織畑ナズナの姐さん飯

KUROGANE Tairo

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織畑ナズナの姐さん飯-89[ちぎりキャベツと胸肉の麺つゆ煮込み]

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[私は出来立て晩御飯に速攻でマキシ●ムをぶっかけました。]

 木の板にマジックで殴り書きされたそれを、首にぶら下げて廊下に正座の刑を受けていたのは、ポンコツパイセンこと、タマモ先輩。

 昨日の夕方から正座させたのですが、まったく反省してない(分かっていない)顔に腹がたったので、母から術の媒介用の石(ドッジボール大)を借りてきて膝の上に置いて反省時間延長中です。

 味が薄いから、あとから濃くしたい気持ちは分かるんですよ?

 でもね・・・私としては【その味で仕上げた】ものを出しているわけですから、一口も食べずに味変するのは全国の台所担当に失礼だと思いませんか?

「そんなに、味変したいならこれはどうかしら?」

 母がタマモ先輩の両頬をギュッと片手で掴んで無理やり開き、デスソースを数滴垂れ流しました。石分身で作ったマッチョマン(ブーメランパンツ着用型)に羽交い絞めさせながらです。

 噴き出るような汗と翻訳できない悲鳴で暴れようとしますが、しっかり固定されているので立ち上がることすら許されませんでした。

「ふふふ・・・おふくろの味の無許可改造はギルティよー。」

 叫ぶタマモ先輩の口の中に、笑顔でデスソースを追加する母。笑顔だけど目が笑っていない・・・笑えない状況。母も思うところがあるのでしょうね。

 さて、ことの発端となった昨日の料理は[ちぎりキャベツと胸肉の麺つゆ煮込み]でした。

 タマモ先輩の絶叫をBGMに作り方を説明します。

 まずは大き目のフライパンを準備することを推奨します。

 【油は引かずに、鶏胸肉の切り落としを並べていきます。】重ならないように広げましょう。

 【鶏胸肉が半身浴になるほどの水を入れます。】

 ここへ通常濃度の【麺つゆを入れましょう。】濃度倍率がことなるものを使用する場合は、調整してください。今回は薄味で仕上げるので、水分蒸発も考慮し、かすかに麺つゆの味がする程度の濃度で調整します。

 【キャベツをちぎって入れます。】手で適当にちぎってください。難しく考えずにイッツマイパワーです。ちぎりキャベツで蓋をするイメージで。火が通るとかさが減るので、多めに入れても問題ないでしょう。フライパンの蓋が閉まる範囲内であれば。

 【蓋をしてキャベツが柔くなるまで煮込んだら完成です。】火加減としては弱火(ちょっと強め)から中火程度ですね。長く煮込みすぎると、キャベツが溶けてしまいます。個人の好みもあるので、その当りは各自調整で。

 鶏胸肉への火の通りが心配なら、1つ取って確かめるのが手っ取り早いですね。たぶん、この煮込み方法と時間で生焼けというのはないと思いますが。

 薄味がどうしても・・・と言う場合は作った人に許可を得てから(←重要)、各自の皿の範囲で胡椒や醤油を追加して調整しましょう。

 ただ・・・ヘルシー志向として作る料理なので、濃厚な味付けで食べるのはどうかと思うところもあります。普段から濃い味に慣れてしまっている方は、健康の為にもこのような機会に薄味に舌をならすのも良いのではないのでしょうか?

 それではまた次回、よろしくお願いします。


【ちぎりキャベツと胸肉の麺つゆ煮込み・・・材料(2~3人前)】
※本文参照
鶏胸肉切り落とし…中パック1つ
キャベツ…半玉
麺つゆ(通常濃度)…適量※
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