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32回目 その1
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吐く息が白い。
まだ朝日がビルの向こうに隠れてる時間。駅前のロータリーには、俺たち四人の影が長く伸びていた。
「れー君っ! おっはよーっ!!」
弾けるような声とともに、スーツケースを片手に杏奈が走ってくる。
黒髪ハーフテールが跳ねて、髪に積もった雪がキラリと光った。
「おいおい……遅刻ギリギリじゃねえか」
「えへへ♡ 寝坊したわけじゃないもん、髪のリボンが決まらなくて!」
「理由が可愛いからって許されると思うなよ」
「だってれー君が見るんだもん♪」
朝から全力で飛ばしてくる幼馴染。これが旅の始まりとは思えないテンションだ。
「おはようございますっ、零士君!」
次に現れたのは鈴音。ピシッとした姿勢に、いつもの真面目オーラ。
でも、どこか浮かれているのは隠せていない。
「電車の発車まであと二十七分です! 予定どおりですね!」
「……秒単位で動く旅行かよ」
「当然です! 卒業旅行は計画が命なんですからっ」
そう言いながら、手帳をめくる音まで妙に力強い。相変わらず几帳面だ。
「おっはよ~、みんな~♡」
最後にゆるゆると到着したのはふわり。
手には巨大なキャリーバッグ。背の高さも相まって、もはや“旅館の看板娘”が移動してきたようだ。
「ふわり、お菓子いっぱい持ってきたよ~♡」
「お菓子係は誰も頼んでないぞ」
「ふわり、お願いされた気がしたの~」
「そのマイペースさ、変わらねぇな……」
でも、こうして3人がそろうと、やっぱり自然に笑顔になる。
「れー君、ちゃんと切符持ってる?」
「持ってる。……っていうかお前、まさかまた忘れたとか――」
「わ、忘れてないよ!? 多分!」
「“多分”って言うな」
杏奈があたふたポケットを探る横で、鈴音が苦笑しながら整理係に回る。
「はい、じゃあこれが全員分の切符です! ふわりさん、落とさないでくださいね!」
「は~い♡」
発車ベルの音が遠くから聞こえる。
この音を聞くと、少しだけ胸が熱くなる。
もう、卒業まであと少しなんだ。
「行こっか、れー君!」
「うん、行こ~♡」
「れーじ君、荷物持ってくださいっ!」
三人がそれぞれ違う方向から手を引いてくる。
……まるで俺が三方向に引き裂かれる主人公みたいだ。
「はいはい、分かったよ。みんな落ち着けって」
思わず苦笑しながら、俺は三人と一緒に改札をくぐった。
冬の冷たい空気が、少しだけ温かく感じた。
◇◇◇
発車ベルが鳴って、ゆっくりと車体が動き出した。
窓の外では、まだ雪の残る街並みが少しずつ後ろに流れていく。
ふわりが早速、席に腰を下ろした途端――
「ふわり、お菓子タイム~♡」
どん、とテーブルに開かれるスナックとクッキーの山。
「おいおい、まだ出発したばっかりだぞ!?」
「旅の始まりは糖分補給からだよ~♡」
「理屈になってねぇよ……」
杏奈は窓の外を眺めながら、ストローをくわえてジュースを飲む。
「でも、なんかいいね……電車で遠出って。修学旅行っぽい感じする」
「高校最後の冬だしな」
「れー君、そういうことサラッと言うのズルいんだよ~。ちょっとしんみりするじゃん」
杏奈がそう言いながら頬を膨らませる。
……ほんと、昔から表情がころころ変わる子だ。
「ねぇねぇ、れーじくん」
「ん?」
「はい、あーん♡」
ふわりが突然チョコレートを差し出してきた。
「お、おい、電車の中でそれはちょっと――」
「いいの~♡ 王様に甘いもの補給~♡」
「そんな称号いらねえよ」
とは言いつつ、結局食べさせられる俺。
ふわりのペースは相変わらず、拒否権を与えてくれない。
「むむっ。ふわりだけズルい!」
杏奈がすかさず参戦して、反対側の席から手を伸ばしてくる。
「れー君、はい、ポテチ♡」
「いやいや、それチョコのあとだぞ!? 甘じょっぱすぎるって!」
「いいのいいの♪ 恋の味♡」
「誰が上手いこと言えって言った」
そんな騒ぎの中、鈴音だけは一人、静かに旅行ノートを広げていた。
「……ふたりとも、騒ぎすぎです。車内では静かにしてください」
