【絶対俺だけ王様ゲーム】美少女幼馴染3人と男オレ1人で始まったゲームが何かおかしい。どんどんNGがなくなっていく彼女達に迫られてます

かくろう

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1回目 その2

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「ぜ、絶対俺だけ王様ゲーム……? なんだそりゃ?」

 なんだそのワクワクしかしない素敵ワードの羅列は。

 奇妙な興奮が俺を支配していた。なんだ俺だけ王様ゲームって?
 AVか? 薄い本か? 
 
 素敵過ぎるワードにリビドーが高まりそうになる。


「ルールは単純。基本は王様ゲームと同じでぇ。赤い印の割り箸を持った人が命令できるの。ここまではおk?」

「おお、おk」

 杏奈はおっとりしているように見えてわりかし乗りが良かったりする。

 クラスのみんなから慕われるマドンナだけあって、コミュ力の高さは感心のひと言だ。

「それでぇ。メジャールールとの違いだけど、れー君が赤をとった場合は普通の王様ゲームと同じ。私達三人に【どんな命令でも】言って良いよ」

(天然笑顔でどえらいこと言うなコイツ……)
 
 心臓が早鐘を打ち始めた。どんな命令でも、なんて思春期男子に簡単に言うものじゃないということを、コイツは理解しているのだろうか。

 エッチな命令しちゃうぞ? いやしないけどね……。

 しないぞ(決意)。

「それで、私達三人の誰かが赤をとった場合は、その人は王様じゃなくて、王様にご奉仕する【正室】になるわけね」

「ほ、ほほう……正室。つまり奥さんと」

「そそ。旦那さまを献身的に支える第一夫人ね。まあ、あくまで役割の話だからね。勘違いしちゃ駄目だよ~?」

「わ、分かってるよ」

 こういう事をシレッと言うのが杏奈の恐ろしい所だ。
 俺のこと何とも思ってないから言えちゃうんだろうなぁ。

 ちょびっと悲ぴい……。

「それで正室にならなかった人は【側室】。つまり第二、第三夫人になって、正室のサポートをするの」

「な、なるほど……。しかし、俺に奉仕するって……なんのために」

「ゲームだから、そんな深い理由はないけどねぇ。普通の王様ゲームより面白くなりそうだし」

 うーむ、杏奈の思惑はよく分からんが、とりあえず俺をハメようとか思ってるわけじゃなさそうだ。

 どう考えても俺にお得しかない。

「あ、そうそう。エッチな命令は無しね。したら明日から口聞かないからね」

「わ、分かってるよ」

 危ない危ない。俺の決意は間違ってなかったぜ。

 とりあえず命令の種類には気を付けないと。

「それじゃ早速始めよっか。まずは私が正室だね。一人の持ち時間は三分間で、タイマーの音が鳴るまで。簡単でしょ?」

 スマホのタイマーアプリを見せながらウインクしてみせる杏奈にドキドキは強くなる。

 果たしてどんなご奉仕が始まるのだろうか。

「それじゃ、手始めに軽いやつから行こっかな。王様にハンドマッサージでご奉仕する~。はい、れー君そこに座って」

「お、おう」

 始めるとなると行動派な杏奈は、普段はわりとおっとりしているとは思えないくらいキビキビしている。

 なんだかワクワクしているように見えるのは俺の自惚れだろうか。

 まあ楽しい事しようとしているわけだし、ワクワクもするのかな。

 自分の方に手招きし、ベッドに座るように促してくるので素直に従う事にする。

「んっしょ……王様ぁ、杏奈のマッサージはいかがですか?」

 杏奈の柔らかい指先が手の平に触れ、優しいタッチでクニクニと押し込んでくる。

 こそばゆくて物足りないけど、女の子特有の良い匂いが漂ってきて気持ち良い。

 あ、シャンプーの香り……。
 スベスベしてて柔らかい指先の感触が心地良い。 

 ハッキリ言って至福だ……。

「ん、っしょ……ふふ、れー君の手、ゴツゴツしてて男の子って感じだね」

「ん、まあ、一応元バスケ男子だからな」

 ついこの間まで全国優勝目指してバリバリやっていた身だ。

 夏をもって部活は引退したが、まだまだ体の強さには自信がある。ただまあ、俺の場合はタッパがあんまりなくて大した活躍ができなかったんだけどな。

 本人には絶対に言わないが、ふわりのように身長が195センチもあったらどんなにいいかと何度も考えたものである。

 ちなみに俺はバスケ選手としては相当に低い164センチだ(泣いてないぞ)。

 日本男児の平均よりも低いので、レギュラー入りできたのはフットワーク、ドリブル、パスの練習をひたすらやったおかげだろう。

「ああ、良い気持ちだ……」

「ふふふ~♪」

 目の前では杏奈のたわわメロンがゆさゆさと揺れている。

(おいおい、制服のボタン外れてるじゃないか……)

