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第2章 出会い
第8話 三つ編みと銃撃戦
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晴はなんだか力が抜けてしまい、飛行機のソファに沈み込んでいた。ティナは立ったまま、革民党本部の方をじっと見つめている。
すると、運転席の椅子の下あたりでもぞもぞと何かが動いた。
「まったくもう……、こんなのは二度とごめんですよ。死ぬかと思った……」
言いながら現れたのは茶髪の少女だった。狭いところに入り込んでいたからか、一本の三つ編みに束ねた茶髪が乱れている。革民党の領地に侵入した親王派であるため、身を隠していたのだ。
「制空局にロックオンされてます。運転代わってください」
「よし」
少女はそう言ってティナと入れ替わり、晴のいる後部座席のソファにやってきた。中学生くらいだろうか、可愛らしい顔にキリッとした大きな目が特徴的である。
「セオシュ、それをしっかり見ておいてくれよ」
運転席にドスンと腰を下ろしたティナは、晴をそれ呼ばわりでセオシュと呼ばれた少女に託した。
セオシュにじっと見つめられ、落ち着かない晴はそわそわと目を泳がせる。
「この方が、ボンド様の?」
「ああ。ロユンから奪ってきた」
「奪ってきたって、まさか何の説明もしないで連れてきたんですか?」
「…………」
ティナの返事がない。セオシュは呆れてため息をつくと、改めて晴に声をかけた。
「はぁ、本当にすみません。びっくりしましたよね」
「ああ、まあ」
「あなたのお名前を聞いても良いですか?」
「えっと……」
晴の間の抜けた返事に、勘違いしたセオシュが慌てて言った。
「すみません、先にこちらが名乗るべきでしたね。私はセオシュといいます。こっちは私の師匠のティナです。……ティナ、自己紹介はしたんですよね?」
「してない」
「しなさいよ……。本当困った人ですが、ちょっと力が強くて不器用なだけで、悪い人ではないので安心してください」
セオシュは晴を安心させようと微笑んだ。
「とりあえず、もう顔を隠さなくても大丈夫ですよ。私もティナも、あなたの事情は知っているので」
小ぶりなセオシュの手のひらで、晴のフードがそっと外される。トキの荒っぽい行動を思い出して、晴は無意識にビクッと反応してしまった。
(……すごく、怯えてる)
晴の境遇を思い、セオシュの心はぎゅっと締め付けられた。同時に、晒された晴の瞳に見入ってしまう。
(ほんとに銀色だ)
セオシュはぼんやりとそれを見つめていたが、晴の後ろ、飛行機の背後から迫る追っ手に気がついてハッと体を強張らせた。
「ティナ、制空機が来ました。撃って来ますよ!!」
「わかった。準備しろ」
「はい。……激しく動くので、ベルトをしてしっかり掴まっていてくださいね」
晴を気遣い声をかけてから、セオシュは飛行機の後方に備わった機関銃をいじり始めた。機体に固定された大型の銃は、見るからにかなりの威力が出そうだ。
数台の飛行機が猛スピードで迫っている。革民党の組織・制空局の機体である制空機だ。
親王派と革民党が互いの陣地を侵すのは重罪であり、ティナとセオシュは親王派の身。ロユンの招待があったとはいえ、晴を無断で横取りしてきたために追われているのである。
(もう……ほんと、なんなの!?)
