転生魔女と聖獣フェンリル

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食堂に着いて私達は指定の席に着いた。
私達の食事は使用人も一緒になって食べる。

あっそういえば使用人達の紹介がまだだった！！

ここホワイト家の使用人は6人と少数だ。
だけどそれぞれが物凄く有能で、私達はとても信頼している。

いわゆる少数精鋭といったところかな。

メイドが三人、執事が二人、料理人が一人という構成になっている。

母と父は昔は冒険者だったみたいで、おばあちゃんとおじいちゃんが隠居するまでの間世界中を旅してたみたいで、その時に仲間にしたのがここにいる使用人達なんだって。

ちなみにおじいちゃんとおばあちゃんは隣国に住んでるらしい。

まだ一度もあったことないから会いたいなぁ。

ていうかなんで一緒に住んでないんだろう？

あっ話が逸れちゃったね！

とりあえず6人の使用人の名前とか性格とかについてお話しするね！

まずはメイドから紹介するね！
一人目は私とリロのお世話係のリリアン！
彼女はとても明るい性格で私とリロにとても甘い。
でも、時々有無を言わせないような雰囲気を漂わせるときがある。特にリロが悪戯をしたときとか…。だから、リリアンは怒らせちゃいけない人だと私は思っている。

髪はいつもポニーテールに縛っていて毎回リロが興味深々で揺れる髪を見つめている。
一回飛びついてしまい私の許可を取ってから別室にリロが連れてかれて、リロが帰って来た時、尻尾を腹につけてかなり怯えていた。かなり手酷く怒られてしまったみたい。あの時リロを連れ出していいかどうか許可を私に取る時の圧は凄かったな…

ちなみにリリアンの髪色と瞳は同じ色で明るめのブラウンだ。

次に兄のアレスと兄の番アリアのお世話係のフラン！
彼女はおっとりとした顔をしているのに、それに反して隙がない。いつもニコニコとしているが、何を考えているのか分からなくて正直ちょっと怖い。
あっでも、嫌いというわけではないよ！
料理上手でいつもお菓子を作っては私達にお菓子を食べさせてくれるし、どちらかというと大好きだ。

フランの髪はふわふわとした天然パーマで色は薄い紫色で、瞳は髪色よりも濃い目の紫だ。

これで紹介するメイドは最後かな。
最後に紹介するメイドはシュナと言って邸の管理を任されている。
シュナは邸の管理を一人でしていて、邸の中の掃除や庭の管理とかを一日で終わらせてしまう。
邸はかなり広いはずなのに一人で全部やってしまうので私はシュナを尊敬の眼差しで毎回見つめている。
あっでも、家具の配置の入れ替えや玄関に飾る花とかは母と一緒になってやっているよ！

感情があまり表情に出ないみたいで、ずっと無表情だけどお喋りが好きみたいで、お掃除が終わった後は母や他の使用人達とお喋りしている。

ちなみに邸の管理は自分から手をあげたみたいで、本来なら他の人達も掃除を一緒になってやるはずだったのにシュナが断って一人でやってるみたい。
というか、手伝おうにもその場所は既に終わってるという事が多々あり、逆にシュナの邪魔をしてしまう可能性があった為シュナ一人に邸の管理を任せることにしたみたい。

シュナの髪はショートヘアで淡い水色をしている瞳は左右色が違っていて、右が青色、左が緑色をしている。

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長くなっちゃったので、二つに分けます！