようなことまで考えるかしら?」
「さあ、ファニア様はただでさえ、何を考えているのやら分からない方ですからね」
リディアは疑われていたファニアを庇ったが、侍女は、まるでファニアが犯人だとでもいう口調だ。
「あなた、そうやって気軽に人を疑ってはいけないわよ。あなただって使用人のひとりとして、容疑者ではあるわけだから」
リディアはチクリと侍女を注意する。恐らく屋敷の中にリディアを疑うものはいないだろうが、使用人は誰が罪を着せられてもおかしくはない。侍女は気まずそうな顔でリディアに向かって頭を下げた。
「それにしても、物騒なことになったわね」
ポテンシアの第二王子に嫁いだ時点で、リディアはこのようなことに巻き込まれる覚悟はしていた。王位継承権第一位のユリウスは、いつ誰に狙われてもおかしくない。
その頃、第四王子のルイスは旧パース領でブラッドとカイを連れて馬車の中にいた。
「どうやら、水に盛った毒にはすぐに気付いたらしいな。さすがお兄様と言ったところか」
ルイスは間諜からの報告を聞いて次の手を考え始める。
「そもそも、ユリウス様のような方に毒殺は向いていませんよ……」
ブラッドは当然のようにルイスに言ったが、「良いんだよ。まずは屋敷の中に容疑者を出して、優秀な使用人たちを排除する方が大事だから」とルイスは特に気にしていないようだった。
(それにしても、正室と側室が1人ずつもいるのか……)
ルイスは考えが及んでいなかったことに憂鬱になった。ユリウスを殺すのであれば、残った妻をルイスが娶ることがポテンシアの王室では通常だ。
ここに来て婚姻問題が出てしまったなとルイスは深く溜息をつく。自分はまだ正室も側室も一人として迎えていなかったのに、ユリウスを葬るということは妻を引き受けることでもあった。
(まだ、私の心には王女がいるというのにな)
ルイスは自分の負うべき責任に対して決心が揺らぐ。
「ところで、ハウザー団長はユリウスと会ったことはあるのか?」
ルイスが向かい合って座っているカイに尋ねると、「いえ、以前ユリウス殿下に直接会って悪事を辞めさせたいと雇用主に申し出たのですが、余計な揉め事は起こしたくないと言われて叶っていません」とカイは何気なく答えた。それを聞いてルイスは笑う。
「余計な揉め事ね。確かにそれは間違いないな」
ルイスの表情を気にしながら、ブラッドは少し困った顔をして、「ユリウス殿下は、会話がなかなか成り立たない方ですからね」と複雑な顔をした。
「やはりそういう方なんだな」
カイは、雇用主のブライアンがユリウスとの直接対決を望まなかったのも、それで解決する相手ではないという判断だったのだと納得する。
「覚えておくと良いよ。ユリウスだけじゃない。ポテンシア王家は誰もが会話が成立しない」
ルイスがにこやかにそう言うと、それはルイスも含まれるのかと突っ込んでいいものかカイは疑問に思ったが、「わざとなんですか?」とカイは腕を組んだままルイスに尋ねた。
態度が大きかったかもしれないと口に出した後で反省したが、時すでに遅しだ。
「わざとか……。どうなんだろうね。私の場合は、ずっと無能扱いされたくて行動していたのはある。他の兄弟は、そもそも会話など必要としていなのだろう。命令が通じれば、それで生活できるんだ」
ルイスはそう言うと、ブラッドの方をちらりと見た。思えば、ブラッドはどんな気持ちでずっと自分の側に仕えてきたのだろうか。無能な王子の筆頭護衛として、馬鹿にされる場面も多かっただろう。
「ブラッドは、よくこんな私にずっと付いてきたね」
ルイスは、心からそう思って言った。いくら王族付きとはいえ、ブラッドが輝ける仕事はここではないのではと、常に疑問だったのだ。
「何をおっしゃっているのですか。ルイス様の行く先で、どんなものからもあなたをお護りするのが自分の役目です」
ブラッドは不本意そうに言うと、「殿下の盾として最期まで勤め上げたいと望むのは、ルイス様のお望みとは違いますか」と付け加えた。