 俺の膝の前にしゃがみ込んでいるもんだから、制服の隙間からピンクのブラが覗いていた。

「ゴクリ……」

(で、デカい……杏奈の奴。カップ数いくつなんだろ……聞けないけど)

 ゴクリと喉がなるのを必死に音を立てないように気を付けた。

 学園三大巨乳という言葉がある。一人は絨毯の上でニコニコと微笑んでいる身長195センチの女子、ふわりだ。

 サイズは知らないが、下手をすると本人の頭より大きいものが二つもぶら下がっている超乳サイズ。普通にバスケットボール大の大きさだ。いや言い過ぎか。バレーボールくらいかな? どっちにしてもめちゃくちゃデカい。

 それと比べると相対的に普通に見えるが、見事な谷間が出来上がる杏奈のおっぱいも相当なものだろう。

 つまり学園三大巨乳の美少女が、二人もこの場にいるということだ。

 ちなみにもう一人は同学年にいる同じクラスの女子だ。


「ん~、ふふ♪ な~んかエッチな視線を感じるぞ-」
「ほ、ほほう。気のせいじゃないか?」

「そういうことにしておいてあげる。はい、次は反対の手だよ」

 俺に谷間を見せても何とも思わないって事か。ラッキーだけどちょっと悲しい。

 思春期男子がこの光景をガン見するのは体に毒だ。

 血流が集まっていくのを阻止するのも一苦労だった。

 ピピピピピッ

「はーい、三分経ちましたよ。次のターンに入りましょう」

 杏奈の谷間をじっくりと堪能した三分間であった。
 眼福である。

「それじゃー次いくよー♪」

「「「王様れーじ君♪」」」

 自分でいうのは恥ずかしいので無言で割り箸を握る事にする。
 そんな俺を悪戯っぽい笑みで見つめる杏奈と、ニシシと笑う鈴音の視線がむず痒いのである。

「次はぁ~、私の番だよ~」

 赤をとったふわりが嬉しそうに頬に手を当てている。

 本人はこの通りふわふわした性格で、おっとりを通り超してスローモーションでも掛かっているかのようにのんびりしている癒やし系だ。

「ふふふ~。れーじくん何してほしいですか~?」

「いやそれ聞いたらゲームの意味なくなっちゃわない?」
「あ~、そっかぁ。そうだったぁ。うっかり」

「ふわわんは本当にのんびりしてますねぇ」
「逆に鈴音はセカセカしすぎだから、足して二で割ったら丁度良いんじゃないか? あと別のところも」

「それ以上言ったら潰しますよ……」

「あ、うん。なんでもない」

 危ない危ない。杏奈のアルプス山脈、ふわりのダブル富士山ときて、鈴音のそれは大平原も大平原。

 果てなき荒野の真ん中に、恐らくあるであろう小梅の実が非常におもむきがある(想像)。

 なんてことを口に出そうものなら確実に拳が飛んでくるので決して言わない(体験済みである)。

 
「それじゃふわりちゃん、ご奉仕は何にする?」

「それじゃ~ね~。王様はぁ、ズボンを脱いで~」
「ちょちょちょっ、ストップストップッ!」

 何を言ったかよく聞こえなかったが、ズボンがどうのと言われたような……?

 何やら慌てて二人が止めに入ったのだが、何をそんなに慌ててるんだ?

「どうしたの?」

「あれれ~?」
(ちょっとふわりちゃんっ。いきなりアクセル踏み込みすぎっ)
(そういうのは手順を踏んで少しずつって言ったじゃないですかっ!)

「あ、そっかぁ、うっかりしてたよぉ。ごめんごめん、うふふふ。それじゃぁねぇ~。王様はぁ、正室の膝の上に頭をのせてくださーい♪」

「お、おう……膝枕的な奴だな」

「そうそう~♪ ほら早くぅ」

 何か三人で色々と相談しているが、まだよく分からない。

 女の子座りをしているふわりの太ももに近づくたびに、杏奈とは違った意味で良い匂いがしてくる。


「し、失礼します」
「うふふ~、どうぞぉ♡」

 おっふ……やっぱり良い匂いがする。香水の甘い匂いが鼻腔をくすぐり、男の子が目覚めそうになる目の前の光景に釘付けになる。

(て、天井が全部隠れてる……)

 空が半分見えないどころの騒ぎじゃなかった。ある意味絶景である。


 制服の裾が胸の大きさで浮き上がって中が見えそうだ……。

 もう少し……。
 
 
「はーい、じゃあ正室のふわりちゃんが、頭ナデナデしながら子守歌うたっちゃいまーす。ねーんねん、ころーりよぉ~、ころぉ……すやぁ」


 ――――ぼっふっみょん♪

「おっふっ⁉」

 開始二秒で寝落ちしたふわりの巨大マシュマロが顔面に振ってきた。

「ふわりちゃん自分で歌って自分で寝ちゃってる⁉」

 甘々な雰囲気を漂わせるふわりのマシュマロスライムの感触を堪能しつつ、始まりを告げた奇妙な王様ゲームに興奮を募らせていた。
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