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今回の氷河期はとある精霊が一枚噛んでいる。
それを知っているのは美百合と一部の戯人族だけだろう。
『天の精霊じゃ』
『天の精霊……?』
白虎の部屋に呼ばれた美百合は、以前にも会ったことのある少女に目を見張った。
基本的に敬語を使うことはない美百合だが、彼女に対しては自然と腰が低くなる。
「美百合はお会いしたことあるな。アマテラス様だ。精霊たちの長であらせられる」
軍帽を外した白虎が振り向き、白と黒の前髪が揺れた。
「今回は戯人族ではなく、ウミユリの化石の精霊として会いに来たのじゃ。久しいの、美百合」
短いツインテールに童顔、小柄な体に豪奢な和風のドレス。彼女は紅茶のカップを置くとほほえんだ。
「やはりお主は芸能界に行って正解だったの。精霊たちの間でもお主の歌は人気じゃ。もちろんこのわしも虜になった」
「ありがとうございます……」
勧められ、美百合は白虎の隣に腰かけた。クリーム色のソファはよく沈む。
「氷河期のことは知っておるの」
「えぇ」
「氷の精霊が天魔波旬と結託した結果じゃ……。風紀委員たちでもヤツらには敵わなかった」
「風紀委員……? あぁ、海の男が頭領の」
「頭領なんて大したモンじゃないがの。海の男、ってのはいい」
精霊たちはアマテラスが設立した学園に通っている。以前、招待されて精霊たちの前で歌を披露したことがあった。摩睺羅伽も同行したのだが、”擬人化みたい……”と様々な精霊たちに見とれていた。
彼らの見た目は普通の人間とほとんど変わらない。ノリも感情の動きも。
たった一度しか会っていない彼らがこの先どうなるか。最近、心の片隅で顔が思い浮かんでは目を伏せていた。
「精霊の中にはわしが結晶化し、安全に生きられる世になったら解き放つ約束をした。交流のある人間にこのことを知らせ、共に避難している精霊もいるが……お主はどうする?」
心の内を読まれたのかと思った。顔を上げた美百合は胸をなでおろす。
「精霊を結晶化……。地上は寂しくなりますね」
「見殺しにしたくないからの……」
白虎は”最もですね”と膝の上に拳を作った。
彼女は美百合に顔を向けると目を細めた。
「美百合、ボクも皆も君を大切に思っている。確実に生き残れる方法があるならそちらを選んでほしい。不老不死であるボクらでもどうなるか分からないから……」
「白虎様……」
美百合よりも小柄だが力強い声の持ち主。すばしっこさは頭領の中で随一で、大柄な玄武とも渡り合えるらしい。
男勝りな性格も相まって同性であることを忘れそうだが、彼女の瞳は誰よりも慈愛に満ちていた。
大事に思われているのは身に染みて感じている。今までもずっと。
そして、親のように名前をつけてくれて一緒に過ごした二人も。
『ミユリ……。あなたの名前は美百合! ウミユリの精霊に掛けつつ、何よりこの綺麗な髪! ユリの花みたいだから』
『お姫様にぴったりな名前だ。どうだい、精霊さん』
(サラ……ミツモリ……)
二人は昔、朱里と悪鬼の間に生まれた忌み子を育てたことがあるという。約五年間という、ほんの一瞬の間。だから”美百合とはこの先ずっと一緒にいられるのが嬉しい”、と歓迎してくれた。特に摩睺羅伽の方は泣き笑いの顔で。
「私は……精霊として生まれましたが、戯人族として生きて参りました」
自然と言葉がこぼれる。カップを持ち上げようとした白虎は動きを止めた。
「アマテラス様に気にかけて頂き、光栄に思います。ですが……生きるも死ぬも、彼らと共に歩みたいです」
氷河期のことを聞いてから覚悟はしていた。どちらに転んでも後悔しないと。応援してくれているファンのためにも表舞台から姿を消したくない。
アマテラスも白虎も反対しなかった。
「そうか……武運を祈るぞ。一部の精霊は運命に抗おうとしておる。彼らも力になるだろう。無論、このわしも」
同級生が彼氏と突然現れた。やまめは神崎にそっと下ろされ、夜叉に歩み寄った。
