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初転生&見習い冒険者編
母ちゃんが言ってた
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「あんだ達は何もんだ!? いぎなり爆発物撃ってきたど思ったら、人の上さ馬乗りになって興奮しで!? まさが魔王の使い!?」
どうしよう…話がどんどんまずい方向に進んでいく。
事の顛末を洗いざらい話されたら色々と面倒だ。
「ちょっとまずいですよアテナ様!! ただでさえややこしかったのにこじれにこじれて取り返しのつかないところまで進んじゃいましたよ!!」
「うむ…私は殺人未遂であんたは強姦未遂か…弁解は難しいわね!!」
「いや強姦とかやめてもらえます!? 否定はできませんが…」
とにかく、ここは早くこの子を説得せねば。
とりあえず笑顔で、なおかつ爽やかに。
さっきしていた事など忘れさせてしまうぐらいの気持ちでいこう。
幸い胸を揉んだ時はまだ気絶してたからなんとか言い訳は出来る。
一歩ずつ、笑顔で幼女の元へ歩みを進める俺。
たぶん誘拐犯はこうして幼女に近づくのかなとか思いつつ…
そうして、幼女の目の前で立ち止まり、幼女の目線に目線を合わせるようにして中腰になる。
「いやー怖い思いさせてごめんね。でもお兄ちゃん達は決して悪い人じゃ無くてね。魔王を…」
「黙れケダモノ!!」
「ヘブシッ!?」
快音を残して、幼女のビンタが俺の右頬に炸裂した。
ダメだ…聞く耳を持ってくれない。
まあそれが普通だけど…
てか幼女にビンタされた。
痛い…でもなんか…変な気持ちが心の奥から………はぁはぁ。
自分のマゾッ気に気づいたところで幼女を見る。
「母ちゃんが言ってだ。男っていう生きもんはみーんなもれなくケダモノだって!! 年中興奮してる猿だって!!」
お母さん、小さい子になんてこと吹き込んでんだ!!
もうダメだ…俺が何を言っても無理だ。
魔王を倒す以前にこんな足踏みをしてしまうなんて…
「はぁ…やっぱり強姦魔じゃ何言っても無理か。しょうがない私が説得するか」
「殺人未遂者の貴方に言われたく無いです。てかこの状況は無理ですよ。もう諦めてあらぬ噂が立つ前に遠くの街に行きましょうよ」
「嫌よそんなの!! 今日はゆっくりとお風呂に入ってフカフカの布団にくるまって寝たいのよ!!」
そう言って幼女に近づく悪魔…のような女神。
「………無理だと思うけどなぁ」
「ふふん…まあ見てなさい。女神のチカラは万能なのよ!!」
自信満々に女神様はそう言った。
どこから湧いて出てくんだよその自信…
「貴方は…この近くの町の子?」
「ふん…何を言っでもお前らの話なんが聞がねえがらな!!」
幼女の警戒心はMax状態だ。
殺されかけてるんだからそれも当然。
やっぱり無理か…と思ったその時である。
「ウワッ眩しい!!」
「なんだべなんだべこのひがりは!?」
ピカァァァァっとアテナは後光を照らし微笑んで。
そう…俺の前に初めて姿を現した時に出していたあの後光だ。
圧倒的な光の中で微笑む女神アテナ。
今まで毛ほども感じなかった“女神感”のようなものが凄く感じられる。
てか無駄に眩しい!!
「私は女神アテナ。天界の世界より参りました女神アテナです」
確かに空から降ってきましたけど、それは意図してなかった事だったはずでは?
「女神さま? …本物の女神様ですか?」
「ええ…正真正銘モノホンの女神です」
幼女はアテナの姿をただジッと見つめている。
どうやら信じているようだ。
まぁいきなり背後から後光出してる訳だから信じるのも当然か。
「だども…じゃあなんでいぎなりわだしを撃ったんですか!? 死にがけたんですげども…」
うむ、この幼女なかなか鋭いところを突いてくるな。
さてどう返す性悪女神…
「本当は撃つ気などありませんでした。ただ…久々の下界ゆえに気が動転してしまって…誤って“誤射”を…」
誤射…狙い定めて撃ってなかったけ?
撃った後“よし”とか言ってなかったっけ?