「リンちゃんまで先生モード入った~!」
「だ、だって……マナーは大事ですし……!」
ぷくっと頬を膨らませる鈴音。
けど、ちょっとだけ目尻が笑ってる。
怒ってるようで、楽しそうに見えるんだよな。
窓の外には、雪原が広がり始めた。
遠くの山並みが白く霞んで、列車はその間をまっすぐに進んでいく。
ストーブの温もり、ほんのり甘いチョコの香り、そして3人の笑い声。
たぶん――こういう時間こそが、卒業旅行の“本番”なんだろう。
「……なぁ」
「ん?」
「この空気、好きだな」
「うん。れー君がそう言ってくれると、あたしも嬉しい」
「ふわりも~♡ れーじくんといると、どこでもあったかい~♡」
「そ、そんなこと言って……電車の中、暑くなっちゃいますよ!」
「ほら、リンちゃん照れてる~」
「照れてませんっ!」
電車の車輪がコトコトと音を立てる。
冬の旅の始まり。
それだけで、なんだか胸がじんわりする――。
「ねぇ、れー君」
窓の外で雪が流れる音を聞きながら、杏奈がにやっと笑った。
その笑い方――嫌な予感しかしない。
「……なんだよ、その顔」
「旅の始まりってことで、やっぱりやっとくべきじゃない?」
「まさか」
「うん♡ 王様ゲーム、開幕~!」
ほら来た。
完全に読んでたけど、やっぱり止められない。
「ちょっ、電車の中で!?」
「いいじゃん、静かにやればバレないって♪」
杏奈がポーチから取り出したのは、見慣れた小袋――中には色とりどりのくじ棒。
「おい、なんでそんなもん持ってきてんだよ」
「ふふ~ん♡ 旅先で王様ゲームやらないとか、杏奈的にありえないのだ!」
「……あの、それ、まさかと思いますけど」
鈴音が眉をひそめる。
「ふわりさん、まさか一緒に用意してたとか――」
「えへへ~♡ だって杏奈ちゃんが、“ふわり~、旅先王様ゲーム用の棒作って~”って言うから~」
「ふわりまで!?」
「愛の共同制作~♡」
「それただの悪ノリだからな!?」
でも、3人が楽しそうに笑ってるのを見ると、もう止める気にもなれない。
「……分かった。どうせ止めてもやるんだろ?」
「当然っ♪」
「じゃ、車内だから静かめな命令限定だぞ」
「はいはーい♡」
杏奈がくじをかき混ぜ、ふわりがにこにこと配る。
いつもの“掛け声”が、電車の小さな個室に響いた。
まだ朝日がビルの向こうに隠れてる時間。駅前のロータリーには、俺たち四人の影が長く伸びていた。
「れー君っ! おっはよーっ!!」
弾けるような声とともに、スーツケースを片手に杏奈が走ってくる。
黒髪ハーフテールが跳ねて、髪に積もった雪がキラリと光った。
「おいおい……遅刻ギリギリじゃねえか」
「えへへ♡ 寝坊したわけじゃないもん、髪のリボンが決まらなくて!」
「理由が可愛いからって許されると思うなよ」
「だってれー君が見るんだもん♪」
朝から全力で飛ばしてくる幼馴染。これが旅の始まりとは思えないテンションだ。
「おはようございますっ、零士君!」
次に現れたのは鈴音。ピシッとした姿勢に、いつもの真面目オーラ。
でも、どこか浮かれているのは隠せていない。
「電車の発車まであと二十七分です! 予定どおりですね!」
「……秒単位で動く旅行かよ」
「当然です! 卒業旅行は計画が命なんですからっ」
そう言いながら、手帳をめくる音まで妙に力強い。相変わらず几帳面だ。
「おっはよ~、みんな~♡」
最後にゆるゆると到着したのはふわり。
手には巨大なキャリーバッグ。背の高さも相まって、もはや“旅館の看板娘”が移動してきたようだ。
「ふわり、お菓子いっぱい持ってきたよ~♡」
「お菓子係は誰も頼んでないぞ」
「ふわり、お願いされた気がしたの~」
「そのマイペースさ、変わらねぇな……」
でも、こうして3人がそろうと、やっぱり自然に笑顔になる。
「れー君、ちゃんと切符持ってる?」
「持ってる。……っていうかお前、まさかまた忘れたとか――」
「わ、忘れてないよ!? 多分!」
「“多分”って言うな」
杏奈があたふたポケットを探る横で、鈴音が苦笑しながら整理係に回る。
「はい、じゃあこれが全員分の切符です! ふわりさん、落とさないでくださいね!」
「は~い♡」
発車ベルの音が遠くから聞こえる。
この音を聞くと、少しだけ胸が熱くなる。
もう、卒業まであと少しなんだ。
