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布教活動が忙しい
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あり得ないと思いつつも、断るなんて選択肢は端からない。降って湧いた幸運に、感謝せずにはいられなかった。
「いいよ。よろしく……」
「ああ、ありがとう。よろしく頼む。貴方の優しさに深く感謝する」
ろくに口も聞けないままなんとか言葉を返すと、馬車はゆっくりと動き始めた。サリーとラウルも目を丸くして驚いている。
「何があったんですかね? でもよかったですね殿下、宰相と話ができる絶好のチャンスですよ」
ラウルは気を取り直すと、小声で勇気づけてくれた。一方クラウスの方はというと、まだ事実を受け入れられなくて呆然としている。
「……これは現実か?」
「現実ですって。ねえサリーちゃんも見たよね?」
「たしかにクラウス殿下と同行したいと仰っていました」
「一体何が起こったんだ」
「それはわかんないですねえ。案外聞いたら、素直に答えてくれるんじゃないですか?」
予想外の出来事に、頭が混乱する。強ばった顔のまま窓の外をチラッと確認すると、リドモンドはクラウスの視線に気がついて、柔らかく微笑む。
うわーっと頭の中で叫んで、勢いよく視線を逸らした。顔が火照って仕方がない。
顔を熱くするクラウスをラウルはニヤニヤと、サリーは微笑ましそうに見つめていた。
「殿下って、宰相の前では口調が幼くなるんですね」
「うるさいな、別にいいだろう」
そんな自覚はなかったのだが、リドを目の前にすると甘えたい気持ちが湧いてくる。だから口調にもその気持ちが、滲み出てしまっているのかもしれない。
(ああもう、恥ずかしいな。気をつけないと)
ラウルはそんなクラウスを目にして、ご機嫌な様子で身を乗り出した。
「いいですよーもちろん。僕はとってもいいと思います! 自分にだけかわいい恋人とか最高じゃないですか、殿下を題材にした恋愛小説があればいいのに」
「人を勝手に趣味に巻き込むな」
「この前オススメの恋愛小説を聞いてくださったんで、そろそろ殿下もハマってくれたかと思ったんだけどなあ。ねえサリーちゃん」
突然話を振られて戸惑うかと思いきや、サリーはにこやかに肯定した。
「婚約破棄されたら、妖精の王子様に愛されたお嬢様のお話ですよね? とても面白かったです」
「ほら、サリーちゃんもこう言ってくれてますよ!」
「いい加減にしてくれ……」
北皇山までは半日あれば辿り着ける。調査時間次第では野宿になるらしい。
野宿というものが初めてのクラウスは、地面の上で寝るのかとドキドキしていたのだが、クラウスには馬車で寝てもらう予定になっているらしい。少しばかり残念だった。
城下街までは出かけたことはあれど、山に行ったことはない。
平野の遠くに見える木々を眺めながら、山歩きについて書かれた本の内容を思い出して過ごした。
リドモンドの姿を見てしまうと挙動不審になるので、頑なに反対側の窓から景色を見ていた。
彼に近づきたいという思いと、諦めなければならないという気持ちが頭の中で渦を巻いていて、考えると苦しくなってしまう。必死に別のことを考えて思考を飛ばした。
道中、ラウルはサリーと和やかに話をしていたが、ふと思い出したようにクラウスに話を振った。
「そうだ殿下、僕の方でも市井で竜に詳しい人がいないか調べてみたんですけど、通りすがりの旅人が面白いことを言ってましたよ。なんでも、今年の夏の初めに竜と会ったらしいです」
「どこでだ」
「北皇山の奥ですって。銀色で綺麗だけど、とても怖かったそうです。それで怒らせないために薬草花を献上してみたら、とても喜ばれて見逃してもらえたそうですよ」
「やはり、竜は山にいるんだな……!」
テミュレ草の調査が終わったらぜひ竜にも会って、リドの呪いを解く手がかりを知りたい。期待に胸を膨らませながら、目的地に着くのを待った。
