20 / 150
11~20
大躍進の前触れ
しおりを挟む
サブランディア平原から戻り、僕たちはドロップアイテムと魔石、それにストレージにしまった魔物の素材を納品することにした。
なんでかプリプリ怒り始めてしまったリンカの機嫌は戻る頃には治っており、これからの事を相談することにした。
「そうだリンカ。ちょっと相談があるんだけどいいかな」
「なぁに?」
「実はさっき言った魔素ストックなんだけど、戦う度に常に消費するものだからできるだけ蓄積しておきたいんだ」
「そうね、それは分かるわ」
「うん。それで、魔石やドロップアイテムで価値の低いものは魔素ストックに変換しておきたいんだ」
「え? 変換できるの?」
「うん。実は魔石やドロップアイテムは魔素ストックに変換できる。ゴブリンとかオークのドロップアイテムって臭い衣服とか錆びた武器とかが多いから、そういうのは自動的に変換しちゃっていいかな?」
「もちろんいいわよ。戦いの中心はセージ君だし、常に消費するなら沢山ストックしておくといいわ」
「ありがとう。レア度の高いものを変換するかは相談するようにするよ」
「うん。今回の換金もかなりの量になるでしょうし、全部卸す必要はないからね。ある程度残してストックに変換しちゃうのもいいかも」
「そうだね。魔素ストックはできるだけ1度に大量変換した方が効率がいいから、ストレージを優先的に上げる事にするよ」
現在のストレージは100㎥。これがどのくらいの広さか分からないけど、川の水はまだまだ大量に入るみたいだし、しばらくは広げなくても大丈夫そうだ。
いや、魔素ストックに余裕があるうちに毎日少しずつ広げる方がいいかもしれない。
いざという時に容量が足りないってことになっても面白くないしね。
よし、とりあえず1万を注いで今の2倍の容量にしておくか。
◇◇◇
冒険者ギルドに戻ってきた僕たち。
早速今日の上がりを報酬に変えるために換金所にやってきた。
荒事を得意とする人間達が放つ独特のヒリついた空気がその場を支配しており、併設された酒場では1日の疲れを酒で癒やす荒々しい者達の喧騒で満たされていた。
「まずは残しておいた魔物を解体所にもっていきましょう。換金したら魔石をトトルムさんに所に持っていって、今日は終わりよ」
「うん。どのくらいの稼ぎになるのかな」
「多分かなりの額になるわね。私もちょっと楽しみかも」
◇◇◇
「おおおっ、こ、これは……!」
トトルムさんとアポイントメントを取り、取得してきた魔石の換金に来ていた。
「ま、まさかここまでとは」
ストレージから取り出した大量の魔石を目の前にして、トトルムさんが目を輝かせている。
ちなみに今回手に入れた魔石の一覧がこれだ。
分かっている。調子に乗りすぎた。
――――――
※変換値は1体分
オーク×22 変換値1200
オーガ×13 変換値2000
オーガバトラー×10 変換値4000
レイビットホーン×5 変換値3500
ゴブリン×59 変換値500
ブルーゴブリン×40 変換値800
グリーンゴブリン×29 変換値1000
キラーラビット×22 変換値2100
サハギン×10 変換値600
マーマンウォーリアー×5 変換値1000
キラークラブ×21 変換値700
フライングバット×11 変換値300
リザードマン×17 変換値1500
ブルーリザードマン×13 変換値2000
グリーンリザードマン×8 変換値2500
ロックリザード×4 変換値4000
デッドフェイス×11 変換値100
スカルナイト×40 変換値500
アンデッドマジシャン×32 変換値700
ゾンビファイター×12 変換値1300
ゾンビジャッカル×10 変換値1100
パイロサーペント×13 変換値4000
バジリスク×10 変換値6900
レッサーヒドラ×2 変換値25000
ポイズンバイパー×12 変換値1500
ワイバーン×5 変換値9000
――――――
