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伸也の場合08.やめられない乳首マッサージ

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 明日はやっと先生と会える……、伸也はドキドキしながら前日の夜を過ごしていた。

もっと先生に家に来て欲しい……、その気持ちは勉強とは関係のないところからの衝動だった。しかし伸也は、成績を上げたいからと、親に家庭教師の時間を増やしてもいいかと相談した。すると、夏休み明けのテストでいい点を取れたら、もう少し増やしてもいいと親に言われ、毎日必死に勉強だけは欠かさなかった。

親にとってはやっとヤル気が出たのかという心境であり、すぐにも増やしてやりたいとは思ったが、どれだけ本気なのかを確かめたいという気持ちもあった。

そんな親心とは裏腹に、伸也は乳首マッサージを毎日夜勉強が終わったら、すぐにするのが日課になっていた。

帰宅したらすぐにシャワーを浴び、その後は22時頃まで参考書の問題をひたすら解き続け、親が帰ってくる23時まで乳首マッサージを1時間程度行う。

伸也は、三枝に言われた通りに毎日乳首を揉んでいるが、乳首を触るとすぐに勃起してしまう癖がついてしまっていた。ばい菌が入ると危ないと言われた射精は怖くてできずにいたが、毎日触りたくなってどうしようもない夜を過ごしている。

治ってきたら快感に変わると言われたこともあり、乳首が気持ちがいいのは病気が治ってきているのだと信じ、三枝がしていたように摘まんでコリコリと揉む。

「……っ、あん……っ」

マッサージは、すればするほどに乳首の先端が大きくなり、毎回気持ちよくて声が出てしまうほどになっている。乳首が大きくなっているのに不安はあったが、若さゆえの気持ちのいいことがしたいという欲が勝り、三枝のしてくれた行為を真似て乳首をひたすら揉んでいた。

最近は先生がしてくれた口でのマッサージがしてほしくて、自分の唾液を乳首に塗り、舐め上げるように指を動かすことも覚えてしまった。

「んや……っ、ん……っ」

先端だけを摘まんで、きゅうっと強く潰すのも、ゾクゾクして堪らない刺激になっている。しかし、あれから一度も射精していない伸也の陰茎は、お腹につくほど反り勃ち、ピクピクと震えながら扱かれるのを待っていた。

明日先生が来てくれると思うと、今日は一段と性欲が昂ぶり、また扱いて欲しくてどうしようもなくなっている。

最近は、乳首があまりにも敏感になってしまい、服が少しでも乳首に擦れると、ジワリとした快感が身体を包むようにもなってしまった。

「あっ、……んあ……」

すっかり嵌まってしまった乳首オナニーは、伸也の身も心も、三枝に侵食され始めた。

「先生……」

伸也は、躯体を紅潮させながら、明日の夕方を待っている。
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