だんだんと馬車の揺れが酷くなる。山の裾野に着くとクラウス達は馬車から降り立った。ここからは歩いて山を登るらしい。
馬が逃げないように繋いで、サリーと護衛の一人が馬番として残ることになった。
「行ってらっしゃいませ、クラウス殿下。どうかご無事で」
「ああ、気をつけるよ」
いつまでも手を降って見送るサリーに手を振り返して、山道に足を踏み入れた。
リドモンドとすれ違いざまに、ラウルがペコリと頭を下げる。リドモンドも軽く頷き返し、ラウルに声をかけた。
「あれから体調に問題はないか」
「あ、はい! えっと……大丈夫です、この通り! ほら、めちゃくちゃ元気ですから」
ぐるぐると腕を回すラウルは、緊張で空回っているようだ。過剰なまでに元気アピールをしていた。
あまり話すと、入れ替わりが見破られるかもしれない。会話をやめさせたくて先を促す。
「ラウル、行こう。こんなところで、無駄話をしている時間はないぞ」
「ああ、待ってくださいって殿下。先に行くのは騎士に任せましょうよ、危ないです」
「もちろんそのつもりだ。ところでお前も帯剣しているが、戦えるのか?」
「見た目だけは立派でしょ? 実は剣の腕前はへっぽこなんです」
「そうか……俺が前に出た方がいいか?」
「殿下だって、僕の腕前とそう変わらないでしょうに」
「私が行こう」
リドモンドが前に歩み出た。じっとラウルに視線を合わせている。
「貴方がクラウスと知り合いだとは知らなかった。ずいぶん親しいようだが、どこで知り合ったんだ?」
ラウルは再び話を振られて、ビクッと肩を跳ねさせる。彼はすぐに気を取り直したようで、にっこりと気合の入っていそうな笑顔を披露した。
「中庭でお会いして意気投合したんですよ。殿下は僕の趣味を理解してくれるんです」
「趣味とは?」
「僕は恋愛小説を読むのが大っ好きで!」
やめてくれ、リドモンドに乙女嗜好を布教しないでほしいと焦って、ラウルの手を引っ張った。
「日が暮れてしまう、早く行こう……リドも」
「……そうだね」
ラウルと繋いだ手を何か言いたげに見つめた後、リドモンドは前を歩きはじめた。
「いいよ。よろしく……」
「ああ、ありがとう。よろしく頼む。貴方の優しさに深く感謝する」
ろくに口も聞けないままなんとか言葉を返すと、馬車はゆっくりと動き始めた。サリーとラウルも目を丸くして驚いている。
「何があったんですかね? でもよかったですね殿下、宰相と話ができる絶好のチャンスですよ」
ラウルは気を取り直すと、小声で勇気づけてくれた。一方クラウスの方はというと、まだ事実を受け入れられなくて呆然としている。
「……これは現実か?」
「現実ですって。ねえサリーちゃんも見たよね?」
「たしかにクラウス殿下と同行したいと仰っていました」
「一体何が起こったんだ」
「それはわかんないですねえ。案外聞いたら、素直に答えてくれるんじゃないですか?」
予想外の出来事に、頭が混乱する。強ばった顔のまま窓の外をチラッと確認すると、リドモンドはクラウスの視線に気がついて、柔らかく微笑む。
うわーっと頭の中で叫んで、勢いよく視線を逸らした。顔が火照って仕方がない。
顔を熱くするクラウスをラウルはニヤニヤと、サリーは微笑ましそうに見つめていた。
「殿下って、宰相の前では口調が幼くなるんですね」
「うるさいな、別にいいだろう」
そんな自覚はなかったのだが、リドを目の前にすると甘えたい気持ちが湧いてくる。だから口調にもその気持ちが、滲み出てしまっているのかもしれない。
(ああもう、恥ずかしいな。気をつけないと)
ラウルはそんなクラウスを目にして、ご機嫌な様子で身を乗り出した。
「いいですよーもちろん。僕はとってもいいと思います! 自分にだけかわいい恋人とか最高じゃないですか、殿下を題材にした恋愛小説があればいいのに」
「人を勝手に趣味に巻き込むな」
「この前オススメの恋愛小説を聞いてくださったんで、そろそろ殿下もハマってくれたかと思ったんだけどなあ。ねえサリーちゃん」