「合計で400体以上。ワイバーンにバジリスク、レッサーヒドラ。単独では難しい討伐モンスターまで。一体どれだけ奥地に行ったのですか」
ちなみに矢が足りなくなりそうな話であるが、魔石を回収する際に一緒にストレージに回収することで再利用していた。
大量の魔物を魔石に変換していなかったらストレージの容量が全然足りない所だった。
「いやぁ、ちょっとテンション上がっちゃって」
「すみません。私もちょっと気分が高揚してしまって」
そう、お昼御飯を食べ終わってリンカの索敵スキルを駆使して魔物を探しまくった。
途中でバジリスクに襲われて死にかけている冒険者チームを助けに入ったりもして、色々と動き回っているうちにもの凄い数になってしまった。
「たった1日でこれだけの数を集められるとは。サブランディア平原から魔物がいなくなるかもしれませんね」
一流の商会長であるトトルムさんは無限湧きフィールドから魔物がいなくなることなんてないのは分かっている筈だが、事実としてそういう印象を与えていたらしい。
「これらの魔石は全て売って頂けるということでよろしいでしょうか」
「そうですね。値段の高いものは優先的に換金をしてください。今回は全て持ってきましたが……」
「もちろんセージ様の事情を優先してくださって構いません。正直この半分でも十分過ぎるくらいです。換金は色を付けさせていただきますよ。今後ともごひいきによろしくお願いします」
トトルムさんもこちらの事情を詮索することなく換金に応じてくれた。
魔素ストックに変換すると60万ちょっと。
ほぼ同じ分だけ経験値が入っているので、現在のストックは150万くらいになっている。
次のレベルに必要な経験値が37万強であることを考えると、レベルを上げるにはまだまだ溜めたりないと言った感じだ。
欲張るのも良くないけど、今の所一番強かったレッサーヒドラが相手でもほとんど苦戦しなかった。
そう考えると一番最初に出会ったデビルグリズリーは本当に危険極まりない相手だったわけだ。
「それじゃあ次はドロップアイテムを出しますね」
「お、おおっ、そうか。魔石で驚き過ぎて忘れておりました」
ちなみにドロップアイテムに関しては換金率の低そうなものはあらかじめ魔素ストックに変換してある。
いくらなんでもゴブリンのパンツを大量に持ち込んだらテロ行為と同じになってしまうからな。
「むおおおっ……これは、ヒドラレザーにバジリスクの鱗。レアドロップの回復アイテムもこんなに……。しかもこれは、ワイバーンのレアドロップであるワイバーンの霜降り肉っ! 丁度貴族からの発注があった所だったのです。是非売ってください!」
そんなひと幕があり、お楽しみの換金タイムとなった。
一旦出て行ったトトルムさんの背中を見送り、リンカと二人きりで残された僕たちはワクワクしながらその時を待った。
「冒険者の稼ぎかぁ。大分頑張ったと思うけど、普通はどのくらいからのスタートなの?」
「そうね。最初は本当に少ないわね。ドブさらいとか薬草採集なんて日雇い労働より安いくらいだし。そうね、昔の文献の言葉を借りるなら二束三文、雀の涙ってところね」
「そうだよね。僕もこんな能力をもらわなかったらそこからスタートだったわけだし……ねえリンカ、ちょっと相談なんだけどさ」
「どうしたの?」
「その初心者向けの依頼、僕も受けてみたいんだ。基礎をおろそかにするといい事が起こらないのはどの分野でも同じだと思うから。無駄行動かもしれないのは分かってるんだけど」
「いいと思うわ。ちゃんと私も付き合うからね」
「え、いや。僕の我が儘だし、無理して付き合わなくても」
「いいのいいの。私も一からの出直しだし、初心に返ってドブさらいも悪くないわ」
「ありがとうリンカ。正直心強いよ」
「あはは。めちゃくちゃ強いのにそういう所は少年のままなのね。ちょっと可愛い♪」
「からかわないでよ」
――――――
・感情ゲージ
