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番外編
美味しいレストランで☆
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カイルが酔ったらどうなるか、前に気になってたことがあるんだが。あの日はそれを体感するハメになった。シャルワールの首都に遊びに出かけた時のことだ。
リドアートにどうしても手伝ってほしいと呼びつけられた仕事を、速攻で終わらせた後、カイルと一緒に城下街へ降りてきていた。
魔人の料理文化は急速に発展し、素朴な美味しさをウリにしていた店も、どんどんと凝った料理を出すようになってきた。
そんな料理屋を冷やかすのが、最近の俺とカイルの趣味の一つだ。デートと言い換えてもいい。葉の落ちた道をザクザク音を立てて歩き探索する。
「なあカイル、今日はあの店に入ってみないか? 面白そうだ」
「いいだろう」
本日選んだのは、大通りを一本奥に進んだところに、ひっそりと存在する小料理屋だ。
小料理屋といっても獣人王国の店のように豪快な筆跡の看板などは出ておらず、小洒落た吊り看板が設置されている、カフェのような内装の店だった。
チリンチリンと鈴のような音が、扉を開けると同時に耳をくすぐる。壁にはセンスのいい油絵がかかっていた。なかなか居心地のよさそうな店じゃねえか。
「いらっしゃいませ、窓際のお席へどうぞ」
クラシカルなメイドのような衣装を身につけた女性店員が、静々と席へ案内してくれる。カイルと隣同士の席に腰かけた。
メニューを開くと、見たことがないこだわり料理がズラリと並んでいた。カイルと一緒にああだこうだ言いながらのぞきこむ。
「なあ、このピッコロサラダとアルガヒダのテリーヌってやつ、頼んでもいいか?」
「ああ。俺はポルメのスープと一夜漬けレアステーキにしてみよう」
店員が注文を取りにきたので伝える。彼女は不躾ではない程度に俺の兎耳に感心を寄せて、顔を見て不思議そうにしていた。
引退した魔王とよく似た背格好の獣人がいる、とでも思われただろうか。深く詮索しないでくれよな。
店員が去っていき窓の外を眺めていると、尻周りになにか当たる感触がした。敏感な尻尾を布ごしに触れられて、ドキリとする。
カイルか? と隣を見ると彼は腕を組んでいた。恐る恐る確認すると、彼の尻尾がイタズラを仕掛けたらしい。
むんずと尻尾を掴んで、赤く染まってしまった頬のままで恨めしげに彼を見つめた。
「おいカイル、やめろよこんなところで」
「いけなかったか? デート中に隙あらば尻尾を絡めあうのが、魔人の流儀なんだが」
至極真面目な顔つきで返されて言葉に詰まる。そういや魔人の國では、カップルが飯屋で尻尾を絡めあっているのをよく見るな、とは思っていたが……
カイルは端正な顔立ちに甘い笑みを浮かべ、思わせぶりに微笑んだ。
「それとも敏感すぎて、触られると二人きりになりたくなってしまうだろうか」
「ばっ……やめろよ。ほらそろそろ飯が来そうだから、俺の尻尾にちょっかいかけてる場合じゃねえだろ」
店員が料理を抱えてやってきて、次々に皿をテーブルの上に並べていく。相変わらず見た目は芸術作品のようで、フランス料理のフルコースでも食べているような気分に浸れる。
「美味そうだな、いただきます」
「……いただきます」
カイルは俺の尻尾があるあたりを、名残り惜しそうに見ていたが、気持ちを切り替えて料理に手をつけた。
最近カイルは俺にあわせて、いただきますとご馳走様を言ってくれるようになった。こういうちょっとした気遣いが嬉しいよな。
さて、肝心の料理の味はどうだろうか。チョコレート色をしたテリーヌを口に運ぶと、まろやかな肉の旨みと脂身が舌の上でとろけた。
「おお、これは美味い」
「この店は当たりだな」
カイルも俺も夢中で料理を食べ進めた。多少の苦味はあれど、獣人の舌でも美味しいと感じられる仕上がりとなっている。
「これは本当に美味だ」
カイルが唸って、常にないほどの食欲旺盛さを見せている。俺は自分の皿を差しだした。
「こっちも味見してみるか?」
「ああ」
どうやら本気でカイルの口にあう料理だったらしく、かなりの勢いで食事を平らげたカイルは、満足そうにソファーの背もたれに体を預けた。
「とても美味しかった」
「すげえ食べたな、カイルがそんなに食べるところを初めて見たよ」
「……油断した、体が重い」
「別にもう暗殺者とか来ねえし、少しくらい気を抜いても大丈夫だって」
「そうだな……」
ぼんやりと微笑みながら窓の外を見ているカイルは、いつもの彼らしくない。どうしたんだと様子をうかがっていると、また尻尾で腰元にちょっかいをかけられた。
「っおい、カイル」
「お前と二人で過ごす時間は、何よりも心地よい」
「そうか? 俺も……カイルと一緒にいろいろやるのは楽しいな」
カイルは世にも美しい微笑を浮かべて、頬を紅潮させながら俺の瞳を捉えた。
「今すぐ二人きりになりたい」
ドキッとする言葉に、心臓がことりと跳ねたような気がした。その言い方と顔つき、やけに色っぽいじゃねえか。
「待てよ、会計しねえと」
「払ってくる」
カイルはすぐに精算を済ませると、俺の腰を抱いて店の外に連れだした。な、なんか接触面積が大きいというか、いつもより大胆じゃないか? 照れるんだが?
