30 / 150
21~30
罠
しおりを挟む
「いよいよ最下層目前だ。よし、ここからは私達も前線に出よう」
10階層からなるダンジョン。掃討作戦はかなり順調、というより僕たちが張り切り過ぎたせいでめちゃくちゃ早く降りてきてしまったらしい。
5階層まではさほど強いモンスターはでなかった。
6階層以降から段々と強敵が増え始め、僕たちは変わらず最前線に立ちながら魔物を掃討していった。
「ちっ……目立ちやがって、新人が」
舌打ちをするベガルトが睨み付けている。
ここ数日で彼ら純白の剣だけが大した活躍を見せていない。
僕らが大半の魔物を倒してしまうので、後続の彼らはほとんど戦わなくてすんでいる。
しかし、僕らや煉獄の騎士団を始め、ほとんどの冒険者は問題なかったが、唯一純白の剣だけは足を引っ張るようになった。
正直あんな実力でよくもガンマランクになれたものだと思ってしまう。
僕もにわかのガンマランクであるが、ハーカルの剣の腕だけとって見ても、やはり相応の実力があるとは思えない。
「やっぱり純白の剣ってリンカがいなかったら躍進できなかったんだろうな」
「客観的に見ても、そうなんだろうね。私は自分のことだから堂々と誇れないけど」
「僕は誇って良いと思う。あの人達のお守りをしながら、チームをガンマランクまで引き上げることができたんだ。ちゃんとしたチームに入ればあっという間にベータ、アルファになれると思う」
「ふふ、ありがとうセージ君……あら?」
「どうしたのリン?」
「セージ君、少し背が伸びたんじゃない?」
おっふ、良い匂いがする。グッと顔を近づけてくるリンカから香る良い匂いに心臓が高鳴った。
ぷるんとした唇が視界の間近に近づき、思わず顔を背けてしまう。
「ほら、やっぱり。少し前まで同じくらいだったのに、目線が上がってるわ」
「言われてみれば、リンカの頭の上が見えるようになったかも」
「ふふふ、たった1ヶ月ちょっとの間に急成長しちゃうなんて。これからドンドン伸びて高身長イケメンになるのかしら?」
「リンカは、背が高い方が好き?」
「うーん、どうかしら。あんまり気にしたことないけど、セージ君が高身長になったらきっとモテモテよ。今も凄く素敵なんだから」
「ありがとう。じゃあもっと格好よくなるよ」
「ふふ、楽しみにしてるね♡」
「おーい君たち。イチャイチャするのはその辺にして、そろそろ出発するよー」
「あ、は、はーい」
「イチャイチャだって」
「あはは。気を付けなきゃね。ねえセージ君」
「どうしたの?」
「今夜の見張り番、私達はルーティンに入ってないみたい」
「そっか。じゃあ朝までぐっすり眠れるね」
「うん、だから、ね。一緒に寝て、いい?」
「う、うん……。頑張る」
「ふふ、なにを?」
「そ、それはその……だって、ね」
「私は、いいよ♡」
「か、からかわないでよ」
「からかってるつもり無いんだけど」
「う、うん。じゃあ……今回のダンジョン攻略が終わったら、ちゃんとするよ。約束する」
「……それって、私の事、真剣に考えてくれるってこと?」
「う、うん。いい加減誤魔化すのも、男としてみっともないからね。ちゃんとする。この攻略が終わったら、リンカと真剣に向き合うよ。あ、いや、ああいうことをするために真剣にってことじゃなくてね」
顔を真っ赤にした彼女の手がギュッと握られた。
「あはは、分かってるって。セージ君ってば可愛いんだから」
「やっぱりからかってるよね?」
「どうかな~」
そういうやり取りも、心地良かった。
リンカとの時間を大切にしたい。
そんな風に強く思えるひと幕だった。
◇◇◇
それから更に時間は経過し――――
「純白の剣。悪いが君たちは足手まといだ。後方支援に回ってもらおう」
ハーカルが戦力外通告を受けていた。正直僕も同意見だ。
純白の剣は明らかに全体の平均レベルを下げている。
「待ってくれアテン。なぜ僕らが後方支援なんて」