リンカニア 21/20→21/30にアップ(リンク状態LV2にアップ) 【ためる】共有可能
エリス・ミルミハイド 15/20(リンク状態LV1) 【ためる】共有可能
――――――
おおっ、フィーリングリンクのレベルが上がった。
からかわれて数値が上がるって言うのがちょっと複雑だけど、悪い気はしなかった。
「お待たせ致しました。換金が終わりましたのでこちらをお納めください」
「す、凄いわ……こんな大金見た事ない。ヤバいわね。自分を律するのが大変よ。お金に狂いそう」
「どうどう。落ち着いてリンカ」
換金して机に置かれた金貨袋を前にしたリンカが目を血走らせていた。
ちなみに今回得た報酬の合計は……。
「350万ルクスッ! 一回で稼いだことあるの30万ルクスが限界だったのに」
ベテラン冒険者のリンカから見ても、一回の換金で350万を稼ぎ出すのはアルファランククラスの偉業らしい。
しかも僕らは今日登録したばかりの新人だ。オーナーが秘匿してくれないと超大騒ぎになるだろう。
「ねえセージ君」
「どうしたのリンカ」
「うん、せっかく良い稼ぎもできた事だし、お祝いしない? ちょっと良い店知ってるんだ。親睦会も兼ねて」
「うん、いいね。この町で食事の美味しいお店沢山教えてよ」
「もちろん任せてっ! さ、行きましょ♪」
僕の手を引っ張って太陽みたいに明るい笑顔を向けてくれるリンカに、ちょっと心臓が高鳴るのだった。
なんでかプリプリ怒り始めてしまったリンカの機嫌は戻る頃には治っており、これからの事を相談することにした。
「そうだリンカ。ちょっと相談があるんだけどいいかな」
「なぁに?」
「実はさっき言った魔素ストックなんだけど、戦う度に常に消費するものだからできるだけ蓄積しておきたいんだ」
「そうね、それは分かるわ」
「うん。それで、魔石やドロップアイテムで価値の低いものは魔素ストックに変換しておきたいんだ」
「え? 変換できるの?」
「うん。実は魔石やドロップアイテムは魔素ストックに変換できる。ゴブリンとかオークのドロップアイテムって臭い衣服とか錆びた武器とかが多いから、そういうのは自動的に変換しちゃっていいかな?」
「もちろんいいわよ。戦いの中心はセージ君だし、常に消費するなら沢山ストックしておくといいわ」
「ありがとう。レア度の高いものを変換するかは相談するようにするよ」
「うん。今回の換金もかなりの量になるでしょうし、全部卸す必要はないからね。ある程度残してストックに変換しちゃうのもいいかも」
「そうだね。魔素ストックはできるだけ1度に大量変換した方が効率がいいから、ストレージを優先的に上げる事にするよ」
現在のストレージは100㎥。これがどのくらいの広さか分からないけど、川の水はまだまだ大量に入るみたいだし、しばらくは広げなくても大丈夫そうだ。
いや、魔素ストックに余裕があるうちに毎日少しずつ広げる方がいいかもしれない。
いざという時に容量が足りないってことになっても面白くないしね。
よし、とりあえず1万を注いで今の2倍の容量にしておくか。
◇◇◇
冒険者ギルドに戻ってきた僕たち。
早速今日の上がりを報酬に変えるために換金所にやってきた。
荒事を得意とする人間達が放つ独特のヒリついた空気がその場を支配しており、併設された酒場では1日の疲れを酒で癒やす荒々しい者達の喧騒で満たされていた。
「まずは残しておいた魔物を解体所にもっていきましょう。換金したら魔石をトトルムさんに所に持っていって、今日は終わりよ」
「うん。どのくらいの稼ぎになるのかな」
「多分かなりの額になるわね。私もちょっと楽しみかも」
◇◇◇
「おおおっ、こ、これは……!」
トトルムさんとアポイントメントを取り、取得してきた魔石の換金に来ていた。
「ま、まさかここまでとは」
ストレージから取り出した大量の魔石を目の前にして、トトルムさんが目を輝かせている。
ちなみに今回手に入れた魔石の一覧がこれだ。
分かっている。調子に乗りすぎた。