そんな事情を知る由もない晴は、とりあえず言われた通りにしっかりとベルトを締め、ソファの背もたれにある取手に掴まった。
次の瞬間、追っ手の飛行機が銃撃を始めた。屋根がないので、弾が直接機内に降り注いでくる。
後方を確認したティナが舌なめずりをして、勢いよく操縦桿を動かす。すると機体が大きく傾いた。
「うわっ!?」
狙いを外れた弾が通り過ぎていく。
攻撃を避けるためとはいえ、あまりにも荒い運転である。とんでもない絶叫マシンに乗せられた気分だ。振り落とされそうになった晴は必死にしがみついていた。
「まだか!?」
「もう少しです!!」
激しい銃声の中、ティナとセオシュが大声で会話する。ぐわんぐわんと揺れ動く機内で、セオシュは絶妙なバランスで体を固定し、ずっと銃を操作していた。
すると、このままでは仕留められないと悟ったのか、制空機たちは陣形を変えた。そして複数の軌道で銃を乱射し始めた。
「チッ……」
その場で傾いたり、少し動くだけでは弾を受けてしまう。ティナは舌打ちしながら大きく旋回し、ギリギリのところで弾を避けた。
しかしそれにも限界がある。敵は複数。1機のみで張り合い続けるのは厳しい。セオシュが必死に反撃の準備をしているが、まだ時間がかかる。
そんなとき、敵が放った銃弾のひとつが晴めがけてまっすぐ飛んできた。大きく動いた直後であり、機体ごと避けるのは難しい。晴自身も危険を感じながらも、身がすくんで動けなかった。
「あっ…………」
死を感じた晴と、手を止めて顔をあげたセオシュの目に、弾はスローモーションに映った。
しかし、弾は晴には当たらなかった。
「フンッ!!!」
次の瞬間、ティナが運転席から晴の顔の前に手を出し、銃弾を受け止めたからだ!
「!?」
「ええっ!?」
弾がシューッと音を立て、細い煙を上げている。勢いを失ってティナの手のひらに落ち着いたそれは、ギュッと握り潰されて粉々になり、指の隙間から滑り落ちた。
晴とセオシュは、何が起きたのか理解するのに数秒かかった。そして、それは敵も同じ。
「い、今……確かに当たりましたよね?」
革民党本部の一角にある制空局。モニターに、制空機からリアルタイムで送られてくる映像が表示されている。それを見ていた局員の1人が困惑して言った。
「『狙いは正確だった。銃弾が標的に当たる直前で、“鎧”が手掴みで止めたんだ。すごいな。俺にもできるかな』……すごいなじゃない!! 銃弾を手で止めるなんて……そんなことあり得るの!?」
その隣でモニターを見ていたトキは、黙って映像に注目するマオの言葉を通訳しながら悔しがった。髪が揺れ、ロユン、マオとお揃いの黒いピアスがトキの耳から覗く。
「ぼーっとしてないで、もっと撃ち込め!! 早く!!」
トキが制空機の乗員に無線で怒鳴りつける。そしてふぅっと息を吐くと、隣にいるマオの方を向いて言った。
「……あんたは真似するんじゃないよ。痛い思いするだけだから」
「さぁ、そろそろ反撃の準備ができたんじゃないか?」
無傷の手のひらから屑を振り落としながら、ティナはニヤリと笑った。
(この人、こんなこともできたのか……)
信じられないと目を疑いながらも、気を取り直したセオシュが銃に手をかける。
「はい、いけます」
2人が目を合わせたのを合図に、ティナが大声で叫ぶ。
「よし、ぶっ放せ!!!」
セオシュはスコープを覗き込むと、再び向かって来ていた無数の銃弾を全て相打ちにした。そして敵の攻撃を待たず、強い衝撃を放つ爆発弾を発射する。
それは数台の制空機のうちの一機に当たって激しく爆発し、衝撃波が他の機体を飲み込んだ。
制空機たちは完全に安定感を失い、それ以上追ってくることはなかった。