「行こっか、れー君!」
「うん、行こ~♡」
「れーじ君、荷物持ってくださいっ!」
三人がそれぞれ違う方向から手を引いてくる。
……まるで俺が三方向に引き裂かれる主人公みたいだ。
「はいはい、分かったよ。みんな落ち着けって」
思わず苦笑しながら、俺は三人と一緒に改札をくぐった。
冬の冷たい空気が、少しだけ温かく感じた。
◇◇◇
発車ベルが鳴って、ゆっくりと車体が動き出した。
窓の外では、まだ雪の残る街並みが少しずつ後ろに流れていく。
ふわりが早速、席に腰を下ろした途端――
「ふわり、お菓子タイム~♡」
どん、とテーブルに開かれるスナックとクッキーの山。
「おいおい、まだ出発したばっかりだぞ!?」
「旅の始まりは糖分補給からだよ~♡」
「理屈になってねぇよ……」
杏奈は窓の外を眺めながら、ストローをくわえてジュースを飲む。
「でも、なんかいいね……電車で遠出って。修学旅行っぽい感じする」
「高校最後の冬だしな」
「れー君、そういうことサラッと言うのズルいんだよ~。ちょっとしんみりするじゃん」
杏奈がそう言いながら頬を膨らませる。
……ほんと、昔から表情がころころ変わる子だ。
「ねぇねぇ、れーじくん」
「ん?」
「はい、あーん♡」
ふわりが突然チョコレートを差し出してきた。
「お、おい、電車の中でそれはちょっと――」
「いいの~♡ 王様に甘いもの補給~♡」
「そんな称号いらねえよ」
とは言いつつ、結局食べさせられる俺。
ふわりのペースは相変わらず、拒否権を与えてくれない。
「むむっ。ふわりだけズルい!」
杏奈がすかさず参戦して、反対側の席から手を伸ばしてくる。
「れー君、はい、ポテチ♡」
「いやいや、それチョコのあとだぞ!? 甘じょっぱすぎるって!」
「いいのいいの♪ 恋の味♡」
「誰が上手いこと言えって言った」
そんな騒ぎの中、鈴音だけは一人、静かに旅行ノートを広げていた。
「……ふたりとも、騒ぎすぎです。車内では静かにしてください」
「リンちゃんまで先生モード入った~!」
「だ、だって……マナーは大事ですし……!」
ぷくっと頬を膨らませる鈴音。
けど、ちょっとだけ目尻が笑ってる。
怒ってるようで、楽しそうに見えるんだよな。
窓の外には、雪原が広がり始めた。
遠くの山並みが白く霞んで、列車はその間をまっすぐに進んでいく。
ストーブの温もり、ほんのり甘いチョコの香り、そして3人の笑い声。
たぶん――こういう時間こそが、卒業旅行の“本番”なんだろう。
「……なぁ」
「ん?」
「この空気、好きだな」
「うん。れー君がそう言ってくれると、あたしも嬉しい」
「ふわりも~♡ れーじくんといると、どこでもあったかい~♡」
「そ、そんなこと言って……電車の中、暑くなっちゃいますよ!」
「ほら、リンちゃん照れてる~」
「照れてませんっ!」
電車の車輪がコトコトと音を立てる。
冬の旅の始まり。
それだけで、なんだか胸がじんわりする――。
「ねぇ、れー君」
窓の外で雪が流れる音を聞きながら、杏奈がにやっと笑った。
その笑い方――嫌な予感しかしない。
「……なんだよ、その顔」
「旅の始まりってことで、やっぱりやっとくべきじゃない?」
「まさか」
「うん♡ 王様ゲーム、開幕~!」
ほら来た。
完全に読んでたけど、やっぱり止められない。
「ちょっ、電車の中で!?」
「いいじゃん、静かにやればバレないって♪」
杏奈がポーチから取り出したのは、見慣れた小袋――中には色とりどりのくじ棒。
「おい、なんでそんなもん持ってきてんだよ」
「ふふ~ん♡ 旅先で王様ゲームやらないとか、杏奈的にありえないのだ!」
「……あの、それ、まさかと思いますけど」
鈴音が眉をひそめる。
「ふわりさん、まさか一緒に用意してたとか――」
「えへへ~♡ だって杏奈ちゃんが、“ふわり~、旅先王様ゲーム用の棒作って~”って言うから~」
「ふわりまで!?」
「愛の共同制作~♡」
「それただの悪ノリだからな!?」
でも、3人が楽しそうに笑ってるのを見ると、もう止める気にもなれない。
「……分かった。どうせ止めてもやるんだろ?」
「当然っ♪」
「じゃ、車内だから静かめな命令限定だぞ」
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