「やーちゃん……? 影内君……?」
いつもはおろしているロングヘアは頭の横で編み込んでいる。朱色の着物姿だがロングスカートを合わせるという現代的な着こなし。足元のブーティは革独特の艶めきを放っていた。
その横には朝来。今年になってようやく、夜叉の口から彼氏だと紹介された男子高校生だ。彼もまた緋色の着物に黒い細身の袴を合わせ、ベルトで留めている。上衣の中には黒の衿付きシャツ。
瑠璃色と真紅の瞳は宝石のように美しい。だが、朝来の黄金の瞳も負けていない。
「やーちゃんの目、初めて見た……」
「……早く地下へ行こう。そちらとの関係も聞きたいしね」
彼女は神崎に視線を向けると意味ありげに口の端を上げた。
模擬店に立っている間は元気がないように見えたので、いつもの彼女を見られて安心した。
やまめたちは駆け出し、夜叉と朝来が殿をつとめた。
外では氷の風の勢いが増している。廊下の窓もいつ打ち破られるか分からない。
「寒くない?」
「大丈夫」
夜叉は朝来の問いかけにうなずくと、やまめたちの背中を見つめた。
「町の人も学校の敷地内にいる人も避難は終わったはず……」
「駅の地下街に避難してもらった。阿修羅や和馬が奔走してくれたおかげだ」
今回の避難計画は頭領をのぞいた戯人族や和馬に協力してもらった。
戯人族のほとんどが人間界に溶け込み、多くの人間と関わってきた。夜叉と同じように彼らを救う方法はないか、と画策していたらしい。例え頭領が協力してくれなくとも。死神に背を向けられても。
「ねーやーちゃん! みゆりんたちとどういう関係!? そのコスプレは!? 影内君も!」
やまめはこんな状況でも元気過ぎるくらい元気だ。目を輝かせた彼女は、いいネタを見つけた時のお決まりの姿。
「……遠い親戚かな」
「そんなコネクションがあったのー!? サイン頼めばよかった……」
「目覚めたら喜んで書いてくれるよ」
いつもより視線が高いやまめは”ムフー!”と頬をふくらませた。
「ていうかやまめちゃんこそ先生とどういう関係? やっぱり付き合ってたの?」
その時、後方で窓ガラスが割れる音が響いた。神崎はやまめを横抱きにすると窓に背を向けた。緊那羅もおおよそ同じ動きをとる。
「早く行きましょう。地下室に入れなくなっちゃう前に」
美百合に覆いかぶさった摩睺羅伽が前方を指差す。
廊下を渡りきると外へ続く渡り廊下に到着した。
「外、出れるかな……」
外はすっかり氷に覆われていた。曇り空で薄暗く、肌に突き刺す風が痛い。
「やまめちゃんたちが最後だよー!」
「早く!」
地下室の入り口では彦瀬や阿修羅たち、夜叉のクラスメイトが焚火をして待ち構えていた。皆一様に厚着をしている。
「こうすれば行けるか?」
突然、彦瀬たちまでの道の両側に炎の壁ができた。その分厚さに校舎に火がつき、枯れ木はあっという間に炎を上げる。
「おおっとぉ!?」
「おバカ!」
声のした方へ向くと、赤髪と水色髪の男たちが空中で浮遊している。水色髪の男は長い絹糸を美しく舞わせて。彼は髪と同じ色をした弓を校舎に向かって引いた。
途端に矢が三本生まれ、水で放射線を描きながらあらゆる方向へ飛んでいく。
「すまんすまん。まだ昔の感覚が掴めていないんだ」
「朱雀父さん!」
夜叉は炎の壁に驚いたやまめたちの背中を押し、地下室への入り口へ促した。
朱雀と青龍は夜叉と朝来の元へ降り立った。二人共、普段着ている服の冬服のようなものをまとっている。
「ちょっと遅くなってごめんな」
「それについてはありがとうなんだけど……。青龍さんまでどうして……」
「私だけじゃないよ」
青龍は弓を下ろすと後方へ振り返った。
そこへ炎の壁を破って現れる猛者が二人。夜叉も朝来も目を見張った。
「久々のピンチは腕がなるなぁ!」
「建物まで壊すなよ馬鹿力」
迫りくる氷を斬りつけ、打ち砕いたのは白虎と玄武だった。白虎はコートを羽織っているが、玄武は相変わらず肩も腕も剥きだした。
