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3章
人狼チャレンジの夜 2
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ノクスはメインディッシュ用の、肉用ナイフを持って刃先をオルガさんに向けていた。
スープが目の前で置かれた食堂で、明確な敵意と警告を向けられたオルガさんはおろおろしながら目をあちこちに泳がせた後、眼鏡をはずして首からぶら下げる。
「わたくしは、別になにも……」
この人でも困るのね、と単純に驚いた。
公爵家で面談をしたときは、私を認めない姿勢がとても厄介で怖い人という印象だったから。
「薬品を持参した侍女を連れてきておいて、見逃せと言うのか?」
「おっしゃることは理解できますけれど、公爵閣下からは彼女とここに来る以上のことは何も言われておりませんし、薬品など存じ上げません」
オルガさんの言っていることは本当かもしれない。
公爵様から言われたら従うしかないというのは私だって同じ。だから、いつかユリシーズの殺害命令が下されたらどうすればいいのか分からない。そうせずに済んでいるのは今だけなのではないかと、ずっと引っかかっている。
「お前が強引に我が家に泊まろうとした理由は?」
ノクスは持っていた肉用ナイフをテーブルに戻した。肩肘をついてテーブルマナーを無視した姿でオルガさんを睨む。
「クリスティーナ様が、オルブライト伯爵家でどんな扱いをうけているかじっくり見て来いとの命令でしたので……できるだけ長い時間滞在させていただかなくてはと」
「どんな扱いを受けているか、か。これまで見てきてどう説明するつもりだ?」
「オルブライト伯爵はクリスティーナ様を重んじていらっしゃるようですので、夫婦仲については問題ないようです、と」
「侍女が捕まった件は?」
「よからぬ薬品を持ち込んでいたのが見つかりましたので、取り調べを受けております、と」
「ではもし——」
ノクスは肘を元に戻すと、片眼鏡をさっと外して胸ポケットに仕舞い、銀色の両目をオルガさんに向けていた。
「ここに公爵閣下がいて、俺を殺せと命令したらどうする?」
「わたくしにはそれを実行できる策がございません。女性の使用人ですらお強い方を雇われていらっしゃるようですし、毒のことにもお詳しいようですし、ただの乳母には実行不可能でしょう。狙ったわけではございませんが、伯爵様には大変な無礼を働きました。許していただけるとは思いません」
「お前は何ができる?」
「はい??」
「公爵に対して、お前ができることはなんだ?」
私は耳を疑った。耳って言うのは、今ついている頭の上の白い作り物じゃなくて髪に隠している本物の耳の方で聞いていたノクスの話の流れの方。
「ねえ、ユリシーズ。何を考えているの?」
「オルガという人物が俺はよく分からない。だから、教えてもらおうと思っただけだ」
まさか、ノクスはオルガを利用しようとでもいうの?
何十年も公爵家に仕えてきたクリスティーナ姫の乳母を相手に、交渉などできるとは思えない。
「わたくしにできることなどございません。公爵家の皆様の教育方針をずっと立てるだけの立場でしたので、それ以外のことには全く関わってきておりませんから」
「それは使える」
ノクスは口角を上げる。
オルガさんは困惑した表情を浮かべていたけれど、どうやらノクスは我が家に乗り込んできた公爵家の関係者をそのまま帰す気はないらしい。
「よし、それでは食事をとりながら話を聞かせてもらおう。料理が不味くなってはいけないから、なるべく穏やかにするつもりだ。安心しろ」
ノクスに言われ、オルガさんは渋々といった様子で食事を始める。
同行していた侍女が連れて行かれた上に、目の前のノクスは穏やかではないし、楽しい食事とはいかないでしょうけれど。
「早速だが、オルガはどんな教育方針を持っている?」
「特別なことはございませんが、フリートウッド公爵家ともなると常に大きな責任が伴います。女性は要人に嫁ぐことになりますし、男性は要職に就く義務が待っておりますから、責任には犠牲が伴うことはしっかりと教え込みますが」
「そうか。私の妻は優しくて本当に素晴らしい女性だ」
ノクスはそう言って食事を再開した。口を挟むところじゃないから黙っているけれど、私はオルガさんの教育なんてちっとも受けていない。
ノクスの称賛はワザとだと思うけれど。
「クリスティーナ様に関しては、もう少しお傍にいて差し上げたかったところですが」
「それはどうしてだ?」
「女性の生き方をお伝えできていないまま、周囲から押し付けられた役目を果たそうとしていらっしゃるようです」
「確かにな」
ん? それってクリスティーナ妃のこと?