そのブラッドの仏頂面にも見える表情をルイスはまじまじと眺めながら、「君は、女性にもそういう姿勢で対応できれば、今頃奥さんが出来ていたと思うな」と言って笑う。カイはブラッドを哀れんだ目で見ていた。
「やめてください。いつか、自分を理解してくれる女性が、きっと現れると信じていますから」
ブラッドが強い口調でそう言うと、「そういう女性はそうそう居ないから、残念なんじゃないか」とルイスがハッキリ言い切ったので、ブラッドは泣きそうになっていた。
「大丈夫だ。ブラッドのことは信用している」
カイが気休めのようにブラッドに言うと、「ハウザー殿は黙っていてくれ。生まれ持った外見だけで苦労していないような男が、俺は一番許せん」とブラッドはカイを忌々しげに見つめていた。
すっかり穏やかな顔で眠っているファニアの顔や身体には、ユリウスの残した痛々しい傷跡や痣がいくつも残っていた。それをゆっくりと眺めながら、ユリウスは充実した気分でローブを羽織ってベッドから起き上がる。
サイドテーブルのグラスに、いつも通りに水を注いで起き抜けの水分補給を行う。その瞬間、すぐにユリウスは違和感に気付き、グラスを床に投げつけた。
ガラスの割れる音が部屋に響き、使用人が慌ててユリウスの部屋に駆け付ける。ベッドで寝ていたファニアも、驚いて目を覚ました。
「誰か! この水を用意したものを呼べ!」
ユリウスが大きな声を上げると、使用人たちが部屋に続々と入って来た。
「どうかなさいましたか?」
執事が恐る恐るユリウスに尋ねると、ユリウスは無表情のまま、「毒だ」と当たり前のように言って笑った。
「こんなことをする気概のあるやつは、誰だ?」
ユリウスは久々に毒など盛られたなと、むしろ楽しそうな雰囲気すらある。使用人達は誰が水の当番だったかでお互いの顔を見合わせるが、誰も名乗り出てはこない。
ユリウスは使用人の前で、ファニアの方を見た。
「お前だったら、褒めてやる」
ファニアはユリウスに睨まれ、小さく頭を振った。ファニアはただでさえ何も着ていない状態でシーツの中にいる。注目を集めるのは不本意だった。
確かに、この中でユリウスの死を一番望んでいるのはファニアだろう。それを分かっているかのように、ユリウスはファニアをじっと見つめている。
「まあ、誰だろうと、大して興味はないがな」
ユリウスは小さく呟くように言うと、使用人を持ち場に戻らせた。
そして屋敷内ではユリウスの水に毒を盛った犯人探しが行われていた。
「ファニアが、殿下を殺すようなことまで考えるかしら?」
「さあ、ファニア様はただでさえ、何を考えているのやら分からない方ですからね」
リディアは疑われていたファニアを庇ったが、侍女は、まるでファニアが犯人だとでもいう口調だ。
「あなた、そうやって気軽に人を疑ってはいけないわよ。あなただって使用人のひとりとして、容疑者ではあるわけだから」
リディアはチクリと侍女を注意する。恐らく屋敷の中にリディアを疑うものはいないだろうが、使用人は誰が罪を着せられてもおかしくはない。侍女は気まずそうな顔でリディアに向かって頭を下げた。
「それにしても、物騒なことになったわね」
ポテンシアの第二王子に嫁いだ時点で、リディアはこのようなことに巻き込まれる覚悟はしていた。王位継承権第一位のユリウスは、いつ誰に狙われてもおかしくない。
その頃、第四王子のルイスは旧パース領でブラッドとカイを連れて馬車の中にいた。
「どうやら、水に盛った毒にはすぐに気付いたらしいな。さすがお兄様と言ったところか」
ルイスは間諜からの報告を聞いて次の手を考え始める。
「そもそも、ユリウス様のような方に毒殺は向いていませんよ……」
ブラッドは当然のようにルイスに言ったが、「良いんだよ。まずは屋敷の中に容疑者を出して、優秀な使用人たちを排除する方が大事だから」とルイスは特に気にしていないようだった。
(それにしても、正室と側室が1人ずつもいるのか……)
ルイスは考えが及んでいなかったことに憂鬱になった。ユリウスを殺すのであれば、残った妻をルイスが娶ることがポテンシアの王室では通常だ。
