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初転生&見習い冒険者編
家にいたお姉ちゃんに欲情した
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街に着いた。
「着いたよ…こごがわだしだちの街だよ」
中世ヨーロッパ風の煉瓦造りの建物が建ち並ぶ田舎町。
街の中心には川が流れ、水車がガラガラと回っている。
街のはずれには木造の風車が点在しているが、今は風が吹いていないようで可動していない。
「綺麗な街だな。まるで絵の中にいるみたいだ」
まるで絵のように美しい煉瓦造り街の風景を見て俺は思う。
ああ…本当に俺は、異世界に来たんだな。
こんな風景…日本じゃ見れないな。
「この街の良さがわがるなんて、変態猿のくせになかなかやるな。わだしもこの街が大好きだ!!」
カエデは初めて俺に向けて笑顔を見せた。
「変態なのは認めるが猿じゃない!!」
「変態なのは否定しないんだな」
~~~~~~~~~~~
街の中をしばらく歩く。
カエデは道中沢山の人に話しかけられた。
「あんれカエデちゃん仕事終わりかい。その人達は誰だい」
80歳ぐらいの優しそうなおばあさんが話しかけてきた。
「うん、女神様と変態だよ」
カエデは普通にそう言った。
これに焦ったのはアテナである。
「ちょ!? 何言ってんのよカエデちゃん!! そんな事言っ」
「そうかいそうかいそれは凄いねー。じゃあねカエデちゃん」
「うんバイバイ」
おばあさんは驚く様子もなく手押車を押して歩いて行った。
「え…反応薄くない?」
「そうですか…この街の人はみんなのんきなんでみんなこんなもんですよ~」
「私たちが最初あんなに頑張ったのはなんだったのかしら」
がっくりと肩を落とすアテナ。
「まあまあ結果オーライじゃないですか。カエデちゃんも死んでないし変な騒ぎになりそうもないし」
「着きましたよ女神様。こごがわだしのお家です」
赤煉瓦造りの平屋建ての一軒家。
そこに着いたカエデは木でできた扉をコンコンとノックする。
「ただいま。今がえっだよねっちゃん」
えっ!? お姉ちゃん!?
ガチャッと内側から扉が開き、中から10代後半の美少女が出てきた。
「おかえりカエデ。あら? そちらの二人はだあれ? お客さん」
「うん、女神様と変態。しばらくうちに泊めて欲しいんだって」
「そっか…ご飯出来てるから手ぇ洗ってきな~」
「ほーい…」
カエデは家の奥にトコトコと歩いて行った。
「えーと…初めまして。私カエデの姉のナツメといいます」
そう言って少女はぎこちなくニコッと笑った。
その少女の顔、仕草、それらは俺に衝撃を与える。
ふ…ふおおおおおおお!!
なんて完璧な美少女なんだ!!
アテナとはまた違う魅力だ。
エプロン姿がまたその雰囲気にマッチしてたまらぬ!!
俺はナツメの元へ近づき両手をぎゅっと握る。
「初めましてナツメさん。俺はマサシって言います。これからしばらくよろしくお願いします。あと、あなたのことナツメちゃんって呼ぶんで俺のことは好きに呼んでください!!」
「は、はぁ…よろしくお願いします…へへ」
そう言ってまたぎこちなくニコッと笑ったナツメ。
はぁ…この娘さんは僕の天使だよ。
すると、手を洗ったカエデが奥から戻ってきた。
カエデは俺がナツメの手を握るのを見て、ハッと何かに気づいたようで、駆け寄ってくる。
「お前ねっちゃんに何する気だ!? まさか赤ちゃんでもこさえるつもりか!?」
「へ!?」
「ちょ、ちょっとカエデ!!」
「母ちゃんが言ってだ!! 男と女が手を繋ぐのは子供のできる前触れだって!!」
ほんともう…お前の母ちゃん子供にろくなこと教えてないじゃん!!