「これだけ人目を惹く外見をお持ちでいらっしゃるので、余計な苦労をするのではないかと心配です」
「余計な苦労なら、公爵家から送られてくる刺客がいなくなるだけで幾分かマシになる」
「わたくしは刺客ではございませんわ」
「一緒に来たやつが刺客だったんだから運び屋だろ」
「わたくしのせいではございません」
もしかして、オルガさんは……本当に私を心配してここに来てくれたのだろうか。
いやいや、私は公爵家の人じゃないし、この人に優しくされるはずもないというか、それはもう冷たい印象だったし、そんなわけないわね。
「あの公爵の命令には従わざるを得ないだろうな。だから俺は寛大でいたいと思っている」
ノクスは目の前のスープは平らげていて、隣にいる私の手を握ってきた。
「最愛の妻が公爵閣下に怯えずに暮らすためには、何ができると思う?」
「あなた……」
オルガさんに意見を求めたノクスは、私が怯えていたのに気づいていたのだろうか。
隣で私を見ている銀色の目は、どこか寂し気だった。
「クリスティーナ様が公爵様の命令を反故にすることは難しいでしょう。でも、今はフリートウッド公爵家の姫君ではなく、オルブライト伯爵家の伯爵夫人です。その立場を使うしかございませんね」
「その理屈で公爵閣下は納得すると思うか?」
「やりようでは??」
「ほう。それはどういうことだ?」
ノクスが身体を前のめりにして、オルガさんのほうを興味深く見ている。
もう二度と公爵家に奪われないよう願っているのかしら。
「公爵家の姫君でしたら、公爵様への対抗手段は無いに等しいと言えますが、相手が伯爵夫人となったらいかがでしょうか? この帝国の上級貴族、オルブライト家のご婦人を粗末に扱えるほど、公爵家というのは無責任な家柄ではございませんよ」
「刺客を送ってきているのにか?」
「刺客程度しか送れない、の間違いではございませんか?」
「興味深い。伯爵家から公爵家に正式に出向いてみても面白いかもしれないな?」
オルガさんは公爵家に仕えている人ではないの?
この話をそのまま信じてしまっていいのかしら。まだオルガさんのこと、よく知らないのに。
スープが目の前で置かれた食堂で、明確な敵意と警告を向けられたオルガさんはおろおろしながら目をあちこちに泳がせた後、眼鏡をはずして首からぶら下げる。
「わたくしは、別になにも……」
この人でも困るのね、と単純に驚いた。
公爵家で面談をしたときは、私を認めない姿勢がとても厄介で怖い人という印象だったから。
「薬品を持参した侍女を連れてきておいて、見逃せと言うのか?」
「おっしゃることは理解できますけれど、公爵閣下からは彼女とここに来る以上のことは何も言われておりませんし、薬品など存じ上げません」
オルガさんの言っていることは本当かもしれない。
公爵様から言われたら従うしかないというのは私だって同じ。だから、いつかユリシーズの殺害命令が下されたらどうすればいいのか分からない。そうせずに済んでいるのは今だけなのではないかと、ずっと引っかかっている。
「お前が強引に我が家に泊まろうとした理由は?」
ノクスは持っていた肉用ナイフをテーブルに戻した。肩肘をついてテーブルマナーを無視した姿でオルガさんを睨む。
「クリスティーナ様が、オルブライト伯爵家でどんな扱いをうけているかじっくり見て来いとの命令でしたので……できるだけ長い時間滞在させていただかなくてはと」
「どんな扱いを受けているか、か。これまで見てきてどう説明するつもりだ?」
「オルブライト伯爵はクリスティーナ様を重んじていらっしゃるようですので、夫婦仲については問題ないようです、と」
「侍女が捕まった件は?」
「よからぬ薬品を持ち込んでいたのが見つかりましたので、取り調べを受けております、と」
「ではもし——」
ノクスは肘を元に戻すと、片眼鏡をさっと外して胸ポケットに仕舞い、銀色の両目をオルガさんに向けていた。
「ここに公爵閣下がいて、俺を殺せと命令したらどうする?」
「わたくしにはそれを実行できる策がございません。女性の使用人ですらお強い方を雇われていらっしゃるようですし、毒のことにもお詳しいようですし、ただの乳母には実行不可能でしょう。狙ったわけではございませんが、伯爵様には大変な無礼を働きました。許していただけるとは思いません」
「お前は何ができる?」
「はい??」
「公爵に対して、お前ができることはなんだ?」
私は耳を疑った。耳って言うのは、今ついている頭の上の白い作り物じゃなくて髪に隠している本物の耳の方で聞いていたノクスの話の流れの方。
「ねえ、ユリシーズ。何を考えているの?」
「オルガという人物が俺はよく分からない。だから、教えてもらおうと思っただけだ」
まさか、ノクスはオルガを利用しようとでもいうの?