ここに来て婚姻問題が出てしまったなとルイスは深く溜息をつく。自分はまだ正室も側室も一人として迎えていなかったのに、ユリウスを葬るということは妻を引き受けることでもあった。
(まだ、私の心には王女がいるというのにな)
ルイスは自分の負うべき責任に対して決心が揺らぐ。
「ところで、ハウザー団長はユリウスと会ったことはあるのか?」
ルイスが向かい合って座っているカイに尋ねると、「いえ、以前ユリウス殿下に直接会って悪事を辞めさせたいと雇用主に申し出たのですが、余計な揉め事は起こしたくないと言われて叶っていません」とカイは何気なく答えた。それを聞いてルイスは笑う。
「余計な揉め事ね。確かにそれは間違いないな」
ルイスの表情を気にしながら、ブラッドは少し困った顔をして、「ユリウス殿下は、会話がなかなか成り立たない方ですからね」と複雑な顔をした。
「やはりそういう方なんだな」
カイは、雇用主のブライアンがユリウスとの直接対決を望まなかったのも、それで解決する相手ではないという判断だったのだと納得する。
「覚えておくと良いよ。ユリウスだけじゃない。ポテンシア王家は誰もが会話が成立しない」
ルイスがにこやかにそう言うと、それはルイスも含まれるのかと突っ込んでいいものかカイは疑問に思ったが、「わざとなんですか?」とカイは腕を組んだままルイスに尋ねた。
態度が大きかったかもしれないと口に出した後で反省したが、時すでに遅しだ。
「わざとか……。どうなんだろうね。私の場合は、ずっと無能扱いされたくて行動していたのはある。他の兄弟は、そもそも会話など必要としていなのだろう。命令が通じれば、それで生活できるんだ」
ルイスはそう言うと、ブラッドの方をちらりと見た。思えば、ブラッドはどんな気持ちでずっと自分の側に仕えてきたのだろうか。無能な王子の筆頭護衛として、馬鹿にされる場面も多かっただろう。
「ブラッドは、よくこんな私にずっと付いてきたね」
ルイスは、心からそう思って言った。いくら王族付きとはいえ、ブラッドが輝ける仕事はここではないのではと、常に疑問だったのだ。
「何をおっしゃっているのですか。ルイス様の行く先で、どんなものからもあなたをお護りするのが自分の役目です」
ブラッドは不本意そうに言うと、「殿下の盾として最期まで勤め上げたいと望むのは、ルイス様のお望みとは違いますか」と付け加えた。
そのブラッドの仏頂面にも見える表情をルイスはまじまじと眺めながら、「君は、女性にもそういう姿勢で対応できれば、今頃奥さんが出来ていたと思うな」と言って笑う。カイはブラッドを哀れんだ目で見ていた。
「やめてください。いつか、自分を理解してくれる女性が、きっと現れると信じていますから」
ブラッドが強い口調でそう言うと、「そういう女性はそうそう居ないから、残念なんじゃないか」とルイスがハッキリ言い切ったので、ブラッドは泣きそうになっていた。
「大丈夫だ。ブラッドのことは信用している」
カイが気休めのようにブラッドに言うと、「ハウザー殿は黙っていてくれ。生まれ持った外見だけで苦労していないような男が、俺は一番許せん」とブラッドはカイを忌々しげに見つめていた。
0
あなたにおすすめの小説
田舎暮らしの貧乏令嬢、幽閉王子のお世話係になりました〜七年後の殿下が甘すぎるのですが!〜
侑子
恋愛
「リーシャ。僕がどれだけ君に会いたかったかわかる? 一人前と認められるまで魔塔から出られないのは知っていたけど、まさか七年もかかるなんて思っていなくて、リーシャに会いたくて死ぬかと思ったよ」
十五歳の時、父が作った借金のために、いつ魔力暴走を起こすかわからない危険な第二王子のお世話係をしていたリーシャ。
弟と同じ四つ年下の彼は、とても賢くて優しく、可愛らしい王子様だった。
お世話をする内に仲良くなれたと思っていたのに、彼はある日突然、世界最高の魔法使いたちが集うという魔塔へと旅立ってしまう。
七年後、二十二歳になったリーシャの前に現れたのは、成長し、十八歳になって成人した彼だった!