「言葉通りだ。君たちはどう考えてもガンマの器じゃない。ここ数日の戦いで分かった。ゼータからやり直せ。才能はあるんだ。基礎から鍛え直すんだな」
「ふざけるなよっ! 俺達は足手まといなんかじゃないっ」
「ならば後ろから勝手に付いてくるがいい。勝手に前に出ても私達は助けない。他の者も同様だ。純白の剣は戦力外通告する。後方支援以外の事をしても決して助けないように」
「バカにしやがってっ!」
「悔しかったら1番前に出てみるか? 私達は止めはしない。その代わり死ぬような事があっても自己責任だ。レッドゴブリンやキングオーク相手に戦ってみるがいい。彼のように」
僕の方を指さし、その意味が伝わるとハーカルは憎々しげに睨み付けてきた。
「くっ……。分かった。後方支援に回る……ふん。今に見ていろ……」
なんだか不穏な空気を感じるな。
8階層に差し掛かった頃になると、魔の森のデビルグリズリーやブラッククロコダイルと同レベルかそれ以上の敵がウジャウジャ出始めていた。
あいつらのレベルだと既に対処できず、もっと低いパイロサーペント相手でも手こずっていた。
他の冒険者達が助けに入ったおかげで大怪我はしていないが、ポーションのストックをドンドン使うので全員から煙たがられている。
おかげで僕らは魔素ストックが溜まりまくるし、リンカもレベルがドンドン上がっている。
基礎能力が上がるので戦略の幅も広がっていく。
新しい技は覚えなくてもちゃんと強くなっている。
逆にリンカは自分で考えて次々に新しい戦い方を開発していた。
――――――
【セージ】LV45/100
魔素ストック 6,457,892
【リンカニア】LV55
――――――
とりあえず目標としては、1000万か2000万のストックが溜まったらレベルを上げてみようと思う。
ちょこちょこ限界値を上げてみたが、どうやらレベルは100で打ち止めらしい。
欲を言えば一気に10レベルほどアップさせることができたらいいが、恐らくそれには3000万ほどの経験値が必要になりそうだ。
レベル45でどこまで通じるか分からないが、可能な限りレベルを上げずに戦い続けてみよう。
逆にハーカル達は自分達が足手まといであることが認められないのか、後方支援を命じられたにもかかわらず、ちょこちょこ前に出るようになった。
そのたびにアテンさん達から怒られて、他の冒険者達からも苦情が出ている。
そして……。
◇◇◇
攻略は更に順調な進み具合をみせ、とうとう最下層まで到達した。
目の前には巨大な扉が鎮座している。この向こうにボスが待機しているはずだ。
最下層に近づくごとに敵の強さは上がっていき、オメガランクやアルファランクパーティーの皆さんも協力して戦ってくれた。
かなりの数を減らすことができたおかげで他のパーティーのケガ人もほとんど出ていない。
だが、相変わらずハーカル達純白の剣の面々は酷いのひと言だった。
そのことでとうとうアテンさんの怒りが爆発する。
「いい加減にしろっ! どれだけ戦いの邪魔をすれば気が済むんだっ」
「だからっ、周りが無能なんだよ。俺達の能力を活かせない無能なこいつらが悪いんだ」
「君はそれを本気で言っているのか?」
「無能を無能と言って何が悪い」
「なるほど。純白の剣が優秀な斥候のワンマンチームだという噂は本当だったようだな」
「なんだとっ!」
「違うというのか? 未熟な剣士と、身勝手なデカブツ。何もしない魔導師。その奴隷の女の子も何のために連れてきた? 雑用を押し付ける戦力外を組み込むなんて正気の沙汰じゃないぞ」
確かにそうだ。彼女は戦闘には参加していないし、雑用以外の事をしている様子はない。
戦いの最中はずっと後ろに控えたままだ。
「分かった。俺達は一番後ろに回る。これ以上邪魔はしない」
「最後通告だ。次に我々の邪魔をしたら即時追放。その場で置いていく。覚悟しておけ」
「はいはい。分かっておりますとも」
何か企んでるのだろうか。あまりにもあっさりと引き下がった……。