「私はとんでもない事をしてしまいました。すぐに天界に戻り自分を重く罰しなければなりません。この身を冷たい鎖につなぎ…牢獄に………オヨヨ」
涙を流しその場に座り込むアテナ。
…なんて臭い芝居だ。
まるでミュージカルでも見てるみたいだ。
涙まで流して…汚い大人はなんでもありで子供を騙すんだな………
「そんな…顔を上げてください女神様。 女神様が罰せられる事なんて無いですよ。私は貴方のあやまちを咎めだりはしませんがら」
汚い大人に騙される幼女…かわいそうに………
「ああ…私の罪を許すなんて…なんと寛大な少女なの。貴方にはきっとこの先大いなる幸運が舞い降りる事でしょう」
「ほんどですか!?」
幼女はアテナの言葉を信じて爛々と目を輝かせている
「本当よ。それと幸運ついでに…私たちを街まで案内してもらえるかしら。それと私たちお金が無いの…貴女の家に泊めてもらえるかしら」
「もちろんですよ…わだしのうぢまで案内します」
「本当~ありがとう~!!」
「……………」
幼女は俺たちを案内するために歩き出した。
「街まではすぐにつくんでわだしについてきてください」
俺はアテナの方を見た。
アテナは俺と目があうと、「ちょろ過ぎ”と言わんばかりのドヤ顔をした。
うわ~悪い顔してるな~…
うちの女神様は子供を騙す汚い大人…
この幼女にはこんな大人になってほしくないなぁ…
どうしよう…話がどんどんまずい方向に進んでいく。
事の顛末を洗いざらい話されたら色々と面倒だ。
「ちょっとまずいですよアテナ様!! ただでさえややこしかったのにこじれにこじれて取り返しのつかないところまで進んじゃいましたよ!!」
「うむ…私は殺人未遂であんたは強姦未遂か…弁解は難しいわね!!」
「いや強姦とかやめてもらえます!? 否定はできませんが…」
とにかく、ここは早くこの子を説得せねば。
とりあえず笑顔で、なおかつ爽やかに。
さっきしていた事など忘れさせてしまうぐらいの気持ちでいこう。
幸い胸を揉んだ時はまだ気絶してたからなんとか言い訳は出来る。
一歩ずつ、笑顔で幼女の元へ歩みを進める俺。
たぶん誘拐犯はこうして幼女に近づくのかなとか思いつつ…
そうして、幼女の目の前で立ち止まり、幼女の目線に目線を合わせるようにして中腰になる。
「いやー怖い思いさせてごめんね。でもお兄ちゃん達は決して悪い人じゃ無くてね。魔王を…」
「黙れケダモノ!!」
「ヘブシッ!?」
快音を残して、幼女のビンタが俺の右頬に炸裂した。
ダメだ…聞く耳を持ってくれない。
まあそれが普通だけど…
てか幼女にビンタされた。
痛い…でもなんか…変な気持ちが心の奥から………はぁはぁ。
自分のマゾッ気に気づいたところで幼女を見る。
「母ちゃんが言ってだ。男っていう生きもんはみーんなもれなくケダモノだって!! 年中興奮してる猿だって!!」
お母さん、小さい子になんてこと吹き込んでんだ!!
もうダメだ…俺が何を言っても無理だ。
魔王を倒す以前にこんな足踏みをしてしまうなんて…
「はぁ…やっぱり強姦魔じゃ何言っても無理か。しょうがない私が説得するか」
「殺人未遂者の貴方に言われたく無いです。てかこの状況は無理ですよ。もう諦めてあらぬ噂が立つ前に遠くの街に行きましょうよ」
「嫌よそんなの!! 今日はゆっくりとお風呂に入ってフカフカの布団にくるまって寝たいのよ!!」
そう言って幼女に近づく悪魔…のような女神。
「………無理だと思うけどなぁ」
「ふふん…まあ見てなさい。女神のチカラは万能なのよ!!」
自信満々に女神様はそう言った。
どこから湧いて出てくんだよその自信…
「貴方は…この近くの町の子?」
「ふん…何を言っでもお前らの話なんが聞がねえがらな!!」
幼女の警戒心はMax状態だ。
殺されかけてるんだからそれも当然。
やっぱり無理か…と思ったその時である。
「ウワッ眩しい!!」
「なんだべなんだべこのひがりは!?」
ピカァァァァっとアテナは後光を照らし微笑んで。
そう…俺の前に初めて姿を現した時に出していたあの後光だ。
圧倒的な光の中で微笑む女神アテナ。
今まで毛ほども感じなかった“女神感”のようなものが凄く感じられる。
てか無駄に眩しい!!
「私は女神アテナ。天界の世界より参りました女神アテナです」
確かに空から降ってきましたけど、それは意図してなかった事だったはずでは?
「女神さま? …本物の女神様ですか?」
「ええ…正真正銘モノホンの女神です」
幼女はアテナの姿をただジッと見つめている。
どうやら信じているようだ。
まぁいきなり背後から後光出してる訳だから信じるのも当然か。
「だども…じゃあなんでいぎなりわだしを撃ったんですか!? 死にがけたんですげども…」
うむ、この幼女なかなか鋭いところを突いてくるな。
さてどう返す性悪女神…
「本当は撃つ気などありませんでした。ただ…久々の下界ゆえに気が動転してしまって…誤って“誤射”を…」
誤射…狙い定めて撃ってなかったけ?
撃った後“よし”とか言ってなかったっけ?
「私はとんでもない事をしてしまいました。すぐに天界に戻り自分を重く罰しなければなりません。この身を冷たい鎖につなぎ…牢獄に………オヨヨ」
涙を流しその場に座り込むアテナ。
…なんて臭い芝居だ。
まるでミュージカルでも見てるみたいだ。
涙まで流して…汚い大人はなんでもありで子供を騙すんだな………
「そんな…顔を上げてください女神様。 女神様が罰せられる事なんて無いですよ。私は貴方のあやまちを咎めだりはしませんがら」
汚い大人に騙される幼女…かわいそうに………
「ああ…私の罪を許すなんて…なんと寛大な少女なの。貴方にはきっとこの先大いなる幸運が舞い降りる事でしょう」
「ほんどですか!?」
幼女はアテナの言葉を信じて爛々と目を輝かせている
「本当よ。それと幸運ついでに…私たちを街まで案内してもらえるかしら。それと私たちお金が無いの…貴女の家に泊めてもらえるかしら」
「もちろんですよ…わだしのうぢまで案内します」
「本当~ありがとう~!!」
「……………」
幼女は俺たちを案内するために歩き出した。
「街まではすぐにつくんでわだしについてきてください」
俺はアテナの方を見た。
アテナは俺と目があうと、「ちょろ過ぎ”と言わんばかりのドヤ顔をした。
うわ~悪い顔してるな~…
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