三男のVRMMO記

七草

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18、三男、初めての依頼達成

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ハニービーと別れた俺とマリは、あの後特に変わったこともなく森と草原をぬけ、街へと戻ってきた。
もちろん道中は出くわしたモンスターとマリが戦ったり見落としてたハーブや薬草などを取ったりはしていたのだが、コボルトのときみたいなハプニングは起きてない。
起きてほしくもないけどね。
そうして門をくぐって街へと戻ってきたわけなんだけど、まずはどうしようか。
とりあえず、まだ店をだしてたカイさんに、ナイフと水筒の使い心地を伝えておこう。

「カイさん、こんにちは」
「ぴゅい」
「ん?よう、兄ちゃん。依頼は達成出来そうか?」
「ハニービーはまだですけど、薬草採取はカイさんのくれたナイフのおかげで順調でした。ありがとうございます」

貰ったナイフは切れ味がとてもよくて、薬草やハーブはスっと簡単に取る事が出来たんだ。
切れ味が悪いナイフではこんなに綺麗には取れなかっただろう。

「そりゃよかった。水筒はどうだ?」
「はい。水筒も使いやすかったですよ。コップ付きだったから、マリにも飲ませることができましたし」

今思えば水筒のコップで蜜花に水をかければ良かったのではと思ったが、自分が口つけるものを綺麗とはいえ湖の水につけるのは少し躊躇われる。
やっぱり手でやるしかないだろうな。
今度は水を汲むための器とか用意してから行こう。
そう心の中で決めながら、カイさんに繰り返しお礼を言う。

「本当にありがとうございます。カイさんのおかげで、順調に進めることが出来ました」
「いいってことよ。先輩は後輩を導いてなんぼだろ?カイ先輩って、呼んでくれてもいいんだぜ?」
「はい!カイ先輩!」
「……………ッ」
「カイ先輩?」

なるほど確かに先輩だ。そう思ったから呼んでみたのだが、カイさんは少し震えながら俯いてしまった。
冗談だったのだろうか。

「あの、大丈夫ですか?」
「あ、ああ。いや、大丈夫だ、うん」
「なら、いいんですけど」
「ただ、やっぱカイさんって呼んでくれ。俺には刺激が強すぎた」
「…?はい、カイさん」

よく分からないけど、カイ先輩よりはカイさんの方が俺としても慣れてるしその方がいい。
先輩だとは思ってるけど。

「それじゃあ、そろそろ行きますね。今度は何か作って持ってきます」
「おう!楽しみにしてるぜ!」
「はい!それでは、また」
「ぴきゅ~」

そう言って、俺とマリは手を振ってカイさんと別れた。
この後は、とりあえずギルドに行って薬草採取の依頼の報告とそれ以外の売却かな。
その後は店でレシピといい感じの材料を探して、スキル屋にも寄ってみよう。
先に店に寄ってもいいんだけど、いくらかかるか分からないからな。
今の俺は1万リンしかもってないから、少し心もとないし。
先にギルドに行ってお金を貰ってからの方がいいだろう。

「さて、とりあえずギルドに行こうか」
「きゅ!」

三度目となれば慣れたもので、ギルドまではスムーズに行くことが出来た。
もう夜に近いからか、ギルドの中は昼間とは違い人は少なくなっていた。
とはいっても、それは住民に対してだけで、旅人はまだまだいるんだけどね。
広葉が、夜はモンスターが活発になるし種類も増えるから、レベルを上げたいプレイヤーは夜に森に行くことが多いって言ってたっけ。
どうせなら依頼も受けて、レベル上げもしてって感じなんだろうな。
危ないから俺はしないけど。
くるりと辺りを見てそんなことを思いながら、依頼の報告をするために受付に向かう。
受付の人は俺が依頼を受けた時と変わっていなかった。
長い間お疲れ様です。

「すみません。依頼の報告と売却をお願いできますか?」
「かしこまりました。では、ギルドカードをだして頂けますか?」
「分かりました」

ステータス画面を開くのも、そこからカードを取り出すのももう慣れたものだ。

「お願いします」
「はい。確認しました。現在受けている依頼は『薬草採取』と『ハニービーとの交渉』ですね。どちらの報告でしょうか」
「『薬草採取』です」
「かしこまりました。それでは、薬草をだしていただけますか?」

受付さんの言葉を聞いて、俺はストレージを開く。
その時に俺とマリで今回得たものを確認してみたが、結構いろいろゲットしていた。

【薬草×105】
【ハーブ×43】
【魔草×35】
【チゴの実×27】
【オレの実×12】
【蜜花の実×68】
【スライムゼリー×36】
【スライムの魔核×12】
【ラビィの肉×24】
【ラビィの毛×21】
【ラビィの魔核×10】
【ニーマスの針×5】
【コボルトの肉×9】
【コボルトの牙×5】
【コボルトの爪×6】
【コボルトの魔核×2】

一覧にしたらこんな感じだった。
魔核なんてものも手に入れてたんだな。
あとは、正直依頼だしなと思って薬草を取りすぎた感はある。
でも、これなら半分以上依頼として渡しても問題ないだろう。
俺はストレージから薬草を10本ごとの束で6束取り出した。

「お願いします」
「かしこまりました。それでは、10本を1束とし、6束の提出ということですので、依頼達成料は3000リンとなります。また、初めて依頼を達成された方には、ギルドから1万リンの支給をさせて頂いております。これは未来ある冒険者への先行投資だと思っていただければ結構です」
「え、ありがとうございます」

受付さんはカードを手元の板に乗せ、ピッと音が鳴った後に離した。
多分あれで依頼達成ということなんだろう。
それにしても気前が良すぎるだろ、ギルド。
なんでも、冒険者は危険を伴う仕事だから、だとか。
これで少しはお金の心配がなくなったな。
本当にありがたい。

「続いて売却に移りますね。売りに出したいものを提示していただけますか?」
「分かりました。えっと…」

俺は再びストレージを開き、そこから魔核類とラビィの毛、ニーマスの針、コボルトの毛、牙、爪を取り出して受付さんに渡した。

「これでお願いします」
「かしこまりました。鑑定しますので、少々お待ちください」

鑑定、といってもスキルを使うわけではないみたいだ。
受付さんは俺が出したものにルーペのようなものをかざして、そのまましばらくルーペ越しに見ていた。
そしてまたギルドカードを板にかざして、ピッと音を鳴らした。
あの行為は依頼達成だけでなく、お金の支払いも含んでいるのかな?

「魔核がございましたので、少し色を付けさせていただきました。これにて完了となります。また、もう一つの依頼は期限等はございませんので、ご心配なく」
「そうなんですね。ありがとうございます」

よかった。期限があったらまた受けなきゃいけないなと思ってたから。

「他になにかございますか?」
「えっと…あ、レシピってギルドでも売ってるんですか?」
「基本的なレシピでしたら配布しております。それ以上のレシピになると、販売という形をとっています。ご覧になられますか?」
「はい。お願いします」
「では、こちらをどうぞ」

そう言って受付さんが差し出したプレートには、生産職ごとに区分されてレシピが載っていた。
釣り師なら『餌の作り方』、薬師なら『傷薬の作り方』など、本当に基本的なものだった。
その中で俺は、調理師の『スライムゼリーの使用法』と錬金師の『MP回復ポーション(下級)の作り方』の二つを貰った。
そのうち他のレシピも貰うかもしれないけど、今はこの二つで十分だ。
買わないといけないのと思っていたから、貰えるなんて運が良かったな。
聞いておいて正解だった。

「ありがとうございました。もう一つ聞きたいんですけど、この後料理と錬金をしたくて、こっちで用意しておくべきものってありますか?」
「そうですね…料理でしたら、塩、砂糖、胡椒、油は生産所に常設してありますので、それ以外を。錬金でしたら一通りの道具は揃ってますから、材料をご用意ください」
「なるほど。教えて頂いてありがとうございます」
「いえ、お気になさらず」

受付さんに頭を下げてから、俺はギルドを後にした。
料理をするためにまた戻ってくるのだが、他にも使えるものがあるかもしれないからな。
スキル屋にも行きたいし。
ギルドから出た俺は、食材系のお店を中心にふらふらと見て回った。
生産所には必要な道具は揃っているらしいし、調味料は塩と砂糖、胡椒、油があれば一通りのものは作れる。味噌とか醤油がないのが辛いけど、そのうち手に入るだろう。
材料というより、入れ物のほうが必要だな。
お皿とかは硝子瓶の要領で錬金で作れるだろうけど、流石に包装紙とかは作り方がいまいち分からないからな。
俺は料理用の道具が売ってあった店に立ち寄って、そこで包装紙とバスケット、ついでに水を沢山入れるために、大きな容器を買った。
生産所は水もでるだろうし、そこで汲んでおこうと思ったんだ。
これなら、水以外のものを水筒に入れられるしな。
お茶も作りたいし、スープも作りたい。
水筒複数個持ちも考えておこう。
またカイさんの店によることを考えながら店を見て周り、必死なものを買い終えた。

「よし。次はスキルを買いに行こうか」
「きゅ~ぴ」

そういえば、スキル屋って人向けのスキルしか売ってないのかな。
もし従魔用のスキルがあったら買っておきたいけど、どうなんだろ。
そんな少しの期待を込めながら、俺はスキル屋に入った。
そこには様々なスキルが幅広い値段で売られていた。下は500から上は上限がない。
ふと見たスキルは5万リンだったりしたし、本当にピンキリだ。
俺でも手が出せて使えるスキルを探していたら、その一角に従魔用のスキルコーナーを見つけた。

「よかったな、マリ。欲しいのを選んでみな。あんまり高いと買えないけど」
「きゅ、きゅぴ!」

苦笑しながら言って、マリを肩から腕の中に移動させる。この方が見やすいだろうし。
マリはふんふんとスキルを見て、一つのスキルを指さした。

「きゅ!きゅ!」
「ん、それがいいんだな」

俺としてはマリが文字を読めたことが驚きなんだけど、まぁいいか。
マリが指したスキルは『噛みつく』だった。
マリさん、攻撃手段増やすんですか。
値段は1000リンで、この中では安い方だろう。

「いいよ。買おうか」
「きゅい!」

ありがとう、というように俺の胸に顔を埋めるマリを撫でて、そのスキルを購入した。
スキルはカードの形で売られており、触れると購入するか否かの選択が現れるので、購入を押す。
そうすると、購入しましたの文字と共にスキルを覚えることが出来るという仕組みだった。
ご満悦のマリを再び肩に乗せ、今度は俺のスキルを探す。
ある程度見てから、とりあえず三つのスキルに絞った。
ヒラハの教えてくれた『ヘイト回避』は買うとして、『気配察知』と『気配希釈』はどちらを買うべきだろうか。
『気配希釈』の上位互換らしい『気配遮断』は高すぎて買えないから除外。
『気配察知』と『気配希釈』をどっちも買うことは流石に値段的に出来ない。
今後何があるか分からないから、なるべくお金は使いたくない。
『気配察知』はこちらが相手に気づくもの、『気配希釈』は相手がこちらに気づき難くなるもの。
どちらもいい点はあるのだが、悩みに悩んで、俺は『ヘイト回避』と『気配希釈』を購入した。
どっちも地味に高かったが、『気配察知』はこっちが相手に気づくよりも早く気づかれたら意味が無いと考えた。
もちろんいつかは買いたいけど、とりあえずは隠れるのを優先にしておいた。

「ひとまずはこれで大丈夫かな」
「きゅい!」
「よし!それじゃあお腹も空いてきたし、ご飯作ろうか」
「きゅー!!」

待ってましたとばかりにマリが肩で飛び跳ねる。
毎回思うけど、マリはバランス感覚も凄いよね。

「きゅ~、きゅきゅぴきゅ~」
「ふふ、マリ、それなんの歌なの」
「きゅぴ~」

俺の進む速さに合わせてご機嫌に歌うマリが可愛くて、つい笑ってしまう。
見えないけど、きっと花が咲いてるんだろうな。
そう思いながら、俺はスキル屋からギルドに移動していった。



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次回、念願のお料理回です!
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