何十年も公爵家に仕えてきたクリスティーナ姫の乳母を相手に、交渉などできるとは思えない。
「わたくしにできることなどございません。公爵家の皆様の教育方針をずっと立てるだけの立場でしたので、それ以外のことには全く関わってきておりませんから」
「それは使える」
ノクスは口角を上げる。
オルガさんは困惑した表情を浮かべていたけれど、どうやらノクスは我が家に乗り込んできた公爵家の関係者をそのまま帰す気はないらしい。
「よし、それでは食事をとりながら話を聞かせてもらおう。料理が不味くなってはいけないから、なるべく穏やかにするつもりだ。安心しろ」
ノクスに言われ、オルガさんは渋々といった様子で食事を始める。
同行していた侍女が連れて行かれた上に、目の前のノクスは穏やかではないし、楽しい食事とはいかないでしょうけれど。
「早速だが、オルガはどんな教育方針を持っている?」
「特別なことはございませんが、フリートウッド公爵家ともなると常に大きな責任が伴います。女性は要人に嫁ぐことになりますし、男性は要職に就く義務が待っておりますから、責任には犠牲が伴うことはしっかりと教え込みますが」
「そうか。私の妻は優しくて本当に素晴らしい女性だ」
ノクスはそう言って食事を再開した。口を挟むところじゃないから黙っているけれど、私はオルガさんの教育なんてちっとも受けていない。
ノクスの称賛はワザとだと思うけれど。
「クリスティーナ様に関しては、もう少しお傍にいて差し上げたかったところですが」
「それはどうしてだ?」
「女性の生き方をお伝えできていないまま、周囲から押し付けられた役目を果たそうとしていらっしゃるようです」
「確かにな」
ん? それってクリスティーナ妃のこと?
「これだけ人目を惹く外見をお持ちでいらっしゃるので、余計な苦労をするのではないかと心配です」
「余計な苦労なら、公爵家から送られてくる刺客がいなくなるだけで幾分かマシになる」
「わたくしは刺客ではございませんわ」
「一緒に来たやつが刺客だったんだから運び屋だろ」
「わたくしのせいではございません」
もしかして、オルガさんは……本当に私を心配してここに来てくれたのだろうか。
いやいや、私は公爵家の人じゃないし、この人に優しくされるはずもないというか、それはもう冷たい印象だったし、そんなわけないわね。
「あの公爵の命令には従わざるを得ないだろうな。だから俺は寛大でいたいと思っている」
ノクスは目の前のスープは平らげていて、隣にいる私の手を握ってきた。
「最愛の妻が公爵閣下に怯えずに暮らすためには、何ができると思う?」
「あなた……」
オルガさんに意見を求めたノクスは、私が怯えていたのに気づいていたのだろうか。
隣で私を見ている銀色の目は、どこか寂し気だった。
「クリスティーナ様が公爵様の命令を反故にすることは難しいでしょう。でも、今はフリートウッド公爵家の姫君ではなく、オルブライト伯爵家の伯爵夫人です。その立場を使うしかございませんね」
「その理屈で公爵閣下は納得すると思うか?」
「やりようでは??」
「ほう。それはどういうことだ?」
ノクスが身体を前のめりにして、オルガさんのほうを興味深く見ている。
もう二度と公爵家に奪われないよう願っているのかしら。
「公爵家の姫君でしたら、公爵様への対抗手段は無いに等しいと言えますが、相手が伯爵夫人となったらいかがでしょうか? この帝国の上級貴族、オルブライト家のご婦人を粗末に扱えるほど、公爵家というのは無責任な家柄ではございませんよ」
「刺客を送ってきているのにか?」
「刺客程度しか送れない、の間違いではございませんか?」
「興味深い。伯爵家から公爵家に正式に出向いてみても面白いかもしれないな?」
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