――――――
※変換値は1体分
オーク×22 変換値1200
オーガ×13 変換値2000
オーガバトラー×10 変換値4000
レイビットホーン×5 変換値3500
ゴブリン×59 変換値500
ブルーゴブリン×40 変換値800
グリーンゴブリン×29 変換値1000
キラーラビット×22 変換値2100
サハギン×10 変換値600
マーマンウォーリアー×5 変換値1000
キラークラブ×21 変換値700
フライングバット×11 変換値300
リザードマン×17 変換値1500
ブルーリザードマン×13 変換値2000
グリーンリザードマン×8 変換値2500
ロックリザード×4 変換値4000
デッドフェイス×11 変換値100
スカルナイト×40 変換値500
アンデッドマジシャン×32 変換値700
ゾンビファイター×12 変換値1300
ゾンビジャッカル×10 変換値1100
パイロサーペント×13 変換値4000
バジリスク×10 変換値6900
レッサーヒドラ×2 変換値25000
ポイズンバイパー×12 変換値1500
ワイバーン×5 変換値9000
――――――
「合計で400体以上。ワイバーンにバジリスク、レッサーヒドラ。単独では難しい討伐モンスターまで。一体どれだけ奥地に行ったのですか」
ちなみに矢が足りなくなりそうな話であるが、魔石を回収する際に一緒にストレージに回収することで再利用していた。
大量の魔物を魔石に変換していなかったらストレージの容量が全然足りない所だった。
「いやぁ、ちょっとテンション上がっちゃって」
「すみません。私もちょっと気分が高揚してしまって」
そう、お昼御飯を食べ終わってリンカの索敵スキルを駆使して魔物を探しまくった。
途中でバジリスクに襲われて死にかけている冒険者チームを助けに入ったりもして、色々と動き回っているうちにもの凄い数になってしまった。
「たった1日でこれだけの数を集められるとは。サブランディア平原から魔物がいなくなるかもしれませんね」
一流の商会長であるトトルムさんは無限湧きフィールドから魔物がいなくなることなんてないのは分かっている筈だが、事実としてそういう印象を与えていたらしい。
「これらの魔石は全て売って頂けるということでよろしいでしょうか」
「そうですね。値段の高いものは優先的に換金をしてください。今回は全て持ってきましたが……」
「もちろんセージ様の事情を優先してくださって構いません。正直この半分でも十分過ぎるくらいです。換金は色を付けさせていただきますよ。今後ともごひいきによろしくお願いします」
トトルムさんもこちらの事情を詮索することなく換金に応じてくれた。
魔素ストックに変換すると60万ちょっと。
ほぼ同じ分だけ経験値が入っているので、現在のストックは150万くらいになっている。
次のレベルに必要な経験値が37万強であることを考えると、レベルを上げるにはまだまだ溜めたりないと言った感じだ。
欲張るのも良くないけど、今の所一番強かったレッサーヒドラが相手でもほとんど苦戦しなかった。
そう考えると一番最初に出会ったデビルグリズリーは本当に危険極まりない相手だったわけだ。
「それじゃあ次はドロップアイテムを出しますね」
「お、おおっ、そうか。魔石で驚き過ぎて忘れておりました」
ちなみにドロップアイテムに関しては換金率の低そうなものはあらかじめ魔素ストックに変換してある。
いくらなんでもゴブリンのパンツを大量に持ち込んだらテロ行為と同じになってしまうからな。
「むおおおっ……これは、ヒドラレザーにバジリスクの鱗。レアドロップの回復アイテムもこんなに……。しかもこれは、ワイバーンのレアドロップであるワイバーンの霜降り肉っ! 丁度貴族からの発注があった所だったのです。是非売ってください!」
そんなひと幕があり、お楽しみの換金タイムとなった。