「カイル?」
そのまま路地裏に連れていかれて、腕の中に閉じ込められた。赤紫色の瞳が妖しげな光を湛えている。
「帰ろう、イツキ。今すぐに」
「なんでだよ、せっかく来たんだからもう少し……っん!?」
急に顔が近づいてきて、避ける間もなくキスをされる。魔力が吸い取られる感覚がして、唇が快感で震える。
「っあ、……んっ」
くちゅくちゅと水音を立てながら、俺を壁まで追い詰めて情熱的な口づけを施すカイルに、頭がクラクラした。こ、こんな誰に見られるかもわからねえところで……!
「ちょっ、と! カイル……!」
「イツキ、好きだ……」
「ふむぅっ」
熱に浮かされたようなカイルは、熱心に俺の口を吸った。クタッと力の抜けた身体を抱き抱えられて、長耳の根本に息を吹きかけられる。
「帰らないのか? だったらここで」
「か、帰るから! だからこれ以上こんなところで盛るなよ」
「そうか」
ペロリと唇を舐めて、上機嫌に俺の腰を抱くカイルを軽く睨みつけてから、俺は転移を行った。
次の瞬間には、ダーシュカ獣人王国マーシャルの自宅へと舞い戻った。変わり映えのない実験室にホッと一息ついていると、カイルの片腕の上に抱き抱えられる。
「うわっ!? いきなり抱き上げるなってば」
「しっかり捕まっていろ」
カイルは寝室に移動しがてら靴を脱いで、俺の分も脱がせると、常になく性急な動きで俺をベッドに下ろす。そして自身のシャツの首元を緩めた。
「イツキ、なんてかわいいんだ」
「カイルどうしたんだ、アンタさっきから変じゃないか?」
「変じゃない」
ムッと唇を尖らせたカイルは、普段見ないくらい可愛らしくて、俺は咄嗟にインベントリからスマホを取りだして撮影しようとした。
「あっ!」
「これは没収だ」
手を取られて、カイルのインベントリの中に収納されてしまう。なんてことをしやがる、せっかくの貴重な表情が……!
「ちゃんと生身の俺を可愛がってくれ。なあ?」
「可愛がるだって!?」
いよいよ本当にカイルらしくない発言に、口を開けたまま驚いていると、また口づけられた。粘膜から魔力を吸われるたびに、気持ちよくって腰をもじもじと揺らしてしまう。
……というか、たくさん食べたのにまだ俺から魔力を吸うのか?