「なんか気持ち悪いわねハーカルの奴……。いつもならもっと食い下がるのに。相手を言い負かすまで絶対やめないわよ、アイツ」
「変な方向にプライドが高いんだなぁ」
まるでマハルみたいだ。人を見下すために生まれてきたような性格してるんだな。
「いっつもこっちが折れてやってたんだけど、言い負かした時に凄く気持ち悪い笑顔をするのよね。悦にひたってるっていうか。バカなケンカの仲裁を何度したことか……ああ、思い出したらムカムカしてきた」
「まあまあ。とりあえず後ろは警戒しておくに越したことはない」
リンカの悪口が溢れ出して止まらなくなりそうだったのでなだめておいた。
だが僕たちの予感は悪い方向へと当たることになる。
最下層へと到着したその時、一番後ろにいた純白の剣が不穏な動きを見せる。
「よし、後は全員の合流を待ってボスを討伐するだけだ。しばらくここで待機しよう」
予定よりもかなり早く最終目的地に到着したらしく、他のグループが合流するまで各自待機命令が出た。
その時だった。
「ここだっ。発動しろ奴隷ッ」
「むっ」
「え、なにっ⁉」
奴隷の少女がマントを取り払い、その異様な姿を見せつけた。
「あれはっ! まさか魔族ッ⁉」
全身に入った入れ墨の紋様。紫色の髪。
だが生気の無いその瞳に浮かび上がった細かな幾何学模様が彼女の特異性を物語っていた。
10階層からなるダンジョン。掃討作戦はかなり順調、というより僕たちが張り切り過ぎたせいでめちゃくちゃ早く降りてきてしまったらしい。
5階層まではさほど強いモンスターはでなかった。
6階層以降から段々と強敵が増え始め、僕たちは変わらず最前線に立ちながら魔物を掃討していった。
「ちっ……目立ちやがって、新人が」
舌打ちをするベガルトが睨み付けている。
ここ数日で彼ら純白の剣だけが大した活躍を見せていない。
僕らが大半の魔物を倒してしまうので、後続の彼らはほとんど戦わなくてすんでいる。
しかし、僕らや煉獄の騎士団を始め、ほとんどの冒険者は問題なかったが、唯一純白の剣だけは足を引っ張るようになった。
正直あんな実力でよくもガンマランクになれたものだと思ってしまう。
僕もにわかのガンマランクであるが、ハーカルの剣の腕だけとって見ても、やはり相応の実力があるとは思えない。
「やっぱり純白の剣ってリンカがいなかったら躍進できなかったんだろうな」
「客観的に見ても、そうなんだろうね。私は自分のことだから堂々と誇れないけど」
「僕は誇って良いと思う。あの人達のお守りをしながら、チームをガンマランクまで引き上げることができたんだ。ちゃんとしたチームに入ればあっという間にベータ、アルファになれると思う」
「ふふ、ありがとうセージ君……あら?」
「どうしたのリン?」
「セージ君、少し背が伸びたんじゃない?」
おっふ、良い匂いがする。グッと顔を近づけてくるリンカから香る良い匂いに心臓が高鳴った。
ぷるんとした唇が視界の間近に近づき、思わず顔を背けてしまう。
「ほら、やっぱり。少し前まで同じくらいだったのに、目線が上がってるわ」
「言われてみれば、リンカの頭の上が見えるようになったかも」
「ふふふ、たった1ヶ月ちょっとの間に急成長しちゃうなんて。これからドンドン伸びて高身長イケメンになるのかしら?」
「リンカは、背が高い方が好き?」
「うーん、どうかしら。あんまり気にしたことないけど、セージ君が高身長になったらきっとモテモテよ。今も凄く素敵なんだから」
「ありがとう。じゃあもっと格好よくなるよ」
「ふふ、楽しみにしてるね♡」
「おーい君たち。イチャイチャするのはその辺にして、そろそろ出発するよー」
「あ、は、はーい」
「イチャイチャだって」
「あはは。気を付けなきゃね。ねえセージ君」
「どうしたの?」
「今夜の見張り番、私達はルーティンに入ってないみたい」
「そっか。じゃあ朝までぐっすり眠れるね」
「うん、だから、ね。一緒に寝て、いい?」
「う、うん……。頑張る」