一旦出て行ったトトルムさんの背中を見送り、リンカと二人きりで残された僕たちはワクワクしながらその時を待った。
「冒険者の稼ぎかぁ。大分頑張ったと思うけど、普通はどのくらいからのスタートなの?」
「そうね。最初は本当に少ないわね。ドブさらいとか薬草採集なんて日雇い労働より安いくらいだし。そうね、昔の文献の言葉を借りるなら二束三文、雀の涙ってところね」
「そうだよね。僕もこんな能力をもらわなかったらそこからスタートだったわけだし……ねえリンカ、ちょっと相談なんだけどさ」
「どうしたの?」
「その初心者向けの依頼、僕も受けてみたいんだ。基礎をおろそかにするといい事が起こらないのはどの分野でも同じだと思うから。無駄行動かもしれないのは分かってるんだけど」
「いいと思うわ。ちゃんと私も付き合うからね」
「え、いや。僕の我が儘だし、無理して付き合わなくても」
「いいのいいの。私も一からの出直しだし、初心に返ってドブさらいも悪くないわ」
「ありがとうリンカ。正直心強いよ」
「あはは。めちゃくちゃ強いのにそういう所は少年のままなのね。ちょっと可愛い♪」
「からかわないでよ」
――――――
・感情ゲージ
リンカニア 21/20→21/30にアップ(リンク状態LV2にアップ) 【ためる】共有可能
エリス・ミルミハイド 15/20(リンク状態LV1) 【ためる】共有可能
――――――
おおっ、フィーリングリンクのレベルが上がった。
からかわれて数値が上がるって言うのがちょっと複雑だけど、悪い気はしなかった。
「お待たせ致しました。換金が終わりましたのでこちらをお納めください」
「す、凄いわ……こんな大金見た事ない。ヤバいわね。自分を律するのが大変よ。お金に狂いそう」
「どうどう。落ち着いてリンカ」
換金して机に置かれた金貨袋を前にしたリンカが目を血走らせていた。
ちなみに今回得た報酬の合計は……。
「350万ルクスッ! 一回で稼いだことあるの30万ルクスが限界だったのに」
ベテラン冒険者のリンカから見ても、一回の換金で350万を稼ぎ出すのはアルファランククラスの偉業らしい。
しかも僕らは今日登録したばかりの新人だ。オーナーが秘匿してくれないと超大騒ぎになるだろう。
「ねえセージ君」
「どうしたのリンカ」
「うん、せっかく良い稼ぎもできた事だし、お祝いしない? ちょっと良い店知ってるんだ。親睦会も兼ねて」
「うん、いいね。この町で食事の美味しいお店沢山教えてよ」
「もちろん任せてっ! さ、行きましょ♪」
僕の手を引っ張って太陽みたいに明るい笑顔を向けてくれるリンカに、ちょっと心臓が高鳴るのだった。
38
あなたにおすすめの小説
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
異世界から日本に帰ってきたら魔法学院に入学 パーティーメンバーが順調に強くなっていくのは嬉しいんだが、妹の暴走だけがどうにも止まらない!
枕崎 削節
ファンタジー
〔小説家になろうローファンタジーランキング日間ベストテン入り作品〕
タイトルを変更しました。旧タイトル【異世界から帰ったらなぜか魔法学院に入学。この際遠慮なく能力を発揮したろ】
3年間の異世界生活を経て日本に戻ってきた楢崎聡史と桜の兄妹。二人は生活の一部分に組み込まれてしまった冒険が忘れられなくてここ数年日本にも発生したダンジョンアタックを目論むが、年齢制限に壁に撥ね返されて入場を断られてしまう。ガックリと項垂れる二人に救いの手を差し伸べたのは魔法学院の学院長と名乗る人物。喜び勇んで入学したはいいものの、この学院長はとにかく無茶振りが過ぎる。異世界でも経験したことがないとんでもないミッションに次々と駆り出される兄妹。さらに二人を取り巻く周囲にも奇妙な縁で繋がった生徒がどんどん現れては学院での日常と冒険という非日常が繰り返されていく。大勢の学院生との交流の中ではぐくまれていく人間模様とバトルアクションをどうぞお楽しみください!
