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回想 3 行く末と目的
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『死ぬ事が、絶望する事、又は満たされる事と直結すると言うなら。
死ぬ事を望み乍ら望まず、真を得るが為の欲望を繋ぐ事のみが生であると言うなら。
我々の虚には何が欠けている?
そも、其れは此の世に存在し得るものか?
あの論に従うならば、其れこそ、其の欠けすら幻影に他なら無いと言うのに?
我々は唯人一倍諦めが悪いだけなのか?
救い様も無く貪欲なだけなのか?
Pelecanus et lac
なんだ、そういう事なのか?』
(他よりも乱雑な字で書かれている)
死ぬ事を望み乍ら望まず、真を得るが為の欲望を繋ぐ事のみが生であると言うなら。
我々の虚には何が欠けている?
そも、其れは此の世に存在し得るものか?
あの論に従うならば、其れこそ、其の欠けすら幻影に他なら無いと言うのに?
我々は唯人一倍諦めが悪いだけなのか?
救い様も無く貪欲なだけなのか?
Pelecanus et lac
なんだ、そういう事なのか?』
(他よりも乱雑な字で書かれている)
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