「ふふ、なにを?」
「そ、それはその……だって、ね」
「私は、いいよ♡」
「か、からかわないでよ」
「からかってるつもり無いんだけど」
「う、うん。じゃあ……今回のダンジョン攻略が終わったら、ちゃんとするよ。約束する」
「……それって、私の事、真剣に考えてくれるってこと?」
「う、うん。いい加減誤魔化すのも、男としてみっともないからね。ちゃんとする。この攻略が終わったら、リンカと真剣に向き合うよ。あ、いや、ああいうことをするために真剣にってことじゃなくてね」
顔を真っ赤にした彼女の手がギュッと握られた。
「あはは、分かってるって。セージ君ってば可愛いんだから」
「やっぱりからかってるよね?」
「どうかな~」
そういうやり取りも、心地良かった。
リンカとの時間を大切にしたい。
そんな風に強く思えるひと幕だった。
◇◇◇
それから更に時間は経過し――――
「純白の剣。悪いが君たちは足手まといだ。後方支援に回ってもらおう」
ハーカルが戦力外通告を受けていた。正直僕も同意見だ。
純白の剣は明らかに全体の平均レベルを下げている。
「待ってくれアテン。なぜ僕らが後方支援なんて」
「言葉通りだ。君たちはどう考えてもガンマの器じゃない。ここ数日の戦いで分かった。ゼータからやり直せ。才能はあるんだ。基礎から鍛え直すんだな」
「ふざけるなよっ! 俺達は足手まといなんかじゃないっ」
「ならば後ろから勝手に付いてくるがいい。勝手に前に出ても私達は助けない。他の者も同様だ。純白の剣は戦力外通告する。後方支援以外の事をしても決して助けないように」
「バカにしやがってっ!」
「悔しかったら1番前に出てみるか? 私達は止めはしない。その代わり死ぬような事があっても自己責任だ。レッドゴブリンやキングオーク相手に戦ってみるがいい。彼のように」
僕の方を指さし、その意味が伝わるとハーカルは憎々しげに睨み付けてきた。
「くっ……。分かった。後方支援に回る……ふん。今に見ていろ……」
なんだか不穏な空気を感じるな。
8階層に差し掛かった頃になると、魔の森のデビルグリズリーやブラッククロコダイルと同レベルかそれ以上の敵がウジャウジャ出始めていた。
あいつらのレベルだと既に対処できず、もっと低いパイロサーペント相手でも手こずっていた。
他の冒険者達が助けに入ったおかげで大怪我はしていないが、ポーションのストックをドンドン使うので全員から煙たがられている。
おかげで僕らは魔素ストックが溜まりまくるし、リンカもレベルがドンドン上がっている。
基礎能力が上がるので戦略の幅も広がっていく。
新しい技は覚えなくてもちゃんと強くなっている。
逆にリンカは自分で考えて次々に新しい戦い方を開発していた。
――――――
【セージ】LV45/100
魔素ストック 6,457,892
【リンカニア】LV55
――――――
とりあえず目標としては、1000万か2000万のストックが溜まったらレベルを上げてみようと思う。
ちょこちょこ限界値を上げてみたが、どうやらレベルは100で打ち止めらしい。
欲を言えば一気に10レベルほどアップさせることができたらいいが、恐らくそれには3000万ほどの経験値が必要になりそうだ。
レベル45でどこまで通じるか分からないが、可能な限りレベルを上げずに戦い続けてみよう。
逆にハーカル達は自分達が足手まといであることが認められないのか、後方支援を命じられたにもかかわらず、ちょこちょこ前に出るようになった。
そのたびにアテンさん達から怒られて、他の冒険者達からも苦情が出ている。
そして……。
◇◇◇
攻略は更に順調な進み具合をみせ、とうとう最下層まで到達した。
目の前には巨大な扉が鎮座している。この向こうにボスが待機しているはずだ。
最下層に近づくごとに敵の強さは上がっていき、オメガランクやアルファランクパーティーの皆さんも協力して戦ってくれた。
