【絶対俺だけ王様ゲーム】美少女幼馴染3人と男オレ1人で始まったゲームが何かおかしい。どんどんNGがなくなっていく彼女達に迫られてます

かくろう

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1回目 その3

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「すやぁ……♪」

「おっふっ……い、息ぐぁ、できぼふぁい」

 これはなんというヘブンスゲートッ。

 しかし密閉された空間に隙間が生じている。思い切り鼻呼吸で吸い込んでみると、ほんのりとした汗の匂いが肺の中に入り込んできた。


(こ、これは……体が熱くなるようだ)

 制服の上から感じるブラジャーレースの感触。その奥に潜む香水の香りと、汗のにおいとが融合して極妙ごくみょうの媚薬を作り出している。

 ちなみにふわりのお母さんは高級下着メーカーの社長さんであり、恐らくふわりの身につけているのもオーダーメイドの高級品だ。

 制服越しの肌触りもバツグンである。


(い、いかん……。鎮まれマイブラザーッ!)

 とはいえ女の子のおっぱいにボディプレスされたのではリビドー不可避だった。

「はいはーい。時間ですよーふわりちゃん。起きてくださーい」

「んぁ……。あらやだぁ。私ったら寝ちゃったみたい」

「なにっ、もう三分経ったのか?」

 酸欠で意識が飛んでいたのだろうか。まだ一分も経っていないような気がする。

「経ったよぉ。エッチなのは禁止って言ったのにぃ」
「い、今のは不可抗力だろうがっ!」

 断固抗議するぞ俺は。
 青春リビドーがバレると弁解ができなくなるので膝を立てて誤魔化す。


「うーん、セーフかな。次いってみよー」

「今度は鈴音が正室狙いますよー」

「「「王様れーじ君♪」」」
 
「やったーっ! 鈴音が正室ですよーっ!」

 今度の正室は鈴音だった。さてどんな要求をしてくるのかな?

「手始めに、定番のボッキーゲームからいってみましょう」

「はいはーい。ちゃんと準備してあるよー。えっとー」

 杏奈の鞄には色々とゲームのアイテムが入っているらしい。
 もう最初から王様ゲームやる気満々だったらしい。

「えっと、うーん。あれ? ごめーん。ボッキーのお菓子忘れちゃったみたい。さきイカしかなかった」

「なんでそんな渋いチョイスなんだ」

 杏奈は何を想定してそんなものを用意したんだか。まあ美味しいけど。

 俺はどっちかっていうと甘いお菓子よりそっちの方が好みだから問題ない。

「しょうがないですねぇ。細長いことには変わりないので、それで代用しましょう」

 細長くて弾力のあるさきイカを取り出し、鈴音が先に先端を咥えた。

「さ、さあ、反対側を咥えてください。言っとくけどゆっくりですからね。先に千切って顔を背けた方が負けです」

「よし分かった。罰ゲームとかどうする?」

「そうだねー。罰ゲームあった方が面白いかも。王様が負けた場合は正室の言うこと聞いちゃうってことで」

「おう、それでいいぞ」

 お互いに端っこを咥えると、鈴音の細い眉とかプルプルの唇が間近に見える。

(マジで綺麗な顔してるよな。睫毛長いなぁ……唇とか吸い付きたくなる)

(うひぃ~、顔が近いですよー。やっべっ、イケメン過ぎて鼻血でそう)

「それじゃ、スタートしてくださーい」

 お互いの顔が至近距離に近づき、否が応でも心臓は高鳴ってしまう。

 平原だなんだとからかっていても、鈴音はとんでもない美少女だ。


 健康的に日焼けした軽い小麦色の肌に健康的な色艶の唇が眩しい。

「はむはむはむはむっ」

「んっ~~っ!んっ、も、もうひょっとゆっくり進んでくらはいっ、早いれすよぉ」

「ふまんふまん」

 いかんな。やっぱり反応が可愛くてついついからかいたくなってしまう。
 
 好きでもない男にからかわれたって不快になるだけだしな。
 いくら幼馴染みでも調子に乗り過ぎちゃ駄目だ。

「んっ、ふぅ、ふぅ、ふぅ……」

(うひぃ~近い近いっ。まだ諦めないんですかぁ。このままだとキスしちゃいますよぉ)

 このまま進んでいくと俺のファーストキスが疑似ボッキーゲームで奪われてしまう。

 それはそれでいいかも、なんて思ってみたりするが、流石に俺が相手じゃ鈴音が可哀想だ。

 もしかしたら杏奈のノリに付き合わされているだけかもしれんしな。


「んんんむぅ、限界れしゅぅううっ」

 ブツッと千切れたさきイカが俺の口元に垂れ下がる。

 先に顔を逸らしたのは鈴音だったので、俺の勝ちってことかな?

「はーい、王様の勝ち。せっかくだから罰ゲームもしよっか」

「うえっ⁉ り、鈴音も罰ゲーム受けるんですか?」

「その方が盛り上がるし、面白いじゃない」

「あ、あんまり厳しいのは勘弁してくださいね」
「分かってるって。ソフトな奴にするからさ。そうだな、とりあえず肩もみとかどう?」

「ほっ……それなら大丈夫ですよ」

「俺が鈴音に」
「ほぇっ⁉ え、えっちなのは禁止ですってば」

「肩もみってえっちなのか?」

「そ、それはぁ……そのぉ……あ、杏奈ちゃんっ」

「うーむ、よし、有りで☆」


「よし、ゲームマスターのゴーサインが出たぞ。さあ鈴音、大人しく肩を差し出せ」

「ひぃーんっ、なんか理不尽だぁ」
「心配するな。肩もみマスターの俺に任せなさ~い」

 ワキワキと手を動かしてみせると本気で怯えた表情を見せる鈴音。
 後ずさりするもんだからスカートがまくれ上がっちゃってるぞ。

「ほらほらぁ、観念しちゃおうよ鈴音ちゃん」

「うう、わ、分かりましたよぉ。痛いことしないでくださいね」

「分かってるって。ほらいくぞ」

 細くて華奢な肩だ。ポニーテールに結んだ絹糸のような髪がゆらゆら揺れてシャンプーの良い匂いがする。

 今日は学園からそのままここに来た。1日経っても抜けない女の子の良い匂いに胸の高鳴りを抑えることができそうもない。

 それに鈴音くらいの美少女なら汗のにおいだって香しきフローラルだ。

「綺麗だな、鈴音のうなじ」
「え、エッチなの禁止ですぅうっ、セクハラですよぉ~っ! ふにゃぁんっ、なんか肩もみの手つきもエッチですぅう」

 おっと、つい本音が漏れた。誤魔化すためにそっと肩もみを始めるが、刺激が強すぎたらしい。


「大丈夫大丈夫。それより華奢なのに少し凝ってるな。肩に力が入りすぎなんじゃないか?」

「ふみぃ、んんっ、はぅ♡ な、にゃにこれぇ、き、きもちいい……はぅん♡」

 なんだか色っぽい声を上げ始めるが、俺がやっているのは健全なマッサージである。

「ふわぁ、れーじ君って肩もみ上手なんだねぇ。私もやってほしいなぁ」

「ふわりの肩は確かに大変そうだなぁ」
「そうなのよぉ。重たくって肩こっちゃう」

「それわたしもー。ねえれー君、次わたしもやってぇ」

 確かにふわりのボリュームが凄まじいので忘れそうになるが、杏奈のおっぱいも十分に重量級だ。

 あれだけのものをぶら下げていたら肩も凝るだろう。

「しょうがないな。ふわりと順番にな」

 王様ゲームは一時中断。俺による肩もみタイムが始まるのだった。


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