以前とは全く違う姿に戸惑うリーシャ。
その上、七年も音沙汰がなかったのに、彼は昔のことを忘れていないどころか、とんでもなく甘々な態度で接してくる。
一方、自分の息子ではない第二王子を疎んで幽閉状態に追い込んでいた王妃は、戻ってきた彼のことが気に入らないようで……。
【完結】小さな元大賢者の幸せ騎士団大作戦〜ひとりは寂しいからみんなで幸せ目指します〜
るあか
ファンタジー
僕はフィル・ガーネット5歳。田舎のガーネット領の領主の息子だ。
でも、ただの5歳児ではない。前世は別の世界で“大賢者”という称号を持つ大魔道士。そのまた前世は日本という島国で“独身貴族”の称号を持つ者だった。
どちらも決して不自由な生活ではなかったのだが、特に大賢者はその力が強すぎたために側に寄る者は誰もおらず、寂しく孤独死をした。
そんな僕はメイドのレベッカと近所の森を散歩中に“根無し草の鬼族のおじさん”を拾う。彼との出会いをきっかけに、ガーネット領にはなかった“騎士団”の結成を目指す事に。
家族や領民のみんなで幸せになる事を夢見て、元大賢者の5歳の僕の幸せ騎士団大作戦が幕を開ける。
SSSレア・スライムに転生した魚屋さん ~戦うつもりはないけど、どんどん強くなる~
草笛あたる(乱暴)
ファンタジー
転生したらスライムの突然変異だった。
レアらしくて、成長が異常に早いよ。
せっかくだから、自分の特技を活かして、日本の魚屋技術を異世界に広めたいな。
出刃包丁がない世界だったので、スライムの体内で作ったら、名刀に仕上がっちゃった。
異世界転移物語
月夜
ファンタジー
このところ、日本各地で謎の地震が頻発していた。そんなある日、都内の大学に通う僕(田所健太)は、地震が起こったときのために、部屋で非常持出袋を整理していた。すると、突然、めまいに襲われ、次に気づいたときは、深い森の中に迷い込んでいたのだ……
5分前契約した没落令嬢は、辺境伯の花嫁暮らしを楽しむうちに大国の皇帝の妻になる
西野歌夏
恋愛
ロザーラ・アリーシャ・エヴルーは、美しい顔と妖艶な体を誇る没落令嬢であった。お家の窮状は深刻だ。そこに半年前に陛下から連絡があってー
私の本当の人生は大陸を横断して、辺境の伯爵家に嫁ぐところから始まる。ただ、その前に最初の契約について語らなければならない。没落令嬢のロザーラには、秘密があった。陛下との契約の背景には、秘密の契約が存在した。やがて、ロザーラは花嫁となりながらも、大国ジークベインリードハルトの皇帝選抜に巻き込まれ、陰謀と暗号にまみれた旅路を駆け抜けることになる。
最強令嬢とは、1%のひらめきと99%の努力である
megane-san
ファンタジー
私クロエは、生まれてすぐに傷を負った母に抱かれてブラウン辺境伯城に転移しましたが、母はそのまま亡くなり、辺境伯夫妻の養子として育てていただきました。3歳になる頃には闇と光魔法を発現し、さらに暗黒魔法と膨大な魔力まで持っている事が分かりました。そしてなんと私、前世の記憶まで思い出し、前世の知識で辺境伯領はかなり大儲けしてしまいました。私の力は陰謀を企てる者達に狙われましたが、必〇仕事人バリの方々のおかげで悪者は一層され、無事に修行を共にした兄弟子と婚姻することが出来ました。……が、なんと私、魔王に任命されてしまい……。そんな波乱万丈に日々を送る私のお話です。
天然だと思ったギルド仲間が、実は策士で独占欲強めでした
星乃和花
恋愛
⭐︎完結済ー本編8話+後日談7話⭐︎
ギルドで働くおっとり回復役リィナは、
自分と似た雰囲気の“天然仲間”カイと出会い、ほっとする。
……が、彼は実は 天然を演じる策士だった!?
「転ばないで」
「可愛いって言うのは僕の役目」
「固定回復役だから。僕の」
優しいのに過保護。
仲間のはずなのに距離が近い。
しかも噂はいつの間にか——「軍師(彼)が恋してる説」に。
鈍感で頑張り屋なリィナと、
策を捨てるほど恋に負けていくカイの、
コメディ強めの甘々ギルド恋愛、開幕!
「遅いままでいい――置いていかないから。」
アワセワザ! ~異世界乳幼女と父は、二人で強く生きていく~
eggy
ファンタジー
もと魔狩人《まかりびと》ライナルトは大雪の中、乳飲み子を抱いて村に入った。
村では魔獣や獣に被害を受けることが多く、村人たちが生活と育児に協力する代わりとして、害獣狩りを依頼される。
ライナルトは村人たちの威力の低い攻撃魔法と協力して大剣を振るうことで、害獣狩りに挑む。
しかし年々増加、凶暴化してくる害獣に、低威力の魔法では対処しきれなくなってくる。
まだ赤ん坊の娘イェッタは何処からか降りてくる『知識』に従い、魔法の威力増加、複数合わせた使用法を工夫して、父親を援助しようと考えた。
幼い娘と父親が力を合わせて害獣や強敵に挑む、冒険ファンタジー。
「カクヨム」「小説家になろう」にも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる