親友への本当の気持ちがわからなくて、30日の禁欲生活を始めるまでの一部始終

noriko

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後編

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もう一度だけ、互いを求めあってから。
夜も更けてきたからと二人で、風呂に向かった僕たち……。

気づけば時計は午前三時を指していた。
すっかり夜も更けて身体も疲労が溜まっているが……大人しく身体を清められるわけはなく。
互いの身体を洗うとかいいながら、あちこちをまさぐられて、また、互いを求めてしまう。
「ゴム、コレで最後だから……よかった、もう一個残ってて」
「んぅ……はやく、ちょーだい……」
先ほどまで激しく求め合ったことなんか忘れて、シャワールームで壁にもたれかかり、腰を突き出すような格好で大助を求める。
腰に手を添えられて、再び大助のが埋まっていく。
「さっきと違うところ当たるから、どっちが好き教えて……」
「ん、ああっ……」
後背位、大助の顔が見られないのが少し寂しいけれど。
向かい合ってするより、奥に入ってる気がする。
「ハア……民人くんのナカに入ってるの丸見え」
「んん……僕も、見てみたい……」
大助は僕の腰をなぞりながら、クスリと笑う。
「はは。……今度撮ろっか?」
「や、それは恥ずかし……」
「本当? すごい腰動いてるけど。……ちょっと本気で考えようかな」
撮るのはさすがに抵抗あるんだけど。
今日だけじゃないんだ、これからも大助とするんだ。
そんなことを考えて、ちょっとだけ浮かれてしまった。
腰をがっちりとつかんで、身体を揺らされる。
「んぁ、あっ……はあ、あ、奥、当たってる」
「すごい、声響く……ほら、音も」
なんども大助を受け入れてグズグズになった結合部から、粘膜の擦れ合う音が響き渡る。
淫靡な水音が耳を支配して、ベッドの上でまぐわうのとは、別の背徳感を覚えた。
「あ、あっ、あ、はあ、あっ……」
心地よいリズムで彼の陰茎が打ち込まれる。
ふと、大助の手が、僕の揺れる中心をまさぐりはじめた。
「前も、気持ちよくなりたいでしょ」
「あ、ああ、あんっ! はぁ、だめ、いま触ったら、あっ……!」
前にも刺激を与えられて、一瞬で絶頂に登りつめる。
「ハア、ア、……すげー締まる……」
「あ、はあ、あ、だめ、イっちゃう……!」
大助の手の動きは止まらなくて、びゅくびゅくと白濁を壁にぶちまける。
足に力が入らなくて、大助に全体重を預ける。
「ごめん、民人くん、俺がイくまで耐えれる?」
「はあ、あ、もっと欲しい、……はあ、んあ、気持ちいぃ……」
もう片方の腕で身体を抱きかかえられ、背中を何度もついばまれる。
大助の手のひらが僕の胸部をまさぐって、膨れ上がった先端をつままれると、まったく声を抑えられない。
「ハァ、ハっ……民人くん、元気すぎ……本気でヤったら、俺の、……ハァ、全部搾り取られそ……」
「はぁ、だって、ずっと、シたかった……ほし、……んあ、だいすけの、全部……あ、ああっ……」
「あ、ハア……んっ……全部もらって……」
大助の動きが速くなり、僕も何度目かの絶頂にのぼりつめる。
「あ、はぁ、だいすけぇ、あ、も、はぁ、クるっ……!」
「っ……俺も、……一緒に、イこ……!」
ガツン、と奥に打ち付けられた衝撃で、全身がのけぞった。
大助も腰の動きがとまって、奥にくりぐりと性器を押しつける。
ナカで爆ぜたそれが、僕のナカに植え付けたいとうごめく。
「はぁ……大助の、注がれてるみたい……ナマでしたら、どんな感じなの……?」
「……シないよ、ナマでは。少なくとも……民人くんの気持ち、もらうまではね」
ずるり、と彼の中心が引き抜かれ、未だに質量を求める僕の後孔が、ひくひくとうごめいた。
「変なとこ……誠実だね」
「民人くんの前では、良い顔したいんだよ、俺は」
振り向くと、額に大助の口づけが落ちる。

また、身体を洗わないといけない羽目になってしまった……とはいえ、求めた僕も同罪だ。
成人男性が2人入る大きさには設計されていない浴室は、とにかく手狭で密着せざるを得ない。
とはいえ、別々に入るのも勿体なくて……事後の甘ったるい余韻を、二人で堪能していた。

今日はもうゴム無くなったから終わりだよ。
ナマでする話をしたからか、僕の背中を流しながら、念押しみたいに大助は言う。

手狭な湯船につかると、お湯はほとんど出て行ってしまいそうで。
二人で重なるようにすれば、なんとか身体を押し込められた。
「いろんな意味できついけど」
「あはは、さすがにちょっと大人二人は……無理矢理すぎたね」
「俺が卒業してお金稼げるようになったら、もっと広い風呂の部屋に引っ越そうか」
「何年後の話だよ」
そんな将来まで、一緒に居ることが当たり前だと思ってるのか。
そのとき、僕たちはどんな関係でいるんだろう。
「三年後? あっという間だよ。この四年間も一瞬だった」
「まあ……そのとき考えるか」
にしても。
大助に抱き留められる形で湯船につかると、彼の胸元に、僕がベッドで散らした痕が目に入る。
それが愛おしくて、ついついうっとりと指でなぞってしまう。
「民人くん、あのさ……くすぐったいし、それどういう感情でやってるの?」
「え? あ、ごめん、つい……」
「ごめんじゃなくて。……それに、ずっとシたかったって言ってたけど、それは誰でも良いからセックスしたかったって意味? それとも俺とシたかったの?」
大助にはもう、少しだけ、僕の気持ちが透けて見えているようで。
「い、言いたくない」
ここで嘘でも否定できないのが、僕の弱い所だと思う。

大助と目を合わせられない僕をみて、大助はため息をつく。
「言いたくなるまで待つよ……もうわかってると思うけど俺、セフレで終わるつもり無いからね」
顎をくい、と持ち上げられて、真剣な表情の大助と目が合う。
「……ずるい」
気持ちをぶつけられたら、簡単に揺らいでしまいそうだ。
このまま大助にのまれてしまえば楽なのに。
「こっちのセリフだよ、こんな生殺し」

でも今言ったら、流されちゃいそうで。

「……一ヶ月」
「ん?」
「一ヶ月、エッチ我慢できたら、考えてみる」
「え?」
僕の提案に、大助はきょとんとする。
「そんな簡単でいいの? 俺、民人くんに触れるの……どれだけ我慢してきたと思う?」
きっとその提案は、大助への牽制のように思われたのだろうけど。
「違う、大助ががまんできても、僕が耐えられない……今だって、欲しくてたまらない」
「民人くん……」
大助の身体をなぞると、彼が僕の手を制止する。

「大助とエッチしたいだけなのか、心まで繋がりたいのか、ハッキリさせたい。我慢できたら、認める、大助が好きだって」
「……わかった」
僕の身体を持ち上げて、湯船からざぶん、と立ち上がる。
それから、僕の首筋に唇を這わせた。
「セックスはしない。……でも、俺はこうやって民人くんのこと愛し続けるのは止めないから。一ヶ月後、楽しみにしてるよ」
「んっ……ど、どこまでOK……? ひとりエッチは?」
「自分で言っておいて……ひとりでもイっちゃ駄目だよ」

自分で啖呵を切っておきながら、やや先が思いやられる。
なにせ、自分の自制心のなさに端を発した関係なのだから。



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