「よっしゃぁぁ!!!」
ティナが運転席で歓声を上げる。スコープから顔を離したセオシュもほっと息を吐いた。
「……みんな、殺しちゃったの?」
攻撃が止んだことに安心したのち、晴は思わずそんな台詞をこぼしてしまった。
「大丈夫、あの爆発はただの目眩しですから。毒でも炎でもありません」
「それに、本当に殺すつもりならもっと威力が出る銃積んでくるさ」
セオシュの説明に、ティナが言葉を選ばずに付け足す。
「またそんなこと言って……。まあ機体が墜落しても、彼らなら脱出してると思いますよ。そう簡単にやられる人たちじゃありませんし」
にこりと笑ったセオシュの後ろで、役目を終えた銃口からもうもうと煙が立ち昇っていた。
すると、運転席の椅子の下あたりでもぞもぞと何かが動いた。
「まったくもう……、こんなのは二度とごめんですよ。死ぬかと思った……」
言いながら現れたのは茶髪の少女だった。狭いところに入り込んでいたからか、一本の三つ編みに束ねた茶髪が乱れている。革民党の領地に侵入した親王派であるため、身を隠していたのだ。
「制空局にロックオンされてます。運転代わってください」
「よし」
少女はそう言ってティナと入れ替わり、晴のいる後部座席のソファにやってきた。中学生くらいだろうか、可愛らしい顔にキリッとした大きな目が特徴的である。
「セオシュ、それをしっかり見ておいてくれよ」
運転席にドスンと腰を下ろしたティナは、晴をそれ呼ばわりでセオシュと呼ばれた少女に託した。
セオシュにじっと見つめられ、落ち着かない晴はそわそわと目を泳がせる。
「この方が、ボンド様の?」
「ああ。ロユンから奪ってきた」
「奪ってきたって、まさか何の説明もしないで連れてきたんですか?」
「…………」
ティナの返事がない。セオシュは呆れてため息をつくと、改めて晴に声をかけた。
「はぁ、本当にすみません。びっくりしましたよね」
「ああ、まあ」
「あなたのお名前を聞いても良いですか?」
「えっと……」
晴の間の抜けた返事に、勘違いしたセオシュが慌てて言った。
「すみません、先にこちらが名乗るべきでしたね。私はセオシュといいます。こっちは私の師匠のティナです。……ティナ、自己紹介はしたんですよね?」
「してない」
「しなさいよ……。本当困った人ですが、ちょっと力が強くて不器用なだけで、悪い人ではないので安心してください」
セオシュは晴を安心させようと微笑んだ。
「とりあえず、もう顔を隠さなくても大丈夫ですよ。私もティナも、あなたの事情は知っているので」
小ぶりなセオシュの手のひらで、晴のフードがそっと外される。トキの荒っぽい行動を思い出して、晴は無意識にビクッと反応してしまった。
(……すごく、怯えてる)
晴の境遇を思い、セオシュの心はぎゅっと締め付けられた。同時に、晒された晴の瞳に見入ってしまう。
(ほんとに銀色だ)
セオシュはぼんやりとそれを見つめていたが、晴の後ろ、飛行機の背後から迫る追っ手に気がついてハッと体を強張らせた。
「ティナ、制空機が来ました。撃って来ますよ!!」
「わかった。準備しろ」
「はい。……激しく動くので、ベルトをしてしっかり掴まっていてくださいね」
晴を気遣い声をかけてから、セオシュは飛行機の後方に備わった機関銃をいじり始めた。機体に固定された大型の銃は、見るからにかなりの威力が出そうだ。
数台の飛行機が猛スピードで迫っている。革民党の組織・制空局の機体である制空機だ。
親王派と革民党が互いの陣地を侵すのは重罪であり、ティナとセオシュは親王派の身。ロユンの招待があったとはいえ、晴を無断で横取りしてきたために追われているのである。
(もう……ほんと、なんなの!?)