「私たちは君の父に弱い……。頼まれたら断れないのさ」
それを知っているのは美百合と一部の戯人族だけだろう。
『天の精霊じゃ』
『天の精霊……?』
白虎の部屋に呼ばれた美百合は、以前にも会ったことのある少女に目を見張った。
基本的に敬語を使うことはない美百合だが、彼女に対しては自然と腰が低くなる。
「美百合はお会いしたことあるな。アマテラス様だ。精霊たちの長であらせられる」
軍帽を外した白虎が振り向き、白と黒の前髪が揺れた。
「今回は戯人族ではなく、ウミユリの化石の精霊として会いに来たのじゃ。久しいの、美百合」
短いツインテールに童顔、小柄な体に豪奢な和風のドレス。彼女は紅茶のカップを置くとほほえんだ。
「やはりお主は芸能界に行って正解だったの。精霊たちの間でもお主の歌は人気じゃ。もちろんこのわしも虜になった」
「ありがとうございます……」
勧められ、美百合は白虎の隣に腰かけた。クリーム色のソファはよく沈む。
「氷河期のことは知っておるの」
「えぇ」
「氷の精霊が天魔波旬と結託した結果じゃ……。風紀委員たちでもヤツらには敵わなかった」
「風紀委員……? あぁ、海の男が頭領の」
「頭領なんて大したモンじゃないがの。海の男、ってのはいい」
精霊たちはアマテラスが設立した学園に通っている。以前、招待されて精霊たちの前で歌を披露したことがあった。摩睺羅伽も同行したのだが、”擬人化みたい……”と様々な精霊たちに見とれていた。
彼らの見た目は普通の人間とほとんど変わらない。ノリも感情の動きも。
たった一度しか会っていない彼らがこの先どうなるか。最近、心の片隅で顔が思い浮かんでは目を伏せていた。
「精霊の中にはわしが結晶化し、安全に生きられる世になったら解き放つ約束をした。交流のある人間にこのことを知らせ、共に避難している精霊もいるが……お主はどうする?」
心の内を読まれたのかと思った。顔を上げた美百合は胸をなでおろす。
「精霊を結晶化……。地上は寂しくなりますね」
「見殺しにしたくないからの……」
白虎は”最もですね”と膝の上に拳を作った。
彼女は美百合に顔を向けると目を細めた。
「美百合、ボクも皆も君を大切に思っている。確実に生き残れる方法があるならそちらを選んでほしい。不老不死であるボクらでもどうなるか分からないから……」
「白虎様……」
美百合よりも小柄だが力強い声の持ち主。すばしっこさは頭領の中で随一で、大柄な玄武とも渡り合えるらしい。
男勝りな性格も相まって同性であることを忘れそうだが、彼女の瞳は誰よりも慈愛に満ちていた。
大事に思われているのは身に染みて感じている。今までもずっと。
そして、親のように名前をつけてくれて一緒に過ごした二人も。
『ミユリ……。あなたの名前は美百合! ウミユリの精霊に掛けつつ、何よりこの綺麗な髪! ユリの花みたいだから』
『お姫様にぴったりな名前だ。どうだい、精霊さん』
(サラ……ミツモリ……)
二人は昔、朱里と悪鬼の間に生まれた忌み子を育てたことがあるという。約五年間という、ほんの一瞬の間。だから”美百合とはこの先ずっと一緒にいられるのが嬉しい”、と歓迎してくれた。特に摩睺羅伽の方は泣き笑いの顔で。
「私は……精霊として生まれましたが、戯人族として生きて参りました」
自然と言葉がこぼれる。カップを持ち上げようとした白虎は動きを止めた。
「アマテラス様に気にかけて頂き、光栄に思います。ですが……生きるも死ぬも、彼らと共に歩みたいです」
氷河期のことを聞いてから覚悟はしていた。どちらに転んでも後悔しないと。応援してくれているファンのためにも表舞台から姿を消したくない。
アマテラスも白虎も反対しなかった。
「そうか……武運を祈るぞ。一部の精霊は運命に抗おうとしておる。彼らも力になるだろう。無論、このわしも」
同級生が彼氏と突然現れた。やまめは神崎にそっと下ろされ、夜叉に歩み寄った。
「やーちゃん……? 影内君……?」