「もう何言ってんのカエデ!! もうほんとにこの子は…」
ナツメは顔を赤くして少し恥ずかしそうだ。
それがまた初々しくて可愛らしい。
はあ…こんな可愛らしい子としばらくの間一つ屋根の下で共同生活…
俺の理性は果たして保つのだろうか…
「着いたよ…こごがわだしだちの街だよ」
中世ヨーロッパ風の煉瓦造りの建物が建ち並ぶ田舎町。
街の中心には川が流れ、水車がガラガラと回っている。
街のはずれには木造の風車が点在しているが、今は風が吹いていないようで可動していない。
「綺麗な街だな。まるで絵の中にいるみたいだ」
まるで絵のように美しい煉瓦造り街の風景を見て俺は思う。
ああ…本当に俺は、異世界に来たんだな。
こんな風景…日本じゃ見れないな。
「この街の良さがわがるなんて、変態猿のくせになかなかやるな。わだしもこの街が大好きだ!!」
カエデは初めて俺に向けて笑顔を見せた。
「変態なのは認めるが猿じゃない!!」
「変態なのは否定しないんだな」
~~~~~~~~~~~
街の中をしばらく歩く。
カエデは道中沢山の人に話しかけられた。
「あんれカエデちゃん仕事終わりかい。その人達は誰だい」
80歳ぐらいの優しそうなおばあさんが話しかけてきた。
「うん、女神様と変態だよ」
カエデは普通にそう言った。
これに焦ったのはアテナである。
「ちょ!? 何言ってんのよカエデちゃん!! そんな事言っ」
「そうかいそうかいそれは凄いねー。じゃあねカエデちゃん」
「うんバイバイ」
おばあさんは驚く様子もなく手押車を押して歩いて行った。
「え…反応薄くない?」
「そうですか…この街の人はみんなのんきなんでみんなこんなもんですよ~」
「私たちが最初あんなに頑張ったのはなんだったのかしら」
がっくりと肩を落とすアテナ。
「まあまあ結果オーライじゃないですか。カエデちゃんも死んでないし変な騒ぎになりそうもないし」
「着きましたよ女神様。こごがわだしのお家です」
赤煉瓦造りの平屋建ての一軒家。
そこに着いたカエデは木でできた扉をコンコンとノックする。
「ただいま。今がえっだよねっちゃん」
えっ!? お姉ちゃん!?
ガチャッと内側から扉が開き、中から10代後半の美少女が出てきた。
「おかえりカエデ。あら? そちらの二人はだあれ? お客さん」
「うん、女神様と変態。しばらくうちに泊めて欲しいんだって」
「そっか…ご飯出来てるから手ぇ洗ってきな~」
「ほーい…」
カエデは家の奥にトコトコと歩いて行った。
「えーと…初めまして。私カエデの姉のナツメといいます」
そう言って少女はぎこちなくニコッと笑った。
その少女の顔、仕草、それらは俺に衝撃を与える。
ふ…ふおおおおおおお!!
なんて完璧な美少女なんだ!!
アテナとはまた違う魅力だ。
エプロン姿がまたその雰囲気にマッチしてたまらぬ!!
俺はナツメの元へ近づき両手をぎゅっと握る。
「初めましてナツメさん。俺はマサシって言います。これからしばらくよろしくお願いします。あと、あなたのことナツメちゃんって呼ぶんで俺のことは好きに呼んでください!!」
「は、はぁ…よろしくお願いします…へへ」
そう言ってまたぎこちなくニコッと笑ったナツメ。
はぁ…この娘さんは僕の天使だよ。
すると、手を洗ったカエデが奥から戻ってきた。
カエデは俺がナツメの手を握るのを見て、ハッと何かに気づいたようで、駆け寄ってくる。
「お前ねっちゃんに何する気だ!? まさか赤ちゃんでもこさえるつもりか!?」
「へ!?」
「ちょ、ちょっとカエデ!!」
「母ちゃんが言ってだ!! 男と女が手を繋ぐのは子供のできる前触れだって!!」
ほんともう…お前の母ちゃん子供にろくなこと教えてないじゃん!!
「もう何言ってんのカエデ!! もうほんとにこの子は…」
ナツメは顔を赤くして少し恥ずかしそうだ。
それがまた初々しくて可愛らしい。
はあ…こんな可愛らしい子としばらくの間一つ屋根の下で共同生活…
俺の理性は果たして保つのだろうか…
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