そんな事情を知る由もない晴は、とりあえず言われた通りにしっかりとベルトを締め、ソファの背もたれにある取手に掴まった。
次の瞬間、追っ手の飛行機が銃撃を始めた。屋根がないので、弾が直接機内に降り注いでくる。
後方を確認したティナが舌なめずりをして、勢いよく操縦桿を動かす。すると機体が大きく傾いた。
「うわっ!?」
狙いを外れた弾が通り過ぎていく。
攻撃を避けるためとはいえ、あまりにも荒い運転である。とんでもない絶叫マシンに乗せられた気分だ。振り落とされそうになった晴は必死にしがみついていた。
「まだか!?」
「もう少しです!!」
激しい銃声の中、ティナとセオシュが大声で会話する。ぐわんぐわんと揺れ動く機内で、セオシュは絶妙なバランスで体を固定し、ずっと銃を操作していた。
すると、このままでは仕留められないと悟ったのか、制空機たちは陣形を変えた。そして複数の軌道で銃を乱射し始めた。
「チッ……」
その場で傾いたり、少し動くだけでは弾を受けてしまう。ティナは舌打ちしながら大きく旋回し、ギリギリのところで弾を避けた。
しかしそれにも限界がある。敵は複数。1機のみで張り合い続けるのは厳しい。セオシュが必死に反撃の準備をしているが、まだ時間がかかる。
そんなとき、敵が放った銃弾のひとつが晴めがけてまっすぐ飛んできた。大きく動いた直後であり、機体ごと避けるのは難しい。晴自身も危険を感じながらも、身がすくんで動けなかった。
「あっ…………」
死を感じた晴と、手を止めて顔をあげたセオシュの目に、弾はスローモーションに映った。
しかし、弾は晴には当たらなかった。
「フンッ!!!」
次の瞬間、ティナが運転席から晴の顔の前に手を出し、銃弾を受け止めたからだ!
「!?」
「ええっ!?」
弾がシューッと音を立て、細い煙を上げている。勢いを失ってティナの手のひらに落ち着いたそれは、ギュッと握り潰されて粉々になり、指の隙間から滑り落ちた。
晴とセオシュは、何が起きたのか理解するのに数秒かかった。そして、それは敵も同じ。
「い、今……確かに当たりましたよね?」
革民党本部の一角にある制空局。モニターに、制空機からリアルタイムで送られてくる映像が表示されている。それを見ていた局員の1人が困惑して言った。
「『狙いは正確だった。銃弾が標的に当たる直前で、“鎧”が手掴みで止めたんだ。すごいな。俺にもできるかな』……すごいなじゃない!! 銃弾を手で止めるなんて……そんなことあり得るの!?」
その隣でモニターを見ていたトキは、黙って映像に注目するマオの言葉を通訳しながら悔しがった。髪が揺れ、ロユン、マオとお揃いの黒いピアスがトキの耳から覗く。
「ぼーっとしてないで、もっと撃ち込め!! 早く!!」
トキが制空機の乗員に無線で怒鳴りつける。そしてふぅっと息を吐くと、隣にいるマオの方を向いて言った。
「……あんたは真似するんじゃないよ。痛い思いするだけだから」
「さぁ、そろそろ反撃の準備ができたんじゃないか?」
無傷の手のひらから屑を振り落としながら、ティナはニヤリと笑った。
(この人、こんなこともできたのか……)
信じられないと目を疑いながらも、気を取り直したセオシュが銃に手をかける。
「はい、いけます」
2人が目を合わせたのを合図に、ティナが大声で叫ぶ。
「よし、ぶっ放せ!!!」
セオシュはスコープを覗き込むと、再び向かって来ていた無数の銃弾を全て相打ちにした。そして敵の攻撃を待たず、強い衝撃を放つ爆発弾を発射する。
それは数台の制空機のうちの一機に当たって激しく爆発し、衝撃波が他の機体を飲み込んだ。
制空機たちは完全に安定感を失い、それ以上追ってくることはなかった。
「よっしゃぁぁ!!!」
ティナが運転席で歓声を上げる。スコープから顔を離したセオシュもほっと息を吐いた。
「……みんな、殺しちゃったの?」
攻撃が止んだことに安心したのち、晴は思わずそんな台詞をこぼしてしまった。
「大丈夫、あの爆発はただの目眩しですから。毒でも炎でもありません」
「それに、本当に殺すつもりならもっと威力が出る銃積んでくるさ」
セオシュの説明に、ティナが言葉を選ばずに付け足す。
「またそんなこと言って……。まあ機体が墜落しても、彼らなら脱出してると思いますよ。そう簡単にやられる人たちじゃありませんし」
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