いつもはおろしているロングヘアは頭の横で編み込んでいる。朱色の着物姿だがロングスカートを合わせるという現代的な着こなし。足元のブーティは革独特の艶めきを放っていた。
その横には朝来。今年になってようやく、夜叉の口から彼氏だと紹介された男子高校生だ。彼もまた緋色の着物に黒い細身の袴を合わせ、ベルトで留めている。上衣の中には黒の衿付きシャツ。
瑠璃色と真紅の瞳は宝石のように美しい。だが、朝来の黄金の瞳も負けていない。
「やーちゃんの目、初めて見た……」
「……早く地下へ行こう。そちらとの関係も聞きたいしね」
彼女は神崎に視線を向けると意味ありげに口の端を上げた。
模擬店に立っている間は元気がないように見えたので、いつもの彼女を見られて安心した。
やまめたちは駆け出し、夜叉と朝来が殿をつとめた。
外では氷の風の勢いが増している。廊下の窓もいつ打ち破られるか分からない。
「寒くない?」
「大丈夫」
夜叉は朝来の問いかけにうなずくと、やまめたちの背中を見つめた。
「町の人も学校の敷地内にいる人も避難は終わったはず……」
「駅の地下街に避難してもらった。阿修羅や和馬が奔走してくれたおかげだ」
今回の避難計画は頭領をのぞいた戯人族や和馬に協力してもらった。
戯人族のほとんどが人間界に溶け込み、多くの人間と関わってきた。夜叉と同じように彼らを救う方法はないか、と画策していたらしい。例え頭領が協力してくれなくとも。死神に背を向けられても。
「ねーやーちゃん! みゆりんたちとどういう関係!? そのコスプレは!? 影内君も!」
やまめはこんな状況でも元気過ぎるくらい元気だ。目を輝かせた彼女は、いいネタを見つけた時のお決まりの姿。
「……遠い親戚かな」
「そんなコネクションがあったのー!? サイン頼めばよかった……」
「目覚めたら喜んで書いてくれるよ」
いつもより視線が高いやまめは”ムフー!”と頬をふくらませた。
「ていうかやまめちゃんこそ先生とどういう関係? やっぱり付き合ってたの?」
その時、後方で窓ガラスが割れる音が響いた。神崎はやまめを横抱きにすると窓に背を向けた。緊那羅もおおよそ同じ動きをとる。
「早く行きましょう。地下室に入れなくなっちゃう前に」
美百合に覆いかぶさった摩睺羅伽が前方を指差す。
廊下を渡りきると外へ続く渡り廊下に到着した。
「外、出れるかな……」
外はすっかり氷に覆われていた。曇り空で薄暗く、肌に突き刺す風が痛い。
「やまめちゃんたちが最後だよー!」
「早く!」
地下室の入り口では彦瀬や阿修羅たち、夜叉のクラスメイトが焚火をして待ち構えていた。皆一様に厚着をしている。
「こうすれば行けるか?」
突然、彦瀬たちまでの道の両側に炎の壁ができた。その分厚さに校舎に火がつき、枯れ木はあっという間に炎を上げる。
「おおっとぉ!?」
「おバカ!」
声のした方へ向くと、赤髪と水色髪の男たちが空中で浮遊している。水色髪の男は長い絹糸を美しく舞わせて。彼は髪と同じ色をした弓を校舎に向かって引いた。
途端に矢が三本生まれ、水で放射線を描きながらあらゆる方向へ飛んでいく。
「すまんすまん。まだ昔の感覚が掴めていないんだ」
「朱雀父さん!」
夜叉は炎の壁に驚いたやまめたちの背中を押し、地下室への入り口へ促した。
朱雀と青龍は夜叉と朝来の元へ降り立った。二人共、普段着ている服の冬服のようなものをまとっている。
「ちょっと遅くなってごめんな」
「それについてはありがとうなんだけど……。青龍さんまでどうして……」
「私だけじゃないよ」
青龍は弓を下ろすと後方へ振り返った。
そこへ炎の壁を破って現れる猛者が二人。夜叉も朝来も目を見張った。
「久々のピンチは腕がなるなぁ!」
「建物まで壊すなよ馬鹿力」
迫りくる氷を斬りつけ、打ち砕いたのは白虎と玄武だった。白虎はコートを羽織っているが、玄武は相変わらず肩も腕も剥きだした。
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