織畑ナズナの姐さん飯

KUROGANE Tairo

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織畑ナズナの姐さん飯-49[トマトと厚揚げの生姜炒め]

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 テーブルの上の大量のトマト。広げた新聞紙の上に並べられてました。キョウちゃんが小腹がすいたのか、1つとって食べて、もう1つ食べてました。

 しかし、彼女だけで食い尽くせる量ではありません。レンカも1つ食べて部屋に戻ったようですが、まだ1列もなくなっていません。

 そこの茶の間でテレビを見ているタマモ先輩は、生野菜嫌いなので視界にトマトを入れることすらぜず、買い置きのベビー〇ターラーメ〇を食べていました。

 テーブルの端ではサチコさんがまだトマトを並べています。彼女が言うには、

『(庭にトマト植えたら、ポンポンそだっちゃってねえ。聖天様の分は冷蔵コンテナに入れたけど、入りきらない分もってきたのよ。)』

 とのこと。

 どれだけ植えたんですか?聖天様のキャパ分保存して、余るって……。そもそもトマトって調子が出たらめっちゃ実るじゃないですか。しかも神世界の土壌でそれやったら、えらいことなりますよ。

 トマトの在庫に関してはやっと前回の貰い物の消費が終わっばかりなんですよね……稲荷世界(神世界)では腐ることはないのですが、このまま放置するのももったいないので今回もトマト料理となります。お付き合いください。

 たまにはお肉を使わないメインディッシュ[トマトと厚揚げの生姜炒め]を作っていきます。

[1]トマトを適当な大きさに切る
 小さすぎると炒めるときに崩れるので、ざっくり適当に。我が家ではポンコツパイセンが皮があると嫌だと駄々をこねたので、湯煎して皮むきしたものを使ってます。本来は、そのまま切ってつくります。

[2]厚揚げに熱湯をかけて油切りをする
 厚揚げをザルに置いて、熱湯をかけます。両面やります。表面の油を洗い流すようにかけてください。お湯を切って邪魔にならないとこに置きましょう。

[3]厚揚げを切る
 特に指定はないのですが、炒めるときに崩れにくいようにある程度厚みがあった方がいいでしょう。例としてはまず半分に切り、1センチ程の厚みで切っていく方法でしょうか。ちょっと厚めのお肉の切り落としのように。

[4]厚揚げをフライパンに入れる
 大き目のフライパンを推奨します。厚揚げが重ならないように入れていいましょう。

[5]生姜を溶かした麺つゆを入れる
 生姜はチューブ生姜、麺つゆは通常濃度で。厚揚げが人間で言うところの足湯状態になるくらいを目安に入れます。生姜の濃度はお好みで。

[6]優しく混ぜながら炒める
 木のヘラでゆっくり場所を入れ替えるように炒め、時々休んで煮詰めます。厚揚げに味がつくまで、繰り返します。

[7]トマトを入れて炒める
 こちらも[6]と同じ要領で炒めます。トマトが温まれば完成です。


 完成する頃には麺つゆが蒸発するタイミングを想定してますが、もし想定外に蒸発が早かった場合は途中追加を認めます。ガチ料理では禁じ手ですが、姐さん飯では合法です。それくらい気軽でいいんです。

 生姜風味の優しい味は、ご飯にのせても合います。

 肉が無いというなかれ。大豆からできた食品を使用しているので、筋トレのお供のプロテインメニューでもあるんです。ヘルシー&プロティン。謎キーワードですが、すごいということは伝わるでしょう。

 普段お肉メニューが多い人こそ、たまには大豆食品を代用した精進調理のようなメニューはいかがでしょうか。

 それではまた次回、よろしくお願いします。


【材料(3人前)】※は本文の工程を参照
トマト…2個
厚揚げ…2個(小さめだと3個いるかも)
麺つゆ(通常濃度)…適量※
チューブ生姜…適量※
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