突然話を振られて戸惑うかと思いきや、サリーはにこやかに肯定した。
「婚約破棄されたら、妖精の王子様に愛されたお嬢様のお話ですよね? とても面白かったです」
「ほら、サリーちゃんもこう言ってくれてますよ!」
「いい加減にしてくれ……」
北皇山までは半日あれば辿り着ける。調査時間次第では野宿になるらしい。
野宿というものが初めてのクラウスは、地面の上で寝るのかとドキドキしていたのだが、クラウスには馬車で寝てもらう予定になっているらしい。少しばかり残念だった。
城下街までは出かけたことはあれど、山に行ったことはない。
平野の遠くに見える木々を眺めながら、山歩きについて書かれた本の内容を思い出して過ごした。
リドモンドの姿を見てしまうと挙動不審になるので、頑なに反対側の窓から景色を見ていた。
彼に近づきたいという思いと、諦めなければならないという気持ちが頭の中で渦を巻いていて、考えると苦しくなってしまう。必死に別のことを考えて思考を飛ばした。
道中、ラウルはサリーと和やかに話をしていたが、ふと思い出したようにクラウスに話を振った。
「そうだ殿下、僕の方でも市井で竜に詳しい人がいないか調べてみたんですけど、通りすがりの旅人が面白いことを言ってましたよ。なんでも、今年の夏の初めに竜と会ったらしいです」
「どこでだ」
「北皇山の奥ですって。銀色で綺麗だけど、とても怖かったそうです。それで怒らせないために薬草花を献上してみたら、とても喜ばれて見逃してもらえたそうですよ」
「やはり、竜は山にいるんだな……!」
テミュレ草の調査が終わったらぜひ竜にも会って、リドの呪いを解く手がかりを知りたい。期待に胸を膨らませながら、目的地に着くのを待った。
だんだんと馬車の揺れが酷くなる。山の裾野に着くとクラウス達は馬車から降り立った。ここからは歩いて山を登るらしい。
馬が逃げないように繋いで、サリーと護衛の一人が馬番として残ることになった。
「行ってらっしゃいませ、クラウス殿下。どうかご無事で」
「ああ、気をつけるよ」
いつまでも手を降って見送るサリーに手を振り返して、山道に足を踏み入れた。
リドモンドとすれ違いざまに、ラウルがペコリと頭を下げる。リドモンドも軽く頷き返し、ラウルに声をかけた。
「あれから体調に問題はないか」
「あ、はい! えっと……大丈夫です、この通り! ほら、めちゃくちゃ元気ですから」
ぐるぐると腕を回すラウルは、緊張で空回っているようだ。過剰なまでに元気アピールをしていた。
あまり話すと、入れ替わりが見破られるかもしれない。会話をやめさせたくて先を促す。
「ラウル、行こう。こんなところで、無駄話をしている時間はないぞ」
「ああ、待ってくださいって殿下。先に行くのは騎士に任せましょうよ、危ないです」
「もちろんそのつもりだ。ところでお前も帯剣しているが、戦えるのか?」
「見た目だけは立派でしょ? 実は剣の腕前はへっぽこなんです」
「そうか……俺が前に出た方がいいか?」
「殿下だって、僕の腕前とそう変わらないでしょうに」
「私が行こう」
リドモンドが前に歩み出た。じっとラウルに視線を合わせている。
「貴方がクラウスと知り合いだとは知らなかった。ずいぶん親しいようだが、どこで知り合ったんだ?」
ラウルは再び話を振られて、ビクッと肩を跳ねさせる。彼はすぐに気を取り直したようで、にっこりと気合の入っていそうな笑顔を披露した。
「中庭でお会いして意気投合したんですよ。殿下は僕の趣味を理解してくれるんです」
「趣味とは?」
「僕は恋愛小説を読むのが大っ好きで!」
やめてくれ、リドモンドに乙女嗜好を布教しないでほしいと焦って、ラウルの手を引っ張った。
「日が暮れてしまう、早く行こう……リドも」
「……そうだね」
ラウルと繋いだ手を何か言いたげに見つめた後、リドモンドは前を歩きはじめた。
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