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第2章 現実と仮想現実
第171話 お前の役目は
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今回の話は、トーマ視点となります。
次からは、またアキに視点が戻ります。
――――――――――――――――
「あいつ、何してんだ?」
視界の端に見える姿に、俺は急ぐ足を止めた。
薄紅の髪を風になびかせ、拠点の裏の方へと向かっていくアキの姿が見えたからだ。
「一緒にいんの……あん時のやつやんか」
そう気付くと同時に、妙に気分がざわつく。
……不味いことになんじゃねぇか?
「作業場に向かうんはスミスに任せっか。それよかこっちのが危ねぇ」
念話で短く事情を話し、つま先で地面を捩るように向きを変える。
確かアキはこっちの方に……。
「おったおった」
新しく建てられた木像の建物の角を曲がり、日陰になっている裏側で、その姿を視界に捉える。
そこですぐ飛び出すのもどうかと思い、一旦見えないように屋根の上へと音を立てず飛び乗った。
「……で、謝罪って?」
「あー、そうだよ。ほら、お前らもでてこいって」
盗み見るように見ていた先で、軽薄そうな笑みを浮かべたまま男が手を振ると、男の後ろから4人ほど人が現れた。
……気配が読めなかった?
そう思うほどに……確かに見ていたはずの場所から、浮かび上がるように人影が現れたように見えた。
「なんや……あいつら……」
「ハインディング。<PK>ってスキルを持ってると、やりやすくなる技術だぜ。しかし、こうも予想通りとは」
「――ッ!?」
突如真横に現れた影に驚き、息を呑むと同時にその場を飛び退く。
幸い音を立てずに飛べるほどの理性は残っていたが……誰だ。
「ははっ。まぁ、驚くだろうな。……久しぶり、トーマ」
「……誰だ?」
「おいおいおいおい、忘れられるのは寂しいぜ? そりゃこのゲームでは初対面だけどよ」
「……もしかして名無し、か?」
「正解だ。さすがトーマ」
「お前も相変わらずだな」
こいつは、誰かに説明できるような特徴がない。
強いて言えば、普通すぎるのが特徴というやつか。
何をやらせても平均的。
得意も無ければ苦手も無い。
ただし、その気配が普通過ぎて、気付いたらその場に溶け込んでいて、気付けない。
違和感を探すことでしか見つけられない、異常なまでの普通すぎる存在。
「名無し、ここで何をやってる」
「おっとトーマ。このゲームじゃ名無しじゃないぜ。ウォンって名前にしてる。そっちで呼びな」
「……よく似た名前を知ってるが、知り合いか?」
「ご明察。ビジネスパートナーさ」
名無し……ウォンは、よくありふれた声で、よくありふれた笑顔を見せる。
口調も話のテンポも、あの頃……以前別のゲームで組んでいた時と全く変わらない。
だからだろうか、どうにもこいつの前では口調が作りにくいのは。
「そんなことよりも、トーマ。あの子が危ないぞ」
「なっ!?」
「ただ、飛び出すなよ? いくらお前でも、あの数じゃ無理だぜ」
「いや、けど」
「いいから。今は何があっても堪えろ。お前の役目はこっちじゃないんだ」
「……俺の役目?」
その呟きに、ウォンは小さく頷いて、視線を下へと落とす。
動きに釣られるように地面へと見下ろせば……アキが背後から殴られ、意識を狩り取られていた。
そして、殴った男に身体を担ぎ上げられ……。
「……クソが」
「落ち着け、トーマ」
「落ち着いてなんてっ!」
「良いから黙れ。あの子については心配いらない。運ばれる場所も、状況も、すでに把握済みだ」
「……っ! 分かったよ……!」
立ち上がったまま歯を食いしばり、わざとゆっくりと息を吐く。
そのおかげで少しだけ落ち着くことができた俺は、音を立てないようゆっくりと屋根へ腰を下ろした。
もうすでに、あいつらの姿は見えない。
「教えろ。どういう状況だ」
「PK連中が、この拠点を襲う算段を付けてる。あの子を狙ったのは、生産連中の支柱を砕くのと、怨恨だろうぜ」
「片方は分かるが、怨恨?」
「あぁ、そっちはうちの2人が手を貸した件だ。トーマも知ってるだろ? 森でPKに襲われたって話」
「アレか。詳しくは聞いてないが……」
「あの子の拉致依頼をNPCに受けてたみたいだな。ただ、抵抗されて失敗扱いになり、違約金やら評価低下なんか色々あったらしいぜ?」
なるほど、それで怨恨か。
正直、PK共の自業自得だが……PKってのはプライドが高いやつも多い。
そんなやつらが、たかが生産職の女の子ひとり攫うこともできないってのは……まぁ、評判は下がるな。
NPCだけじゃなく、特にPK連中には馬鹿にされるだろうよ。
「それで、俺の役目ってのはなんだよ」
「あぁ、お前はこっちの防衛をどうにかしてくれ。あの子のパーティーメンバーってことなら、まだ話も聞いてもらえるだろうし」
「……仕方ねぇな。りょーかい。大体いつくらいになりそうなんや?」
「あー、人が多いタイミングを狙うだろうし、今週末だと思うぜ?」
週末……今日が金曜だから、明日明後日!?
待て待て、早すぎんぜ……!?
「さすがに明日明後日ってのはきつくねーか!?」
「人が多い時間を狙うだろう。じゃないとPKにうまみがないからな」
「つーことは……夕方から夜にかけて、か」
「ああ。それに暗い方があいつらに取っては有利だ」
……つくづく面倒な相手だな。
ってことは、俺はそれまでに話を付けて、防衛の準備か。
間に合う……か?
「なぁに、お前なら出来るだろ」
「はっ。簡単に言いやがるな」
「当たり前だろ? トーマ、お前だから任せれるんだぜ」
ウォンは、当たり前のように軽い声で、俺にそう言い放つ。
やっぱりお前は俺を、そうやって信頼してくれるのか。
あれからもう数年以上経ってるってのに、変わらずに。
まるで、アキみたいだな……なんて思って、少しだけ笑いそうになる。
「りょーかい。……任せとけよ」
「ああ。こっちは任せたぜ」
「その代わり」
「分かってる。あっちは俺らに任せろ」
その言葉に、「はっ」と鼻で笑いながら、お互いに軽く手を叩き合わせる。
……やれんことはない。
「……俺、だからな」
次からは、またアキに視点が戻ります。
――――――――――――――――
「あいつ、何してんだ?」
視界の端に見える姿に、俺は急ぐ足を止めた。
薄紅の髪を風になびかせ、拠点の裏の方へと向かっていくアキの姿が見えたからだ。
「一緒にいんの……あん時のやつやんか」
そう気付くと同時に、妙に気分がざわつく。
……不味いことになんじゃねぇか?
「作業場に向かうんはスミスに任せっか。それよかこっちのが危ねぇ」
念話で短く事情を話し、つま先で地面を捩るように向きを変える。
確かアキはこっちの方に……。
「おったおった」
新しく建てられた木像の建物の角を曲がり、日陰になっている裏側で、その姿を視界に捉える。
そこですぐ飛び出すのもどうかと思い、一旦見えないように屋根の上へと音を立てず飛び乗った。
「……で、謝罪って?」
「あー、そうだよ。ほら、お前らもでてこいって」
盗み見るように見ていた先で、軽薄そうな笑みを浮かべたまま男が手を振ると、男の後ろから4人ほど人が現れた。
……気配が読めなかった?
そう思うほどに……確かに見ていたはずの場所から、浮かび上がるように人影が現れたように見えた。
「なんや……あいつら……」
「ハインディング。<PK>ってスキルを持ってると、やりやすくなる技術だぜ。しかし、こうも予想通りとは」
「――ッ!?」
突如真横に現れた影に驚き、息を呑むと同時にその場を飛び退く。
幸い音を立てずに飛べるほどの理性は残っていたが……誰だ。
「ははっ。まぁ、驚くだろうな。……久しぶり、トーマ」
「……誰だ?」
「おいおいおいおい、忘れられるのは寂しいぜ? そりゃこのゲームでは初対面だけどよ」
「……もしかして名無し、か?」
「正解だ。さすがトーマ」
「お前も相変わらずだな」
こいつは、誰かに説明できるような特徴がない。
強いて言えば、普通すぎるのが特徴というやつか。
何をやらせても平均的。
得意も無ければ苦手も無い。
ただし、その気配が普通過ぎて、気付いたらその場に溶け込んでいて、気付けない。
違和感を探すことでしか見つけられない、異常なまでの普通すぎる存在。
「名無し、ここで何をやってる」
「おっとトーマ。このゲームじゃ名無しじゃないぜ。ウォンって名前にしてる。そっちで呼びな」
「……よく似た名前を知ってるが、知り合いか?」
「ご明察。ビジネスパートナーさ」
名無し……ウォンは、よくありふれた声で、よくありふれた笑顔を見せる。
口調も話のテンポも、あの頃……以前別のゲームで組んでいた時と全く変わらない。
だからだろうか、どうにもこいつの前では口調が作りにくいのは。
「そんなことよりも、トーマ。あの子が危ないぞ」
「なっ!?」
「ただ、飛び出すなよ? いくらお前でも、あの数じゃ無理だぜ」
「いや、けど」
「いいから。今は何があっても堪えろ。お前の役目はこっちじゃないんだ」
「……俺の役目?」
その呟きに、ウォンは小さく頷いて、視線を下へと落とす。
動きに釣られるように地面へと見下ろせば……アキが背後から殴られ、意識を狩り取られていた。
そして、殴った男に身体を担ぎ上げられ……。
「……クソが」
「落ち着け、トーマ」
「落ち着いてなんてっ!」
「良いから黙れ。あの子については心配いらない。運ばれる場所も、状況も、すでに把握済みだ」
「……っ! 分かったよ……!」
立ち上がったまま歯を食いしばり、わざとゆっくりと息を吐く。
そのおかげで少しだけ落ち着くことができた俺は、音を立てないようゆっくりと屋根へ腰を下ろした。
もうすでに、あいつらの姿は見えない。
「教えろ。どういう状況だ」
「PK連中が、この拠点を襲う算段を付けてる。あの子を狙ったのは、生産連中の支柱を砕くのと、怨恨だろうぜ」
「片方は分かるが、怨恨?」
「あぁ、そっちはうちの2人が手を貸した件だ。トーマも知ってるだろ? 森でPKに襲われたって話」
「アレか。詳しくは聞いてないが……」
「あの子の拉致依頼をNPCに受けてたみたいだな。ただ、抵抗されて失敗扱いになり、違約金やら評価低下なんか色々あったらしいぜ?」
なるほど、それで怨恨か。
正直、PK共の自業自得だが……PKってのはプライドが高いやつも多い。
そんなやつらが、たかが生産職の女の子ひとり攫うこともできないってのは……まぁ、評判は下がるな。
NPCだけじゃなく、特にPK連中には馬鹿にされるだろうよ。
「それで、俺の役目ってのはなんだよ」
「あぁ、お前はこっちの防衛をどうにかしてくれ。あの子のパーティーメンバーってことなら、まだ話も聞いてもらえるだろうし」
「……仕方ねぇな。りょーかい。大体いつくらいになりそうなんや?」
「あー、人が多いタイミングを狙うだろうし、今週末だと思うぜ?」
週末……今日が金曜だから、明日明後日!?
待て待て、早すぎんぜ……!?
「さすがに明日明後日ってのはきつくねーか!?」
「人が多い時間を狙うだろう。じゃないとPKにうまみがないからな」
「つーことは……夕方から夜にかけて、か」
「ああ。それに暗い方があいつらに取っては有利だ」
……つくづく面倒な相手だな。
ってことは、俺はそれまでに話を付けて、防衛の準備か。
間に合う……か?
「なぁに、お前なら出来るだろ」
「はっ。簡単に言いやがるな」
「当たり前だろ? トーマ、お前だから任せれるんだぜ」
ウォンは、当たり前のように軽い声で、俺にそう言い放つ。
やっぱりお前は俺を、そうやって信頼してくれるのか。
あれからもう数年以上経ってるってのに、変わらずに。
まるで、アキみたいだな……なんて思って、少しだけ笑いそうになる。
「りょーかい。……任せとけよ」
「ああ。こっちは任せたぜ」
「その代わり」
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「……俺、だからな」
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