かなりの数を減らすことができたおかげで他のパーティーのケガ人もほとんど出ていない。
だが、相変わらずハーカル達純白の剣の面々は酷いのひと言だった。
そのことでとうとうアテンさんの怒りが爆発する。
「いい加減にしろっ! どれだけ戦いの邪魔をすれば気が済むんだっ」
「だからっ、周りが無能なんだよ。俺達の能力を活かせない無能なこいつらが悪いんだ」
「君はそれを本気で言っているのか?」
「無能を無能と言って何が悪い」
「なるほど。純白の剣が優秀な斥候のワンマンチームだという噂は本当だったようだな」
「なんだとっ!」
「違うというのか? 未熟な剣士と、身勝手なデカブツ。何もしない魔導師。その奴隷の女の子も何のために連れてきた? 雑用を押し付ける戦力外を組み込むなんて正気の沙汰じゃないぞ」
確かにそうだ。彼女は戦闘には参加していないし、雑用以外の事をしている様子はない。
戦いの最中はずっと後ろに控えたままだ。
「分かった。俺達は一番後ろに回る。これ以上邪魔はしない」
「最後通告だ。次に我々の邪魔をしたら即時追放。その場で置いていく。覚悟しておけ」
「はいはい。分かっておりますとも」
何か企んでるのだろうか。あまりにもあっさりと引き下がった……。
「なんか気持ち悪いわねハーカルの奴……。いつもならもっと食い下がるのに。相手を言い負かすまで絶対やめないわよ、アイツ」
「変な方向にプライドが高いんだなぁ」
まるでマハルみたいだ。人を見下すために生まれてきたような性格してるんだな。
「いっつもこっちが折れてやってたんだけど、言い負かした時に凄く気持ち悪い笑顔をするのよね。悦にひたってるっていうか。バカなケンカの仲裁を何度したことか……ああ、思い出したらムカムカしてきた」
「まあまあ。とりあえず後ろは警戒しておくに越したことはない」
リンカの悪口が溢れ出して止まらなくなりそうだったのでなだめておいた。
だが僕たちの予感は悪い方向へと当たることになる。
最下層へと到着したその時、一番後ろにいた純白の剣が不穏な動きを見せる。
「よし、後は全員の合流を待ってボスを討伐するだけだ。しばらくここで待機しよう」
予定よりもかなり早く最終目的地に到着したらしく、他のグループが合流するまで各自待機命令が出た。
その時だった。
「ここだっ。発動しろ奴隷ッ」
「むっ」
「え、なにっ⁉」
奴隷の少女がマントを取り払い、その異様な姿を見せつけた。
「あれはっ! まさか魔族ッ⁉」
全身に入った入れ墨の紋様。紫色の髪。
だが生気の無いその瞳に浮かび上がった細かな幾何学模様が彼女の特異性を物語っていた。
30
あなたにおすすめの小説
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
異世界から日本に帰ってきたら魔法学院に入学 パーティーメンバーが順調に強くなっていくのは嬉しいんだが、妹の暴走だけがどうにも止まらない!
枕崎 削節
ファンタジー
〔小説家になろうローファンタジーランキング日間ベストテン入り作品〕
タイトルを変更しました。旧タイトル【異世界から帰ったらなぜか魔法学院に入学。この際遠慮なく能力を発揮したろ】
3年間の異世界生活を経て日本に戻ってきた楢崎聡史と桜の兄妹。二人は生活の一部分に組み込まれてしまった冒険が忘れられなくてここ数年日本にも発生したダンジョンアタックを目論むが、年齢制限に壁に撥ね返されて入場を断られてしまう。ガックリと項垂れる二人に救いの手を差し伸べたのは魔法学院の学院長と名乗る人物。喜び勇んで入学したはいいものの、この学院長はとにかく無茶振りが過ぎる。異世界でも経験したことがないとんでもないミッションに次々と駆り出される兄妹。さらに二人を取り巻く周囲にも奇妙な縁で繋がった生徒がどんどん現れては学院での日常と冒険という非日常が繰り返されていく。大勢の学院生との交流の中ではぐくまれていく人間模様とバトルアクションをどうぞお楽しみください!