異世界転移したら、神の力と無敵の天使軍団を授かったんだが。
猫正宗
ファンタジー
白羽明星は気付けば異世界転移しており、背に純白の六翼を生やした熾天使となっていた。
もともと現世に未練などなかった明星は、大喜びで異世界の大空を飛び回る。
すると遥か空の彼方、誰も到達できないほどの高度に存在する、巨大な空獣に守られた天空城にたどり着く。
主人不在らしきその城に入ると頭の中にダイレクトに声が流れてきた。
――霊子力パターン、熾天使《セラフ》と認識。天界の座マスター登録します。……ああ、お帰りなさいルシフェル様。お戻りをお待ち申し上げておりました――
風景が目まぐるしく移り変わる。
天空城に封じられていた七つの天国が解放されていく。
移り変わる景色こそは、
第一天 ヴィロン。
第二天 ラキア。
第三天 シャハクィム。
第四天 ゼブル。
第五天 マオン。
第六天 マコン。
それらはかつて天界を構成していた七つの天国を再現したものだ。
気付けば明星は、玉座に座っていた。
そこは天の最高位。
第七天 アラボト。
そして玉座の前には、明星に絶対の忠誠を誓う超常なる存在《七元徳の守護天使たち》が膝をついていたのだった。
――これは異世界で神なる権能と無敵の天使軍団を手にした明星が、調子に乗ったエセ強者を相手に無双したり、のんびりスローライフを満喫したりする物語。
異世界転移から始まるハーレム生活〜チートスキルを貰った俺は、妹と共に無双する〜
昼寝部
ファンタジー
2XXX年、X月。
俺、水瀬アキトは戦争の絶えない地球で『戦場の悪魔』と呼ばれ、数多の戦で活躍していた。
そんな日々を過ごしていた俺は、ひょんなことから妹と一緒に異世界へ転移することになった。
その世界にはダンジョンが存在しており、ライトノベルなどで登場する世界観と類似していた。
俺たちはその世界で過ごすため女神様からチートスキルを貰い、冒険者となって異世界での生活を満喫することにした。
これは主人公の水瀬アキトと妹のカナデが異世界へ転移し、美少女たちに囲まれながら異世界で無双するお話し。
ペーパードライバーが車ごと異世界転移する話
ぐだな
ファンタジー
車を買ったその日に事故にあった島屋健斗(シマヤ)は、どういう訳か車ごと異世界へ転移してしまう。
異世界には剣と魔法があるけれど、信号機もガソリンも無い!危険な魔境のど真ん中に放り出された島屋は、とりあえずカーナビに頼るしかないのだった。
「目的地を設定しました。ルート案内に従って走行してください」
異世界仕様となった車(中古車)とペーパードライバーの運命はいかに…
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
異世界帰還者の気苦労無双録~チートスキルまで手に入れたのに幼馴染のお世話でダンジョン攻略が捗らない~
虎柄トラ
ファンタジー
下校帰りに不慮の事故に遭い命を落とした桜川凪は、女神から開口一番に異世界転生しないかと勧誘を受ける。
意味が分からず凪が聞き返すと、女神は涙ながらに異世界の現状について語り出す。
女神が管理する世界ではいま魔族と人類とで戦争をしているが、このままだと人類が負けて世界は滅亡してしまう。
敗色濃厚なその理由は、魔族側には魔王がいるのに対して、人類側には勇者がいないからだという。
剣と魔法が存在するファンタジー世界は大好物だが、そんな物騒な世界で勇者になんてなりたくない凪は断るが、女神は聞き入れようとしない。
一歩も引かない女神に対して凪は、「魔王を倒せたら、俺を元の身体で元いた世界に帰還転生させろ」と交換条件を提示する。
快諾した女神と契約を交わし転生した凪は、見事に魔王を打ち倒して元の世界に帰還するが――。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる