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「ルイー!ちょっとこっちの大根の収穫手伝ってくれないか!」
「はーい今行く!!」
ここはシャメル王国の中にある小さな田舎町。
王都みたいなオシャレな家も、ショッピングできるようなショッピング街もないけれど僕はこの町が大好きだ。
とはいえこの街はクソド田舎という訳でもなく、王都で売られているものが定期的に商人によって持ち寄られる田舎の中では珍しい町だった。
「いやぁほんと助かったよ。やっぱり若い男がいると畑仕事は捗るなぁ!!」
「そんなこと言っておっちゃんだってまだまだ現役でしょ??」
「はは!そうだなまだまだ若造には分けられんわ!」
「いつまでもそのままでいてくれ。」
「あ!そうだ今日まだ挨拶行けてないんだった!ごめんおっちゃんちょっと行ってくる!」
「おぉ!わかった。よろしく伝えてくれ!」
「はーい!」
(俺の魔力が入った水持った。笛持った。あ、これも忘れないように...と。)
「おーい!今日も来たぞー!」
〈やっと来たのね!〉
〈待ちくたびれたよー!〉
〈ルイ会いたかったぁ!!〉
〈クッキーちょうだい!クッキー!〉
「はいはいみんな落ち着けよ。遅れてごめんな。はいこれクッキー。」
〈ワーイ!ありがとう!ルイ!〉
〈ルイのクッキーがいちばん美味いんだから!!〉
「はは!それは嬉しいな。」
「あ、そうだ。俺はちょっと精霊の木に水をあげてくるな。」
〈はーい行ってらっしゃい!〉
〈あ!ちょっとそれ俺が狙ってたやつー!〉
〈早い者勝ちだもん!〉
(ほんと精霊は自由だなぁ。さて、水あげに行きますか。)
そうこの町が田舎の中でも珍しく優遇されている理由それは精霊が住み着いているからだ。
この世界には魔力というものがある。
ある人は火を、ある人は水を、またある人は風を他にもいろいろあるがこの世界の人は魔力を通して魔法を使うことが出来る。
この世界の力『権力』は主に使える魔法の種類と持っている魔力の量で決まっていて、
良しとされる魔法の種類は 火 水 風 光 。
その中でも光は回復魔法を使えることもありこの国では重宝されてきた。
そしてそんな魔力と魔法は
「精霊によってもたらされた神からの恵」
と言われている。
精霊生き、呼吸をすることで魔力が生まれる。
そして魔力は生まれる際にランダムに与えられる素質によって使えるのだ。
だから精霊が住み着くこの街はこの国の中でも大切に扱われきた。
ちなみに王都がここじゃないのは精霊は自然を好むため開拓などが上手く進められないかららしい。
「よいしょっと。」
「遅れてごめんね。今ご飯あげるよ。」
ジャー。
「良し!今日も元気になってきたな。また後でご飯あげに来るな!」
この街に精霊が住み着く理由。
それはこの精霊の木にあった。
この気は全ての精霊の住処となっているらしくここから精霊は生まれるらしい。
この木はちょっと前まで元気を無くしていて、その影響はここに住み着く精霊にも及んでいた。
元々精霊たちと仲良かった俺はなにかできないかと頭をフル回転でフラフラしながら考えた。
(精霊の木はなんで元気がないのだろう。水は毎日あげているし、特にこれといって変わったこともない。
ん~。精霊が好きなものを上げてみるとか?でもなんだろう。
あ、そういえば精霊たちは俺が作るクッキーが好きだな。
じゃあクッキーをあげる?いや木に!?それはないだろ。
あ、そうだ。水に魔力込めてあげてみるか。)
そうやってやっとの事で思いついたことをやってみた結果見事少しづつではあるが回復してきたのである。
それから俺は1日2回自分の魔力入りの水をあげに来るようになったのである。
「はーい今行く!!」
ここはシャメル王国の中にある小さな田舎町。
王都みたいなオシャレな家も、ショッピングできるようなショッピング街もないけれど僕はこの町が大好きだ。
とはいえこの街はクソド田舎という訳でもなく、王都で売られているものが定期的に商人によって持ち寄られる田舎の中では珍しい町だった。
「いやぁほんと助かったよ。やっぱり若い男がいると畑仕事は捗るなぁ!!」
「そんなこと言っておっちゃんだってまだまだ現役でしょ??」
「はは!そうだなまだまだ若造には分けられんわ!」
「いつまでもそのままでいてくれ。」
「あ!そうだ今日まだ挨拶行けてないんだった!ごめんおっちゃんちょっと行ってくる!」
「おぉ!わかった。よろしく伝えてくれ!」
「はーい!」
(俺の魔力が入った水持った。笛持った。あ、これも忘れないように...と。)
「おーい!今日も来たぞー!」
〈やっと来たのね!〉
〈待ちくたびれたよー!〉
〈ルイ会いたかったぁ!!〉
〈クッキーちょうだい!クッキー!〉
「はいはいみんな落ち着けよ。遅れてごめんな。はいこれクッキー。」
〈ワーイ!ありがとう!ルイ!〉
〈ルイのクッキーがいちばん美味いんだから!!〉
「はは!それは嬉しいな。」
「あ、そうだ。俺はちょっと精霊の木に水をあげてくるな。」
〈はーい行ってらっしゃい!〉
〈あ!ちょっとそれ俺が狙ってたやつー!〉
〈早い者勝ちだもん!〉
(ほんと精霊は自由だなぁ。さて、水あげに行きますか。)
そうこの町が田舎の中でも珍しく優遇されている理由それは精霊が住み着いているからだ。
この世界には魔力というものがある。
ある人は火を、ある人は水を、またある人は風を他にもいろいろあるがこの世界の人は魔力を通して魔法を使うことが出来る。
この世界の力『権力』は主に使える魔法の種類と持っている魔力の量で決まっていて、
良しとされる魔法の種類は 火 水 風 光 。
その中でも光は回復魔法を使えることもありこの国では重宝されてきた。
そしてそんな魔力と魔法は
「精霊によってもたらされた神からの恵」
と言われている。
精霊生き、呼吸をすることで魔力が生まれる。
そして魔力は生まれる際にランダムに与えられる素質によって使えるのだ。
だから精霊が住み着くこの街はこの国の中でも大切に扱われきた。
ちなみに王都がここじゃないのは精霊は自然を好むため開拓などが上手く進められないかららしい。
「よいしょっと。」
「遅れてごめんね。今ご飯あげるよ。」
ジャー。
「良し!今日も元気になってきたな。また後でご飯あげに来るな!」
この街に精霊が住み着く理由。
それはこの精霊の木にあった。
この気は全ての精霊の住処となっているらしくここから精霊は生まれるらしい。
この木はちょっと前まで元気を無くしていて、その影響はここに住み着く精霊にも及んでいた。
元々精霊たちと仲良かった俺はなにかできないかと頭をフル回転でフラフラしながら考えた。
(精霊の木はなんで元気がないのだろう。水は毎日あげているし、特にこれといって変わったこともない。
ん~。精霊が好きなものを上げてみるとか?でもなんだろう。
あ、そういえば精霊たちは俺が作るクッキーが好きだな。
じゃあクッキーをあげる?いや木に!?それはないだろ。
あ、そうだ。水に魔力込めてあげてみるか。)
そうやってやっとの事で思いついたことをやってみた結果見事少しづつではあるが回復してきたのである。
それから俺は1日2回自分の魔力入りの水をあげに来るようになったのである。
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