異世界転移したら、神の力と無敵の天使軍団を授かったんだが。
猫正宗
ファンタジー
白羽明星は気付けば異世界転移しており、背に純白の六翼を生やした熾天使となっていた。
もともと現世に未練などなかった明星は、大喜びで異世界の大空を飛び回る。
すると遥か空の彼方、誰も到達できないほどの高度に存在する、巨大な空獣に守られた天空城にたどり着く。
主人不在らしきその城に入ると頭の中にダイレクトに声が流れてきた。
――霊子力パターン、熾天使《セラフ》と認識。天界の座マスター登録します。……ああ、お帰りなさいルシフェル様。お戻りをお待ち申し上げておりました――
風景が目まぐるしく移り変わる。
天空城に封じられていた七つの天国が解放されていく。
移り変わる景色こそは、
第一天 ヴィロン。
第二天 ラキア。
第三天 シャハクィム。
第四天 ゼブル。
第五天 マオン。
第六天 マコン。
それらはかつて天界を構成していた七つの天国を再現したものだ。
気付けば明星は、玉座に座っていた。
そこは天の最高位。
第七天 アラボト。
そして玉座の前には、明星に絶対の忠誠を誓う超常なる存在《七元徳の守護天使たち》が膝をついていたのだった。
――これは異世界で神なる権能と無敵の天使軍団を手にした明星が、調子に乗ったエセ強者を相手に無双したり、のんびりスローライフを満喫したりする物語。
異世界転移から始まるハーレム生活〜チートスキルを貰った俺は、妹と共に無双する〜
昼寝部
ファンタジー
2XXX年、X月。
俺、水瀬アキトは戦争の絶えない地球で『戦場の悪魔』と呼ばれ、数多の戦で活躍していた。
そんな日々を過ごしていた俺は、ひょんなことから妹と一緒に異世界へ転移することになった。
その世界にはダンジョンが存在しており、ライトノベルなどで登場する世界観と類似していた。
俺たちはその世界で過ごすため女神様からチートスキルを貰い、冒険者となって異世界での生活を満喫することにした。
これは主人公の水瀬アキトと妹のカナデが異世界へ転移し、美少女たちに囲まれながら異世界で無双するお話し。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
異世界帰還者の気苦労無双録~チートスキルまで手に入れたのに幼馴染のお世話でダンジョン攻略が捗らない~
虎柄トラ
ファンタジー
下校帰りに不慮の事故に遭い命を落とした桜川凪は、女神から開口一番に異世界転生しないかと勧誘を受ける。
意味が分からず凪が聞き返すと、女神は涙ながらに異世界の現状について語り出す。
女神が管理する世界ではいま魔族と人類とで戦争をしているが、このままだと人類が負けて世界は滅亡してしまう。
敗色濃厚なその理由は、魔族側には魔王がいるのに対して、人類側には勇者がいないからだという。
剣と魔法が存在するファンタジー世界は大好物だが、そんな物騒な世界で勇者になんてなりたくない凪は断るが、女神は聞き入れようとしない。
一歩も引かない女神に対して凪は、「魔王を倒せたら、俺を元の身体で元いた世界に帰還転生させろ」と交換条件を提示する。
快諾した女神と契約を交わし転生した凪は、見事に魔王を打ち倒して元の世界に帰還するが――。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
異世界国盗り物語 ~戦国日本のサムライ達が剣と魔法の世界で無双する~
和田真尚
ファンタジー
戦国大名の若君・斎藤新九郎は大地震にあって崖から転落――――気付いた時には、剣と魔法が物を言い、魔物がはびこる異世界に飛ばされていた。
「これは神隠しか?」
戸惑いつつも日本へ帰る方法を探そうとする新九郎
ところが、今度は自分を追うように領地までが異世界転移してしまう。
家臣や領民を守るため、新九郎は異世界での生き残りを目指すが周囲は問題だらけ。
領地は魔物溢れる荒れ地のど真ん中に転移。
唯一頼れた貴族はお家騒動で没落寸前。
敵対勢力は圧倒的な戦力。
果たして苦境を脱する術はあるのか?
かつて、日本から様々なものが異世界転移した。
侍 = 刀一本で無双した。
自衛隊 = 現代兵器で無双した。
日本国 = 国力をあげて無双した。
では、戦国大名が家臣を引き連れ、領地丸ごと、剣と魔法の異世界へ転移したら――――?
【新九郎の解答】
国を盗って生き残るしかない!(必死)
【ちなみに異世界の人々の感想】
何なのこの狂戦士!? もう帰れよ!
戦国日本の侍達が生き残りを掛けて本気で戦った時、剣と魔法の異世界は勝てるのか?
これは、その疑問に答える物語。
異世界よ、戦国武士の本気を思い知れ――――。
※「小説家になろう」様、「カクヨム」様にも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる