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6 〜アシュラン視点〜
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~神界(アシュラン)~
「うんうん、クロウドとランはちゃんと出会えたみたいだね!よかったよかった!それにしてもクロウド流石にその連れて行き方は駄目じゃないかなぁ~…あぁ、ラン気絶しちゃったじゃないか…」
僕は宮殿の庭にある池の水面から下界にいる2人の様子を見て無事に出会えた事にほっとし、クロウドの強引な連れ去り方で気絶したランが心配になりハラハラしてしまう
「まさか、30年出会えてなかっただけなのにここまでの執着を抱えてしまうとはなぁ~…」
夢中になって2人を見守っていると僕の隣に誰かが立っている気配を感じた
「ありゃ、アシュガルドいたんだね~どうかした?」
「兄上が彼女に手紙を送っていた時点で私はここに居ましたよ。それよりも良かったのですか?彼女に直接会って事情を話さなくて。」
「なかなか鬼畜なことを言うねアシュガルド!直接会って話せる訳ないじゃないか…その話すべき事情がほぼ嘘なんだから…初めてつく嘘を直接会ってするなんて僕には出来ないよ…」
僕はアシュガルドのなかなかに鬼畜な発言に水面から目を離し情けない顔をしながらアシュガルドの方を見てそう言った
「…一応聞いておくのですが彼女が天寿を全うする迄見守ると言う言葉も嘘だったのですか?」
ストレートな発言に僕はぎくっとする
それに僕の心を見透かすような視線に僕は観念した
「そのつもりではいたんだよ…」
「…つもりだった?」
おうむ返ししてくるアシュガルドの圧に耐えかね、僕は叫ぶようにランを強制的にこの世界に連れてきた理由を言う
「だって仕方ないじゃないか!!まさか、あの子の飼い主が体調・栄養管理を徹底的に行ってあの子を御長寿猫としてギネス新記録を更新する未来が見えてしまったんだから!!38歳より長く生きるなんてこの世界にくる頃にはクロウドは少なくとも1140歳になっているだよ!!そんな事になったらクロウドは番狂いになって堕ちてしまう!!だから強制的に連れてきたんだ…」
そう言い切ると僕はうわぁんと顔を両手で覆い体育座りで蹲る
「なるほど。しかし、天寿まで見守るといった割には結構早くに連れてきましたね」
僕の行動は一切スルーで新たな質問をするアシュガルドを睨みつける僕
「今日なんか冷たくない?」
「兄上が勝手なことをするからです。ちゃんと説明して下さい。」
まぁ、確かに僕の独断だったけど…
「…ランの長生きは、ランを地球に送った奴が関わっていると思ったんだ。だから、予知して直ぐに連れてきた」
目を見開くアシュガルドに僕はさらに続ける
「あいつがランを地球に送った際に何かしらの魔法を行使した可能性がある。ランの様子を見る限り今のところは大丈夫そうだが…あいつは見つかったか?」
「いえ…申し訳ございません。私の管理が甘かったせいで」
「いや、そこはもう気にしてない。多分あいつが何処に行ったかは大体予想はつくからな」
「まぁ、きっとあそこでしょうけど…それでも捕まえられなかったのは私の落ち度でしょう」
「…お前はそうやって自分を直ぐに卑下するのはやめた方がいいぞ。
あぁ、そうだアシュガルドに伝えなきゃいけない事があったんだった」
「…なんでしょう」
僕の注意に少し不満気な顔をしたが僕の真剣な眼差しで文句の言葉を飲み込んだようだ
「天狐族からの報告で奴等に不穏な動きがあるそうだ。」
「…まさか!?このタイミングでですか?」
「…もしかしたら僕が予知する事も想定しての行動なのかもしれない
アシュガルドあれは完成しそうか?」
「あともう少しで出来ます」
「分かった。アシュガルド、君はそれの完成にしばらく集中してくれ」
「わかりました。それでは失礼します」
きっと奴らの狙いはラン
クロウドを番狂いに落とすため
「…絶対にお前らの好きにはさせない」
地面の下を睨みつけて僕はそう呟いた
「うんうん、クロウドとランはちゃんと出会えたみたいだね!よかったよかった!それにしてもクロウド流石にその連れて行き方は駄目じゃないかなぁ~…あぁ、ラン気絶しちゃったじゃないか…」
僕は宮殿の庭にある池の水面から下界にいる2人の様子を見て無事に出会えた事にほっとし、クロウドの強引な連れ去り方で気絶したランが心配になりハラハラしてしまう
「まさか、30年出会えてなかっただけなのにここまでの執着を抱えてしまうとはなぁ~…」
夢中になって2人を見守っていると僕の隣に誰かが立っている気配を感じた
「ありゃ、アシュガルドいたんだね~どうかした?」
「兄上が彼女に手紙を送っていた時点で私はここに居ましたよ。それよりも良かったのですか?彼女に直接会って事情を話さなくて。」
「なかなか鬼畜なことを言うねアシュガルド!直接会って話せる訳ないじゃないか…その話すべき事情がほぼ嘘なんだから…初めてつく嘘を直接会ってするなんて僕には出来ないよ…」
僕はアシュガルドのなかなかに鬼畜な発言に水面から目を離し情けない顔をしながらアシュガルドの方を見てそう言った
「…一応聞いておくのですが彼女が天寿を全うする迄見守ると言う言葉も嘘だったのですか?」
ストレートな発言に僕はぎくっとする
それに僕の心を見透かすような視線に僕は観念した
「そのつもりではいたんだよ…」
「…つもりだった?」
おうむ返ししてくるアシュガルドの圧に耐えかね、僕は叫ぶようにランを強制的にこの世界に連れてきた理由を言う
「だって仕方ないじゃないか!!まさか、あの子の飼い主が体調・栄養管理を徹底的に行ってあの子を御長寿猫としてギネス新記録を更新する未来が見えてしまったんだから!!38歳より長く生きるなんてこの世界にくる頃にはクロウドは少なくとも1140歳になっているだよ!!そんな事になったらクロウドは番狂いになって堕ちてしまう!!だから強制的に連れてきたんだ…」
そう言い切ると僕はうわぁんと顔を両手で覆い体育座りで蹲る
「なるほど。しかし、天寿まで見守るといった割には結構早くに連れてきましたね」
僕の行動は一切スルーで新たな質問をするアシュガルドを睨みつける僕
「今日なんか冷たくない?」
「兄上が勝手なことをするからです。ちゃんと説明して下さい。」
まぁ、確かに僕の独断だったけど…
「…ランの長生きは、ランを地球に送った奴が関わっていると思ったんだ。だから、予知して直ぐに連れてきた」
目を見開くアシュガルドに僕はさらに続ける
「あいつがランを地球に送った際に何かしらの魔法を行使した可能性がある。ランの様子を見る限り今のところは大丈夫そうだが…あいつは見つかったか?」
「いえ…申し訳ございません。私の管理が甘かったせいで」
「いや、そこはもう気にしてない。多分あいつが何処に行ったかは大体予想はつくからな」
「まぁ、きっとあそこでしょうけど…それでも捕まえられなかったのは私の落ち度でしょう」
「…お前はそうやって自分を直ぐに卑下するのはやめた方がいいぞ。
あぁ、そうだアシュガルドに伝えなきゃいけない事があったんだった」
「…なんでしょう」
僕の注意に少し不満気な顔をしたが僕の真剣な眼差しで文句の言葉を飲み込んだようだ
「天狐族からの報告で奴等に不穏な動きがあるそうだ。」
「…まさか!?このタイミングでですか?」
「…もしかしたら僕が予知する事も想定しての行動なのかもしれない
アシュガルドあれは完成しそうか?」
「あともう少しで出来ます」
「分かった。アシュガルド、君はそれの完成にしばらく集中してくれ」
「わかりました。それでは失礼します」
きっと奴らの狙いはラン
クロウドを番狂いに落とすため
「…絶対にお前らの好きにはさせない」
地面の下を睨みつけて僕はそう呟いた
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