チラリとそんな考えが頭によぎるが、まともな思考は流されて与えられる刺激に反応するので、精一杯になる。
「う、やっ」
カイルは俺のシャツを引きちぎる勢いで脱がせると、胸に吸いついた。ぬるりとした感触が敏感な尖りを這う度に、ぴくりと肩を揺らしてしまう。
「あ、ぁっ」
「ここも可愛い、こっちも……」
「ひゃっ!」
手早く寛げられた下衣の中に、冷えた手が滑りこんできた。半勃ちのモノを柔く握られて、手のひらで弄ばれる。
ベッドの端に座っていた俺は、後ろにずり下がるうちに体勢が崩れていってしまう。完全にベッド上に寝転んでしまうと、カイルがのしかかってきた。
とろりと熱に浮かされたような目つきで、半裸状態の俺を視姦する彼の視線に、ぞくりと肌が粟立つ。
「カイル……?」
「イツキ……」
彼は紅潮した頬で嬉しそうににんまりと微笑んで、いそいそと俺の服を剥ぎとりにかかった。
リドアートにどうしても手伝ってほしいと呼びつけられた仕事を、速攻で終わらせた後、カイルと一緒に城下街へ降りてきていた。
魔人の料理文化は急速に発展し、素朴な美味しさをウリにしていた店も、どんどんと凝った料理を出すようになってきた。
そんな料理屋を冷やかすのが、最近の俺とカイルの趣味の一つだ。デートと言い換えてもいい。葉の落ちた道をザクザク音を立てて歩き探索する。
「なあカイル、今日はあの店に入ってみないか? 面白そうだ」
「いいだろう」
本日選んだのは、大通りを一本奥に進んだところに、ひっそりと存在する小料理屋だ。
小料理屋といっても獣人王国の店のように豪快な筆跡の看板などは出ておらず、小洒落た吊り看板が設置されている、カフェのような内装の店だった。
チリンチリンと鈴のような音が、扉を開けると同時に耳をくすぐる。壁にはセンスのいい油絵がかかっていた。なかなか居心地のよさそうな店じゃねえか。
「いらっしゃいませ、窓際のお席へどうぞ」
クラシカルなメイドのような衣装を身につけた女性店員が、静々と席へ案内してくれる。カイルと隣同士の席に腰かけた。
メニューを開くと、見たことがないこだわり料理がズラリと並んでいた。カイルと一緒にああだこうだ言いながらのぞきこむ。
「なあ、このピッコロサラダとアルガヒダのテリーヌってやつ、頼んでもいいか?」
「ああ。俺はポルメのスープと一夜漬けレアステーキにしてみよう」
店員が注文を取りにきたので伝える。彼女は不躾ではない程度に俺の兎耳に感心を寄せて、顔を見て不思議そうにしていた。
引退した魔王とよく似た背格好の獣人がいる、とでも思われただろうか。深く詮索しないでくれよな。
店員が去っていき窓の外を眺めていると、尻周りになにか当たる感触がした。敏感な尻尾を布ごしに触れられて、ドキリとする。
カイルか? と隣を見ると彼は腕を組んでいた。恐る恐る確認すると、彼の尻尾がイタズラを仕掛けたらしい。
むんずと尻尾を掴んで、赤く染まってしまった頬のままで恨めしげに彼を見つめた。
「おいカイル、やめろよこんなところで」
「いけなかったか? デート中に隙あらば尻尾を絡めあうのが、魔人の流儀なんだが」
至極真面目な顔つきで返されて言葉に詰まる。そういや魔人の國では、カップルが飯屋で尻尾を絡めあっているのをよく見るな、とは思っていたが……
カイルは端正な顔立ちに甘い笑みを浮かべ、思わせぶりに微笑んだ。
「それとも敏感すぎて、触られると二人きりになりたくなってしまうだろうか」
「ばっ……やめろよ。ほらそろそろ飯が来そうだから、俺の尻尾にちょっかいかけてる場合じゃねえだろ」
店員が料理を抱えてやってきて、次々に皿をテーブルの上に並べていく。相変わらず見た目は芸術作品のようで、フランス料理のフルコースでも食べているような気分に浸れる。
「美味そうだな、いただきます」
「……いただきます」
カイルは俺の尻尾があるあたりを、名残り惜しそうに見ていたが、気持ちを切り替えて料理に手をつけた。
最近カイルは俺にあわせて、いただきますとご馳走様を言ってくれるようになった。こういうちょっとした気遣いが嬉しいよな。
さて、肝心の料理の味はどうだろうか。チョコレート色をしたテリーヌを口に運ぶと、まろやかな肉の旨みと脂身が舌の上でとろけた。
「おお、これは美味い」
「この店は当たりだな」
カイルも俺も夢中で料理を食べ進めた。多少の苦味はあれど、獣人の舌でも美味しいと感じられる仕上がりとなっている。
「これは本当に美味だ」
カイルが唸って、常にないほどの食欲旺盛さを見せている。俺は自分の皿を差しだした。
「こっちも味見してみるか?」
「ああ」
どうやら本気でカイルの口にあう料理だったらしく、かなりの勢いで食事を平らげたカイルは、満足そうにソファーの背もたれに体を預けた。
「とても美味しかった」
「すげえ食べたな、カイルがそんなに食べるところを初めて見たよ」
「……油断した、体が重い」
「別にもう暗殺者とか来ねえし、少しくらい気を抜いても大丈夫だって」
「そうだな……」
ぼんやりと微笑みながら窓の外を見ているカイルは、いつもの彼らしくない。どうしたんだと様子をうかがっていると、また尻尾で腰元にちょっかいをかけられた。
「っおい、カイル」
「お前と二人で過ごす時間は、何よりも心地よい」
「そうか? 俺も……カイルと一緒にいろいろやるのは楽しいな」
カイルは世にも美しい微笑を浮かべて、頬を紅潮させながら俺の瞳を捉えた。
「今すぐ二人きりになりたい」
ドキッとする言葉に、心臓がことりと跳ねたような気がした。その言い方と顔つき、やけに色っぽいじゃねえか。
「待てよ、会計しねえと」
「払ってくる」
カイルはすぐに精算を済ませると、俺の腰を抱いて店の外に連れだした。な、なんか接触面積が大きいというか、いつもより大胆じゃないか? 照れるんだが?
