絶勝の金狼、蒼天を穿つ

ルセ

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高校3年の初めての夏休み中の7月の夜
アタシは

「~♪~~♪」

高3の夏休みの夜に一人でコンビニ~♪
静けな夜更けにコンビニに夜歩き~♪

「~♪」
深夜徘徊していた。

なんだかこういうのも悪く無いな♪

普通女子高校生が一人で夜中を徘徊・・・
悪い事してる時ってなんでこうも心躍るんだろ?

なんて高校生最後の夏休みに一人で夜歩きしてる不良少女はこっこで~す♪
イェーイ!!

「~~~♪」




その名はぁ~?五十嵐ぃ~?龍華ぁ~♪高校~3年せ~い~で~す♪

「~♪~~♪」
やば、なんか乗ってきた♪




「ラララ~♪」

??? なんか進行方向の曲り角が明るい・・・
紅い光、?サイレン、?後ろから・・・?

って?え?紅い光?

「やばッ!!」
紅い光って事はサツ?

「えっとぉ・・・なにか・・・!!」
近くには電柱もあるけども
月極駐車場の看板と青色の車!

コイツの後ろに回れば・・・
素早く移動して息を潜める・・・・・。




止まるなよ?止まるなよ?


ブロロロォッ・・・ッ!!キュっ!!




今、【キュ】って言った?!いったよね!!

ああ、終わった・・・
紅い光がその辺りで光ったり消えたりしてる・・・

ヤバい・・・

顔から血が引くのが嫌でも分かる・・・

何故か視線を感じる・・・










・・・・てか、車のドアの空く音がしない?


エンジン音?それに光が遠のく?・・・?
あ、行った・・・・

「真っ直ぐ言って左に・・・・?」
しかも今の車体・・・・赤かった?










・・・・?




・・・。




。。。




「・・・・・ひ・・・?」
赤色の車でサイレンとパトランプ・・・

「し、しょうぼうしゃ?・・・」
なんだろ・・・違う意味で血の気が引けてきた・・・











「」











足が動かない・・・
「大丈夫!!大丈夫!大丈夫。何にもない!」

何もないならさっきの消防車はサイレントとパトランプを付けてんだ?
という思考が高速で浮かび上がるが自分のナニカが全力で否定してくる



「さ、さぁ、

ガラガララララッッッ!!

『下がれ!崩れる!馬鹿!下がれ!下がれ!!』
『バックだ!今すぐさg』




ゴオオォォオオオンッ!

「熱い!!?」





















アタシは思わず両腕で顔を覆った
そして襲い掛かる熱風
聞こえてくる怒号と轟音






























「・・・ぇ・・・?」

そこには建物の間から見える業火に焼かれる我が家の姿があった

そして、突然、警笛を鳴らす様に蘇る数十分前の記憶




『母さん明日、京都までドライブに行ってくるよ』

『行くのはいいけども、高速気を付けてくださいね?
最近はなにかと物騒ですし・・・』




「まって・・・?」




『大丈夫だよ。あの軽には過給機ブースター詰んでるんだぞ?
更にガソリンは満タンにしてある』

『何、ちぎる気でいるんですか?
昔のようには行かないですしソレが嫌で田舎の方に越してきたんじゃないですか・・・』
























「ぁ・・・」























『大丈夫だよ。あの軽には過給機ブースター詰んでるんだぞ?
更にガソリンは満タンにしてある』



















「ぁぁ・・・」

『更にガソリンは満タンにしてある』




























「ぁぁ・・・ああ・・・」

『ガ  ソ  リ  ン  は  満  タ  ン  に  し  て  あ  る』






























「ああッ!!ああああああああッ!!ああ!ああああ!!あああああああああああああッ!!」




アタシは叫ぶ事しかできずに膝から崩れ落ちると

「・・・・・・みず・・・?」
地面に付いた膝を見ると地面には水浸しになる程に水があふれ流れていた

そしてアタシは顔を上げると火炎で出来た竜巻が辺りを焼き尽くし業火と化していた

「お前・・・あの家に住んでたのか?」
「・・・え?」

声をかけられ振り返ると激痛が走った
不意に腹部を見ると刃物が貫通してた・・・

アレ?アタシ・・・なんでこんなに・・・冷静で・・・
「・・・ごふゅひっ・・・ぁ・・・?」

「ま、俺には関係ねぇけどな?」

刹那、景色が横になりアスファルトの舗装の上に
水と鉄クサいなにかが混ざり合ったモノが肌や目に沁み込み激痛が走り
悲鳴を上げようとした所で喉を土臭いブーツで潰され歪な呼吸音が響き
意識がもうろうとする中、油臭いモノが周囲に捲かれアタシは・・・、


































焼死した

潰れたノドガ焼けて肺が焦げて行き
目がつぶれ髪が焦げて行く
火が回って無い足を必死に動かすと足を捕まれ
両足のくるぶしが潰され立ち上がれない
熱さと激痛がだんだんとなくなり
痛覚が薄れてゆき・・・
































「・・・?」
目が覚めた・・・?
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