「カイル?」
そのまま路地裏に連れていかれて、腕の中に閉じ込められた。赤紫色の瞳が妖しげな光を湛えている。
「帰ろう、イツキ。今すぐに」
「なんでだよ、せっかく来たんだからもう少し……っん!?」
急に顔が近づいてきて、避ける間もなくキスをされる。魔力が吸い取られる感覚がして、唇が快感で震える。
「っあ、……んっ」
くちゅくちゅと水音を立てながら、俺を壁まで追い詰めて情熱的な口づけを施すカイルに、頭がクラクラした。こ、こんな誰に見られるかもわからねえところで……!
「ちょっ、と! カイル……!」
「イツキ、好きだ……」
「ふむぅっ」
熱に浮かされたようなカイルは、熱心に俺の口を吸った。クタッと力の抜けた身体を抱き抱えられて、長耳の根本に息を吹きかけられる。
「帰らないのか? だったらここで」
「か、帰るから! だからこれ以上こんなところで盛るなよ」
「そうか」
ペロリと唇を舐めて、上機嫌に俺の腰を抱くカイルを軽く睨みつけてから、俺は転移を行った。
次の瞬間には、ダーシュカ獣人王国マーシャルの自宅へと舞い戻った。変わり映えのない実験室にホッと一息ついていると、カイルの片腕の上に抱き抱えられる。
「うわっ!? いきなり抱き上げるなってば」
「しっかり捕まっていろ」
カイルは寝室に移動しがてら靴を脱いで、俺の分も脱がせると、常になく性急な動きで俺をベッドに下ろす。そして自身のシャツの首元を緩めた。
「イツキ、なんてかわいいんだ」
「カイルどうしたんだ、アンタさっきから変じゃないか?」
「変じゃない」
ムッと唇を尖らせたカイルは、普段見ないくらい可愛らしくて、俺は咄嗟にインベントリからスマホを取りだして撮影しようとした。
「あっ!」
「これは没収だ」
手を取られて、カイルのインベントリの中に収納されてしまう。なんてことをしやがる、せっかくの貴重な表情が……!
「ちゃんと生身の俺を可愛がってくれ。なあ?」
「可愛がるだって!?」
いよいよ本当にカイルらしくない発言に、口を開けたまま驚いていると、また口づけられた。粘膜から魔力を吸われるたびに、気持ちよくって腰をもじもじと揺らしてしまう。
……というか、たくさん食べたのにまだ俺から魔力を吸うのか?
チラリとそんな考えが頭によぎるが、まともな思考は流されて与えられる刺激に反応するので、精一杯になる。
「う、やっ」
カイルは俺のシャツを引きちぎる勢いで脱がせると、胸に吸いついた。ぬるりとした感触が敏感な尖りを這う度に、ぴくりと肩を揺らしてしまう。
「あ、ぁっ」
「ここも可愛い、こっちも……」
「ひゃっ!」
手早く寛げられた下衣の中に、冷えた手が滑りこんできた。半勃ちのモノを柔く握られて、手のひらで弄ばれる。
ベッドの端に座っていた俺は、後ろにずり下がるうちに体勢が崩れていってしまう。完全にベッド上に寝転んでしまうと、カイルがのしかかってきた。
とろりと熱に浮かされたような目つきで、半裸状態の俺を視姦する彼の視線に、ぞくりと肌が粟立つ。
「カイル……?」
「イツキ……」
彼は紅潮した頬で嬉しそうににんまりと微笑んで、いそいそと俺の服を剥ぎとりにかかった。
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